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17/12/2009

ブログを移動することにした

直接のきっかけは、前回のエントリーを書いている時に、ポンド文字が文字化けするのにウンザリしたからだ。なんで今だにEUC-JPなんて使ってるんだろう?まあ、別にEUC-JP自体が悪いわけではないが、少なくとも日常使う文字が使えないブログサービスを使い続ける理由は全くない。そもそもなんではてなダイアリーにしたんだっけ?と考えたが、その理由を一つも思い出せなかったので、別のところを使うことにした。

しかし、最近は1ヶ月に1エントリーを書けばいい方で、ほとんど更新していないのが実際のところである。このまま別のところに移動したとしても、結局更新しないかもしれない。まあ、それでもいいのだが、せっかくなのでなんか新しいやり方でも考えるか・・・といろいろ考えて、とりあえず試行としてTwitterにしてみることにした。TwitterだとiPhoneからでも気軽に投稿できるし、書くのにもそれほど時間もかからない。今のところはロンドンの日常生活や気になったニュースなどを主に更新することにしようと考えている。ということで、新しいTwitterのアカウントはこちら→@incubatorlondon

しかし、やはりもう少し長い内容のエントリーを書きたくなることも月に1回くらいはあるかもしれないので、いちおう別のブログサイトも作った。

http://incubatorlondon.wordpress.com/

そして、せっかくなので、以前のロリポブログとこのはてなダイアリーのエントリーを上記のWordPressにインポートしてみた。自分で言うのもなんだが、Sheffieldにいた頃やLondonに来てすぐのエントリーは(確かに馬鹿な内容も多いが)今読むとなかなか面白い。やはりいろいろ刺激を受けることは重要だ。ただでさえ歳を取るにつれて日に日に感性が鈍って来ているのだから、もっと意識的に変化や刺激を求めていかないと心が干からびてしまう、と反省した次第。まあ、こういう反省ができるだけでもブログを書いた甲斐があったというものだ。

ということで、Twitterで会いましょう。

04/12/2009

Migration Advisory Committee endorses immigration routes for highly skilled migrants

Migration Advisory Committeeという独立機関が行ったPoint Based SystemのTier 1カテゴリーの基準に関するレビュー結果が公表されたそうだ。

404 - Not Found

これによると、以下の変更が提案されたらしい。

    • the salary multipliers, which are used to convert previous earnings outside the UK into a UK equivalent, should be rapidly and thoroughly reviewed;
    • migrants with a bachelor's degree but no master's degree should be allowed to come to the UK under Tier 1 (General), if their previous earnings are high enough;
    • professional qualifications (in law and accountancy, for example) should be considered as equal to a master's degree;
    • the pay thresholds should be substantially increased, with no points for previous annual earnings below ??24,000;
    • migrants with previous annual earnings of at least ??150,000 should not need to meet the educational qualification requirements;
    • applicants should receive points for their age if they are 39 or under; and
    • successful applicants should initially be allowed to come to the UK for two years, rather than three as at present, with a three-year extension later if they are in highly skilled employment.

このレポートを受けて、政府は規則をどう変更するか(あるいはしないか)を2010年初旬に検討するとのこと。

23/11/2009

Macでフランス語やスペイン語の文字を入力する

MacでUSキーボードを使っている場合、フランス語やスペイン語の文字で英語では使わない文字(アクセント付きの文字など)を入力するのは少し面倒だ。キーボードのレイアウトを一時的にフランス語やスペイン語に変更することも可能(System Preference -> Language & Text -> Input Sourcesから選択)だが、英語に存在する文字のキーボードの割り当ても変わってしまう場合があったりして、慣れないとちょっとイライラしたりする。

まあ、実質的に同じようなものだが、個人的にもう少し簡単だと思うのが、Optionキーとの組み合わせで入力する方法である。この場合は、USキーボードの文字のキーは変わらないので安心である。

僕のMacでは以下のようにOptionキーやShiftキーとその他のキーの組み合わせで英語にない文字(いわゆるISO8859-15の文字の一部?)が入力できる。たぶん他のMacでも同じだと思うが確認はしていない。

