「切り絵と流木の鳥」展風景

杉本好夫さんと吉良勝さんによる「切り絵と流木の鳥」展の展示風景をアップします。
大和川の河口で収集した流木は顔とくちばしをつけるだけでさまざまな鳥に変身します。山や山間の村、あるいは流域の町から流れてきた流木。それはそれ自体で物語を持っています。吉良さんは河口に流されてきた様々なごみの中から木切れを拾い集め、眺め、それらが変身するのを待っている。まさに遊びの天才のような人です。

杉本さんは巨樹に取り組まれています。
カッターで紙を切る制作時間は約1ヶ月半。人間の時間を超えた樹の命。魅入られたように切っているのでしょうか。
作品には圧倒されることでしょう。