演劇×劇場×文化施設建築

2017-04-23

秋田新文化施設設計のJV決まる

秋田県秋田市が共同で同市千秋明徳町に整備する新文化施設設計者選定委員会委員長・勝又英明東京都市大教授)は22日、設計者に佐藤総合計画東北事務所仙台市)、小畑設計事務所秋田市)の共同企業体(JV)を選んだ。

市役所で1次審査を通過した5JVが公開プレゼンテーションを行った後、選定委が非公開で最終審査をした。JVは県、市とともに2018年度までに具体的な設計を詰める。

プレゼンではホールと設備の配置をはじめ、秋田杉など県産材利用やにぎわい創出策、雪や周辺環境への配慮といった技術を各社が提案質疑応答をした。市民ら約200人が傍聴した。

選定委は建築環境専門家興行会社、県、市の担当部長ら7人で構成。審査後の記者会見で、勝又委員長は「使いやすい施設配置で、外観の意匠が敷地の景観に合っている」と選定理由を説明した。

新文化施設は、現県民会館跡地に21年の完成を目指す。市は周辺一帯を「芸術文化ゾーン」として、4月に始まった第2期中心市街地活性化基本計画の目玉事業位置付ける。市文化会館廃止する。

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170423_41032.html

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20170405/1491363500

来月21日、三越劇場90周年 演芸界の長老競演

ことし開場90周年を迎えた三越劇場東京都中央区)が来月21日、大御所2人を招き、創立記念の演芸会を開く。題して「90なんてまだ若い! 内海桂子桂米丸」。90歳を過ぎてなお現役であり続ける2人は、これまでテレビ番組や興行で顔を合わせることはあっても、名前を冠した舞台で競演するのはこれが初めて。2人合わせて186歳!! 演芸界の生けるレジェンドが歴史に新たな1ページを書き加える。

「九十周年ということで若い人では意味がない。九十という数字にこだわると二人しかいなかった」。企画当時、劇場支配人だった小林守さん(52)は明かす。漫才落語の違いこそあれ、ともに芸歴七十年を超える業界長老劇場より年長の二人に白羽の矢を立てた。

「九十周年がなければ思いつかなかった企画。二人にとって九十なんてまだ若い。今も日々進化する二人が同じ舞台に並ぶ姿を見たいと思った」と演芸プロデューサーの中村真規(まさき)さん(64)は話す。昨年秋に企画を打診すると、桂子さんは「いいわよ」と二つ返事で快諾。しかし、体調に不安があった米丸さんはいったん回答を留保した後、年末に「出演したい」と決意したという。

ところが、年明けに桂子さんはタクシーから降りようとして転倒、左足の付け根を骨折。周囲をハラハラさせたが、手術とリハビリを経て、今月上旬浅草東洋館の定席で復活した。

♪命とは粋なものだよ 色恋忘れ 意地張りなくなりゃ 石になる〜

たくましく生きてきた自身の半生をなぞるように、十八番都々逸を歌う桂子さん。「皆さんの顔を見られただけで生きてたかいがあった」としみじみ語ったと思えば「百まで稼ぐよ!」と威勢のいい桂子節も全開だ。客席から「ウォーッ」と大歓声が上がった。

十二歳で舞台に立った。一九五〇年に故内海好江さんと結成した「桂子・好江」は半世紀近く、漫才界をけん引してきた。「浪曲は楽屋で師匠方の芸を見て覚えたの。三味線は働きながら習ったんだから」と振り返る。

今もニュース時事問題には敏感に反応し、日々、ツイッターで思いを発信している。世相をつかんで、芸に生かそうという貪欲さは衰えない。

一方の米丸さんも負けていない。昨年、ロボットドローンに乗ってカレーライスを運ぶ近未来を描いた新作落語ドローン出前」を発表。「お客さまから時代に合った噺(はなし)で面白かったと言われ、勇気が湧きました」と喜ぶ。