まず、これが普通のUSキーボードのレイアウト。

f:id:stemy:20091123190922j:image

Shiftキーを一緒に押すと、次のようなキーが入力できる。これは実際にキーボード上に印字されているから特に目新しくはない。

f:id:stemy:20091123190924j:image

Shiftキーの代わりにOptionキーを一緒に押すと、それぞれのキーで次のような文字が入力できる。オレンジ色のキーは、単体ではなく他のキーと組み合わせて使う。例えば、"Option + e"の後に今度は単体で"e"を押すと、"é"(e with acute accent)が入力でき、"Option + `"の後に単体で"a"を押すと"à"(a with grave accent)が入力できるという具合である。

f:id:stemy:20091123190923j:image

続いて、ShiftとOption両方を一緒に押すと、次のような文字が入力できる。さりげなく、Appleのマークが入っているのが面白い。

f:id:stemy:20091123190925j:image

ちなみに、このキーボードの画像はMacに標準で入っているKeyboard Viewerアプリケーションのスクリーンショット。これを起動すると、なぜかキーマップがいつもおかしくなるような気がするが、いつの間にか直っていたりするのでよくわからない。

で、なぜこんなエントリーを書いているかと言うと、自分で簡単だと言いいつつも、やはりどのキーがどの文字だったか忘れてしまうので、自分用の備忘録/参照用として書いておこうと思ったからである。

15/11/2009

インターネットでヨーロッパのテレビを観る

最近はインターネットでテレビを観ることができて、観ることができるチャンネルも少しずつ増えつつあるようだ。

もともとあまりテレビを観たいと思わないし、そもそもテレビを観る時間があまりないのだが、言語、特にリスニングの勉強にはテレビを観ることはかなり有効なような気がするので、最近は家でパソコンを使って何か作業をする時にはたまにニュース番組をナガラミしたりしている。

ということで、少なくともロンドンからアクセスして普通に観ることができるサイトをほんの少しだけ紹介。(確認はしていないが、残念ながらたぶん日本からは視聴不可なところが多いと思う。)すべて無料である。 間違いなくこれ以外にももっとたくさんあると思うし、これからも増えると思うので、気がついたら更新するかも。

テレビ局が自分の局の番組をインターネットで配信しているサイト
  • BBC iPlayer (英語)

http://www.bbc.co.uk/iplayer/

BBCのサイト。リアルタイムで番組の視聴ができるほか、過去の番組も放映後一定期間ウェブサイトから、あるいはダウンロードして観ることができる。iPhone用のページ(http://www.bbc.co.uk/mobile/iplayer)もあるが、リアルタイム視聴や番組のダウンロードはできない様子。

  • Channel 4 on Demand(英語)

http://www.channel4.com/programmes/4od

Channel 4のサイト。リアルタイムでは観られないようだが、過去の番組のアーカイブをウェブサイトから観ることができる。

  • iTV Player(英語)

http://www.itv.com/ITVPlayer/

iTVのサイト。リアルタイムで番組の視聴ができるほか、過去の番組も放映後一定期間ウェブサイトから観られる。

  • RTVE(スペイン語)

http://www.rtve.es/

スペインのテレビ局。ニュース番組、ドラマ、スポーツなど数多くの番組をリアルタイム、およびアーカイブから観ることができる。

http://www.france24.com/fr/

フランスのニュースチャンネル。ニュース番組やTVショウをリアルタイム、およびアーカイブから観ることができる。

  • Deutsche Welle(ドイツ語)

http://www.dw-world.de/

ドイツのニュースチャンネル。リアルタイムで番組の視聴ができる。


テレビ局以外がインターネット上で各番組をリアルタイムで見られるようにしているサイト
  • TVCatchup(英語)[要無料登録]

http://www.tvcatchup.com/

チャンネル:BBC、Channel 4、iTV、Sky Newsなど約40チャンネル

リアルタイムで各番組の視聴ができる。iPhone用のページ(http://iphone.tvcatchup.com/)もあるが、現在はβ版ということで11チャンネルのみ視聴可能。

  • Zattoo(英語、フランス語、ドイツ語、アラビア語)[要無料登録]

http://zattoo.com/

チャンネル:Al Jazeera(アラビア語)、BBC、Channel 4、iTV(英語)、France 24(英語、フランス語)、Deutsche Welle(英語、ドイツ語)など31チャンネル。

