Hatena::ブログ(Diary)

オヤジロッカー♪souxouquitの蹴音映書網業泉食考

16/05/25 (Wed) 祝!54万アクセス超!

[] おかげさまで

54万アクセス突破しました。


新職場では、漸く「見習い期間」が明けます。

ビジネスの状況としては好調とは言い難いですが、ま人生、ぼちぼちでんな。

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16/05/22 (Sun) ラティマーはロックバンドで戻ってきた

souxouquit2016-05-22

[] 原始神母

プログレッシヴ・ロック・フェス@日比谷野外大音楽堂のオープニングアクトは日本のこのバンド。

俺、ニック・メイソンのもたったドラムが苦手なので、このバンドは凄く楽しかったなぁ。特にAtom Heart Mother Suite。できれば全曲演ってほしかった。フロイド原理主義者に殴られそうだけど。

壇蜜似のお姉さんのスキャットが、またこれが、まことにえがった。決してスリットの深さに幻惑された訳ではない。野音のステージから空へ抜ける声は、とても清々しかった。やっぱり声のパワーは、凄い。

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[] キャメルは不死鳥のように蘇った

キャメルの来日公演は、1980年1月27日'I Can See Your House from Here World Tour in Japan'(リモート・ロマンス ジャパンツアー)に行ってる。今はなき新宿厚生年金会館だった。

当時のキャメルの印象とずいぶん違ったので、いい意味で裏切られたよ。


40年以上の音楽活動の中で、キャメルというバンドは常に進化を遂げてきたに違いない。というより、変貌を余儀なくされて、それでもしぶとく第一線で生き残った、という方が近いのだろうと想像する。

  1. ラティマー/バーデンス双頭期(73年1st〜78ブレスレス)
  2. テクノ/フュージョン他迷走期(79年リモートロマンス〜81年Nude)
  3. 実質ラティマーのソロ期(82年シングル・ファクター〜84年ステイショナリー・トラベラー、アンディ・ワードが脱退しオリジナルメンバーは遂にラティマーだけ)
  4. 活動停止〜骨髄線維症治療期(84年〜2007年、2002年にはPバーデンスも逝去、但しその間にDust And Dreams、Harbour of Tears、Rajazといったスタジオ版と何枚かのライブ盤をリリース)
  5. 音楽活動再開(2010年頃から)

そう考えると、何があってもドッコイ活動を続けていることだけでも素晴らしい、というものだ。


今回の来日メンバーのうち、80年の来日ツアーでもバンドに同行したコリン・ベイスは、ラティマーの長年の盟友である。器用な人でどんな曲でもこなすし、ボーカルも上手い。

鍵盤はピート・ジョーンズ。この人1980年生まれの36歳で、何と1歳の時に病気で全盲になっちゃったらしいのだが、この人も凄い。抜群のリズム感でパーカッシブにプレイされるオルガン、軽やかなシンセのソロ、何でもござれ。歌も上手い。ホント凄い。

ドラマーはと言うと、直球ストレートなハードロック野郎だった。彼のヘビーなドラミングにバンドが乗せられてドライブしまくり、レディ・ファンタジーなど全く別の曲になってしまった。


これはもはや俺の知っていた愛すべきキャメルではない。

湿度の高いキーボードで叙情的要素を担っていたピーター・バーデンスは、もうとっくに鬼籍に入ってしまった。

もう一人のアンディ(軽快なフュージョンを支えた超絶テクニカルドラマー)も、薬物やアルコールの依存が酷くバンドを去って久しい。


しかし、だ。

何度でも言うが、音楽活動を続けていることだけでいいではないか。

わざわざ日本のファンに音を届けてくれたということだけで、素晴らしいではないか。

難病を克服したラティマーとキャメルに、乾杯しようではないか。


名曲Iceで図らずも涙ぐんでしまった感動を、俺は決して忘れない。

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Andrew Latimer - Guitars, Vocals

Colin Bass - Bass

Denis Clement - Drums

Peter Jones - Keyboards

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16/05/21 (Sat) かくも違う印象

souxouquit2016-05-21

[] 3度目のステーブハケット

3年前の素晴らしい印象が強すぎたのかもしれない。特に第二部は、ダブルネックのベースが鳴らないトラブルや、前席の酔っぱらいの兄ちゃんの必要以上のトランス状態のおかげでステージに集中できなかったこともあってか、3年前の印象とはかけ離れた散漫なステージだった。

メンバーが同じで代り映えしないなら、やはり演目も変えてソロ作品のみで構成すべきではなかったか。現に第一部の出来は悪くなかった。でもジェネシス時代の曲を演らないと、おそらく集客できない。そんな悩みや迷いが現れたライブではなかったか。

難しいねぇ。

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Steve Hackett Setlist @Club Citta'Kawasaki