二十一歳で入門し、創作噺にこだわってきた。これまで作ったのは約二百作。内風呂がない家庭が主流だった時代に爆笑を誘った「もらい風呂」、降雨時に家族が傘を持って駅まで迎えに行く光景を描いた「相合(あいあい)傘」…。世相を反映した噺に客席は大爆笑した。

七〇年代半ばのヒット映画にあやかった噺「ジョーズ」のように今も口演する一席もある。「顔見たら興ザメだぁ。サメザメ泣いた、なんてね」。柔らかな語り口は客を癒やす。「新ネタを発表する時は学生試験勉強と同じ、しゃにむに創る。疲れます」

流行アンテナを張り巡らす。「流行に早すぎても遅すぎてもだめ。新作は高座にかけているうちに育っていく」。ひと手間を惜しまず、工夫すれば「新作も古典のように、ずっと残る作品になる」。新作落語にこだわってきた七十一年の極意だという。

◆「ねえちゃん」に教わることばかり

<2人と旧知の落語家三遊亭金馬さん(88)の話> 桂子師匠戦後、地方巡業からのお付き合いで今も「ねえちゃん」と呼んでます。言葉は悪いけど、芸は盗むもの。ねえちゃんは若いときから、人の芸を見て自分のものにしてきた。教わることばかりでした。歌って踊って、芸達者じゃないと生き残れない。そんな厳しさを知っている根っからの芸人。ねえちゃんみたいな芸人はもう出ないね。

米丸さんとは、私が小金馬のころ、若手落語家6人で「創作落語会」を結成し、切磋琢磨(せっさたくま)した仲。ラジオで毎週、6人の作品放送していたが、行き詰まると米丸さんと連絡を取り合ってね。新作の勉強をさせてもらったよ。新作一本で71年というのはすごい。私は2人より若い。まだ負けずに寄席で頑張るよ。

三越劇場の歴史

三越劇場は一九二七(昭和二)年、東京日本橋三越本店内に「三越ホール」として開場した。当時、百貨店内の劇場世界でも珍しく、邦楽日本舞踊など伝統芸能を中心に、歌舞伎も上演。五三年には小説家劇作家の久保田万太郎(一八八九〜一九六三年)の発案により、日本初のホール落語会「三越落語会」が開催された。落語会は現在も続き、五月二十六日に五百九十七回目を数える。劇場九十周年記念の一環として同二十五日には、テレビプロデューサー演出家の石井ふく子さん(90)のトークショーが開かれる。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2017042302000137.html

2017-04-22

こけら落とし交流まつり」 稲城市立中央公民館 ホールの改修が完了

近隣では珍しく、市民団体無料で利用できることで親しまれてきた稲城市立中央公民館東長沼)のホールの音響や照明設備更新通路のバリアフリー化などの改修工事が完了した。リニューアルを祝い、22、23日に「中央公民館交流まつり」が開かれる。

市役所の隣にある公民館は一九七三年に建てられ、会議室や調理実習室なども入っている。約四百人収容のホールは、市が約五億五千万円をかけ昨夏に改修工事に着手。座席はすべて取り換え、収容は三百七十四人に減ったが、席の幅が五センチ広くなってゆったりと観覧できるように。楽屋やトイレも使いやすくなった。

公民館では、社会教育芸術分野の約百十の市民団体活動している。改修に当たって団体側から要望を聞いて、舞台下に演奏者用スペースを設けるため前席を可動式にしたり、ミュージカルなどの上演の際に背景をつるす棒(バトン)を増やしたりした。

「私たちの意見をだいぶ取り入れてもらえた」と話すのは、阿波おどりの「乙奴(おど)連」副連長の武田雅人さん(53)。稽古で頻繁にホールを利用しており、「無料で使えるのは助かる」という。

交流まつりは毎年九月に開いていたが、昨年は工事のため開催を見送り、今年は改修が終わるタイミングに合わせて新ホールのこけら落としとした。合唱や演舞のほか、ロビーなどでは作品展示や活動紹介がある。