リアルタイムで各番組の視聴ができる。ウェブブラウザではなくアプリケーションをダウンロードして観ることもできるようだがまだ試していない。

08/11/2009

Tier1 (General) visa 更新

数日前にやっと新しいビザが届いた。ビザは僕のイギリス生活の根幹に関わる問題で、その更新はここ数年の最大の課題だったので、無事に更新できて嬉しい。

有効期間は3年間なので、2012年のロンドン・オリンピックの期間もロンドンに滞在できることになる。いや、だからどうだということはないのだが。

しかし、いつものことだが、すべてがスムーズに行ったという訳ではなかった。必ず何か落とし穴があるのである。

今回は申請を自分でやることにした。前回は申請にあたっていろいろ不明なところがあったので自分でやる自信はあまりなかったのだが、今回は特に問題はないと思ったからである。

2年前にHSMPのビザを取得した時からいろいろ制度が変わって、HSMPビザはTier 1 (General)というカテゴリーに変更になっている。 しかし、取得の条件や申請に必要な書類等は基本的に変わっていない。会社をクビにさえならなければ、ポイントは十分にある。必要な書類は給与明細と銀行口座の取引明細だけで、しかも両方とも当然英語で書かれているので、今回は翻訳という面倒な手続きもない。大学院の修了証や英語力の証明(IELTSの結果)は前回(HSMP取得時)に提出済みなので今回は提出する必要はない。前回に比べたら圧倒的に簡単だ、と当初は考えていた。

1年以上前から申請する月までの期間を指折り数え、9月中旬に銀行から取引明細が郵送されて来るや否や申請書類をHome Officeに送った。唯一の心配は交通事故などにあって書類を郵送できないことだと思ったので、その日は自転車ではなく地下鉄で会社に行った。そして、無事に書類を郵送することができた。まずは一安心。

Waiting timesのページの情報から、そろそろ結果が送られて来るだろうと思っていた10月初旬のある日、会社から帰って来たら茶色いA4大の封筒が届いていた。お、来た来たと思って勇んで封を切ってみると、送った申請書類やパスポートとともに、1枚の手紙が入っており、申請書類が無効なので差し戻すと書いてあった。

待て、落ち着け。

よく読むと写真が無効だということである。申請書類の一部としてパスポート用サイズの写真を2枚送る必要があるのだが、その写真は申請日から1ヶ月前以内に撮影した写真でなくてはいけないという規則になっている。しかし、実は僕は「1ヶ月前だろうが1年前だろうが、この歳になったら(多少髪の生え際は後退するにしても)識別不可能なほどに顔が変わることはないだろう」と勝手に考えて、年初にパスポート更新の際に撮影した時に残っていた写真を送っていたのだった。しかし、別に撮影日が記録されているわけでもないし、なぜ1ヶ月以上前に撮影したとわかったのだろう?

答えは簡単だった。申請時にはパスポートも送っているので、そのパスポートに載っている写真(今年初頭に更新)と、申請書類の写真を見比べて、同じ写真であることは一目瞭然、つまり申請書類の写真は今年初頭以前に撮影されたことは明らかだったのだ。ああ、相変わらずの馬鹿っぷり。

で、その日が10月8日。更新前のビザの有効期限は10月9日。つまり次の日だった。もし再度申請したい場合には、新しい申請書類で申請しろと書いてある。郵送の場合の申請日は、申請書類を送った日なので、次の日に書類を郵送すれば、ぎりぎりビザの期限が切れる前に申請をすることができる。今回のような場合には、もしかしたら期限後に申請をしても大丈夫なのかもしれないが、正確なところはよくわからないし、不要な問題を避けるためにも期限が切れる前に申請した方が良いだろう。

申請書類は10月に更新されていたので、改めてPDFファイルをHome Officeのサイトからダウンロードして印刷した。70ページ以上あるので膨大な時間と紙が必要になるのだが、幸いなことに家にはちょうど印刷に必要な枚数の紙が置いてった。もしあと1枚少なかったら、最後のページを印刷するために次の日の朝まで待って、紙を買いに行って、印刷をして・・・とかなり面倒なことになっていただろう。こういうのは紙ではなく、早くオンライン化して欲しいものだ。紙資源も僕の時間も審査官の時間も大幅に削減できるだろう。証明の書類(給与明細や銀行口座の取引明細等)やパスポートは送らなくてはならないかもしれないが、その場合でもオンライン申請の最後に識別番号(と必要ならバーコードか何か)を表示させてそのページだけを印刷して、書類と一緒に送付するようにすれば良いだろう。

