ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

好きな声優は結構な年齢になりつつあった事実

全然ヴィクトリア朝でも屋敷でもメイドでもありません雑談です。



昨日土曜日、旅行の打ち合わせの後、友人と飲みました。軽く話すつもりがいつの間にか声優の話に話題が広がり、一時間ぐらい話していたのでしょうか……



元々、久我が声優のすごさに目覚めたのは中学生ぐらいの頃です。『魔神英雄伝ワタル』のヒミコ役の林原めぐみさんの演技に圧倒されました。それだけではなく、その後続『グランゾート』では少女役のヒミコから打って変わった大人の女性エヌマを演じ、あまりの違いに驚いたものです。



ちょうど声優ブームがあったのかもしれませんが、『らんま1/2』で山口勝平さんがメジャーになりつつあったのもこの頃でしょうか。で、らんまのライバル響良牙役の山寺宏一さんが『ワタル』でクラマを演じていたのも、声優という存在を認知させるきっかけになったと思います。



しかし、いちばんのきっかけは『銀河英雄伝説』です。『銀河声優伝説』と呼ばれるほどにキャストは豪華で、今でも多くのキャラクターと声優の声が耳に残っています。NHKスペシャルを見ていると「あ、ルッツ提督だ」「ミュッケンベルガー元帥だ」と、思い出すぐらいに……



それまで『パトレイバー』南雲隊長、『機動戦士Zガンダムハマーン様など気丈な役で記憶に残っていた榊原良子さんが、フレデリカ・グリーンヒル役で初々しい演技をする様子には驚いたものです。(堀川亮さんのラインハルト役、横島忠夫役も伝説ですが)



キルヒアイス役の広中雅志さんの誠実な声も忘れられませんし、ヤン・ウェンリー役の富山敬さん(初代ヘイスティングスでもあります)を絶対に欠かすこともできません、と言う感じで長々と。書いていても止まりません(笑)



そういう話をしていたら、「大学時代に若手声優、と呼ばれた人たちはもう中堅」になってしまったと、友人から昨日教わりました。友人は最近wikipediaで声優の情報を見て、年齢に愕然としたと語りました。



友人が指摘したのは、女性声優の入れ替わりです。確かに最近、過去に活躍した女性の声優の声を聞く機会が非常に減っています。友人は「結婚」がそのきっかけではないかと指摘しましたが、見ていないアニメで仕事をしているのかなぁ、などと気になったりもします。



そして、そんな友人は『ジャイアントロボ』(今川版)を愛しているのですが、彼がそこであげた男性声優の方々は、多くが五十歳を過ぎているという事実にも驚きました。鉄牛役の飯塚昭三さん(『特攻野郎Aチーム』コング)、wikiで見たら今は74歳です(大塚明夫さんは思ったよりも若く、47歳なんですね)



当たり前といえば当たり前です。自分も当時に比べて、10歳年をとっているのですから。でも、なんともいえないものがありました。



最近見た『涼宮ハルヒの憂鬱』などで主役を務める人たちは、久我にとっては第三世代声優、となるのでしょうか? 第一世代は今の大御所(1980年代のアニメ)、第二世代は声優ブームの端緒ぐらい(1990年中期〜2000年ぐらい?)、そして今が第三世代、なのかなと。



友人に教わってwikipediaを見ましたが、「当時新人」だと思っていた人たちが今では40歳を超えていたり、お母さん役をやっていたりするとびっくりもしますが、まだ続けている方も多いので、嬉しくもあります。



日本の声優一覧



やばいぐらいに読んでしまいますね、ここは。