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2015-09-25

愛宕・高輪含め916弾圧の被害者全員が釈放です

本日、午前10時から、愛宕、品川で勾留された2名についての勾留理由開示公判が開かれました。

この法廷を指揮した有賀裁判長は、弁護人の質問にはまったく答えないのに、傍聴人には退廷・庁外退去命令を連発するむちゃくちゃな指揮。しかし閉廷後しばらくして東京地裁は、愛宕・高輪を含む6名の勾留を取り消して釈放しました。よかったー

ただまだ問題は残っています。検察はまだ6名の処分を決定していないのです。救援会では1日も早く不起訴処分を出すよう検察に求めていきますので、いましばらくご注視願います。

2015-09-24

勾留理由開示公判  愛宕・品川 25日午前10時〜430法廷

※愛宕・品川 430法廷 25日10時〜
開示公判ですが、分離されました。
愛宕さんは品川さんと合同で、明日25日午前10時〜。430法廷です。高輪さんなど四人は未定。

傍聴券は30分前に締め切ると思うのでご注意!

2015-09-23 916弾圧について

辺野古リレー/学生ハンスト実の協力決定!


いよいよ明後日にせまった緊急集会ですが、辺野古リレー、学生ハンスト実のみなさんの協力を得て開催することになりました。 両団体からの報告もありますので、ぜひみなさんこの集会に足を運んでください。

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9.16 国 会 前 弾 圧
被逮捕者の即時解放を求める集会
日時〇 9月25日 18時
場所〇 豊島勤労福祉会館5階和室(豊島区西池袋2-37-4)
◆提起 栗原康さん(「現代暴力論 「あばれる力」を取り戻す」 著者)
◆報告 戦争反対!9.16弾圧 愛宕・高輪救援会/辺野古リレー 辺野古のたたかいを全国へ/安保関連法案制定を阻止し、安倍政権を打倒するための学生ハンスト実行委員会
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 戦争法案の強行採決をめぐる国会情勢・それに対する抗議行動の中で20名を超える人々が不当に逮捕されました。警察官に突き倒された人、髪の毛をつかまれ引きずり回された上に殴る蹴るの暴行を受けた人、とつぜん背後から羽交い絞めにされて意味も分からないうちに連れ去られた人などが直接の被害を受けてい ます。
 私たちが救援にかかわった愛宕11号、高輪5号の2名も同様です。彼らに逮捕される理由はいささかもありませんでした。国会前で戦争法に反対し、その成立に抗議していただけです。にもかかわらず2人はほかの人々と同様に警察に連れ去られ、いまも警察署に監禁されています。
 この警察の行為は、戦争法に反対する意思に対する懲罰にも等しいものです。
 安倍政権は警察を大量動員することで憲法21条が定める表現の自由を破壊 し、憲法9条を破壊する「戦争法案」を強行成立させました。このことを許さず 被逮捕者の解放を求めていくために、本集会を緊急に開催したいと思います。 ぜひみなさんお集まりください。
※なお当日までに2人が解放された場合は、「お疲れさま会」に趣旨を変更します。
主催○戦争反対!9.16愛宕・高輪救援会 協力○辺野古リレー 辺野古のたたかいを全国へ/安保関連法案制定を阻止し、安倍政権を打倒するための学生ハンスト実行委員会
連絡先○フリーター全般労働組合 union@freeter-union.org 03-3373-0180

出房拒否に呼応しよう

愛宕11号は逮捕から現在にいたるまで、留置場での取調べに対し、出房の拒否を継続して行っています。
そもそも、留置場に留置されているすべての人間は「推定無罪」という被疑者段階にあり、その勾留は取調べを目的としたものではありません。
にもかかわらず、留置係をはじめとした警察官が、「取調べに対する出房の拒否」を否定することは、被疑者の包括的黙秘の権利を侵害していることになります。