Part I :from Acolyte to Wolflight

  1. Spectral Mornings
  2. Out of the Body
  3. Wolflight
  4. Every Day
  5. Love Song to a Vampire
  6. The Wheel's Turning
  7. Loving Sea
  8. Icarus Ascending
  9. Star of Sirius
  10. Ace of Wands
  11. A Tower Struck Down
  12. Shadow of the Hierophant

Part II:Genesis classics

  1. Get'em Out by Friday
  2. Can-Utility and the Coastliners
  3. The Cinema Show〜Aisle of Plenty
  4. The Lamb Lies Down on Broadway
  5. The Musical Box

Encore:

Firth of Fifth


personnel:

Steve Hackett - guitars and vocals

Roger King - keyboards

Gary O'Toole - drums, percussion and vocals

Rob Townsend - sax, flute and percussion

Nick Beggs - bass, guitars and vocals

Nad Sylvan - vocals

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16/04/13 (Wed) 『ペット・サウンズ』50周年

souxouquit2016-04-13

[] ブライアン・ウィルソン@東京国際フォーラム

いやぁ。素晴らしかった♪

生のブライアンが、そこに居て、歌っている。

ブライアンのパフォーマーとしての力の衰えは否めないが、アル・ジャーディンの息子マットがファルセットパートを補う。バックとコーラスは文句のつけようのない繊細さと躍動感で、ウォール・オブ・サウンドを再現して見せた。夢のような空間だった。

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こんなにも美しい音楽をこの世に届けてくれたブライアンに、感謝。

音楽の魔法を実現してくれたことに、感謝。

今夜、ブライアンにもラブ&マーシーが届きますように。


Brian Wilson presents Pet Sounds Celebrating the 50th Anniversary

with Al Jardine & Blondie Chaplin

4/13/16 setlist

Part I :Greatest Hits & Rare Cuts

  1. Our Prayer
  2. Heroes and Villains
  3. California Girls
  4. Dance, Dance, Dance
  5. I Get Around
  6. Shut Down
  7. Little Deuce Coupe
  8. Little Honda
  9. In My Room
  10. Surfer Girl
  11. Don't Worry Baby
  12. Wake the World
  13. Add Some Music to Your Day
  14. Honkin' Down the Highway
  15. Darlin'
  16. One Kind of Love
  17. Wild Honey
  18. Funky Pretty
  19. Sail on, Sailor

Part II:Pet Sounds

  1. Wouldn't It Be Nice
  2. You Still Believe in Me
  3. That's Not Me
  4. Don't Talk (Put Your Head on My Shoulder)
  5. I'm Waiting for the Day
  6. Let's Go Away for Awhile
  7. Sloop John B
  8. God Only Knows
  9. I Know There’s an Answer
  10. Here Today
  11. I Just Wasn't Made for These Times
  12. Pet Sounds
  13. Caroline, No

encore

  1. Good Vibrations
  2. All Summer Long
  3. Help Me, Rhonda
  4. Barbara Ann
  5. Surfin' U.S.A.
  6. Fun, Fun, Fun
  7. Love and Mercy

personnel

Brian Wilson

Paul Mertens -Music Director, Horns, Vocals

Al Jardine - Guitars & Vocals

Blondie Chaplin - Guitar & Vocals

Darian Sahanaja - Keyboards & Vocals

Gary Griffin - Keyboards & Vocals

Mike D'Amico - Drums

Nelson Bragg - Percussion & Vocals

Nick Walusko - Guitar & Vocals

Probyn Gregory - Guitars & Vocals

Bob Lizik - Bass

Matt Jardine - Vocals

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16/03/24 (Thu) サッカーをアートにした男

souxouquit2016-03-24

[] スーパースター逝去

あなたは俺のヒーローでした。

74年W杯のあなたは、眩しかった。


小学生だった俺は、あなたの、華麗で、自由で、この上なく美しいプレイに接し、サッカーの虜になったのです。

もしあなたのクライフターンを見なければ、また、フライングボレーを見なければ、そしてキックオフから一度も西独選手に触れさせることなく奪取したPKを目の当たりにしなければ、サッカー部で最初に作ったユニフォームの色はオレンジじゃなかっただろうし、その後バルサの大ファンになることもなかったし、そもそもサッカー選手を志すことすらなかったでしょう。

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ああ何て残酷なんだ。まだ68歳なのに。ファンタジーを失った今のサッカー界に、もっともっとモノ申して欲しかった。

でもタイムアップのホイッスルが鳴ってしまったのですね。ロスタイムもないのですね。

天国で、ペレとゆっくりサッカー談義をしてください。

安らかに。

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16/03/03 (Thu) 祝!53万アクセス超!

