#14 ついに決着!!
X社に対して、Aさんが管理監督者には該当せず未払い賃金が存在していことについては絶対に譲れないこと、そして(問題を早期解決できるのであれば)未払い賃金の減額については話に応じてもよい旨、メールで連絡しました。
どうやら、X社からその回答が届いたようです。
┌────────────────────────────────┐
title:回答が来ました
岩沢さん
桜がちらほら咲き始めていますね。
でも、夜はまだ寒いです。
先程、以下の通り会社からメールが来ました。
「割増賃金として」お支払いいただけるようです。
この内容でお受けしようと思います。
返信する際に、何か注意する点や、確認した方が良いことがありましたら
教えていただけますでしょうか?
宜しくお願いいたします。
A
「Aさん
割増賃金を1ヶ月12万円として4月〜7月の4ヶ月分、合計48万円を別途
支給するということでいかがでしょうか?
3月については、お約束通り全日有給の特別休暇扱いとし、33万円を
お支払いします。
こちらの条件でお受けいただけないでしょうか?
J 」
└────────────────────────────────┘
Aさんがこの条件で満足しているのであれば、何ら異存はありません。
以下のように返信しました。
┌────────────────────────────────┐
title:Re:回答が来ました
Aさん
話がまとまりそうでよかったですね。
ここまできたら、特に注意する事もないと思います。
あとは、お互いが気持ちよくお別れできるようにしてください。
HMパートナーズ 岩沢
└────────────────────────────────┘
Aさんからはこのような返信がきました。
┌────────────────────────────────┐
title:Re:回答が来ました
岩沢さん
わかりました。
ありがとうございます。
そのように致します。
A
└────────────────────────────────┘
予想していたよりは、早く決着がつきました。
Aさんが納得できればそれが一番です。良かった・・・
おそらく、会社側に専門家がついていたからこそ、問題を荒立てることなく決着をつけることができたのではないかと思います。
社長と取締役だけだったら、法的に自分の置かれている状況を、理性を持って判断できずに、決着がつくまでかなり荒れたでしょうね。
矢面に立つのはAさんですから、彼女が費やさなければならない手間や時間及びストレスにさらされる度合いと、獲得できた成果とを比較して、一定程度満足のいく結果を得ることができた言っていいでしょうか。
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