わたぬき

四月一日 / 鳥居みゆき』単行本化が待ち遠しい!今日は嘘をついても良い日ということで、鳥居さんのことについて、久々にあることないこと適当に言っちゃおうじゃないかと思います。そんな意図が無かったとしても本当になったら嬉しいしね!言霊ってやつね!

といっても大きいのは不安なので、小さいやつですけど……昨年、名鉄名古屋駅名鉄レジャックで行われた『幸せの青い鳥居』キャンペーンについて。自分は平日の昼間ということで、11/21(月)イベント自体には行けず、名古屋に帰った時に広告を見に行くことしかできなかったのですが、このイベントについて一つ気になってたことがありました。それは、『何で平日の昼間にイベント開始?』ということ。広告の規模からみても結構大きなキャンペーンだったと思うのですが、レジャックに人を集める目的なら、普通は土日に鳥居さんを呼ぶと思うんですよね。せめて夕方からとか。でも実際は月曜2時スタート。こういうことがあると、自分は『なんでなん?』と思って、何か意味があるのかな?と思ってしまって、その時出てきたのが『ハッピーマンデー2』でした。移動祝日じゃないのが『告別式』と被る点も後押し。

このこじつけの反例として、[1]単純に鳥居さん側のスケジュールの都合(ロマンが無いので却下!)[2]そもそもこんな規模のイベントについて、サンミュージック・鳥居さん側からスケジュールの注文ができるの?(この点についてはクジャックのツイートがなんかヒントになりそうでならなそうな感じ?詳しくは分からないっす!)

@kujac_lejac: ども。クジャックっす(・△・)鳥居さんファンの中には熱い人がいる事がわかったっす。でも鳥居さんに来てもらうのって、大変らしいっす。スケジュール?お金?イベント内容?詳しくは分からないっす!レジャックで羽のばそー!2012-01-26 10:45:57 via つぶやきデスク

あと、この妄想ネタがマジだったとして、発展的に出てくる疑問が「鳥居さん発信?事務所と一緒に考えた?」ということ。これが前者であれば、『出川哲朗の俺をおいしくしろ!』でいうところのサブリミナル「単独やりたい」発言に近い意図に取れる。でも『ハッピーマンデー』って自分では計り知れないような特別な意味がありそうで、容易に2が出るもんなのか?とも思ったので、「ネタDVD出したい」的な意味に変換してエイプリルフールの力でレッツ既成事実化!

2011年の読書(ノンフィクション)

昨年は小説よりもノンフィクションに当たりが多かったです。

ひとは自我の色眼鏡で世界を見る―認識の構造と限界

ひとは自我の色眼鏡で世界を見る―認識の構造と限界

タイトル書いして大当たりだった本。「何をもってわかったといえるのか」「そもそもわかるなんてことがあるのか」「自分でそれらしい答えを与えて解った気になってるだけの錯覚なんじゃないのか」という問い事態がもう錯覚なのかもしれなくて答えがない。でもわかりたい。結局カーニバル・デイのラストのように『理解しようと努力する』ことを続けるしかない。続けます。

「わかる」とはどういうことか―認識の脳科学 (ちくま新書)

「わかる」とはどういうことか―認識の脳科学 (ちくま新書)

タイトル通りの本。非常にわかりやすくかかれてて面白かったです。さらに疑い深い人は上の本に行くのがおすすめ。上の本を読んでも答えは書いてないけど。

大学教授のように小説を読む方法

大学教授のように小説を読む方法

深読みするための様々な道具とテクニックがてんこ盛りです。こんなに深読みしてもいいんだ!って気にさせてくれる本。ご利用は計画的に。

対象喪失―悲しむということ (中公新書 (557))

対象喪失―悲しむということ (中公新書 (557))

上3冊とはガラリと内容が変わるけど、これまで読んだ中で一番泣いた本です。喪失して悲しくなる対象がいる人向け(たとえそれが身近な人でなくても)。単に読んでた時期に情緒不安定だったわけではないと思う。思いたい。むしろ、悲しくなったことで普通の人間に近づけたことを実感できた。

