月に一度のプレミアムフライデー、
ちょっと気どって、どこへ行こう?
そう、「すこびる」とは江戸コトバで「気どる」、
背伸びして過ごす週末も、たまにはいいかな。
ちなみに、江戸時代にすこぶる人気のあった
レジャーは潮干狩りだそうで、
子供を連れて行きたいなあ。
東伊豆まち温泉郷 大川・北川・熱川・片瀬・白田・稲取温泉 第15回ほたる鑑賞の夕べ
http://www.e-izu-hotaru.org/
三十年以上
続いてるとか。
公式に
ホタル育成
風景が載ってて、
これはいいです。
幻想的かつ神秘的な美しさ。
夕べの水面を舞うほたる。
日常から離れ、優雅な時の流れをお楽しみください。
会場では「ほたる鑑賞」の他
「ちょうちんウォーク」や
「ほたる市(夜店)」等でにぎわいます。
この機会にぜひ東伊豆町へお越しください。
朝のマルチ
ここで言うマルチはねずみ講の意味ではなく、畑の覆いです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%B3%E3%82%B0
ただなんとなくはま象で出たので貼ってるだけです。
『世界ユーモアSF傑作選2』(講談社文庫)読了
世界ユーモアSF傑作選〈2〉 (1980年) (講談社文庫)
- 作者: 浅倉久志
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1980/04
- メディア: 文庫
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編集・解説 浅倉久志
コニー・ウィリスが『混沌ホテル』で挙げたウィリアム・テンの作品、
『地球解放』が収められているので、借りました。
<目次(と、あれば感想。ネタバレ含みます)>
『種明かし』ジェームズ・E・ガン 小尾芙佐訳
"The Last Word" by James Edwin Gunn
⇒萩尾望都がマンガ化したブラッドベリの作品の中の、
『ぼくの地下室へおいで』を思い出しました。
あとは、諸星大二郎の『子どもの時間』かな?
子どもは大人の幼生でなく、独立した生き物だという…
『埃まみれのゼブラ』クリフォード・D・シマック 小尾芙佐訳
"Dusty Zebra" by Clifford Donald Simak
⇒星新一の、よく知られたショートショートと比較してしまいます。
こちらは言語交流不可能な条件での取り引き、契約になっていて、
星新一のほうは、契約という概念おかまいなしの、
擬人化されない超自然で、日本と西洋の違いみたいな気がします。
『冒険児クロンカイト』ポール・アンダースン 佐藤正明訳
"The Barbarian" by Poul William Anderson
⇒ホントにこんなシリーズがあるのかと思いました。
ペリー・ローダンというか、解説によるとコナンのパロディで。
この一つ上の作品の作者名見ると、スター・シマック思い出します。
読んだことありませんが。クロンカイトに戻すと、
いつの世でも、ユーモアというと、シモネタになりがちなんだなあと思います。
『火星をまわる穴・穴・穴』ジェローム・ビクスビイ 矢野徹訳
"The Holes Around Mars" by Jerome Bixby
⇒キンザザでもソラリスでもいいのですが、それが、
ダジャレによって殲滅される話。ダジャレSFって、
みな考えつくのでしょうけれど、異言語のそれを翻訳する労に敬意を示します。
『ナラポイア』アラン・ネルスン 小尾芙佐訳
"Narapoia" by Alan Nelson
⇒医者へ精神汚染をまき散らす患者の話なので、こわい話な気もします。
『雪だるま効果』キャサリン・マクリーン 深町眞理子訳
"The Snowball Effect" by Katherine MacLean
⇒いちばん気に入った話。なんとなくキャリー・ネイション思い出しました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%8D%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3
『天国と地獄』H・アレン・スミス 浅倉久志訳
"The Achievement of H.T.Wensel" by Harry Allen Smith
⇒原題だと地味すぎるので、直球の邦題にしたのだと思います。
でも、原題の持つ味わいも捨て難い。難しい選択。
『要約すれば……』E・B・ホワイト 浅倉久志訳
"Irtnog" by Elwyn Brooks White
⇒活字離れと活字中毒は相反しない、という命題で、
当時のリーダーズダイジェスト隆盛を皮肉ってますが、
