突然個展

ホテルコンコルド浜松のロビーにちょっとした絵画展示スペースがあって、

いろんな人が個展やグループ展をやってるんだけど、

急に展示スケジュールが空いてしまったそうで、

個展をやりませんか、ってお話を頂きまして、

急遽、実施することになりました。

 

 2024年4月11日(木)~2024年4月16日(火)

 ホテルコンコルド浜松 

 ロビー オープンギャラリー

 #フロントで「絵を見に来た」と言えば、駐車料金が無料になるそうです。

 

基本は、昨年末に行った個展からのピックアップなんだけど、

せっかくなので急いで新作も描いて、

飾れるのは、10点前後かな。

 

わざわざ来ていただくのは申し訳ないので、

もしお近くを通りかかった際には、

お立ち寄りいただけると幸いです。

#まあ、このブログに書いても宣伝にはならないけど…。

Beat, Groove and Alternate

 

 

清志郎やRCのベスト盤って色々出てて、

有名曲ばかり集めたものや、コンセプトものとか、

まあ、基本的に持ってる曲ばかりだから、

全てを購入してもいられないのだけど。

 

ただ、今回発売されたこのコンピレーションCD、

ROCK’N’ ROLLをコンセプトとして、

有名曲、レア曲含めて

選曲が判ってるというか、素晴らしく、

あと、音も良いし、曲の繋ぎもカッコよくて、

購入して良かったよ、

ご機嫌で聞いてる。

 

それにしても思うのは、

初期の曲なんかだと、リリースされてもはや50年近くの

歳月が流れているのに、

全然古くならないのだなー。

サウンドはご機嫌だし、

言葉は突き刺さるし、

それでいて、すごくナイーブでセンチメンタルな面が

キュンと来るし、

あぁ、あの時と変わらないや、って感じだ。

 

まだまだCD化されていない音源はあるだろうな、

映像も見たいし、

今後も期待して待ってよう。

 

 

ハマイチ

今日は毎年この時期恒例の浜名湖サイクルツーリングのイベントがあって、

自転車で浜名湖一周、ハマイチってやつね。

でも、実は去年のこの時期に、加齢からか膝を痛めてしまって、

昨年はエントリーしていたにも関わらず、キャンセル。

今年も、痛みは続いてて、でもまあ動かさないとまずいよねってことで、

膝と相談しながらの参加となりました。

 

今日の浜名湖、天気は良かったけど、

自転車の大敵、強風が吹き荒れてて、

湖畔の道路には波飛沫が掛かるほど。

体力の消耗が激しかったけど、

後半は膝の痛みとの戦いだったけど、

何とか、60kmを完走できて、

良かった。

 

膝の痛みばかりが理由ではないのだけど、

最近は、出不精気味でよくなくて、

でも今日、完走できて、少し外で体を動かすことの自信にもなったな。

たくさんの人が参加してて、

こういったイベントは楽しいから、

これからも毎年参加したいなと。

 

本、いろいろ

 

 

森見さんの最新作、

文庫になるのを待とうかとも思ったんだけど、

待ちきれずに購入、面白かった。

シャーロックホームズってのが意外だったけど、

案外、森見さん作品に合うのかな、

それがスランプだったり、

舞台がビクトリア朝京都とか、不思議。

まあ、最終章で色々と展開があるのだけど、

ここは大幅に書き直されたのかな?