[] おかげさまで

53万アクセス突破しました。


春の訪れとともに、新しい環境で働いている。

毎日満員電車に揺られることのない、しかし結果が出なければ即クビの厳しい環境。


大前研一曰く

人生が変わる方法は3つしかない。

1番目は、時間配分を変える

2番目は、住む場所を変える

3番目は、付き合う人を変える

最も無意味なのは「決意を新たにすること」。

ということなのだが、ここ3〜4年ほどの間に、離婚し、引越し、職を変えることで、この3条件を全部叶えてしまった。

人生これからだ。

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16/02/20 (Sat) さらばハニフラ

souxouquit2016-02-20

[] セッション第47弾

今日はハニフラで最後のセッション。

ハニフラにはこれまで39回のセッションに参加したんだけれど、その中で一番お世話になったぽぴゅりーであります。

数えたら、2007年1月から始まって、計25回、のべ97曲も歌ったりコーラスしたりタイコ叩いたりしてました。

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思えば2007年当時はバンド浪人だったし、その後結成したり参加したバンドのほとんどは、このぽぴゅりーで知り合った仲間たちの縁から始まっています。もうそれだけでも感謝。

あけさん、長い間お疲れさまでした。お世話になった分、極力参加しようと、そしてカメラマンだけはしようと思ってました。

最後に歌ったDボウイとPマッカートニーは感無量でした。

ボスママカレーが喉を通らないぐらい。

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ありがとう! そして、どこかで再会することを願っています。

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16/02/09 (Tue) リーマン復帰

[] ご報告

さて私こと、9月より休職しておりましたが、再就職の目途がたったため、3/1より、再びサラリーマンに復帰致します。


といっても、今度は

  • 米国親会社のビジネスモデルに基づく日本におけるフランチャイジー
  • サービス開始前のベンチャー
  • 少数精鋭

という、これまで28年の在籍企業とはほぼ対極の会社であります。


本人は至ってワクワクしているのですが、何れにせよ

  • 安定したポジション捨ててバカな奴め
  • 何だかわからないが目出度そうだ
  • 何だかわからないが年も明けたし飲むか
  • 何だかわからないが暖かくなってきたし飲むか

と言う方、お誘いお待ちしております♪

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16/01/10 (Sun) 巨星墜つ

souxouquit2016-01-10

[] デビッド・ボウイ

全てのロックンロールの中で決定的なイントロリフをひとつ選べと言われたら、俺は迷わず「ジギー・スターダスト」を挙げるだろう。そして、同じく決定的なエンディングを選べと言われたら、「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」か「ロックンロール・スーイサイド」を挙げるだろう。

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訃報を知ったのは、息子とのデートの帰り。音もだちからのメッセだった。聖橋が急に実体のないフワフワとしたモノに変容し、病院にどう戻ったのかよく覚えていない。


6pmのNHKのニュースでも伝えられていた。

ああ、やっぱり本当だったんだ。

ぼんやり焦点の定まらない脳みそでベッドに戻り、それから自分で編集したボウイのベストセレクションプレイリストを聴きだした。

6hを超えるベストの再生が終わり夜が明けだした頃、俺は漸く浅い眠りについたんだ。


以下はそのリストである。

凡庸な幾百のコトバを重ねるより、これを掲載することが追悼だ。俺には。

  • Across the Universe /Young Americans
  • Afraid /Heathen
  • Alabama Song /Scary Monsters
  • Aladdin Sane /Aladdin Sane
  • Ashes to Ashes /Scary Monsters
  • Be My Wife /Low
  • Beauty And the Beast /Heroes
  • Black Tie White Noise /Black Tie White Noise
  • Blue Jean /single
  • Boys Keep Swinging /Lodger
  • Changes /Hunky Dory
  • Cracked Actor /Aladdin Sane
  • D.J. /Lodger
  • Dancing in the Street (with Mick Jagger) /single
  • Days /Reality
  • Dead Man Walking /Earthling
  • Diamond Dogs /Diamond Dogs
  • Everyone Says 'Hi' /Heathen
  • Fame /Young Americans
  • Fashion /Scary Monsters
  • Five Years /The Rise And Fall of Ziggy Stardust And the Spiders from Mars
  • Golden Years /Station To Station
  • Hallo Spaceboy /Outside
  • Hang on to Yourself /The Rise And Fall of Ziggy Stardust And the Spiders from Mars
  • The Hearts Filthy Lesson /Outside
  • Heroes /Heroes
  • I Would Be Your Slave /Heathen
  • I'm Afraid of Americans /Earthling
  • It's No Game /Scary Monsters
  • The Jean Genie /Aladdin Sane
  • Joe the Lion /Heroes
  • John, I'm Only Dancing /single
  • Jump They Say /Black Tie White Noise
  • Lady Stardust /The Rise And Fall of Ziggy Stardust And the Spiders from Mars
  • Let's Dance /Let's Dance
  • Let's Spend the Night Together /Aladdin Sane
  • Life on Mars? /Hunky Dory
  • Look Back in Anger /Lodger
  • Looking for Water /Reality
  • The Man Who Sold the World /The Man Who Sold the World
  • Modern Love /Let's Dance
  • Moonage Daydream /The Rise And Fall of Ziggy Stardust And the Spiders from Mars
  • Never Get Old /Reality
  • A New Career in a New Town /Low
  • New Killer Star /Reality
  • Oh! You Pretty Things /Hunky Dory
  • Panic in Detroit /Aladdin Sane
  • The Prettiest Star /Aladdin Sane
  • The Pretty Things Are Going to Hell /Hours...
  • Quicksand /Hunky Dory
  • Reality /Reality
  • Rebel Rebel /Diamond Dogs
  • Rock'n'Roll Suicide /The Rise And Fall of Ziggy Stardust And the Spiders from Mars
  • Slip Away /Heathen
  • Slow Burn /Heathen
  • Soul Love /The Rise And Fall of Ziggy Stardust And the Spiders from Mars
  • Sound And Vision /Low
  • Space Oddity /Space Oddity
  • Speed of Life /Low
  • Starman /The Rise And Fall of Ziggy Stardust And the Spiders from Mars
  • Station to Station /Station to Station
  • Stay /Station to Station
  • Sunday /Heathen
  • Thursday's Child /Hours...
  • Time /Aladdin Sane
  • TVC 15 /Station to Station
  • Under Pressure (with Queen) /single
  • Velvet Goldmine /single
  • Warszawa /Low
  • Watch That Man /Aladdin Sane
  • White Light/White Heat /Ziggy Stardust: The Motion Picture
  • The Width of a Circle /The Man Who Sold the World
  • Wild Eyed Boy from Freecloud /Space Oddity
  • Wild Is the Wind /Station To Station
  • Yassassin /Lodger
  • Young Americans /Young Americans
  • Ziggy Stardust /The Rise And Fall of Ziggy Stardust And the Spiders from Mars
  • 1984 /Diamond Dogs
  • 5.15 The Angels Have Gone /Heathen
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16/01/09 (Sat) 祝!52万アクセス超!

