ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん このページをアンテナに追加 RSSフィード


AMAZON『英国メイドの世界』へ  ■講談社より刊行しました! 屋敷の暮らしと使用人の仕事が分かる『英国メイドの世界』
 -屋敷で働くメイド・執事の仕事が分かる資料本『英国メイドの世界』:第一章の試し読み開始
 -出版化時にこだわった「読みやすさ」と「分かりやすさ」

 ■英国ヴィクトリア朝・屋敷や貴族関連の資料/映像をお探しの方にオススメ
 『ダウントン・アビー』を見る前に読んでおきたいカントリーハウスと職場の解説

 -SPQR[英国メイドとヴィクトリア朝研究]更新中




2006-05-28 5月中に進めるもの

[]実在のメイドさん・使用人の手記

イギリスのある女中の生涯 ASIN:4794205511

『BELOW STAIRS』 ASIN:0432118004 高いので通販はUKかcomでどうぞ。

『Love & Dirt: The Marriage of Arthur Munby and Hannah Cullwick』

『NOT IN FRONT OF SERVANTS』

『Of Carriages and Kings』

Keeping Their Place

GreatなPamela様による資料でございます。


残りは、夏コミにて。


[]『エマ アニメーションガイド』3巻

『エマ アニメーションガイド3巻』を買いました。『エマ』アニメ版に感じていたもの、自分の作る本との相違を、アニメーションガイド巻末の「参考資料」を見て、認識しました。それは、『エマ』のアニメ版は「使用人資料が少ない」点です。


久我はメイドや、働く使用人が好きです。だから、様々に当時の人たちの残した声を、彼らの記録の向こう側に見える姿を、追い求めています。この為、何かしら参考文献で当時の使用人の声や手記が出ていたら、その原書が無いか、探しています。


アニメ版『エマ』の参考資料を見ると、メイドについて扱った本が非常に少ないです。当時の事物の再現性に重きを置き、メイド以外のヴィクトリア朝要素を強めていたり、ヴィジュアル中心になっています。メイドは風景であって、読者に提案される価値・発見ではなくなってしまったように思えます。


『エマ ヴィクトリアンガイド』との重複を省いたとのことですし、確かに『ヴィクトリアンガイド』には数多くの使用人本が出ていますが、それでも、突き刺さるようなエッジの効いた「メイドに限定した」資料が、見当たりません。


参考文献の違いは、料理の材料の違いです。同じ「イギリス料理」「フランス料理」「中華料理」であっても、それが違えば、味は違います。「同じヴィクトリア朝メイド」と呼ばれるものを追い求めながら、こうした差が生まれるのは、面白いですね。


[]主人との絆、メイドの恋愛は今月中

今回のメインは男性使用人ですが、前回の積み残し案件「主人との絆」と「メイドさんの恋愛と結婚」が残っています。なので、今月は途中まで書いていた後ろの2つを進めています。


『エマ』のように、メイドさんと結婚した(『エマ』ではまだしていませんが)上流階級の人々はどれだけいるのかを整理していますが、実在で資料が残っている部分でも、意外と人数が揃いました。日本で最も詳しいレベルまで、ご紹介できそうです。


今日時点で「主人との絆」は80%、「メイドさんの恋愛と結婚」は30%程度、来週末までになんとか終えてしまうつもりです。そして、それからは男性使用人、果たして読者がついてこれるのかわかりませんが、期待を裏切らないよう、密度の濃い、そしてわかりやすい情報をお届けします。


今のところ、順調です。7月上旬には入稿できればと思います。あとはどれだけ小説を書けるか、です。頭を使う場所が違うので、イメージを今から膨らませつつ、ですね。