公式http://www.thecongress-movie.jp/
ほかの人の日記*1で見て、観ようと思いました。映画の日だし。
アル・パチーノの
シモーヌ*2みたいな
映画かなっと
思ってたんですが、
当らずとも遠からず
でした。
原作スタニスワフ
・レムとのこと
でしたが、
相当違うんでしょうね。
フランスイスラエル
合作映画との
ことでしたので、
全編英語とは
思いませんでした。
ロビン・ライトがロビン・ライトを演じるわけですが、
ご家族は現実のご家族と関連あるのか、そこは虚構なのか、
判断に悩みました。実際にまず女の子、次に男の子を出産してる*3とのことでしたし…
現実を嫌って薬物服用により世界はアニメ世界になるわけですが、
ディズニー調を避け、当初は初期手塚治虫みたいな絵だな、と思い、
ラストは今夏バケモノの子が公開されるんだな、みたいな絵だと思いました。
ラストあたりのジャパニメーションチックな画像が見つからなかったのは残念です。
ミラマウントという会社が出てくるのですが、ずっとミラマックス*4だと思って見てました。
架空の会社なんですね。キアヌ・リーブスとか実在の人物名まぶしてあるから、混乱した。
バードマン*5もそうでしたが、実在の役者名とか入れるのが流行りなんでしょうか。
SFのことをサイファイと言うのも知りませんでした。
ヴァーチャルなロビン・ライトはいいのですが、仮想世界の彼女やほかの人物が長寿なのは、
グレッグ・イーガン的な何か処置が施されてるのかなと思ったのですが、
説明はなかったです。
グレッグ・イーガンもオーストレイリアですが、
オージーをテキサスより下に見るセリフが不思議でした。
タランティーノのデス・プルーフにでも触発されたんですかね。
テリー・ギリアムの映画も、山田南菲のチャッピーも観てないので、
この映画の未来予想図を比較検討することは出来ませんが、
抗鬱剤をかなり前面に出してるな、と思いました。
クスリを切ると出てくる現実は、マトリックス並みに陳腐でした。
貧困って、もっとひどくて大変だと思います。ヴァーチャル世界は何によって維持されてるのか。
画像が見つかりませんでしたが、中年期の息子さん、孤独死した知人に少し似てました。
それが私の感想です。以上
*1:http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20150622/1434973601
*2:http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=239812
*3:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%93%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88#.E7.A7.81.E7.94.9F.E6.B4.BB
*4:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9
*5:映画感想 http://d.hatena.ne.jp/stantsiya_iriya/20150603/1433324861