ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん このページをアンテナに追加 RSSフィード


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2006-08-14 夏コミの後はすぐに次の準備

[]コミックマーケット70・サークル参加レポート

会場入り

友人と途中で合流し、一路、有明まで向かいました。サークル入場は原則的に07:30〜だったような気がしましたが、ここ最近はずっと07:00ぐらいに会場入りできています。


この時間帯から外側の入場待ちの列はものすごいことになっており、トイレの列にまで最後尾の板が登場しているほどです。


中に入ってからは、以下、ルーチンです。


・机の上のパンフレットを整理

・椅子をおろす

・宅急便の搬入を受け取りに行く。手数料1箱100円。

・机の上に布を敷く

・ディスプレイ用品を展開する

・在庫を取りやすいように再配置する

・サークル巡回のスタッフさんに見本誌と登録カードを渡す


何かしら準備をしていると、本当に時間があっと言う間に過ぎていきます。不慮の事態に備え、また周辺サークルに迷惑をあまりかけないために、早めの時間に来るのが大切です。


準備完了後、『サンライズパブリケーション』の方や『とらのあな』の方が訪問して下さいました。それから、『レプはふ』悠々さん、イラストをお願いしました『ノースノマド』のわきさん、それに『Luv-Parade』きっしーさんにご挨拶して、いつも通り、開会を待ちます。


サークルの流れ

夏はいつも、人の流れが掴めません。よくわからないので、荷物の量は適当です。ただ、この夏は例年ぐらいの伸びで、あまり大きな風は吹かなかった、と言えると思います。もう、自サークルの傾向として、「夏は微妙、冬は伸びる」と考えるだけのデータが揃いました。


ただ、読者の方との繋がりは、強く感じます。今回訪問してくださった方の80%が「新刊下さい」で、リピーターになっているのではないかと思われます。残りの20%が、新しく買われた方々になるのかなと。


今回、1〜7巻をそろえるだけでも「3900円」です。一冊辺りで考えると560円ぐらいになりますが、単純に考えれば、かなりの値段です。にもかかわらず、今回も全冊買いの方が、15名ぐらいいらっしゃいました。


また、1巻・2巻・7巻で買われる方もそこそこいましたので、『とらのあな』による委託(3〜6巻)の穴埋め、というのもあるかもしれません。いずれにせよ、ひとつのサークルとしては、望ましい形で参加を出来ました。


男女比はほぼ50%

読者層で言うと、今回、男女のバランスがほぼ50%ぐらいになっていました。初めて参加した2002年冬当時は、ジャンルそのものはエロゲー系の延長線上にメイドさんがいたと思います。客層の90%以上が男性でした。


しかし、『エマ』などで裾野が広がったこと、またこの日記やネットで取り上げられることで、認知が増えていったことなどで、女性の読者の方が徐々に増えてきました。そして今回は初めて、男女比が同等になりました。三日目という、成人男子向け同人誌が多い状況下で、こうした比率を実現できたのは、筆者として非常に嬉しいです。


また、ホームページや日記を見ているとおっしゃってくださる方々が以前よりも増しているのを感じました。会場の限られた時間、何を話していいのか、「感想、よろしければ掲示板や日記にお書きいただければ……」と言うのは迷惑かなと逡巡したりしていますが、今までどおりのペースで、ご覧いただければ、幸いです。


実際に会場でそうした言葉をいただけるだけで、幸せになれますので。


友人が「執事喫茶の影響は?」と話していたのですが、何名か訪れた方より、その系の話題が来ました。残念ながら執事は、資料がそれほど揃っていない2巻に書いてしまったのですが、今回の新刊は「実在の執事たち」の手記、エピソードを紹介したり、執事の前身「フットマン」の、日本一(現時点)詳しい資料になっていると思いますので、ご堪能いただければ、と思います。


どちらにせよ、「メイドも執事も、屋敷で働いていた使用人ならばなんでもあり」なのが、当同人誌の強みです。小説部分は、執事がほぼ主役なので、こちらの感想は気になるところです。


スペースは暑い

昨日は非常に暑く、大変な状況でした。久しぶりに暑いところに出たので、汗が止まりませんでした。うちわで扇いでいたり、汗を頻繁に拭っていたりと、あまり売り子としてよろしくない姿をさらしてしまい、申し訳ありませんでした。