出房の拒否の実践とは、代用監獄という密室を盾に取調室での「調書(自白)」の強要・自白の為の拷問といった、連綿と続く権力犯罪を未然に防止するうえで最大の自衛手段となります。

がんばれ、愛宕11号。

逮捕時から現在までの愛宕11号の受傷歴

【衝撃ニュース速報!】
密室監禁集団暴行容疑で現職警察官10名を緊急逮捕!愛宕署内留置場を家宅捜索!全国に燃えひろがる留置場廃止論の大きな火玉! 
 …という夢のひとつでも見てみたいものですが、現実は(柔道を経験している)屈強な警察官から愛宕11号が

9月16日
・逮捕時(21時30分頃)に殴る蹴るの暴行を受ける。
・護送車に入る前に後ろ手でねじあげられた。
・写真撮影、指紋採取(指紋のスキャン)の際、白髪の警察官が何回も頭の上に乗ってきた。やめるよう言ったが、止めず。
⇒肩、首に受傷、左肘の内側に痣

9月17日 2回目の写真撮影、指紋採取
・10人近くの警察官が両手足を押さえ、引っ張り、にぎり、曲げた。笑い茶化しながら。鑑識風の警察官2人、公安3人程(うち1 人若いのがビデオ)、刑事課の「権之助?」、銃器薬物の男、など。「限度」をこえている。
・「権之助」があごを力いっぱい押さえる。首も絞めた。
・鑑識、メガネ男、銃器薬物の男によって無理のある方向に曲げられた。
⇒左右の二の腕の後ろ側、 肘のあたり、手首、左親指、口内、あごに受傷。


っておい!! 痛いっ!!!に決まってるだろ!!  
フツー、さすがにここまでやらんだろ?!とりあえずあやまれ!このヤローバカヤローコンチクショー!!

満腔の怒りとは裏腹に現実は傷を負わされた者が被疑者とされ、公務を妨害されたと称する者が被害者となり、集団でリンチに加わった者は不問とされる。
加害と被害が反転することで、ある者はまるで人生ゲームのルーレットによって偶然に決まるように、あるとき前触れもなく逮捕されることで、生活が壊されたりする。

押すや/押させるかの指紋採取の攻防を30分繰り広げれば、両雄汗ダラダラ状態となり、被疑者の体力が果てたり、諦念の末に採取されてしまう展開を知っているが、写真撮影と指紋採取が二日間に及んだという話をあまり、か、まったく聞いたことがない。
「そんなとこでがんばって、何になるの?」、と考える人もいることと思う。
だが、功利的な考えをこえ、代用監獄という警察の「庭」で反権力を実践する愛宕11号に連帯の意を表したいと思う。

【X】

解放集会の呼びかけ

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9.16 国 会 前 弾 圧
被逮捕者の即時解放を求める集会
日時〇 9月25日 18時
場所〇 豊島勤労福祉会館5階和室(豊島区西池袋2-37-4)

◆提起 栗原康さん(「現代暴力論 「あばれる力」を取り戻す」 著者)
◆報告 戦争反対!9.16弾圧 愛宕・高輪救援会
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 戦争法案の強行採決をめぐる国会情勢・それに対する抗議行動の中で20名を超える人々が不当に逮捕されました。警察官に突き倒された人、髪の毛をつかまれ引きずり回された上に殴る蹴るの暴行を受けた人、とつぜん背後から羽交い絞めにされて意味も分からないうちに連れ去られた人などが直接の被害を受けてい ます。
 私たちが救援にかかわった愛宕11号、高輪5号の2名も同様です。彼らに逮捕される理由はいささかもありませんでした。国会前で戦争法に反対し、その成立に抗議していただけです。にもかかわらず2人はほかの人々と同様に警察に連れ去られ、いまも警察署に監禁されています。
 この警察の行為は、戦争法に反対する意思に対する懲罰にも等しいものです。
 安倍政権は警察を大量動員することで憲法21条が定める表現の自由を破壊 し、憲法9条を破壊する「戦争法案」を強行成立させました。このことを許さず 被逮捕者の解放を求めていくために、本集会を緊急に開催したいと思います。 ぜひみなさんお集まりください。
※なお当日までに2人が解放された場合は、「お疲れさま会」に趣旨を変更します。
主催 戦争反対!9.16愛宕・高輪救援会
連絡先 フリーター全般労働組合 union@freeter-union.org 03-3373-0180