[] おかげさまで

52万アクセス突破しました。


波乱の2016年の幕開けです。

いろんなことが起こるので、クソ度胸だけはついてきました。

皆さま今後ともよろしくお願いします。

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16/01/08 (Fri) めでたさも中くらい

[] めでたさも中くらいかなおらが春

病棟の1日は、これはこれで結構いろいろあるのである。

6am 起床、検温

8am 朝飯

9am 傷の処置

10am 検温、点滴

12am 昼飯

1:30pm 教授回診(木のみ)

2pm 検温

4pm 点滴

6pm 夕飯

7pm 検温

8pm 回診

9pm 消灯

とは言ってももちろんアホほど暇なので、本を読むか、音楽聴いているか、人間観察をするか、まあそんな感じで贅沢に時間を殺すわけだ。


執刀のTチームは、主治医のT先生を筆頭に、オペに立ち会ったのが他に2人の先生。それ以外に助手の女性が一人。計4名だった。

主治医のT先生は部分麻酔でのオペ敢行を決意してくれたし、肝心のオペにおいても、チームとしてのパフォーマンスは素晴らしかった。

丁寧に癒着した嚢胞組織を剥離してくれ、それゆえ長いオペとはなったが、術前のゴタゴタが嘘のように術後の経過はよかったからだ。


しかし、文句がない訳ではない。


まあ、助手の女性を仮にK女史と呼ぼう。ちなみにKさんは看護婦ではない。立派な口腔外科の医師である。

しかしこの人、とにかく不器用で下手くそなんである。


術前の歯石取りをしましょうというので、口を開けていたら何だか血の味がしてくるんでおかしいなと思ったら、ほっぺまで削られたのよ。

それでね。腕が悪いだけならまだしも、「ほっぺ噛んだりしました?」って平気で俺に訊くんですよ。

無自覚なのが、ちょっと空恐ろしい。


術中の薬投与のために刺した点滴用の針は術後にも引き続き利用するんだけど、このKさん。ある朝、定期点滴の時間になって、針の部分と抗生剤の袋をジョイントして点滴を試みるが、一向に液体が体内に入っていかないのね。

俺は直ぐに管のストッパー噛ませた状態が原因だって分かったんだけど、まあプロのプライドを傷つけてもいかんだろと思い黙ってみてたら、「おかしいな、ちょっとした加減なんですけどね」とかいって、注射針が刺さっている箇所をグリグリ動かすんですよ。

そんなことしたらまじ痛いって!