利用団体でつくる実行委員会委員長を務める武田さんは「誰もが無料で利用できるのが公民館の本来の姿。せっかくの良い施設なので、生涯学習の拠点として市民が出会い、触れ合う場になれば」と積極的な利用を呼び掛けている。

まつりは午前九時半から。二十二日は午後四時半、二十三日は同三時半まで。問い合わせは同公民館へ。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201704/CK2017042202000123.html

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20160301/1456876995

市民会館 愛称は「紀文ホール」 館内、豪商にちなみ /和歌山

有田市は、公募していた新市民会館(建設中)内のホールの愛称を、有田みかんを世間に知らしめた豪商紀伊国屋文左衛門にちなむ「紀文ホール」にすると決めた。また、アルファベット頭文字の「A」をデザイン化した公式ロゴマークも発表。今後、パンフレットなどに使用していく。

市民会館は7月にオープン予定で、演奏会演劇が催せる市内唯一の中規模ホール(714席)を備える。

公募には市内外から210件が寄せられ、市内の女性(61)の案が採用された。他には「ミカンホール」「シトラス」などがあった。

市の担当者は「市内では最大の祭りとなる「『紀文まつり』もあり、紀文ホールの愛称は親しんでもらえるはず。最高の『きぶん』になってもらえれば」と話している。

https://mainichi.jp/articles/20170422/ddl/k30/040/444000c

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20161214/1481768069

文化センターで銃撃戦シーン、市長もビックリの迫力…大津舞台に本格アクション映画

大津市内などをロケ地として自主制作映画を完成させた同市のWEBデザイナー、夜西敏成さん(50)と主演の宇野ひと美さん(36)が越直美市長を表敬訪問した。

夜西さんは平成26年、幼い頃からの夢だった映画制作を決意。本業のかたわら、撮影から編集まで全て自身で手がけた映画サファイア−SAPPHIRE−」をつくった。

作品は先月に北海道夕張市で開かれた「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017」で上映され、米国ドイツの国際映画祭からも出品の依頼があったという。

同作は、母を殺した悪の組織と戦う女性主人公アクション映画大津市和邇高城の「和邇文化センター」などを銃撃戦シーンのロケ地として使用している。予告編を見た越市長は「市の施設がすごい迫力の映画になって驚いた。映画の素晴らしさとともに、大津の良さも伝えていただけたらうれしい」と話した。

夜西さんは「応援していただき光栄。大津ロケ地としてよい場所がたくさんあり、次回作でも使いたい」と話した。市内で同作の上映会を計画しているという。

http://www.sankei.com/west/news/170422/wst1704220035-n1.html

2017-04-21

ミューザ改修で休館 社会

2019年1月15日から

幸区大宮町コンサートホール「ミューザ川崎シンフォニーホール」は、改修のため2019年1月15日から6月30日まで休館する。

市民交流室や企画展示室のある音楽工房、ホール併設のビルの飲食店は休館中も営業を継続。

改修工事では、舞台音響や照明などのうち、老朽化した設備や部品更新、修繕が行われる。

施設改修の問い合わせは、市市民文化局。施設利用の問い合わせは、同ホール。

http://www.townnews.co.jp/0206/2017/04/21/379157.html

西日暮里駅前地区再開発東京都板橋区)/総延べ最大16・2万平米に/準備組合

東京都荒川区のJR西日暮里駅の北東側再開発事業計画している「西日暮里駅前地区市街地再開発準備組合」は、再開発ビルの施設計画概要をまとめた。全体の延べ床面積は約15万4000〜16万2000平方メートル、最高高さは約170〜180メートルと想定。18年度の都市計画決定に向け、17年度中に計画を固める。19年度の本組合設立、20年度の権利変換計画の認可を経て、21年度の本体着工、25年度の完成を目指す。

