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2007-12-22 『Under the Rose』『Honey Rose』は最高に美しい

[][][]『Honey Rose』(ハニーローズ)配信開始

『Under the Rose』でおなじみ、船戸明里さんのサイトにて、『Honey Rose』の配信開始情報が出ていました。


早速、購入しました。が、心に余裕が無いので、落ち着いてからじっくり読みます。


船戸さんのブログを見ると、どうやら『MANOR HOUSE』の英語版・日本語版を重複して買ってしまった様子。「英語版欲しい人募集」とあるので、欲しい方は応募されては如何でしょうか?


全然関係ないですが、はてなブックマークやらはてなスターを使ってみました。自分で情報を出すこと多いですが、レセプターが狭いのであんまり受け取ることが無いので、こういう機会に。


[][][]『Honey Rose』(ハニーローズ)1〜3話読了

ということであけた翌日(上の日記書いていたのが午前一時ぐらい)、心も元気になったので『Honey Rose』を読みました。


正直、驚きました。


『Under the Rose』に登場するキャラクターたちの数年後とは聞いていましたが、その間に何があったのかと思えるような人物の変化があります。良くも悪くも、人が変わってしまう、しかしその行間に何があったのかを埋めていくのが読者の想像の楽しみでもあるのかなと。


現在進行中の4巻のネタ晴らしになる(意外な結末)展開もあるので、そこでも驚きましたが、逆に、『Honey Rose』を昔読んでいた人は、久我がこれまでに読んだ感想とは違うものを、抱いていたのかなぁと思います。


どっちが良かったかは、わかりません。


「ゴールを知っていて、迷路を歩くか」(『Honey Rose』から)

「ゴールがあるかも知らずに、歩くか」(『Under the Rose』から)


『Under the Rose』にあったような絶望的な感情、激しい応酬などは目立ちません。主人公フィオナ・ロザリンドが伯爵家に引き取られて、伯爵家の家族関係に飲み込まれていくところは、『Under the Rose』の流れを踏襲しています。


少なくとも、どちらかの読者は「片方の楽しさ」を永遠に得られません。『Under the Rose』の「わからなさ」を楽しんでいた久我には、『Honey Rose』がその楽しみを「失わせた」と言えるでしょう。しかし、『Honey Rose』を読むと、これまでわからなかったことが見え、『Under the Rose』を新しい視点で楽しむことが出来る、と思うのです。


女の子に恋して、付き合って、さらに惚れる、みたいなもんでしょうかね?


ただ、『Honey Rose』には昔出会えず、今この時期に出会えたこと自体がファンとしては嬉しい(出版化されていないし、される機会もわからない)ので、最終的な結論としては、『Honey Rose』のおかげで『Under the Rose』が好きになり、『Under the Rose』のおかげで、『Honey Rose』に出会えました。


フィオナが可愛くて、健気で、妹で、泣けるのです。


最近、主に「幸薄い属性」(『Under the Rose』では三つ編みのメイドさん、『若草物語』ではベス、『月姫』では琥珀さん、他、京極作品やドストエフスキーでも同様の傾向)が際立っていましたが、元々持っていた「妹もいいなぁ」という感情が、そこはかとなくヨミガエリマシタ。


続き、早く読みたいです。


『Under the Rose』を買った人ならば絶対オススメです。


[][][]『Under the Rose』はメイドと貴族の話としても日本最高レベル

軽く『Under the Rose』を読み直しましたが、ローズの存在に二度感動です。というかこれ、すごいなぁ……『Under the Rose』は「貴族メイン」の話として読んでいましたが、『Honey Rose』と組み合わさり、ローズの物語が急速に広がります。(だから「under」で「honey」なrose?)


確かに、4巻のローズのキャラの異質さ、普通は描けない圧倒的な存在感は素晴らしいものでしたが、こう繋がってくるんですかと。


点と点が繋がっていくその様子、『Under the Rose』は「メイドの物語」「貴族とメイドの関わり」というテーマであっても、日本最高レベルと評価していいのではないでしょうか?


惚れ直すどころかもう、抜け出せません(笑)


本当に、船戸明里さんのストーリーテリング、人物描写には圧倒されます。フィオナと現在の伯爵が出会う今後の展開、ものすごい楽しみですね。


久しぶりに「物語の完成度」の高さに、感動しました。


隠れていましたが、メイド(に抱かれる幻想としての物語)の本質、ここにあります。すごい、イギリスで実写映画化して欲しい作品です。


前に、「最高のメイド映画は存在しない」と書きましたが、映像化したら、間違いなく最高の映画になると思います。


人間が、生きています。


その繋がりが、ただ美しい。


Under the Rose (4) 春の賛歌 (バースコミックスデラックス)

Under the Rose (4) 春の賛歌 (バースコミックスデラックス)

Under the Rose 5―春の賛歌 (バーズコミックスデラックス)

Under the Rose 5―春の賛歌 (バーズコミックスデラックス)


↑:5巻は延期されています。

[]コミケ前準備〜搬入リミット迫る

もうコミケの搬出ぎりぎりです(12/24必着)。仕事が先週末から激務で、準備不足もあり、やばい感じです。(そのくせ、『空の境界』を見に行っているのは内緒です)


宅急便の申し込みもネットでギリギリ済ませて、後は朝に搬出用の紙を印刷してダンボールに貼るだけ、の予定です。


3日目は紫の紙を貼る必要があります。他の日は100円ショップの画用紙で整うのですが、なぜか紫は無いのです。そこで、以前、マイミクさんの日記で教わったよゆう入稿様のところの、ファイルを印刷するのが便利でした。


このファイル、本当に助かります!


[]ありがとうございます!

しばらく見ない間に、いろいろと拍手をいただいていました。

>12/18 01時の方

>12/21 18時の方


ありがとうございます!


>12/20 20時の方

>「とらのあな」に在庫が無かったら、もう通販はできないのでしょうか?


リクエスト、ありがとうございます。


在庫切れの6〜8巻は在庫がありますので、補充の依頼を「とらのあな」にしてみます。ただあまり古いと断られる可能性もあり、その節はご容赦下さい。


1〜4巻・外伝1巻は廃刊として、来年予定の総集編にまとめる予定です。と言う回答でよろしいでしょうか? 補充の可否については情報入り次第、更新いたします。


→2007/12/22 21:30追記:「とらのあな」にて見積を行いましたが、現時点で部数の追加を受け付けていただけませんでした。これまでの在庫の無くなり具合なども勘案されており(3ヶ月で無くなる部数しか受注しない方針のはず)、何かメイド関連で神風が吹かない限り、過去分は難しい状況です。申し訳ありません。


今まで、「とらのあな」しか使っていませんでしたが、他のところで(規模的にメロンぐらい?)、相談してみることにします。とはいえ、「とらのあな」で委託してもらえたのが奇跡的で、ニーズがあるか不明なので、断られる可能性も高いです)。



>12/16 17時の方

>いつも参考にさせていただいています。

>ちなみに「屋根裏のメイドたち」さんはやはりシャッツキステ

>メイド長の有井エリスさんのサークルみたいですよ。

>夏コミで行って確認しました〜。参考までに。


情報、ありがとうございます! 『シャッツキステ』には一度だけお店に伺ったことがありますが、同人イベントではなかなか立ち寄れず、未確認でした。今年は2日目と参加日が重なっていないので、行ってみようかと思っています。


>もちろん、SPQRの新刊楽しみにしています。

こちらもありがとうございます!


今回、「ゼロか、一か」というお馬鹿な表紙・コンセプトですので、笑っていただければ幸いです。


コミケ開幕まで、1週間ですね、はい。