ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

1〜4巻改訂版は夏コミリリース予定

友人と諸々話し合い、「何を手伝って欲しいのか」「何が時間短縮に繋がるか」などの仕様を決めてきました。仕事みたいな話です。で、結論としては「2月にホワイトボードのある会議室を借りて、既刊の構成要素を洗い出し、その上で『何が必要か』『何が伝わっていないか』を整理しよう」ということになりました。その1日で決めます。



1巻:2〜4月

2巻:5〜6月



このスケジュールで新規の文章を作り上げ、7月は新しいデザイン・構成にテキストを流し込むイメージです。現状、かなり大変そうなので、まずは3〜4月ぐらいまで進めてみて、夏に終えられるかどうかを途中で判断します。駄目だったら、冬にします。



結局、並行して「完結編」をゼロから作るので、尋常ではない作業量が予測されるのです。



また1〜4巻はメインのイラストが蓮野さんでしたので、今回は蓮野さんが描きやすい流れを作ろうと思っています。今回の改訂版(実質総集編前半)の表紙についてはカラーを止めるかもしれません。



あとは、資料の内容を補強する意味で、いろいろなところにコンタクトをとってみようかと思います。既刊は出来る範囲では頑張りましたが、当時のできる範囲ですから。



ターゲットは、既刊読者ではなく、「新しくこの世界に興味を持つ人」です。その為、わかりやすさ・伝わりやすさを最優先した作りにしつつ、ディープな情報は担保するという道を選びました。



将来完結したときは、1000ページオーバーになりますが、その時は関係者に配布できるようなハードカバーを作るのが夢です。その頃になれば、どこかの出版社に企画を持ち込んでみようかなぁとも思いますが、まずは完結が先ですね。