計画地は西日暮里5の32〜38の一部(区域面積約2・3ヘクタール)。現在の容積率は400〜600%だが、空地や住宅などを整備して容積率の緩和措置を受け、今後900〜950%まで引き上げたい考え。

再開発総合コンサルタント業務協同組合都市設計連合が担当。専門コンサルタントとして設計業務を梓設計、環境アセス調査業務日本工営、測量業務日野都市計画関連業務上野計画事務所が担当している。事業協力者には野村不動産三菱地所レジデンスJVが参画している。

準備組合は昨夏に絞り込んだ再開発ビルのボリューム素案(延べ14・1万平方メートル規模の複合施設)を踏まえ、施設計画検討してきた。

計画地の北側住宅公益サービス業務サービスなどの機能が入る高層の建物を配置。南側の中層の建物には文化交流機能(大ホール1500席程度、イベントホール300〜400席程度、ギャラリーなど)と商業機能を入れる。地域交流の場となる広場も南北に2カ所(対象面積約1100平方メートル、約900平方メートル)整備し、緊急時には防災広場として活用する。

公共空間の整備も進める方針で、区域の南側交通広場を設けるほか、JRと日暮里・舎人ライナーの乗り場とのアクセスを向上させるペデストリアンデッキの整備も計画している。

http://www.decn.co.jp/?p=90962

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20160824/1472084006

「第2の森友問題」がくすぶっていた!? “夢の国”のおひざ元・浦安市の異常な土地取引

「結局、何が目的で選挙に出たんだ?」

夢の国東京ディズニーランドのおひざ元である千葉県浦安市市民の間で、しばしば話題になる選挙があった。その選挙とは3月に実施された千葉県知事選のこと。現職の森田健作氏が2位以下に3倍近い票差をつけて圧勝したこの選挙に、浦安市に所縁ある人物出馬していたのだ。それが浦安市長を5期18年間も務めた松崎秀樹氏だ。

「昨年11月に松崎氏が知事選への出馬を表明する以前から、森田氏の3選は確実と言われていた。松崎氏は出馬に際して『浦安だけがよくていいのか。県政を見たときに哀しい思いをした』と、その理由を語っていたが、浦安市長としての実績を加味しても、その挑戦は無謀としか言いようがなかった。森田氏の次点につけたとはいえ、票差を考えると“次の千葉県知事選”に繋がる結果だったとは言えません」(全国紙記者

実は、松崎氏は浦安市では知らぬ人のいない名物市長だった。18年間という長きにわたって市政を担う中で、浦安市人口は12万8000人から16万6000人に増加。一貫して国から普通地方交付税をもらわない“自立した自治体”を維持し、市長就任当初に473億円あった地方債残高を半分以下に減らしてきた。教育に力を注ぎ、一般会計の20%を教育予算に割いてきたことは「こんにちは市長室です〜浦安市と松崎ひできの18年間のあゆみ〜」というサイトで「私にとっては自慢の一つです」と語られている。

『週刊東洋経済』が実施している「住みよさランキング」の「富裕度」部門において、浦安市は上位に名を連ねる常連メンバーである。それは、よく言われる「東京ディズニーランドがあるから」ではない。浦安市の税収に占める法人税の比率は12%程度。税収の半分近くを市民税が占めており、さらに30%以上を固定資産税が占めている。松崎市政のもと増えた市民の税金でもって、浦安市は全国屈指の“富裕度”を誇ってきたのだ。

「そんな豊富な実績があるだけに、6選も濃厚だったといえるでしょう。実際、前回(2014年)の市長選でも松崎氏は2位にダブルスコアの大差をつけて勝利していましたから」(同)