2015-09-20 国会前で弾圧された抗議者への救援を呼びかけます

カンパ口座、開示公判予定など

★★愛宕救援会では、高輪署で勾留されている「高輪5号」さんの救援も進めています! カンパ宛先も同じです。みなさん一層の注目と支援をおねがいします。★★

◆勾留理由開示公判の準備が進んでいます
16日に連れ去された抗議者たちに、裁判所は不当にも10日間にわたる勾留をつけました。不当な連れ去りなのに勾留を許可するのはおかしいでしょ、ということで裁判所に「勾留理由」を開示させる裁判を請求します。おそらく9月25日(金)午前中に東京地裁で開かれることになるので、予定を空けておいてください!

◆カンパ口座を開設しました!
愛宕11号は、現在も愛宕警察署にとらわれたままです。
これからも差し入れや接見に入る弁護士の費用がかかります。支援に集まっている人々は持ち出しで駆けずり回っていますが、これだけでは限界があります。以下の口座でカンパを募りますので、金銭面で協力できる方はぜひお願いします。

【ゆうちょ振替】
口座番号:00140-2-750198
口座名称:ミンナノキュー

【他銀行からの振込の場合】
銀行名:ゆうちょ銀行
支店名:〇一九
預金科目:当座
口座番号:0750198
受取人名:ミンナノキユー

よろしくお願いします

戦争反対!9.16愛宕救援会
union@freeter-union.org

「戦争反対9.16弾圧愛宕救援会」声明

9月16日、警視庁麹町署は、戦争法案に反対して国会前での抗議活動を続けていた人々から13人をとつぜん連れ去りました。18日夜までに、そのうち7人が解放されましたが、いまなお6名の抗議者が都内6か所の代用監獄に監禁され続けています。

警察によるこの不当な逮捕・拘束には何の法的な正当性もありません。警視庁は抗議者に「公務執行妨害」容疑をかけています。しかし、逮捕された13人はいずれもそれぞれの場所と時間で抗議を続けていただけです。警察官に連れ去られる理由など微塵もないのです。

むしろ抗議への妨害を繰り返していたのは警視庁の警察官に他なりません。歩道に鉄柵を設けて抗議活動を妨害して人々を圧迫するだけでなく、16日の国会前に投入されていた大量の機動隊員は、抗議者たちに殴る蹴る、腕をつかんでねじりあげる、などの直接的な暴行を加えていました。

私たちが救援を呼びかける愛宕11号も、「戦争法制」に反対するために国会前の抗議活動に参加していた一人です。そして16日に行われた警察の暴力による被害を受けた一人です。国会前で、安倍政権は戦争に抗議する一人ひとりを、彼のように連れ去りました。そしてこの不当逮捕を跳ね返すことができなければ、今後も一人、また一人と連れ去られ監禁されることになります。

政府は憲法を破壊し日本が世界の人々と軍事的に敵対することを可能にしようとしています。これに反対する一人として、私たちは彼を一日も早く取り戻すための取り組みを始めます。みなさんに支援を呼びかけます。