その後、差し戻された前回の申請書類と見比べながら記入をする。そこで前回の記入漏れに気づいた。あらら。これでは、写真が問題なかったとしても、いずれにしても差し戻されていた可能性が高い。オンライン化すれば、記入漏れなどもその場でチェックできて、必要であればすぐに修正できるのに、などとまた余計なことを考えた。

そして次の日。仕事よりもこっちの方が遥かに重要なので、朝から銀行に行って、口座の取引明細を印刷・押印してもらい、パスポート用写真を新たに撮影し、郵便局に行って書類を郵送した。理解のある職場で良かった。

ちなみに、費用に関しては、最初の申請時の820ポンドは差し戻された時に返還すると書いてあった。なので、再提出したのだが、費用自体は2倍払う訳ではない。その点は良かった。

最初に申請する前は、ポイントもあるし書類も揃っているので、今回は特に問題はないだろうとタカをくくっていたいたのだが、その後申請を差し戻されて、しかも申請書類の記入漏れを見つけたりしたので、すっかりその安心感は吹き飛んでしまった。例えて言えば、「申請、お願いしマース。」みたいな感じで気楽に書類を出したら、いきなり平手打ちを食らわされ、驚いてあわてて平身低頭して「どうかこの申請を何卒よろしくお願い仕り奉りまするー。」と再提出したみたいな感じである。今回また差し戻されたらどうなるのだろう?ビザの期限は切れているので、やはり一回国外に出ないと行けないのか?今の仕事はビザがあることが前提になっているので、はやり厳密に言えば雇用契約はその時点で解消になるのだろうか?といろいろよくわからない点が多く困ってしまったのだが、考えてもよくわからないし、調べてもよくわからないので、もしそうなったらそうなった時に考えようと思い、とりあえず心配はしないことにした。この辺が僕の馬鹿たるゆえんで、基本的に困難な事態に遭遇すると頭がオーバーフローして思考停止に陥ってしまうのである。

そして、先日、家に帰るとまた見覚えのある茶色いA4大の封筒が届いていた。中を見ると、パスポートや申請時に送った証明書類とともに、手紙が入っている。気持ちばかり焦ってなかなか英語が頭に入らない。落ちついてゆっくり読むと、

I am pleased to tell you that we have approved your application and given you leave to remain until 28 October 2012.

と書いてあった。思わず安堵のあまりその場に卒倒してしまったということはないが、かなりほっとしたことは言うまでもない。

ということで、とりあえず3年間はビザの心配はしなくてよくなったということは、大変喜ばしいことである。今現在のルールでは、Tier1(旧HSMPを含む)のカテゴリーで5年間連続して滞在していれば永住権(indefinite leave to remain)の申請ができることになっている。

How many years you must be in the United Kingdom before applying for settlement

You must complete a continuous period of five years in the United Kingdom in an eligible immigration category before you can apply for settlement, and you must meet all the requirements of the immigration rules before you are eligible to apply.

You should apply using the SET(O) form, which you can download from the right side of this page.

What immigration category you must be in to apply for settlement

Under the rules, to satisfy the five-year qualifying period for settlement under this category, you may include any periods of leave (permission to stay) under any of the following immigration categories that immediately precede your time here under the highly skilled worker category:

  • highly skilled worker (Tier 1 General);
  • Highly Skilled Migrant Programme;
  • work permit holder;
  • innovator;
  • self-employed lawyer; or
  • writer, composer or artist.

The immigration rules are subject to change and you must meet the rules that are in place at the time that you apply for settlement.

404 - Not Found

しかし、このルールは間違いなく3年以内に変わるだろうし、その結果としてどうなるかは今はまったくわからない。なので、長期間に渡るコミットメント(例えば、家を買うなど)はなかなか難しい状況である。もっとも、家を買う金なんてそもそもないし、買う必要も全くないのだが。

将来の不透明感というのは、なかなかストレスフルなものだ。例えて言えば、自分の身長よりも低い天井の部屋でずっと腰を屈めて過ごしているような感じである。今回のビザ更新で、その天井がほんの少しだけ高くなったことは間違いないが、まだまだ思いっきり腰を伸ばすことができるほどではない。修行の日々はまだまだ続くのである。