「もう、夏の参加は止めようかな」と友人に話したところ、「暑さへの耐久力を高めればいいじゃん」とアドバイスされました。コミケ前に夏合宿をして、小麦色の肌で次回は臨む所存です(半分本気)


髭を生やしているだけではなく、そんな姿になったら、余計、人が寄り付かなくなるかもしれませんが。


一日を終えて

「メイド以外のコスプレをした方々が買ってくださる率が上がった」のは、感じました。また、本当に、リピートの方や、新刊のみを何冊も買われる方が増えており、口コミ効果なのかわかりませんが、裾野の広がりを感じております。


繰り返しとなりますが、読者の皆様にとって、視点が広がり、楽しみが増え、その上で人によってはそこから「創作」が生まれることを、願っております。


次回参加はコミティア77になります。既刊は全種類持って行きますが、新刊以外は10〜15冊以内に絞って持ち込みます点、ご了承下さい。


[]コミックマーケット70・質問事項

質問事項1:「大きな野菜」

『英国ヴィクトリア朝のキッチン』に出ている、「赤い大きな根菜」について、ご質問をいただきました。大きな野菜というと、「カルドゥーン」、赤いという限定で言うと「ルバーブ」になるかと思います。


CardoonGoogleのイメージ検索しても、茎が赤くないので、ルバーブではないかと思われます。


Rhubarb


イメージを見る限り、『英国ヴィクトリア朝のキッチン』に出ていた写真と酷似しており、これが正解のようですね。


こちらの「Rhubarb」、日本では「ショクヨウダイオウ」と訳されることもありますが、エドワード朝期にはゼリーやカクテルにも使われていたものです。


『MANOR HOUSE』登場のレシピを扱った、『Treats From The Edwardian Country House』で、この植物についての特集?もありますので、興味があれば、是非。


日本では、時々、アイスクリームを見かけます。


質問事項2:「ヴィクトリア朝のレシピ」

現職のシェフの方より、ヴィクトリア朝のレシピが同人誌に出ているか、質問されました。四巻がかろうじて料理系なので、レシピではなく、メニューを載せていますとお答えし、『英国ヴィクトリア朝のキッチン』と、『シャーロック・ホームズ家の料理読本』をオススメしました。


あとは、英書になってしまうのですが、『ミセス・ビートンの家政読本』も、そのほとんどはレシピ集になります。


SPQR-[資料本]和書-料理・レシピに若干感想を記しておりますので、ご参考になれればと思います。「技術」を書くのか、「仕事」を書くのか、いつも、使用人の紹介箇所は悩みます……


と言う感じで、会場で答えきれませんでした質問事項への回答とさせていただきます。


会場でよりも、どこかに掲示板か場所を作って、共有したりする方が、便利かもしれませんね。


[]コミックマーケット71とコミティア77の準備

有給取得と冬コミ申込

一夜明けた今日は、ぐったりしているのを想定し、有給を取得しています。毎回そうなのですが、コミケの申込も、有給取得の理由です。夏コミ直後、冬コミの申込までわずか3日しか猶予がありません。


ネット申込はサービスとして1年間運用側が経験を重ねるまでは参加しないつもりです。個人情報になりますので、トラブルや問題が出尽くしてから、というのが自分の中での気持ちです。ただ、コミティアは……ちょっと考えてしまいます。


とらのあな

7巻の委託、始まっています。通販では3〜5巻が消えているので、追加が可能か、聞いて見ますので、近日中には3〜7間が揃うはずです。今回の7巻は、今までの活動を評価していただけたのか、通信販売以外に、置いてもらえる店舗が増えました。


7巻委託店舗・とらのあな(秋葉1、名古屋、なんば2)


それで思い出したのが、昨日、コミケに行く電車の中で友人と、たまたま飲み会で使った店のサービスを話していました。そこで、「サービスは良くて当たり前、だけど、使い続けるかは人(店員)だよね」と。


偶然、昨日はコミケ会場でそれを感じました。第一にサンライズパブリケーションの方が来て下さいました。入稿物がしっかりしているかの確認です。こういうところに目を向けている、人員を配する点で、もう一度、使いたい気持ちになります。


第二に、『とらのあな』の方が来て下さったこと。委託しているサークル周りをして、ご挨拶いただけました。リアルでのこうした時間は、人と人との信用を築く上で、本当に重要だと、思った次第です。


ということで、ちょっと郵便局へ出かけてきます。