そのうち何事もなかったかのように「これで大丈夫ですよ」とか言って出て行ったのね。もう針の刺さってるところが痛痒くてたまらなくなっちゃって、T主治医の前で「点滴もうやめてください」ってお願いした時もK女史、無視してた。

次の点滴時に「ほらグリグリやったから痛痒くなっちゃったんですよ」って本人の前で言っても「針の位置を変えましょうか」とか知らばっくれるし。


下手なだけなら時間と習熟が解決すると思うけど、自分が正しい思い込みに囚われていると、もう絶望的に、改善は期待できないだろうな。

対人業務には決定的に不向きだと思うのだけど。。。


もしこのK女史、すごい美人だったりしたらM的快感もあるかもしれないけど、メガネで痩せギスでお世辞にも女性的魅力自主規制。


という訳で、いいことも悪いことも色々あった入院生活であった。

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16/01/07 (Thu) 術後の経過

[] 非日常は人間を成長させる

実は、人生で2度目の手術&入院である。


1度目は30歳の夏。

原因は不明なのだが、痔が悪化して切らなきゃならなくなった。痔というより痔瘻で、お尻の出口近傍に溜まった膿を肛門からサクサクと切開し出す、という治療だった。

オペ自体は局所麻酔かつ小一時間の極く簡単なものだったが、縫合はせず、麻酔が切れてくるに従い、地獄の苦痛を味わった。

肛門付近というのは身体の中でも最も神経が集中していて感覚が鋭敏なのだ。笑い話ではなく、まじ痛い。

術前に美人の若い看護婦さんに尻の毛を剃られた精神的苦痛体験も含め、人生において大抵なことは我慢できるような気になった。

非日常は人間を成長させるのだ。


今回はデフォルト全身麻酔だ。前回とは規模も繊細さも違う。

嚢胞は、43×30×27mm大。かなりデカい。

どれ程デカいのかというと、上顎の2/3を切らないと摘出できないぐらいのサイズだ。


歯は下記のように並んでいる。前歯から順に1,2,と番号が振られ、一番奥の親知らずが「8」である。

左← 8 7 6 5 4 3 2 1 1 2 3 4 5 6 7 8 →右

既に、左5〜左3の歯は検査目的で抜かれている。それが手術前の状態。

左← 8 7 6 5 4 3 2 1 1 2 3 4 5 6 7 8 →右

今回の手術は、左6〜右5の計11本の歯に沿って歯茎を剥離し(つまり上唇をめくるように持ち上げ)嚢胞を露わにして摘出後縫合する、というものである。

左← 8 7 6 5 4 3 2 1 1 2 3 4 5 6 7 8 →右

12〜3針ぐらい縫ったんじゃないだろうか。ツンツンと糸が舌に当たる。


さすがにこれほどの範囲を切ると、術後は腫れる訳ですよ。

上唇の裏側というか内側がパンパンに腫れ、口の中に蒲鉾の板でも入っている感じ。

まるで何か別の生物のような顔になってしまった。カラス天狗とか。

ところが、術後2〜3日たつと、次第に腫れが顔全体に回ってきた。それにほっぺの奥の方がシコっている。

これはますますやばい。

人間の顔ではあるが、最早以前の俺ではない。ジェイク・シモブクレである。


果たして社会復帰できるのか?

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16/01/06 (Wed) オペ

[] 波乱の1日

前夜、ほとんど眠れなかった。

遠足前日的興奮がなかったとは言わないが、原因は同部屋の隣のオヤジである。

重篤な手術後のそのオヤジは、何だかよくわからない装置に生命を維持されている様子で、シューシューという音が間断なく響いていた。耳栓をしてどうにかその音は気にならないレベルまで下げたのだけれど、「カーッ!」って機械が痰を吸い込む音が時折甲高く響き、くぐもってキレの悪い咳払いの声と強烈なイビキもあって、1h毎に起こされる羽目になった。