2015年9月20日
戦争反対!9.16弾圧愛宕救援会

東京都渋谷区代々木4−29−4西新宿ミノシマビル2F
フリーター全般労働組合 気付

※カンパ口座は近日中にお知らせします!
※愛宕11号救援についてのお問い合わせは union@freeter-union.org まで

2015-06-22 【川崎簡易宿泊所利用者焼死事件:行政の不作為(ネグレクト)を問い、 このエントリーを含むブックマーク

【川崎簡易宿泊所利用者焼死事件:行政の不作為(ネグレクト)を問い、変革を求める声明】

先日、また命が奪われた。
簡易宿泊所にかろうじて生存の場を得ていた人々の命が。

これらの焼死をもたらしたもの、それはただの不幸な火災だったのであろうか。

生存権を保証した憲法がある。
それに基づいた生活保護法がある。
安全な住居を居住を監督するための法令がある。
しかし命は奪われた。

本来、安全で安定した住居でなされなくてはならない生活保護制度利用による居住を、安易に長期間、安全・安定という条件を満たしてはいない簡易宿泊所への滞在へと放置する生活保護制度運用の怠慢によって。

それは、行政による放置の、不作為の結果ではないのか。

安全を、安定を確保し得ない居住の場。
金持ちが、「リスク」、「コスト」から逃げようとするがゆえに「必然的」に貧困者、高齢者などの弱い立場に置かれた者を市場から排除する。その市場にまかせっぱなしの住宅政策。
居住の安全、安定確保に責任を負わない行政。

生存を、人が人らしく生きていくことを護れない生存権保障制度の運用。

これら行政の不作為(ネグレクト)に、川崎簡易宿泊所利用者焼死事件の原因が、責任があるのではないか。

私たちは、政府、自治体に要求する。
人々の生存を妨げ続けている、これらの行政の不作為(ネグレクト)の速やかなる変革を。

2015年6月14日 フリーター全般労働組合生存部会

2015-06-20 派遣法改悪をさせるな

廃棄されるべきは派遣法か人々か

「改正派遣法案」が衆議院を通過した。
まだ参議院の審議が残っているのでこの機に是非とも潰さなければならない。

■「派遣」自体が認めがたい
「派遣」は企業が人を雇う際に負うべき責任を免れさせ、中間搾取を合法化する制度である。「派遣先企業」は人を「直接雇用」しない。あるのは「派遣元企業」との間の契約だけだ。この「間接雇用」制度のせいで、「派遣」で雇われる人は職場で生じるさ問題を職場で解決することが難しい。しかし企業は違う。「派遣先」は負担なく人を使いたいときだけ使い、「派遣元」は人だしでマージンを稼げるからだ。政府は人々が「多様な働き方への希望」を持っているなどという。だがそれは長時間、低賃金、ハラスメント的、従属的、無意味、を基調とする労働の性質を変えること、あるいは労働からの解放への希望だ。直接雇用より間接雇用を望む人などいない。「派遣」は雇われる側には何のメリットもない。

■自動首切りは誰も望まない
それでも「現行の派遣法」には派遣労働の受け入れ制限がある。あくまでこの「間接雇用」は一時的なもので、「派遣先企業」は同じ職場で3年を超える場合は「直接雇用」を申し込まなければならない。ところが今回衆議院を通過した「派遣法改正案」は「派遣先企業」のこの義務をなくす。「派遣先企業」は3年ごとに派遣労働者の首を切れば、ずっと派遣を使えるのである。昇給もなし、社会保険負担もなしの「人材」を、使っては捨て、使っては捨て、と繰り返すことができる。

■直接雇用を消滅させる
「間接雇用」を常態として、「直接雇用」を例外にするのが今回の「改正案」だ。これは企業にとっておいしいことばかりなのだから、「改正派遣法」が成立すればこの制度が拡大しないわけがない。いまは「直接雇用」となっている仕事も、いずれ「派遣」に置き換えられることになる。そうなれば、これまで雇用を軸としつつも、主に女性労働にただ乗りしてきた再生産活動はさらに女性労働への収奪を強めることになる。すなわち「改正派遣法案」は、人々の再生産に企業がいっさいの責任を持たないことを政府が保障するものなのだ。こうして多くの人々が使い捨ての人材扱いとなるだろう。

