9/12(Sat)

ワークショップ思考。敷地模型を作りながら、形態のバリエーションを考える。「平面的におもしろそうなもの」という縛りを自分に与えて5案だすようにする。昨日のエスキスに引っ張られてか、描く線が曲線ばかりになる。今までの自分ならここで臆病になるところだが、今日のところはこのままにしておく、新鮮さも手伝ってか、どのかたちもそこそこ面白く見えてくる。あまりやらない手法だけに自分世界に閉じこもってしまいそうで危険。周りの人間に意見を聞いてみたい。

美しいもの

9/11のエスキスのこと。やはり物を作っている人は教授陣と違い「何か言ってやろう」というオーラが出ている。自分の案に対しても自分が気付いていなかった所や、これからの発展について意見をいただく。ただうなづいているだけではおもしろくない。ここはゆずれないというところを見出しておかないと討論できない。エスキスの中で「美しいものを作ろう」とおっしゃっていたのが印象的。「美しいもの」についての議論なんて大学の設計演習ではほとんどやったことがない。「美しい」という発言の中に「自由」や「曲線」といった含みを感じたのは自分だけだろうか。そんなことを思いながらこの討論に身を投じることをおもしろそうだなと思っている。これから働く先も含めて、それが必ずしもダメだとも思わないが、美しいものを求めるということがもしかすると不利益になりかねない世界に入るかもしれない。だからこそ、このワークショップでの経験は貴重になるかもしれない。かたちについてもっと自由に、多様であろうと自分を強制するような気持ちを持ってもいいのかもしれない。

9/11(Fri)

ワークショップエスキス。現在妹島事務所勤務のOBの方と、元妹島事務所勤務の方が来校。各人の提案に対してテーマに即したアドバイスやコメントはもちろん何だけれども、様々な視点からの意見が飛び交う。終了後も先生方を捕まえてもう一つの案を見てもらうがこちらはあまり反応が良くないので、まだまだ洗練させないといけない。案を一つに絞ってもいいか。その後先生方も含めて千里中央に飲みにいく。アトリエで働く人の話や阪大の学生の印象などを聞く事ができておもしろかった。自分の就職先について「安定志向」と言われたが、否定はしない。給料という面で避けたものもある。自分の能力とこれからを見つめて、仕事を選んだ。縛られるつもりはないが、違う道を行く事をこの先考えるにしても一度世界に入りその世界のことを実感してからである。

9/10(Thu)

会社の内定者ミーティング。このご時世だけあって非常に人数が少ない。受かったことをラッキーだと思う。社長とご飯を食べ(こんなことができるのは小さな会社ならでは)、1年生の先輩方から仕事の現状などを聞く。いい風に話しているのだろうけれどやり甲斐がありそうである。終わってから同期と飲もうとなってから時間があったので、スカイビルを見に行く。関西の人が少ないので喜んでもらえた。飲みではそれぞれの地方のことなどを話す。色んな地域の人が集まるという経験自体が少ないので新鮮である。性格にも地方特性があるのだろうか。この関係が貴重な財産になるといいが。