半分寝ぼけて6amの起床時刻を迎え、体温を測ると37.6℃。頭が重く、喉もいがらっぽい。


ここからがドタバタの始まりである。


熱の上がった状況をみて、先ず麻酔科がビビった。予定どおり全身麻酔でオペするには合併症等のリスクが高いので、仕切り直し(要はリスケ)だと言う。

俺はその間気合いで寝汗をかき、結局36.7℃まで熱を下げた。しかし麻酔科の諸君は譲らない。


慌てて飛んできた口腔外科の先生も、部分麻酔でやる手はあるが、切開の部位が広範なので全身麻酔でやる方がベターであると曰う。

相談すると言って引っ込んだ彼らを見送りながら、何とも情けない気分で待つこと30分。結局「部分麻酔でオペ敢行」ということになった。


災い転じて福、とはこのことである。

そもそも全身麻酔は必須じゃなくて、「それでできたら術中の患者管理が楽だから」程度のハナシだったということね。

全身麻酔が前提と思っていた俺は、トンだ肩透かしだった。


しかし今度は、肝心のオペがいつまでたっても始まらない。

順番が2番目から3番目に繰り下がったらしく、「9amスタンバイ」が「11am」にずれ、それからは何の情報もなく、延々と待たされる。

水も飲めないんだその間。

結局声がかかったのは3pmになった頃。

入室が3:30、オペは4pm開始だった。


オペは、予定の2hを大幅に超え、3時間53分かかった。悪い組織の癒着が思いの外ひどく、丁寧に剥がしていて時間がかかったという。

そういえば朦朧とした意識の中で、3人ぐらいの先生が一所懸命同時に俺の口に手を突っ込んでゴリゴリ剥離していた気がする。

という訳で大騒ぎのオペは終了し、9pmの消灯過ぎに一人でおかゆを淋しく食べて、波乱の1日は幕を閉じた、とさ。


めでたしめでたし。


おまけ。

朝騒いだおかげで、病室は変更してもらえました。

おやすみなさい。

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16/01/05 (Tue) 入院

[] 上顎腫瘍あるいは上顎嚢胞

そもそもの始まりは、昨年5月初旬。上唇の奥の方がパンパンに腫れてきて、歯茎の上から押すと痛みがあったんだ。

で、連休明けに最初に訪れたのが、会社(当時・笑)の近傍の結構立派な歯医者。

見立ては「なぁに、歯周病が進行している様なので先づは歯石を取って歯と歯茎の周りを清潔にしましょう、噛み合わせも良くないので、そのうちマウスピースも作りましょうね」だと。

それに付き合って6月まで通ったが、症状は一向に良くならず、院長と話しても同じことの繰り返しなので、こりゃダメだと決心したのが6月末。

で、夏休み期で時間もとれるし、知り合いのTさん(高校の先輩の歯医者さん)にセカンド・オピニョンを仰いだのだった。


T先輩の見立ては「うわぁ、腫れちゃってるねぇ。先づは膿を取って、それから先のこと考えようか」と至極真っ当なご判断。

ということで、初診日に早速切開。1週間後の再診時には「もしかしたら歯の奥から切開して根本的に治療した方がいいかもしれない。そうなったらここでは対応できないから、(出身の)医科歯科大学附属病院に紹介状を書いてあげるので、よく診てもらいなさい」と言ってくれた。

Tさんにはたった2回しか診てもらわなかったけど、これ以上ない的確かつスピーディな処置とアドバイスをいただいたのだった。


余談になるが、街に溢れる供給過剰なほとんどの歯医者は、顧客(患者)の客単価を何とか上げようと血道をあげていて、顧客の真の欲求に応えようとなどしない。かくして従順でロイヤリティが高く変化を嫌う日本人は囲い込まれ、結果的に時間と費用を浪費することになる。

おい聞いているか、オペラシティ歯科。

ま、患者側ももっと賢くならなきゃいけないということだな。


という訳で、医科歯科大学の初診は7月21日。ちなみにかかったのは歯科でなく口腔外科。

レントゲン、CTスキャン等の検査を経た見立ては「上顎腫瘍」。医科歯科でもその後の展開は速かった。翌週29日には生体検査のための抜歯。しかも3本同時。しかも抜きっぱなし。嚢胞の内圧を下げるためだ。

こうして下りた診断は「悪性腫瘍ではない、おそらく嚢胞だと思われるがもしかしたら(良性)腫瘍かもしれない」という曖昧なもの。要は、たまたま検体に腫瘍組織が見当たらなかっただけで腫瘍の可能性は否定できない、組織を全部取ってみなければ正確には判らない、ということのようだ。

その嚢胞の困ったことには、骨と歯の根っこを溶かしてしまっているのだった。レントゲンやらCTスキャナーの映像では、歯茎の奥のある範囲に全く骨がない。素人が見てもハッキリとその異常が分かる。

こうして立てられた治療方針は「しばらくこのままで(悪い)組織が収縮するのを期待し、3〜6ヶ月後に全摘出の外科手術しましょう」というものだった。どうも嚢胞の内圧を下げると、僅かながらも腫瘍の収縮が期待できるらしい。

ということで、7月末の抜歯以来、週に一度はガーゼを替えるために医科歯科に通い、そのうちそれも面倒になったので紹介状を書いてもらって近くの口腔外科に通い、そのうち歯石取りだの、神経が死んでしまった歯の治療だのを施し、施術の日取りを図っていた、ということである。


時間のたっぷりある身なので「いつでもオペおっけい」の状況ではあったが、逆に言うと忙しくなる前にサッサと治したい気持ちもあり、そうならば松の内に済ましてしまおうと考え、この時期にしたんだ。


前月中旬に検査した術前の数値なんか年末年始の暴飲暴食で吹き飛んじまったぜあっはっは、などと余計なことを考えながら入院手続きを済ませ、病室に収まったのは10am前。

それからは、病室付きの看護婦、オペ室の看護婦、口腔外科の先生(3人)、麻酔科の先生などなど、名前を覚えきれない方々の来訪を受けた。

モロモロの手順を踏んで用意万端、あとはゆっくり寝て風邪っぽい体調を気合いで治し、明日のオペに臨むだけ、なはずであった。


続く。

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16/01/01 (Fri) 謹賀新年

[] 心落ち着けて

いろいろと目標あるものの、一期一会を大事に歩みたいですね。

皆さまよろしくお願いします。

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15/12/31 (Thu) 激動の一年

souxouquit2015-12-31

[] 振り返ってみれば

2015年、いろんなことがあった。

もうJohnが死んで35年にもなるんだなぁ。


人に裏切られ、というか、自分が甘いのでいいように利用された。会社からは見放され、というか、自分で見限った。

年の瀬は、自ら立てた誓いを自ら破り、サイテーであった。慌ただしい師走の過ごし方が、今年のまとまりのなさ、詰めの甘さを象徴している。

こんなことじゃ、ダメダメだ。


年明け早々に、身体の調子を整え、また頑張りたい。

一日一日を大事に、人に感謝し、少しでも自分を磨きながら前進したい。

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15/12/10 (Thu) 2015年のキングクリムゾン