以下はコメント略です。

記号論への招待 (岩波新書)

記号論への招待 (岩波新書)

書きたがる脳 言語と創造性の科学

書きたがる脳 言語と創造性の科学

偶然性と運命 (岩波新書)

偶然性と運命 (岩波新書)

フロイト全集〈8〉1905年―機知

フロイト全集〈8〉1905年―機知

2011年の読書(小説編)

他人や自分を理解することは、誰にもできない。それでも、理解しようと努力することはできる。

2011年の始まりはカーニバル三部作。ミステリかと思ったらトンデモSFで、ゼノサーガのテスタメントを先取りしてたりいろいろおったまげたけど、言語野とろけさせてくれるのは相変わらず。多分この本を読んでなかったら1〜2月の鳥居さん関連妄想過多であんなにピコピコなってなかったかもしれない。

奇偶(上) (講談社文庫)

奇偶(上) (講談社文庫)

「……なぜ人は、不思議なことに出逢った時、そこに意味を見出そうとするんだろうねえ?」

一応ミステリーなんだけど、偶然ウンチクがたくさんあって参考文献もあるので、シンクロニシティに興味がある人向け。本当に単なる偶然と、自分の願望が作り出した錯角の偶然。自分が興味があるのは当然後者で、気持ちいいのも後者なんだけど、これって狙って他者に与えることもできるのかな。

幻影の書 (新潮文庫)

幻影の書 (新潮文庫)

↓↓↓な時に人(の作品)に出会うことで↑↑↑という序盤の展開や、一人の作品についての解釈に熱中する所が、自分の経験と重なり合う所があったので、かなり好きな1冊です。ちゃんと数えてないけどポール・オースターは去年一番読んだ作家。

時をかけずり回る青年。時間ループ量子可能世界SF。遅ればせながら年末にようやくプレイ。ノベライズは文字の下寄せやカギカッコ重ね(1箇所だけだけど)など、結構遊び心があって面白かったです。

ミスター・ノーバディ

前回のハプニングに引き続き、
今回も、映画の本筋の解釈は一端措いといて、
なんか引っかかった部分を抽出して妄想してみようのコーナー
複数の国の合作のようだけどとりあえず英語で考えてみる


バタフライ効果
劇中に「バタフライ効果」が出てきますが、
「卵を茹でる」ことでバタフライ効果的に雨が振るシーンがあります。
それぞれを英語表記にすると、
・Butterfly Effect
・Boil Egg
それぞれの単語の頭文字が共通してます。
この共通点が他にもないか考えた時にすぐ出てきたのが
・Barber Elise
単語「be」といえば「存在する」の意味がありますが
「nobody」との関連性は何かあるのかな?ないのかな?


☆No Smoking
頭文字繋がりで気になったのがNo Smoking
バタフライ効果でニモの両親が出会うのは「BUTTERFLY LANE N.S」
N.Sって何?North・South?
N.Sの現実的な意味が他に浮かばず、浮かんだのが、
作中でちらついたNo Smokingの頭文字でした。
・母親が乗った列車の車体に印字
・バイク事故のニモが入院した病院の窓口か何かのガラス(マークとして)
そりゃ禁煙席もあるし病院内は禁煙なんだけど、
Smoking・煙も出てきたのでやっぱり気になった。
・時間とか宇宙大拡散とか語ってたニモの話
・アンナとニモの喫煙シーン


☆その他気になったことメモ
・CHOICE、CHANCE
・NO WAY→GIVE WAY
・正確な時間は確認できてないんだけど、
 大人ニモと大人アンナが出会うのが9時10分過ぎで、
 駅のホームにある時計の時間も同じ時間だった気がする
・老人ニモの病室の時計や老人ニモVTRを流した家の表札、
 他にも色々出てくる数字が気になった
・「老人ニモの再生(ていうか逆再生)」が「赤ちゃんの誕生」に見えた


☆追記
・N.S.はNon Smokerでした。当たらずとも遠からず。
 http://edmontonstreet.web.fc2.com/living1.htm

ハプニング

「オースター二等兵」が出てきたせいで、終盤の舞台設定で
『幽霊たち / ポール・オースター』を思い出した。
そんなことはおいといて、最後のTVシーンのなぞなぞ。
「追う追われる」の会話をヒントに。


・開始時刻:8:33


・終了時刻:9:27


・半透明合成


長針短針の指す部分へ半径を引くと
「ミツバチ」が「北東」へ向かって飛んでるように見える気がする。
この方向で何か書いてるブログ記事を探しています。
検索しても出てこない。英語でググるかな…

1Ω8

Ladybird!

