東京中目黒で1986年に開業した桂林堂薬局もう33年

東京都の目黒区、目黒川の桜が有名になった中目黒から始まったことです

あの時は、桜は有名ではなく、有名になったのはここ10年くらいですか

桂林堂薬局も、20代の時に1986年の8月に中目黒で
不安を感じながら、うまくいくのかと開業に踏み切りました

開業4年間はいつも不安を持ちながら

漢方薬局を経営してたのが

今では33年も続けてこれたことにおどろきます

漢方の客層も、大幅な若返りになったことにも驚きます

自律神経失調症に効く漢方薬とは 漢方薬局 東京桂林堂薬局 漢方薬局の日常から

現代人のストレスは仕事のストレスや人間関係のストレス、それに深夜のお仕事も人間にとってストレスになっています。

漢方薬は2000年前から”気”滞とか肝気鬱結といった漢方医学用語でこのストレスと自律神経失調症の関係を表現しています。


肝気鬱結→ストレス・イライラが昂じて自律神経失調症の代表的改善薬

加味逍遥散は自律神経失調症更年期障害を得意としております。
自律神経失調症更年期障害のファーストチョイスに加味逍遥散というくらい、あまりにも有名な漢方処方で、職場の人間関係などによるストレスなどに、加味逍遥散が随分助けてくれます。嫌な上司・家庭内でのトラブル・仕事上での人間関係などから起こりやすい精神神経症状にとてもお勧めです。イライラしたり、やたらと怒りっぽくなったりする方に良く効きます。
宋時代(1107〜1110年)和剤局方記記載
漢方的な治療法は、気滞血瘀・肝気鬱結・肝陽上亢で、気・血の流れが悪く、停滞している“気・血・水”の流れをよくすることで、精神神経状態を落ち着かせ、血液循環を改善し、清熱作用で上半身の余分な熱(のぼせ傾向)を取り去ります。

ホルモンバランスを整え、生理不順や生理痛・イライラしたり怒りっぽくなる・やる気の低下・めまいやフワフワ感・動機・上半身が熱くなるのぼせ傾向や発汗・寝つきが悪い・不眠症・不安感・抑うつ状態・焦躁感・頭痛・肩こり・倦怠感・多汗症・赤面症・ニキビ・慢性肝炎・子宮筋腫不妊症などの症状・病気にまで適応します


”気”が上昇することをひょうげんした漢方薬
その気の上昇をバランスよく低下して自律神経失調症を改善

黄連解毒湯は自律神経失調症更年期障害ののぼせ傾向に
清熱解毒の代表的漢方処方黄連解毒湯。
外台秘要記載
成分黄連・黄芩・黄柏・山梔子はのぼせ気味で顔色赤く、イライラする傾向の方の、胃炎・口内炎・二日酔いなどから、不眠症・ノイローゼ・めまい・動悸・更年期障害自律神経失調症などの神経症に幅広く応用されています。
漢方的考え方・治療法は心火旺・肝胆火旺・清熱解毒で、上半身の余分な熱を取り去り、高血圧・脳卒中・精神不安・焦躁感・赤面症・多汗症・鼻血・痔出血・アトピー性皮膚炎などに使用されています。




”気”の滞りを良くして自律神経失調症を改善

半夏厚朴湯
“気”帯治療の代表格半夏厚朴湯は、2000年前の医学書金匱要略記載
滞っている“気”の流れを良くしたり、発散したりして、“気”の滞りを改善します。神経をしずめ、心と体の状態をよくします。また、咳や吐き気を抑える作用もあります。
喉や食道部、または脇胸部の梗塞感や詰まり感・心臓が握られている様・咳ばらいや吐き気が使用目安です。
滞っている“気”の流れをよくしますので、気分がふさいだ方の抑うつ状態や不安神経症・精神不安・不眠症・無気力・恐怖感・ノイローゼ・動悸・更年期障害・神経性胃炎・しわがれ声・心臓喘息・つわり等の症状・病気を改善。

さて、あなたはどちらのタイプでしょうか

漢方薬局東京東京都

中目黒代替医療研究会
桂林堂薬局

漢方薬局 東京 桂林堂薬局 解毒症体質の副鼻腔炎・ニキビ・アトピー性皮膚炎対策、荊芥連翹湯

解毒症体質に考案された荊芥連翹湯:荊芥連翹湯」は、漢方の古典といわれる中国の医書『万病回春、鼻病門に収載された処方を基本に、日本で経験方として発展させた薬方です。

この解毒症タイプの方は、顔の色が浅黒く(暗褐色)、手足の裏に油汗をかき易く、もともと鼻、耳、扁桃、皮膚粘膜部に化膿炎症をおこし易い体質の人で、アレルギーや感染等でおきた鼻炎が慢性化し鼻汁が濃く膿汁となっている状態の慢性鼻炎、蓄膿症、また慢性扁桃炎、およびにきびにすぐれた効果をあらわします。
あるいは、炎症をともなうニキビや湿疹などに適応します。

