「暗黒館の殺人」 綾辻行人 (ISBN:4061823884,ISBN:4061823892)

暗黒館の殺人 (上) (講談社ノベルス) 暗黒館の殺人 (下) (講談社ノベルス)
購入。
ついにでました館シリーズの最新作。
しかし、高いよー、一冊1500円で上下巻て…。愛蔵版が7000円もするはずだわ。
まだ1行も読んでませんけど、10年前に読んだ「時計館」の興奮が再び味わえるか、あるいは「遅すぎたんだ…」となるか。どきどき。

「象られた力」 飛 浩隆 (ISBN:4150307687)

象られた力 kaleidscape (ハヤカワ文庫 JA)
購入。
知る人ぞ知る「グラン・ヴァカンス(ISBN:415208443X)」の飛 浩隆の初期中篇集。
グランヴァカンスはとんでもなく透明感のある残酷さが、とても美しい作品でした。避暑地として設定された仮想空間にいるAI達が織りなす悲惨な物語。とても素晴しかった。
グラン・ヴァカンス―廃園の天使〈1〉 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) (グランヴァカンス)

で、この人、ほとんど本出してないみたいなんで、文庫を本屋でみかけて即買いしました。ちなみに、「かたどられたちから」と読みます。
まださわりしか読んでませんが、シンプルで削ぎ落とされた描写がびしびし響いてきます。やっぱいいわ。

ああっ、リンクたどってはじめて気がついたけど飛さんて、はてなダイアリに書いているのですね。(id:TOBI)。IDはっとこ。「廃園の天使」シリーズの続きはやく読みたいでーす。