にもかかわらず、任期途中で市長職を辞職して県知事選にチャレンジしたのはなぜなのか……? そんな声が、浦安市民の間であがっているというのだ。

「一度、市政の人にもどって、自身の経歴をキレイにしたいと考えたのではないでしょうか?」

 こう語るのは、とある浦安市議。実はかねてより、松崎氏の周囲には“夢の国”からは想像もつかない、きな臭い疑惑が浮上していたという。同じく浦安市議の水野実氏が話す。

「さかのぼること15年前には、浦安市業務を請け負っている廃棄物処理業者から3000万円のお金が松崎氏の親族企業に流れていた問題が浮上して、3度もの不信任案が提出されました。結局、その疑惑に関して何ら説明されないままうやむやにされてしまったのですが、その後も松崎氏を巡る疑惑がいくつも浮上したのです。その最たる例が、この4月オープンした浦安音楽ホールに関連した土地取引です。

ホールができた新浦安駅前の2000平方メートル土地(以下、〈新浦安〉)はもともと浦安市土地でした。この土地と、民間が所有する東西線浦安駅前の838平方メートル土地(以下、〈浦安〉)を、市長の専決処分で2014年等価交換したのです。市が依頼した不動産鑑定士の評価は、〈新浦安〉が6億6600万円で、〈浦安〉が5億7000万円でしたが、相続税路線価と比較すると〈新浦安〉が1.2倍、〈浦安〉は1.5倍と不当に高く見積もられていました。さらに、2010年に同じ〈新浦安〉を別の不動産鑑定士に評価してもらったことがあるのですが、そのときの評価は13億円。いくら震災による液状化現象が影響したといっても、4年で半値に下がるでしょうか? 〈新浦安〉を安く見積もり、〈浦安〉を高く見積もることで無理やり等価交換を成立させた疑いが濃厚なのです」

この浦安市議が怒りをあらわにする理由はまだある。等価交換により民間事業者が取得した〈新浦安〉は「孫の代までお金を生み続ける“カネのなる木”」(同)なのだ。

4月に〈新浦安〉にオープンした音楽ホールは、浦安市が30年間に渡って1日127万円もの賃貸・運営費を支払う契約となっています。30年間で138億円も支払う計算です。それも、30億円の建設費のうち20億円を市が負担している。民間事業者はたった10億円の負担で、向こう30年間で138億円ものお金を市からもらえるんです。当然、市が建設費の3分の2を負担しているので、30年経ったら契約打ち切り……とはいかないでしょう。市の予算で改善費用拠出して、さらに30年間の契約を結ぶ可能性が高い。

一方で、市が等価交換で取得した〈浦安〉はその周辺の土地取得交渉が進まず、放置されたまま。単なる自転車置き場と化しています。浦安市市民は何一つ、この土地取引恩恵を被っていないんです。こんな民間事業者ばかりが得する契約ってあるでしょうか? 正直、“森友学園問題”などよりもはるかに異常な土地取引です」(水野市議

実は、この土地の“不等価交換”は浦安市議会でもたびたび議論されてきた。2014年には「浦安市職員措置請求に係る監査」も実施されたが、その監査の結果はその不動産鑑定の経緯から鑑定評価額も含めて「妥当だった」と結論づけている。一度、決着したはずの問題が再び議論の的となっている背景には1つの理由がある。

「新たに市長に選出された内田悦嗣氏は、この土地取引に関して百条委員会を設置してもいいと話しているんです。このほかにも松崎氏の側近で市の委託で障害者の就業支援を行っている人物を巡る問題や、公民館等の改修工事に松崎氏の息子が勤める会社がたびたび浮上している問題などもあります。内田市長のもとで、隠された浦安市の膿が明るみなる可能性は高いでしょう」(別の浦安市議)

余談だが、その“側近”は常々、松崎氏のことを「殿」と呼んでいたとか。殿さまから市井の人に戻った松崎氏は市議会の追及をいかに乗り切るのか……? ジェットコースター以上にスリリングな展開が予想される。

http://news.livedoor.com/article/detail/12966493/

2017-04-20

京都市中心部にホテル、図書館、ホールなどの複合施設…立誠小の跡地、既存校舎やグラウンド活用

京都市は、市中心部の繁華街にある元立誠小学校(同市中京区)の跡地活用で、ホテルなどを運営するヒューリック東京)を契約候補事業者に選んだ。市が年約2億3千万円で、60年間貸し付ける。同社はホテル文化施設が入る複合施設建設する予定で、近く基本協定書を締結し、地域住民との三者で事業化に向けた協議を行う。

