ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

コミティア95・参加終了

先日はコミティア95に参加してきました。会場にてスペースにお立ち寄りいただいた皆様、ありがとうございました! 私の本がきっかけで、楽しみが広がることを願っております。



Twitterやブログでやり取りしたことがある方、会場で続けてお会いする方、そして初めてお会いする方など、幅広い出会いの場でもあるのは、同人イベントの面白いところでもあります。昨日も、ネットでやり取りがあった方と初めてお会いできました。



商業出版では書店の方々に販売をお任せし、自分の手で売ることはできません。同人イベント、そして発売後にシャッツキステでイベントを行い、読者の方と直接お会いする機会を頂けたのは、本当に幸運でした。(シャッツキステのメイド夜話部・参加感想


創作者は増加傾向

会場内は意外と暖かく、参加者も多かったようで、人の出入りが絶えなかった印象です。サークルスペースと通路がほぼ同じ広さという狭い状況でしたが、その分、人が密集して見えたのかもしれません。



次回以降は通年2ホール開催ということで落選サークルを極力出さない方向に進むようで、創作者・表現者の増加を感じ入る次第です。最近はニコニコ動画やpixivメインで活動し、そこから同人誌即売会に参加される方も増えています。印刷代の低下、ノウハウの共有、相談する場、読者とのつながりなど、同人の敷居は確実に20年前より下がっています。


伝え切れる範囲と「同人」であることの再確認

今回はシャッツキステとのコラボイベントを同人イベントで初頒布しましたが、イベントをしていたこと、そして同人誌を作っていたことを知らない方も多かったようで、やはり同人イベントの場に出ると、ネットで伝わる情報が非常に限定されているのを実感します。



イベントでは『英国メイドの世界』の現物を置いていましたが、そこで初めて見る方もいらっしゃいました。Twitterやウェブを見ていても、この時期になって初めて知る方がまだまだ多いようで、どのように届けていくかは今後も課題として残りますし、書店の偉大さを知るところです。



ただ出版後、「同人でしかできない」ということを自分で明確にし切れていません。ちょっと、5月のコミティアに向けて復調していければと思います。何かこう、守ってしまっています。



英国メイドの世界

英国メイドの世界