今年の3月は自分にとって特別な月なので、とある括りの小説を続けて読んでたんですが、途中で起きた地震の影響でその括りが別の意味に捉えられそうだったため、Twitterでのメモを自粛してこちらに。

過去に読んだ作品だと、「世界の果て」が出てきた『壁 / 安部公房』や『ディスコ探偵水曜日 / 舞城王太郎』が当てはまると思うんだけど(この2作品はもう1つ大きな共通点がある気がする)、他にも「世界の終わり」系譜の有名小説ってあるのかな。どうやら「キリスト教的終末思想」、「分裂、分身、ドッペルゲンガー」や「世界の果て・終わりの境界線による密室」が共通もしくは引き継がれるモチーフになってるような。

SFじゃないディック作品。終末思想としての文字通りの「世界の終り」を語る電波さんが主人公を狂わせる…んだけど、正直主人公の周りで起こる狂った登場人物による狂った昼ドラのほうがメインだった。

福永武彦の短篇集。表題作『世界の終り』が目的だったんだけど、『未来都市』がこれまでに読んだSF短編小説でトップクラスの面白さだった。文庫版『廃市・飛ぶ男』を探索本リストに追加。後記の最後の方に書いてあった作者の考えが琴線に触れたのでメモ。

この頃、小説を書けば書くほど孤立感が僕を襲う。一体誰が分ってくれるのだろうと考えることがある。

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫)

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫)

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉 (新潮文庫)

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉 (新潮文庫)

村上春樹の代表作。今まで読んできた作品のなかで一番自分好みのストーリーで面白かったです。『ディスコ探偵水曜日』の感想記事を読んでる時に、比較として挙げられてるのをちらほら見かけたんだけど、結末を見て納得。

世界の終わりの終わり

世界の終わりの終わり

どこまで行っても一人だ。最終的に一人だ。結局的に一人だ。ならば、自分で自分を救うしかない。

これがかの有名な脳内妹…!今まで読んだ作品の中で一番不安定な気がした、太宰でいう『二十世紀旗手』的な。ファン以外が1冊目に読むとドン引き必死!どうやら「新現実」の掲載時から大分変わってるそうなので、「新現実」版も読んでみたい。

世界の終わり、あるいは始まり (角川文庫)

世界の終わり、あるいは始まり (角川文庫)

わが子を信じてやらなくてどうするのだと思う。わが子を信じることが親の務めだとも思う。しかし私は悪い想像を止められない。

「あれ、もしかして…」と思って調べて合致したときの妄想暴走は僕も経験があるので、作品構造はかなり好きなんですが、最後が割と投げっぱなしなので、一つの答えを欲しがる人には向かないかも。

ΑΩ(アルファ・オメガ)―超空想科学怪奇譚 (角川ホラー文庫)

ΑΩ(アルファ・オメガ)―超空想科学怪奇譚 (角川ホラー文庫)

読書中。

悩んだ結果のアメンバー

ネタバレの可能性があるものを書くのが怖い

でも気付いたもの・知りたいもの同士で交流がしたい

閉鎖空間に行くしかない


というわけで、amebaブログを試してみます。
http://ameblo.jp/8pturn
アメンバー限定記事は大っ嫌いだったんだけど、
自分のやってることが、小林さんのツイートの「感想」に収まってるのか不安で、
迷惑をかけないためにはこうするしかないという結論に。
僕の妄言が好きな人は申請下さい。


(2/25更新)
とある考えにより、以降の申請承認は基本的に、
twitter相互フォロワー
・ブログ、twitter等で鳥居さんについて語っている方
のどちらかに当てはまる方に限らせていただきます。