同社は、跡地活用について「文化が集まり、出会いが生まれ、多様なにぎわいが地域に広がる複合施設を目指す」と設定。高瀬川からの景観配慮し、敷地東側既存校舎やグラウンドを活用しつつ、講堂や自転車置き場のある敷地西側に地上8階地下1階の建物を新築する。

文化事業スペース(立誠ホール)、図書館▽屋外オープンスペース(立誠ガーデン)▽宿泊施設(約200室)▽商業施設(京文化しん発見プラザ、立誠テラス)▽自治会活動スペース(立誠コミュニティスクエア)−などを整備する。

同小の跡地活用については、市が平成28年9月に有識者による選定委員会を設置。プロポーザル提案型入札)による契約候補事業者の選定に向け協議し、13事業者が応募した結果、ヒューリックが選定された。

同社の計画について、選定委員会は「地域シンボルである既存校舎やグラウンドをうまく活用した施設配置。自治会活動文化活動スペースを利用しやすい1階に集約するなど地域コミュニティー活性化にも資すると考えられる」などと講評している。

http://www.sankei.com/west/news/170420/wst1704200018-n1.html

2017年になっても終わらない 都内イベント会場不足“2016年問題

都内にある競技場やホールが、一斉に改修・建て直しを始めています。これは、2020年東京五輪に合わせた動きです。都内各所にあるホールやイベント会場の建て替え・閉鎖が相次いでいることから、都内イベント会場は一時的に不足状態に陥り、芸術団体音楽関係者たちは開催場所の確保に四苦八苦しているのです。会場の不足は、関係者たちの間で“2016年問題”と呼ばれて悩みの種になっていました。

会場の多寡イベント・公演の回数は、都市芸術文化を量るバロメーターでもあります。また、産業学術振興においても、関係者が一堂に介する会議場やホール、講堂は必要不可欠です。会場不足という事態を受け、都も問題解消に乗り出しています。

東京五輪開催決定から、相次ぐ施設の閉鎖・改修

東京都を中心とする首都圏には、たくさんのイベント会場があります。東京ドーム味の素スタジアムといったスポーツ施設でもコンサートフリーマーケットなど多種多様イベントが開催されます。毎日のようにイベントが催されている東京ですが、2020年東京五輪の開催が決定したあたりから、ホールや劇場、いわゆる“ハコモノ”の閉鎖・改修が相次ぐようになりました。

2008(平成20)年には新宿コマ劇場、2010(平成22)年には東京厚生年金会館が閉鎖されています。また、2015(平成27)年から渋谷公会堂の建て替え工事が始まり、2019年まで休館する予定になっています。そのほか、日本武道館国立代々木競技場第一体育館なども建て替えを理由に長期閉鎖を予定しています。

これらの閉鎖・改修は五輪を理由にしたものばかりではありませんが、2015年頃から一斉にイベント会場が使用できなくなりました。イベントが開催できなくなると、東京からはにぎわいが喪失し、文化産業の衰退を招きます。「イベント会場が不足することは、2015(平成27)年頃より文化芸術を振興する各団体からも指摘を受けていました。各団体から要請を受けて、舛添要一都知事(当時)は対応を急いでいました」と話すのは、都生活文化文化振興部事業計画課の担当者です。

イベントごとに求める施設が異なる

早急に都はイベント会場の調査実施。同調査から、都内には50席以上を有する会場が約1300カ所あることがわかりました。

「公演団体イベント主催者は機材搬入収容人員、照明・音響などの関係から、使い慣れた会場をずっと使い続ける傾向にあります。そのため、代替施設を探すノウハウがなく、いつも使っている施設が閉鎖されてしまうと公演をすることが困難になってしまうのです。一方、都内には想像以上の会場施設があり、これらの稼働率は決して高くありません。かなり余裕がある施設もあります。代替施設の情報を共有すれば、既存施設稼働率が上がり、有効活用にもつながります」(同)。

