soundwing-あの素晴らしい駄文以下のなにか

関西(大阪)のライブレポートを中心に更新。昔はフリーゲームや同人音楽のレビューをしてました。

C74分の同人CDレビュー書き溜め終わり〜

36枚全部終わりましたー。あとは日ごとにアップロードしていくだけ。
M3前に終わって良かった。
残りのアップ待ちのCDは:

LyricA / ロリィタ ノイロォゼ


女性ボーカルのオリジナル・アルバム。


ボーカルとピアノの伴奏のみのシンプルなスタイル。暗めのポップス。ドンヨリというわけではない。乙女らしい陰世界。
メロディセンスの良さは目を見張るものがあります。質素ながら感情を揺さぶられる旋律がいっぱい。
ボーカルは特別上手いというわけではありません。むしろどちらかといえば不安定。
しかし、ハスキーな声質は好み。特に高音にグッときます。
ほとんどの曲が2分前後の短い曲なのも特徴。
変に長くしてダレてしまうより短くまとまってて良いと思う。
(良い意味での)物足りなさからつい何度もリピートしてしまうのはさながら女性ダークポップス版初期ビークル
歌詞は女性サークルらしいなぁという印象。


①スピード感のある一曲目。この曲のメロディが気に入ったらCDの残り全部気に入ると思う。
②Aメロ×2→サビ×3という面白い構成。早口でまくしたてるように歌うサビが良い。「霞む〜♪」の本当に霞みそうな歌い方が好き。
③インスト。このCDでは珍しく明るい曲。②からこの曲への流れが素晴らしい。
④悲しく歌うバラード。サビのあがり具合がたまらん。
⑥穏やかなピアノが涙を誘う。
⑧試聴時点で電流が走った一曲。グッドメロディだらけ。激しくツボです。このサビは泣くわ。今作で一番好きな曲。


シンプルな形で極上のメロディを届けてくれる良盤。かなり気に入りました。
悲しいメロディ、高音ボーカルが好きな人にオススメ!

死に続ける部屋 / ロリィタ ノイロォゼ


女性ボーカルのオリジナル・ミニアルバム。5曲入り。


前作と同じくボーカルとピアノの伴奏のみというシンプル構成。
キャッチーさが後退して、ダークな面が強くなっています。
前作に比べてメロディが圧倒的に弱いのが残念。というより前作が良すぎた。
高音で歌うパートが少なくなったのが大きいのかも。
BPMを抑えてじっくり聴かせる曲になった分、曲構成、歌など全体的に荒が目立ちました。


②童心を刺激する可愛らしいイントロピアノにどっきり。しかしタイトルはネクロフィリア(死体嗜好家)。悪くはないんだけど後一歩パンチが足りない惜しい曲です。
④ゆったりしたピアノにコーラスがのっかるインスト。ピアノの旋律が好きで今作で一番気に入った。


悪いというわけではないけど少し印象に残りにくい。
キャッチー好きの自分は前作の路線が好みだなぁ。