[] 圧倒的な音の洪水、ではないが

トリプルドラムは、予想に反して全く機能していて、しかも音の分離もよく、実に素晴らしかった。

同時に、俺の一番好きだった70年代後半の楽曲を演るにつけ、BrufordとMuirの偉大さを再認識せざるを得ず、その頃に聴きたかった思いが募る結果とはなったが。


ひな壇のご老体は、概して覇気がなかった。

先だってのUSツアーの映像や音を聴いて「行くもんか」と決めた友人が居たが、その杞憂もこの元気のなさが原因に違いない。

但し、その中でもメルコリンズは一人気を吐き、素晴らしい音色と独特の音楽感で会場を包み込んでおり、本当に嬉しかった。太陽と旋律パート2やレッドを聴けなかった悔しさはあるものの、エピタフ、宮殿、スターレスといった名曲がメルコリンズの手によって命を吹き込まれよみがえる様を目の当たりにできたのは、大きな喜びだった。

フリップ爺、レビン兄さん、もっとハジけろよ。


ということで、何とか15Kのチケットの元はとった、というところだろうか。


The Elements of King Crimson Tour Setlist @Bunkamura Orchard Hall

  1. Peace - An End
  2. Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind) I
  3. Meltdown
  4. Radical Action (To Unseat the Hold of Monkey Mind) II
  5. Level Five
  6. Epitaph
  7. Banshee Legs Bell Hassle
  8. One More Red Nightmare
  9. VROOOM
  10. Easy Money
  11. Hell Hounds of Krim
  12. Suitable Grounds for the Blues
  13. The Letters
  14. Sailor's Tale
  15. The Court of the Crimson King
  16. Starless

Encore:

  1. Larks' Tongues in Aspic, Part I
  2. 21st Century Schizoid Man

Robert Fripp:Guitar

Jakko Jakszyk:Guitar and Vocal

Mel Collins:Flute and Saxhophones

Tony Levin:Bass and Chapman Stick

Bill Rieflin:Drums and Keyboard

Pat Mastelotto:Drums

Gavin Harrison:Drums

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15/12/05 (Sat) 和歌山紀行

[] 朝からラーメン

何でも、有田市にある清乃の本店は究極のラーメン関西版2016の総合部門GPらしい。その支店である。

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こってりスープと細麺のコンビネーションが素晴らしい!

毎日喰うのは少々くどいかもしれない、と思いつつ、これが朝飯なんである。たぶん地元に住んでいたら、毎週一度ぐらいは喰うんじゃなかろうか。そういう圧倒的な旨さがある。

幸先いいぞ!

[] 花山温泉

和歌山電鐵という単線に乗って和歌山駅から温泉に向かう。

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個人的には、猫にあやかる電車ってどうよとは思うが、どうも有名らしいこの電車とかたま駅長とか。

やってきたのは花山温泉

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根強いファンをもつと言う関西最強の炭酸温泉。

温泉が自噴する程炭酸ガスの圧力が強く、温泉成分(主にカルシウムと思われる)が結晶となって湯船の縁に付着し、原型を留めない。鍾乳鍾乳洞の中に温泉が湧いてたらこんな感じなんだろうか。鉄分も多く茶褐色。炭酸の効能だろう、いつまでも湯ざめがしない。

なかなかいい湯であった!

[] 四季の味ちひろ

用事を済ませた後、解放感の中、一杯。

地の魚に舌鼓を打つ。

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やはり和歌山のマグロは、ものすごく旨い。

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赤羽太(アカハタ)。脂がのった淡白で上品な味。これも地の魚。

そして忘れちゃいけないのは、クエ鍋。

残念ながら地のものではなく九州から入れたものだったが、和歌山では昔からクエを喰う食文化があるという。これも絶品、但しお値段も張りましたが。


こうして、狂騒的な一日は終わったのであった。

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15/11/25 (Wed) 2015年宇宙の旅

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[] ライブ・シネマ・コンサート『2001年宇宙の旅』

何の説明も要るまい。

俺の中のオールタイムベスト映画の「2001年宇宙の旅」。それに生のオーケストラがつく。しかも、あのリゲティの合唱曲も含め、完全再現である。

これを観に行かないことなどありえない!

