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2012-12-26

[]2012年テレビシリーズアニメ話数単位10選

昨年(下記リンク)に続いてエントリ。

ルールは以下のとおり。

  • 2012年1月1日〜12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。
  • 1作品につき上限1話。
  • 思いつき順。順位は付けない。


「思いつき順」とのことですが、オンエア時系列順にソートしました。各サブタイトルは該当感想エントリへリンク。


ちはやふる  第19首「ながらへば」

脚本:森山あけみ 絵コンテ・演出:伊藤尚往 作画監督田崎聡、宮前真一、高田晴仁 総作画監督:濱田邦彦

本シリーズの後半は弊ブログ四つ星〜五つ星クラスの傑作エピソードの連発で、お世辞抜きでどれを選んでも良かったのだけど、名勝負に名台詞を畳み掛けてかるた部員5人のエールの交換を高らかに詠い上げた本エピソードにとどめを刺す。


妖狐×僕SS  第11話「陽炎」

脚本:根元歳三 絵コンテ:吉田泰三 演出:向井雅浩 作画監督:河野真貴、谷川政輝、蘇武裕子 総作画監督飯塚晴子、清丸悟

生真面目なカップルへの温かい目線が素敵。手紙という古風なアイテムを使って、双熾の想いが凜々蝶へ積み重なっていく景色がどこまでも美しく優しい。「気付いてくださったのは、貴女です」は今年屈指の名台詞だと思う。


夏色キセキ  第6話「夏海のダブルス」

脚本:高橋龍也 絵コンテ・演出:五十嵐紫樟 作画監督:小野田将人、本村晃一、濱津武広、小林亮、盛重学

キャラクターの気持ちが打球に乗っかった、おそらく自分が今まで観てきたアニメのテニス描写では最上のもの。ダイナミックなコンテワークが夏海を鼓舞しているようで、友情をテーマにしたシリーズらしい熱くそして爽やかな仕上がりだった。


謎の彼女X  第8話「謎の感覚」

脚本:赤尾でこ 絵コンテ:渡辺歩 演出:所俊克 作画監督:磯野智、赤尾良太郎

謎の彼女の鉄壁のヴェールが揺るぎ始めるターニングポイント回。絵的な表現にとどまらず、思春期特有のリビドーが迸るフェティシズムのむせ返るような濃密さにあてられそうになる。でも視聴後感は不思議と爽やかなのがこのシリーズの秀逸かつユニークなところ。


氷菓  第十四話「ワイルド・ファイア」

脚本:村元克彦 絵コンテ・演出:山田尚子 作画監督:植野千世子

“静”が基調の作風にあって“動”が引き立ったエピソード。『愚者のエンドロール』や『クドリャフカの順番』はハードルが高かった自分にとっても、山田尚子絵コンテによるこのヴィヴィッドな演出には脱帽。前後のエピソードも含めて、兎にも角にも摩耶花が眩しかった。


超訳百人一首 うた恋い。   第5話「東下り 小野小町/貫之と喜撰 喜撰法師」

脚本:金春智子 絵コンテ:安田賢司 演出:白石道太 作画監督:吉田巧介、下條祐未、植永純一

中年世代へのさりげなくそして温かいエール。中盤の清少納言絡みのエピソード群もすばらしかったが、やはり人生の峠を越えていい具合に力が抜けた男女三人の姿が眩しい本エピソードがいちばん好きだな。喜撰によるエピローグも粋な締めだった。


キングダム  第16話「呂不韋」

脚本:村山桂 絵コンテ:堀之内元 演出:高田昌宏 作画監督:大竹紀子

このシリーズは、全体が坂道を転がりっ放しの団子みたいな印象なので、エピソード単体をピックアップするのは難しかったりするが、今年屈指の燃えアニメなので外すわけにはいかない。戦闘/合戦シーンが最大の見せ場とは承知しつつも、呂不韋の強大なオーラが玉座に就いたばかりの大王と主人公を震撼させた本エピソードをあえて選出。キャラクターの力強い演出が土台となってこそのアクションのカタルシスなのだと。


薄桜鬼 黎明録  第十二話「大いなる黎明」

脚本:中村能子 絵コンテ大張正己 演出:竹下健一 作画監督:氏家嘉宏、平川亜喜雄、松下郁子、小坂知 総作画監督中嶋敦子、胡陽樹、安田京弘

自分にはこの最終話が世の疲れ果てた男性たちに向けたエールに思えて涙が止まらなかった。大張正己さんのダイナミックなコンテワークが花を添える。詳細は下記エントリ。


宇宙兄弟  #30「犬とじじいとアレクサンダー」

脚本:加藤陽一 絵コンテ・演出:江崎慎平 作画監督:清水裕輔、北村晋哉

「犬とじじい」に導かれて、先を行く弟への嫉妬が氷解していく「アレクサンダー」の表情の変化が、どこまでも前向きで清々しい。それでいて無駄な力が抜けた筆致がさりげなくて粋なのだ。六太の内面に寄り添うような青空描写の多用やロングショットで捉えた無音のリフトオフといった演出もすばらしい。「犬」ことアポも「じじい」ことデニール・ヤングも実にいい味を出している。六太の資質を忍ばせるコミカルな演出も抜かりなし。大らかに洗練されていると言うべきか。


ジョジョの奇妙な冒険  第10話「ニューヨークのジョジョ」

脚本:小林靖子 絵コンテ:吉田泰三、間島崇寛 作画監督:横山謙次、小谷杏子

1部『ファントムブラッド』のラストエピソードである9話『最後の波紋!』と迷ったが、紳士だったジョナサンとは対照的な軽妙さが鮮烈な印象を与えたジョセフの登場エピソードをセレクト。その主人公交代に対応したかの如き、鉛色のイングランドからカラフルなニューヨークへの場面転換の鮮やかさに、連載を読んだ当時の記憶が立体的に現れて感無量。



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