ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

日本ヴィクトリア朝文化研究学会・総会と英国文化

案内状が来ました。2009/11/14(土)大東文化大学で開催なので、出かけてきます。



出版した本があると良かったのですが残念ながら延期なので、ご挨拶だけとなりますが、いろいろな方にお会いできればと思います。もしも船戸明里先生にお会いできたら、今年の自分は大丈夫なのか、と思えるぐらいの星の元に生まれた感じになりますね。



Under the Rose』の「共通点を見つける」、あれで無自覚だったものが言語化されたことで、相当影響を受けました。コミケにしても、物を作ることにしても、伝えることにしても、あのエピソードは、自分にとって大きなものです。



あと、噂では知っていた人形劇『パンチ&ジュディ』を、本場の方が来日して新宿の人形劇場で演じられるようなので(学会ページに情報あり)、これも行ってこようと思います。



http://wwwsoc.nii.ac.jp/victoria/news.html



本当、「昔の人が何を楽しんでいたのか」は興味のある題材です。使用人たちが楽器を演奏した時、どんな曲だったのか、どこで楽譜を買ったのか、歌った歌はどんな歌だったのか、と。歌や音楽の価値も、今のように携帯できる時代とは違って、演奏した瞬間に消える時代でしたから、重さが違うと思うんですね。