オープニングのツァラツストラで、もう鳥肌モンである。

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指揮者はイヤフォンでタイミングをはかっていたのか、画面とのシンクロ率は120%シンクロは完璧である。

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エンドタイトルでのブルーダニューブは、フィルムが終わっても演奏し続けられた。

そう、あたかもアンコールのように。

そして俺の頭の中では、ワルツのリズムが延々と鳴っていた。ベッドにもぐって眠りにつくまでずっとである。

ああ。何と言うしあわせ。

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しかし

HALも木から落ちる

って名訳、もともとあったかなぁ。

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15/11/24 (Tue) ハッカソンの先

[] ハッカソンのその先へ。

発火ワークス主催のイベントに参加。

主旨は、ハッカソンを一時のブームで終わらせないために、そろそろ「ハッカソンの次を考える時期」なのではないか、という問題提起パネルディスカッション

しかしながら、自分はそれを論じるレベルにまだまだ達していないし、それぞれのパネラーの方が興味深い話を沢山してくれたので、備忘を兼ねてメモ。


「大企業×スタートアップ」イベントを仕掛けるのはザイオンス効果により偶発的コラボ確率を上げるため。

らくがきTV等、何とか動くモノは出来たが、その先のビジネスに繋げる営みが必要と感じStartup Factoryビジネスコンテスト2015を仕掛ける。

「やってみなはれ精神」byサントリー鳥井信治郎

NTT西では「いっちょ驚かせてやろう」的で特段の計算なし。

ホウレンソウの大好きな中間管理職を説得するには1年かかるので、先ずやると決めて事後報告。トップは半分ぐらいスタートアップとの共創の重要性を解ってる。

費用は広告宣伝等。効果は企業イメージアップ、若手の刺激、スタートアップとのコラボ実績づくり。

サービス化にあたっては、個人開発会社に発注しNTT西にOEM提供、というスキームで、社内で出すぞ出すぞと騒いだ。作ってしまって報道発表までしたら、反対する人は居ない。

えらい人を巻き込むためには、イベント審査員等の立場で「その場に居させる」ことが重要。「あなたあの時面白そうだって言いましたよね。」イベントはボスマネツール(爆笑)。


  • 北原成憲氏(サイバーエージェント)

Makuakeは購入型クラウドファンディングのプラットフォーム。

既に着せ替え腕時計スマホ鍵お洒落なLED電球等の話題製品も誕生。新規プロジェクトは100件/月超。

単なる資金調達のみならず、マーケティング4Pをユーザと共創する仕組みとも言える=結果的にリーンスタートアップへの貢献。具体的には、テストマーケティング、本格展開前の試金石、販売ルート増による新規顧客獲得、購入ユーザへのヒアリング、メディアでの話題作り、金融機関・流通側への実績提示等。


  • 梶原健司氏(チカク)

まごチャンネル立ち上げ。Makuakeでクラウドファンディング、来春出荷予定、TV東京トレンドたまごでも取り上げられた。

自分では、親相手に孫の映像配信をやっていて手応えあった。お爺ちゃんお婆ちゃんに現実に見せてリアルな反応を観察すると、根源的で強い衝動を確信し、製品(サービス)化した。

苦労したのは、外部の会社の協力。自分がやりたい事は明確だが、仲間が居ない。まごチャンネルにしても、(おそらく一番プロダクトに共感してくれる)女性のエンジニアはなかなか居ないし、子持ち男性エンジニアはこれはこれで生活保障の面で寄り付かない。ギルドワークスで仮説PDCAを手伝ってもらった。根っ子はアップル在籍中から同じだが、憑き物がとれた感じ。キレイじゃなくても恰好つけずにやるだけ。


最初のハッカソンは参加5人!苦労の連続だったが、40回/年の経験によって事業化に結びつくハッカソンの肝が判ってきた。

具体的には、本気で事業化したい主催者、多様な参加者(特に課題の当事者)、参加者の創造性を損ねず主催者の目的を達成する適切なテーマ設定等。アイデアソンのスピードストーミング、ペルソナ、タッチアンドトライ等のテクニック(ツール)も開発。


世界の風景が変わる様を見たい。

正しいものごとを正しく作る。

そのためには、課題解決の手段に選択肢が必要である。だから「適時適チーム」を結成し、アジャイル開発、コーチ、価値探索企画等のサービスを提供する。

技能だけでなく価値観(XP5つの価値観(コミュニケーション、シンプル、フィードバック、勇気、尊重)+越境)も共有したい。

チカク梶原氏の第一印象は「ものすごく暑苦しい人が来たな」(やっぱり初期衝動は大事!)。仮説はシッカリしていたので、開発工程に時間を沢山使えたのがいいプロダクトになった要因のひとつ。


  • 書くと陳腐だが大事な結論

日本企業の悪い癖は「技術ファースト」。

ユーザファーストの視点が感動プロダクトの必要最低条件じゃないだろうか。


それにしても、NTT西がやれてNTT東がやれないのは何故なんだ?

自分の力不足を今更ながら痛感した。

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