また、そのような病気になりやすい、いわゆる昔から言われている腺病体質を改善します。
荊芥連翹湯の成分、黄芩・黄柏・黄連・桔梗・枳実・荊芥 ・柴胡・山梔子・地黄・芍薬・川芎・当帰・ 薄荷(ハッカ) ・百芷防風・連翹・甘草

日本漢方の効能・・・蓄膿症、慢性鼻炎、慢性扁桃炎、にきび
中医学解説:効能、清熱解毒・袪風排膿、養血

詳しい解説ですみません、荊芥連翹湯は、清熱瀉火の黄連解毒湯と補血の四物湯を基本に、袪風の薄荷・柴胡・連翹・荊芥・防風・自正及び排膿の枳実・桔梗を中心に構成されています。以上の効能より炎症等が加わって慢性化しそれに伴って栄養状態の悪化が生じたときに用いられます。一般には鼻や皮膚等の反復性、慢性の炎症によく用いられます。慢性鼻炎、慢性扁桃炎、蓄膿症、ニキビ、肥厚性鼻炎、鼻血、肺結核、神経衰弱、禿髪症、各種の皮膚疾患
応用、慢性鼻炎、慢性扁桃炎、蓄膿症、ニキビ、肥厚性鼻炎、鼻血、肺結核、神経衰弱、禿髪症、各種の皮膚疾患

漢方薬局 桂林堂薬局 東京中目黒

漢方薬局 、目黒区桂林堂薬局、漢方薬局で相談の多い肝気鬱結(イライラする、ストレスがたまっている、精神不安定、自律神経失調症など)

肝気鬱結という漢方用語
陰陽五行論(肝・心・脾・肺・腎)では、主に肝は精神活動を表現します。

五行の「木」に属する肝は、リラックスした状態を好むとともに、精神や情志活動・消化・血行や代謝機能のコントロールしていますが、ストレス等の精神トラブルや寒邪などによりリッラクスできず、コントロール機能が低下することがあります。
このように肝が異常になった状態を 肝気鬱結、肝陽化風等と解釈されています。
肝気鬱結という状態は、2000年後の現在でもとても多く、桂林堂薬局でも一日に、一人や二人は必ず肝気鬱結の方がいらっしゃいます。
うつ病自律神経失調症更年期障害、過敏性大腸炎、ヒステリー、ストレスなどは肝気鬱結で大体解決出来ます。

解説

治療法 疏肝解鬱・理気

肝の疏泄の失調による気の滞りで起こりやすい病気

精神抑鬱・不安感・イライラ・怒りっぽい・胸や脇の脹りや閉塞感・のどの閉塞感・ヒステリー球・ため息・食欲不振・腹部の脹り・排便時に痛みを伴う下痢や軟便

乳房脹痛・月経不順・生理痛 ・更年期障害

応用可能な病気:慢性肝炎・慢性胆嚢炎・肋間神経痛・胃潰瘍・十二指腸潰瘍・慢性胃炎・慢性腸炎・過敏性大腸症候群・神経症など


ちなみに、この肝気鬱結が進むと肝火上炎 という状態になり

疏泄の失調により滞った気が熱化し、肝気鬱結 肝気鬱結の症状・赤ら顔・のぼせ・頭痛・めまい・立ちくらみ・耳鳴り・難聴・目の充血・のどが渇いて冷たいものを欲しがる・胸や脇の灼熱感

尿量が減少し、色が濃くなる・便秘 ・高血圧・急性肝炎・急性肝炎・化膿性中耳炎・神経性耳鳴・消化管出血・緊張性頭痛・血管性頭痛・偏頭痛・眼科疾患など
治療法は清肝瀉火

漢方薬局、桂林堂薬局 東京都目黒区

漢方薬局 東京 、目黒区桂林堂薬局 最近増加している体調不良、気血両虚、漢方薬局の日常から

十全大補湯・人参養栄湯・補中益気湯・清心丸・牛黄・熊胆で体調不良改善


漢方・中医学における治療の特徴は、「病気そのものにこだわらず、症状を細かく分析することで、体質の改善によって健康に導く」、その症状・状態にマッチした「古来から存在する自然の生薬を処方した漢方薬を使う」ことです。

生体(身体)における「気=エネルギー的なもの・肉体の機能や働き」、「血=血液」、「津液=体内水分」の3要素が身体をバランス良く循環することが大切だと考えます。


体調不良といってもまちまちで、脾虚肝気鬱結脾虚・気血両虚・陽虚(暖める力が低下)等です。

脾虚 (体力低下・食欲不振・疲れやすいなど)のことを指します。
長年のストレスが肝気鬱結を引き起こし、脾虚を引き起こすタイプなど、漢方的に体調不良はいろいろな解釈が可能で、その分応用が試されます。


今回は気血両虚を解説いたします。
ごく最近の相談では、若い方男女問わず、気血両虚タイプが多くなっています。
夜更かし生活、仕事の多忙、食生活の乱れ等が重なり、本来少ないはずの気血両虚タイプの相談が多いのではないかと推測出来ます。

これは、気(エネルギーのようなもの、陽)も血(血液・津液、陰)も、両方不足気味ということを表現しています。
気血両虚野タイプの方は、どちらかというと息切れしやすい・声が低く小さい・あまりしゃべりたがならい・倦怠感・疲れやすい・唇や爪が乾燥しやすい・貧血傾向・不眠・手足のしびれ感や知覚鈍麻・痩せているなどの症状があります。