今北産業とかツイッターとかまとめサイトとか、
その辺はスマホ時代も変わらないと。
『早熟』デーモン・ナイト 酒匂真理子訳
"Special Delivery" by Damon Knight
⇒胎児の自我持って超天才という題材で、胎児が文学、
ストーリーテラーを指向する点が独特。生まれてないのに語り部。
生まれてないのにバクマン。
『創作論理学入門』ハワード・ショーンフェルド 浅倉久志訳
"Build Up Logically" by Howard Schcenfeld
⇒自我とかの話かと思いますが、いまひとつ分からなかった。
『地球解放』ウィリアム・テン 南山宏訳
"The Liberation of Earth" by William Tenn
⇒コニー・ウィリスが題名を挙げた作品ということで、
これを読むために借りたのですが、あまり残りませんでした。
『債鬼』ロン・グーラート 浅倉久志訳
"Badinage" by Ron Goulart
⇒SFでなかったら、わりとある話ではないかと。
貸し付けてかっぱぐマッチポンプ。一本化して清算後、
再出発の資金が出るとまた誘惑。ギャンブル依存。ショットガン。
『マーティン・ボーグの奇妙な生涯』ジョージ・コリン 浅倉久志訳
"The Singular Quest of Martin Borg" by George Collyn
⇒全能型の主人公をこういうふうに創造するのか、という点と、
このころからトランスジェンダーSFってあったのか、という点。
『ザ・ビッグ・スペース・ファック』カート・ヴォネガット・Jr. 伊藤典夫訳
"The Big Space Fuck" by Kurt Vonnegut, Jr.
⇒解説がハーラン・エリスンの評から引いたところでは、
SFタイトルで初めて「ファック」を使った作品とか。
スペルマでなく「ジザム」でなければならない、
ファックやシットと同じくらい古い言葉なのに、
辞書に載らないままだったジザムに光を当て、
文字化されてなかった単語なので、スペルがまちまちだったのを、
統一させた云々とあります。ほんとかどうか検索しました。
http://eow.alc.co.jp/search?q=jizzum
で、そういう話と並行して、中西部の低所得白人?世帯の日常と崩壊が、
見事に描かれています。まさにスラップスティック。
『寿限無、寿限無』R・A・ラファティ 浅倉久志訳
"Been a Long, Long Time" by Raphael Aloysius Lafferty
⇒確率論に挑む勇者たちを描いた作品。
『われはクロード』チャド・オリヴァー チャールズ・ボーモント 南山宏訳
"I, Claude" by Chad Oliver & Charles Beaumont
⇒フィクションが実体化する社会に於ける焚書の効用、みたいな。
以上
新緑とアマガエル
今年はまだ蚊が出ないからいいねえ、なんて思ってますが、
例年もこの時期はまだ蚊が出てないかしれません。まだ五月です。
涼しい風が、さーっと吹き渡ってる間は、蚊は飛ばされて、
まとわりついてこない(はずです)とも思います。で、水🙅溜めなんか見ると、
やっぱボーフラがわーとわいてるので、
ザバザバ溜まった水をそのへんにぶちまけたりしてます。
んで、まだこの地上に現存する汲み取り便所なるものは、
中身をザバザバぶちまけたらえらいことになるので、歯噛みしながら、
水?面の、ボーフラうにうにを眺めています。別に薬撒くほどでも。
https://www.google.com/doodles/nepal-republic-day-2017
今日のグーグルロゴはネパール建国記念日です、ネパールでは。
https://www.google.com/doodles/hibari-misoras-80th-birthday
日本(のグーグル)は美空ひばり生誕80周年。
日本とネパール以外のグーグルは平常運行です。いつものロゴ。
ひらつ化湘南が負けて横縞と不幸化福岡が一気に抜き去るか、
と思いきや、横縞は名古屋にピーケー失点ばかりで負けて、
福岡はザスパクサツグソマ群馬に 1-3 でお茶負けしました。
この辺が、J3、もとい、J2がJ1になれない由縁のメンタルなのだろうと。
それでまあ相模原もロスタイム TENGA 点が入って栃木に勝って、
湘南山形の逆パターンでございました。全然関係ありませんが、
ダービー取った人の自慢聞いてると、今週はトト買ってみようかと思います。
全然違うものですけど。
今日もくたっと寝てしまい、そういう点で、やり残したことがあるので、
悪くはないですけど、最良というわけではない一日だったと思います。
これから少し走って、さっぱりして寝ます。まあまあの一日でした。以上