とっても推敲されたような雰囲気。

森見ワールドは楽しいな。

 

 

 

会田誠さんが「新しい美術の教科書」って特集を書かれてて読んだ。

まあ、実際に中学生に読ませるというより、

この雑誌の購入層に読ませるためなんだけど。

「美術に政治を持ち込もう!」とか、

「美術で性の色々を知ろう!」とか、

いつもの会田さんらしい記載で、

文章の上手い方なので、読ませてくれて、考えさせてもくれる。

心の葛藤を絵画にぶつけた人がアーティストって、分かるし、

実は美術は終わってるのかも、って、

現代アートについては、まさにそんな感じ。

中学生には刺激が強いかもしれないけど、

今は、そんなこともないか。

 

最近は充実してるって話の

本当の美術の教科書も見てみたいな。

 

 

我が家の二匹の猫も保護猫を譲り受けたもので、

何となく重なる部分もあって。

結構身につまされるものがあったりもして。

 

人物デッサン

人物デッサンがとっても役に立つことはわかってて、

週に一度、着衣デッサンと、

2ヶ月に一度、裸婦デッサンを続けてるんだけど、

これがなかなか面倒で、

やめたくなる時もあるのだけれどな…、

でもまあ、自分の絵にデッサンってどれだけ必要なんだろ、とか

考え始めると良く無いよな。

 

人物デッサンって絵描きの基礎練習みたいなもので

やればそれだけ上達するのは確実だし、

おかげで物の形を平面に映し取る技術は上達したと思う。

でも、自分の作品の良さとは関係ないけどさ、

そういうものか。

 

ところがだ、

このデッサン会を主宰している方が、

高齢のため、なかなか続けるのが難しくなってきてるそうな、

私に世話役を引き継いで欲しいみたいではあるけど、

それも難しいよなー、とか。

活動を見直す必要はあって、

デッサン会に限らず、

いろんなものが、

そういう時期にあるような気がする。

 

 

エスキース

大きな絵を描く時って、

事前に入念にエスキースを何枚も描いて、

構想を練った上で取り掛かるって、常なんだろうけど、

大学でも、そんな描き方だったけど、

これが自分は苦手で、

ほとんど空想のみから

いきなりキャンバスに描き始めるもんで、

それで途中でカオスになって、

収集がつかなくなることって、よくあることですよ。

 

でも、実は頭の中にはとってもたくさんの

エスキースみたいなものがあるのも確かで、

それを少しづつ具体的な映像にしつつ、

描き始めるんだけど、

でも、描いてみて初めて分かる部分は大きい訳で、

また考えて、描いての繰り返しで、

結局、エスキースをキャンバス上で試してるってことか。

 

今、80号の絵を4枚同時に描いてるのだけど、

まあ進まないこと。

一応締め切りはあるのだけど、

もう少し先だからっていうのもあって、

ほとんど考えてる時間ばかりなのは、

最近特に体力的に動きが鈍くなったことばかりが理由では無いのだけど、

もっと効率的な描き方もありそうだけどな。

 

「いちご白書」

「いちご白書」って映画を初めて見たのは、自分が中学生の時で、

1975年に荒井由美さんが作った「いちご白書をもう一度」って曲がヒットして、

映画がテレビで放送されたのを見たんだと思う。

その後も何回か見てて、高校の学園祭で上映されたり、

で、その都度印象に残ってる。

 

映画は1970年制作で、自分は学生運動の世代では無いけど、

なんとなく、その時代への憧れみたいなものはあって、

中島みゆきさんの「ローリング」の歌詞にある、

「それを宝にするにはあまり遅く生まれて」ってやつ。

最近もどうしても見たくなって、

でも、Amazonで売ってるDVDって輸入物の英語版のみで、

まあそれでもいいかって、買って見てた。

 

で、去年末かな、なんと、

NHK BSで字幕付き版が放送されて、久しぶりに見返して、

感動するってものでも無いのだけれど、感じるものはたくさんあった、

録画して、今も時々見返す。

そういえば、ニールヤングを知ったのもこの映画がきっかけだったな、

映像に「Helpless」がやけに合うんだな、

「Down by the river」も印象的だった、

サントラ版のLP買って、今でも持ってる。

 

結果として何も残らなかったのかもしれないけど、

あの頃の学生たちの思いって、今の時代を見ると特にね、

込み上げるものがあるよな。

今でも「Give peace a chance」を口ずさむのは、

単に旧懐の意味だけでは無いんだよ。