ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

段々と編集者と化してきたというか、ひとり編プロ状態

友人と、夏に何作るかと言う相談をしつつ、冬の総集編制作に向けたブレストをしてきました。今回はイラストで関わる人も増えますし、イラスト以外での才能も必要としており、正直なところ、真面目に「本を一冊」作る勢いで、同人のレベルを超えている作業量・業務レベルなのかと。



発行する同人誌は、400ページ。



カバー表紙や、マップ、図、イラストを盛り込もうとすると、自分ひとりでは作りきれず、多様な才能を必要とします。



もはやひとつのプロジェクトです。



そうした「全体の方向性を描く」設計者の立場と、「様々に関わる方への依頼・関係性の強化」という編集者的なものと、さらにはまず「自分で原稿を書く」という作家の立場、さらには適切に欲しい人へ届けるマーケティングやプロモーション的なことも考えなければならず(そして資金調達や会計も)、あと半年でどこまで出来るか、未知の領域です。



ということで、友人に相談して、wikiなりを導入し、プロジェクト管理というか、タスクリストを作り、スケジュール管理の部分をお願いしようと決まりました。



「自分がいることで、関わった人々の『才能』を繋ぎ、また価値へと還元していく」作業は非常に魅力的で、ひとりだけで完結する作業よりも、楽しそうです。その分、正直なところ「仕事」レベルの責任感と役割を果たさなければならないのですが、まぁ、『エマ ヴィクトリアンガイド』的なものを、すべて自分で作る感じですね。



というか、今回の経験を本にしたら多少売れるかもしれません……