■廃棄に抗して「改正派遣法」を廃案にしよう
安倍政府は経済成長をもたらすと宣言し、この間、物価と株価の引き上げに腐心してきた。その結果、金融資産を持つ一部の富裕層は巨額の富を蓄積し続けるサイクルを手にした。彼らはもはやこの社会での大衆消費を経済成長の計算に入れていない。消費層としても期待できない貧困層は、せいぜい治安を乱さず廃棄されてくれと言うわけだ。だが私たちとて簡単に廃棄されるわけにはいかない。間接雇用を常態化する「派遣法改悪案」、そして未払いを合法化する「労基法改悪案」をこそ廃棄しなければならない。廃棄されるのは「派遣法」か、それとも人か。ここが問われている。

2015-06-10 「528経産省前弾圧」被害者の解放を受けて

救援の成果は人々のものである

経産省前で抗議活動を展開していたために5月28日に警察に拉致・監禁されていた3名が6月8日に解放された。なによりもこのことを喜びたい。解放は、監禁という絶対的に不利な状況で冤罪を跳ね除けた3名、全員を救出するために尽力した救援会、そして彼らの一日も早い救出のために動いた人々の成果だ。

第一の成果は、もちろん彼らを救い出したことにある。ほんとうによかった。拉致・監禁によって彼らに身体的、心理的、社会的、経済的に刻まれた傷が、これ以上ひどくなることを防げた事実はとても重要なことだ。これからゆっくりと時間を使って、3名にはできる限り傷を癒してほしい。そのために必要な支援があるだろう。

だが救援の成果はそれだけにとどまらない。3名は一方的に救われる対象ではなかったからだ。彼らは自らが救われることを通じて、私たちの社会に大きな成果をもたらした。そのことを私たちは大事にしなければならないと思う。

彼らを拉致・監禁した理由として警察が主張したのは経産省敷地への「建造物侵入」であった。経産省の門の外側は経産省の敷地であり、経産省に抗議するためにその場に立ち入る者は「侵入犯」であるとしたのである。むちゃくちゃな理屈である。これがまかり通るのであれば、市民運動や労働組合運動などの社会運動が展開してきた行政官庁への抗議活動は不可能になることは明白だった。実際、大阪では「Xバンドレーダー」への抗議活動にバスを手配した人を「道路運送法違反」で逮捕するという弾圧も行われている。

富裕層はそれでもかまわないだろう。支援する議員を通じて行政機関に影響力を行使し、広告代理店を用いたキャンペーンで公論の議題を左右することも可能だ。わざわざ自身の身体をそのために運ぶまでもない。だが貧困者はどうか。自身と社会にとって死活的問題について、辺野古新基地建設、原子力公害、安保法制、派遣法改悪、などなどの問題について、行政機関の姿勢を告発し問題化するために私たちには何が使えるだろうか。自身の身体と声と言葉と知恵と時間をそこに費やすことで、訴え、理解を求め、抗議し、公論を喚起するしかないではないか。

改めて問わなければならない。これまで経産省の門に近づいた者すべてが「建造物侵入」の警告を受けてきたのか。門の前のスペースに立ち寄った観光客は警備員に追い払われたのか。抗議の意思を持って門の前に現れた者だけが、それしか手段を持たない者だけが追い払われ、警察によって拉致・監禁されたのではないか。

今回の弾圧に経産省・警察・検察が意図したのは行政機構への「抗議の犯罪化」である。とりわけその手段を持たない者に対する犯罪化だ。しかし監禁を容認した裁判長ですら、勾留理由開示公判での弁護士の質問に何ひとつまともに答えることができなかった。彼らの意図は挫かれた。拉致される前から始まり、監禁の最中にも引き続いて取り組まれた、3名の持続的抗議がその意図を挫いたのである。

