沖縄ダイビング その1


そんな訳(?)で、現在、沖縄滞在中。今回は3日間と短い日程だが、到着日からダイビング開始と潜り三昧の日々を送る…はずであったが…

私、正直沖縄の冬をナメておりました。

前回の沖縄旅行が11月の末だったのだが、気温、水温共に意外に高く(水温25℃)、ダイビング環境としては悪くなかった。そんな訳で今回も、まぁ2月といえども常夏の島沖縄、大した事無いだろう、と前回とほぼ同様の装備で出かけたのだが、まず空港について空気が違う。熱帯特有のムラっとした湿度の高い空気でなく、ごく普通の乾燥した空気だ。それに結構肌寒い。前回暑くて汗をだらだらかきながら過ごした服でこれだ。街中の温度計を見ると14℃。東京から見れば十分暖かいが、これから水に潜るものとしては大いに不安な温度である。
で、結果としてこの不安は的中。寒いサムイ寒い。日中に入ってもほとんど温度は上がらず、水温20℃、気温は15℃と死ぬほどの寒さであった。水の中にいてもがたがた震えが来るくらいなのだから、船にあがるともうそれは地獄である。当初、規定の2ダイブにオプションで+1本付けるつもりだったが、2本終了したところでGiveUp。あとはひたすら船の上で震えていた。
また悪いことに、今回の昼食は前回船酔いしなかった「どん兵衛きつねうどん」にしたのだが、欲を見て「大盛り」にしたのが悪かったのか、また船酔いしてしまい、まさに阿鼻叫喚状態である。

話が前後するが、今回の行き先も前回と同様にケラマ諸島であった。到着日は2ビーチの予定だったのだが、ダイビングショップの方で人数をまとめるためボートダイブに切り替えて欲しいとの事前連絡があり、承諾。後から聞くと、那覇周辺のビーチはあまり特徴が無いとのことで、まぁこの選択は正解だったのかもしれない。
ダイビングスポットは前回も潜ったドラゴンレディと唐馬No.1。前回のドラゴンレディはこれといってめぼしいものは無かったが、今回はウミヘビやらタコやら色々珍しいものが見れた。一転唐馬の方は正直言ってハズレもいいところで、コレといったものは見られなかった。
船は相変わらず大所帯で今回は体験ダイビングの人が10人以上参加。一方ファンダイブは数名。バディとなった方は250本以上のベテランで、ドラゴンレディでも色々と珍しい生き物を発見しては教えてくれた。私などはガイドに指を指されていても、魚が動くまでどこにいるかわからないくらいなので、魚をすぐに見つけられる人は素直に尊敬してしまう。

初日としては幸先の悪いスタートとなってしまったが、明日も朝からボートダイビングである。天気予報では今日よりは暖かく、最高気温は19度ほどになるとの事だが、一方で雨が降るという予報もあり予断は出来ない。とにかく暖を取れるよう重装備で望むしかない。