漢方医学的治療法は、気血両虚タイプの人には、気血両補剤で、臓腑機能が全般的に衰え、気血両虚となった胃腸の働きを良くし、滋養強壮して自然治癒力を高める薬をさします。

補気剤+補血剤=気血両補剤といったものです。処方は十全大補湯・人参養栄湯・補中益気湯・清心丸・牛黄・熊胆などです。

漢方薬局 目黒区桂林堂薬局

現代人にとって避けて通れない肝気鬱結症状、ストレスイライラを漢方で考えると、漢方薬局 東京、目黒区桂林堂薬局、漢方薬局の日常から

自分が漢方薬を学んだのは30年ぐらい前のことですが、漢方医学中医学とも言われています)には体系的・理論的に分類された中医学を中心に学ぶグループと、傷寒雑病論・金匱要略等の原典医学書をもとに漢方を学ぶグループに分けられていました。

大学卒業後、桂林堂薬局開業前に中医学を約3.4年間、勉強したことで現在があるわけです。
その中医学を学び始めたころ、一番覚えやすかったのは”肝気鬱結”という漢方医学用語です。

この肝気鬱結というものは、いわゆる更年期障害自律神経失調症にストレス、イライラ、怒りっぽい状態のことを指します。
就職したころの新人は、ほとんどの人が経験する神経症状ではないでしょうか。

現代人は社会生活において、人間関係や仕事の関係などで自分の意思に関係なく、思い通りにいかない場合に遭遇します。

そのときに、不満を吐き出す事ができる場合はよいのですが、普通の大人はこうは行きません。仕事に不満があっても、人間関係で悩んでいても、自分の胸の内にしまいこんでしまう事のほうがたくさんあります。発散して気分転換したいのですが、それがヘタでズウーッとしまいこんでしまうという事が多々あります。

こういった状態を『肝気鬱結』といいます。
これが続くと顔の表情も暗くなり、なんとなく冴えません。お腹にガスがたまってオナラがよく出ます。気鬱になり、なんとなく『グズグズ』いいます。その一方、一つの事に対してはものすごく神経質になります。何か変な夢を見たりします。

こんなストレス解消がヘタで気分がさえない方に、漢方は体の面と気持ちの面との両方からアプローチする術をもっています(心身一如) 。処方としては【香蘇散】、【抑肝散加芍薬黄連】、【柴胡加龍骨牡蠣湯】、柴胡桂枝湯、桂枝加竜骨牡蛎湯等、加味逍遥散、帰脾湯などいろいろ考えられます。

肝気鬱結で起こりやすい病気です、思い当たるフシがある方は、漢方薬局へ一度相談に行くことをお勧めします。

抑うつ状態・更年期障害自律神経失調症うつ病・ノイローゼ・不眠症片頭痛

喉頭炎・心臓神経症・高血圧症・・慢性肝炎

過敏性腸症候群・ニキビ・尋常性乾癬・脱毛症・肝斑(シミ)

月経前症候群・月経困難症・耳鳴り・脳血管性痴呆・脳卒中後遺症・尿道症候群・肩こり・慢性扁桃炎・男性の性機能障害・乳腺症・口腔、口唇乾燥症

漢方薬局 東京 中目黒、桂林堂薬局 漢方薬局の日常から 黄精の応用、精力剤から糖尿病、脂肪肝など、

黄精は桂林堂薬局でもよく利用する生薬です。

主に、マカやスッポン等と併用すると精力剤でとてもよい結果が得られるので試してみる価値は高いはずです。
30日換算、7.8000円ぐらいで利用できるので、本当に精力減退などで困っている方は試してみるのもよいと思います。

黄精はナルコユリの根茎のことで、日本では江戸時代、人気の生薬で、黄精を利用した強壮・強精ブームが起こり、砂糖漬けにした黄精が売られていた。

現在も、黄精のエキス入れた、黄精アメが売られています。

黄精に砂糖を加え焼酎ににつけたものを黄精酒といい、精力減退や病後回復の滋養強壮酒として知られています。

小林一茶も黄精酒を愛用したことはゆうめいなはなしです。

成分は、多糖類オドラタンおよびポリゴナツムフルクタンを含んでいる。

主な薬理作用 は血糖値抑制 、抗菌作用 (チフス菌、ブドウ状菌) 、降圧作用や強心作用などが確認されています。


応用範囲はとても広く、 滋養、強壮薬や、病後の虚弱、肺結核の咳嗽、糖尿病の口渇、血糖過多などに応用できるようです。

漢方の考え方では補気、潤肺、強壮の効能があり、胃腸虚弱や慢性の肺疾患、糖尿病、病後などによる食欲不振、咳嗽、栄養障害などに用いるとされています。
【成分と効用】
主成分は粘液多糖質。カルボン酸、アスパラギン酸ニコチン酸なども含まれます。

また、動物実験では、抗菌作用や動脈硬化の予防、血圧を下げる作用のあることが認められています。