両手首の皮に食い込む手錠、一日中引きずり回すためだけにつけられる腰縄、寄りかかることももたれることもできない直角の椅子。そして検事の仕事を待つためだけに半日にわたって無為に待機させられる地検同行室の時間。12日間にわたって繰り返されるこれらの虐待の上に、公安刑事・検事の甘言と讒謗が繰り返される。「お前の責任だぞ」「仲間に申し訳ないと思わないのか」「彼に言われたんだろう」「巻き込まれただけだよな」「誰もお前たちのことなんか聞いてないぞ」「他にやり方があるだろう」「もっと賢く振舞えよ」

自らを陥れようとする圧倒的な悪意に直面すれば、誰であろうと疑心暗鬼を生じるものだろう。だからそれを越えて3名が、彼らを救い出そうと尽力する救援会が、そして彼らを取り戻そうとする人々が、互いにつながることに希望を見出せたことはもはや幸運としか言いようがない。誰もが最初から仲間であるわけではない。希望への隘路を通じて仲間となるのだ。

再び3名と救援会、そして「拉致・監禁」に怒りを感じた人々の運動がこの社会にもたらした恩恵を確認しよう。行政機構への抗議を犯罪化しようとしたもくろみは、東京でみごとに跳ね返された。検察が彼らへの起訴を断念するまで、また、再び行政機関が「抗議の犯罪化」に乗り出すことの無いように、運動を続けよう。(y)

2015-06-03 声明(5.28経産省前弾圧について)

声明(5.28経産省前弾圧について)


★抗議活動の犯罪化を許すな
★5.28経産省前弾圧救援会(https://528kyuen.wordpress.com/)への支援を

5月28日、経済産業省前で抗議活動を行っていた3人が逮捕された。3人にかけられた容疑は「建造物侵入」だという。しかしこの容疑そのものがおかし い。救援会のブログによれば、3人の抗議活動は「経済産業省本館の門扉外側のスペース」で行われていた。「建造物侵入」という用語が想起させる建物への立ち入りがあったわけではない。

ではなぜ警察力が行使され、3人は逮捕されたのか。ここに最大の注意を払う必要がある。今回行われたのは「建造物侵入」への取り締まりではなく、行政機関に抗議することそのものの取り締まりであるということだ。

これは重大な事態だ。

いまや立法府は形骸化の一途をたどり、意味のある政治的決定はあらゆる段階で行政機構が担うものとなった。そして、この行政機構に属する人々を私たちは選出することもできなければ、具体的な意思決定に関わることもできない。その中で人々に残された手段のひとつが行政当局者への抗議活動であった。そのためこれまでも幾多の市民団体、労働団体が関連省庁前での抗議活動を展開している。ところが今回その抗議活動が「建造物侵入」を利用して禁圧されたのである。

現行制度では、たとえ検察が起訴できないような微罪の者、あるいは無実の者であっても、最大23日間にわたって「被疑者」を拘束することができる。人の自由を奪う身体刑罰をほぼ行政機関の判断だけで先取りして強制できる。3人にはすでに10日間の勾留がつけられたと言う。

かつて私たちの組合も同様の事態に直面した。麻生太郎首相の自宅を見に行く 「麻生邸リアリティツアー」で3名の参加者が逮捕され、組合事務所が不当な 家宅捜索を受けたのだ。現在、組合は原告の一人として国賠訴訟を闘っている が、不当逮捕をした警視庁渋谷警察署の宇井警部(当時)は一審で、「首相に 批判的なことを言っていたから」と逮捕を正当化している。政権や行政機構への批判的な意思の拡大を未然に防ごうとする意思は、今回の事件もかつてと同様のものである。

行政機構への抗議活動に過酷な懲罰がかけられていることに私たちは深い怒りと憤りを感じる。不当に逮捕された3人は、いま分散留置され、孤立に耐えながら自身にかけられた冤罪と闘っている。それだけではない。3人は人々が行政機構に抗議し活動する自由を守るために人々との連帯を願って闘っている。3人に支援を! 一日もはやく取り戻そう!

2015年6月3日
フリーター全般労働組合

弾圧事件の詳細、具体的な支援方法などについては、「5.28経産省前弾圧救援会」のブログをご覧ください。
https://528kyuen.wordpress.com/

2015-04-30

なぜ反富裕か 自由と生存のメーデー 5月2日 1300原宿駅

さて、もう明後日なのですが、今年の「自由と生存のメーデー」の内容について、実行委員会での討議を少し説明します。

 メーデーのサブタイトルは「反富裕―LifeisaScandal」です。なぜこのタイトルなのか。それは私たちがこの社会を生きるには、「反富裕」という視点を手に、自身の生が「Scandal」であることを認める方がいいと考えたからです。

 この社会では、あらゆる場面・場所を金もうけの対象とする「自由」が強められています。自然や公共物、人間関係や人の身体・精神・感情のあり方と働きに至るまで、その領域と強度の拡大はとどまるところを知りません。見る間に駅や公園が企業活動の場になり、人の存在とその「はたらき」が、どれだけ金になるかで評価されるようになっているのはその結果です。現政権は労働者派遣法や労基法の改悪に進んでいますが、「自由な働き方」は企業の雇用責任からの解放を、「成果に応じた賃金」は賃金を生活上の必要や拘束時間から切り離して低額使い放題を可能にすることを意味しています。

 その結果、この社会では貧富の格差が拡大し、富はますます富裕層に集中し、生の困難はますます貧困層に集中するようになっています。今でもわずか0.1%の世帯に73兆円の株や預貯金が集まり、それはますます拡大しています。一方私たちと仲間と言えば、土地はおろか3か月をすごす貯蓄すらなく、ハラスメントと未払い、過労といじめに満ち満ちた労働現場と関わりを持ちながら生きるほかはありません。なぜなら避難先であるはずの生活保護は、バッシングと切り下げのさなかに置かれているからです。

 ではどうすればいいのか。これまでの社会は、誰もが「自身の努力と責任」で豊かになれると約束してきました。いまもその約束は有効でしょうか。残念ながら無効であることは明白です。周りを見渡してみればいい。数年先まで安定して保障される仕事はどこにもない。調子が悪くても市販薬でごまかして病をやり過ごさなければならない。滞納続きで携帯が止まったり家を追い出されたりを心配し続けなければいけない。路上に出れば地域住民や警察の襲撃を気にしなければ生きていけない。こんな状況でしょう。このような扱いを受けるのは、決して私たちの努力が足りないからではない。まして私たちが無責任だからではない。私たちはすでに、経済的な価値を生み出すために必須の「生産者」や「消費者」として扱われていない。その期待すらされない私たちは労働社会へと廃棄されているわけです。

 しかも、いままた輸出企業を守るために物価は上がり、金持ちの資産を守るために消費税は増税されようとしています。福祉国家は所得への累進的な課税制度と教育や社会保障への歳出の増加を通じて所得を再分配することで人々の生の権利を保障しようとしてきました。だがついにこれは逆転し、貧乏人から富裕層への分配が強化されているとみるべきです。そもそも「金もうけの自由」は、すべての人に開かれた自由ではありません。その自由を謳歌するには、元手となる土地やお金、教育水準や有力なコネなど、私たちが手にすることのできない資源に恵まれなければなりません。「金もうけの自由」はすべての人に開かれる権利としての自由ではなく、これら資本・資産を潤沢に有する人々、富裕層にとっての特権的な自由です。

 だから私たちは「反富裕」の立場に立たなければなりません。まずは富裕幻想を断ち切ること、次に貧乏人から富裕層への再分配を止めて、富裕層から貧乏人への再分配を求めることが必要です。

 必要だ。だからよこせ。このことをメーデーでは訴えていきます。

2015-04-21 のりこえねっとTV

のりこえねっとTV

のりこえねっとTVに出ました。
キャバクラユニオンの活動、自由と生存のメーデーなどについて話しました。

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なかのひと