しかし、リストアップされた1300のイベント会場には、落語演芸場からクラシックバレエのホール、インディーズバンド活動場所とする地下のライブハウスなども含まれています。クラシックバレエミュージックバンドライブとでは、施設に求められる機能が異なります。数字上は多くのイベント施設があるからと言っても、それらを一緒くたにして語ることはできません。他方、各団体が求める施設すべてを都が建設することはできません。

施設新設ではなく、情報提供で対応

都は会場を新設せずに、既存施設を活用する方針を打ち出し、葛西臨海公園木場公園といった都有地公園11か所に仮設の野外会場を設置できる、という情報提供を始めたのです。

情報提供のほかにも、都は大学キャンパス内にある講堂・ホールや新国立劇場民間団体でも使用できるように、政府や文部科学省、関係団体に対して要望を出しました。そして、それらの要望は一部で実現しています。

「都は会場運営効率化をさらに向上させるため、2017(平成29)年度末公開を目指して、会場施設のデータベース化に取り組んでいます。データベース化の取り組みでは、会場の所在地座席数などの基本情報のほか、各施設の改修スケジュールなども盛り込む予定にしています」(同)。

データベース化によって各団体が公演場所を探しやすくなることは言うまでもありませんが、改修スケジュールが情報共有することで、施設間で改修スケジュールを調整することも可能になります。データベース化によって、イベント会場が一斉に建て替え・改修となって公演場所がないという事態を避けられるのです。

2016年問題”のピークは過ぎましたが、各団体イベント会場が不足しているという認識が依然として強くあるようです。また、コミックマーケットのように開催地となっている東京ビッグサイト聖地化しているケースもあり、代替地を示すことだけで解決できない場合もあります。

東京から文化芸術団体の公演や音楽ライブといったエンターテイメントが消失してしまえば、それは東京という都市の魅力を減少させることにもつながります。

都が抱える“2016年問題”は、2017年になっても収束していません。

https://news.nifty.com/article/domestic/society/12177-04204/

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20170413/1492042356

2017-04-19

耐震補強工事 中電ホールなど2カ所、一時休館 来年1月から /愛知

中部電力グループの中電不動産名古屋市中区)は、「中電ホール」(同市東区東新町座席444席)と、クラシック邦楽など室内楽専用の「ザ・コンサートホール」(同市中区栄、座席395席)について、来年1月からの耐震補強工事実施に伴い、それぞれ一時休館する。

休館期間は、中電ホールが来年12月末まで、ザ・コンサートホールは同8月末まで。

中電ホールは1964年完成で、89〜94年に大規模なリフレッシュ工事実施したが、今回はホール天井部分の耐震構造強化を行う。トイレなどの水回りや客席、床じゅうたんなども刷新する。館内照明はすべて省エネタイプのLED(発光ダイオード)となる。

ザ・コンサートホールは、86年完成の電気文化会館の地下2階にあり、天井部分の耐震強化を実施する。音楽家や団体などへの貸し出しによるホール稼働率は約9割という。

中電ホールで各種のイベント公演を開催している興行関係者は「使い勝手のいいホールが借りられないのは残念だが、耐震対策はやむをえない。リニューアルされた施設を楽しみにしたい」と話している。

https://mainichi.jp/articles/20170419/ddl/k23/020/158000c

村野藤吾米子市公会堂」。市民の力で閉鎖から一転、リニューアル

一時は耐震不足から解体検討も、総工費15億円の改修に方針転換

2017年3月、村野藤吾設計の「米子市公会堂」を見学する機会に恵まれた。以前の記事で紹介した、同じ村野の「八幡市民会館」存続を目指して、京都工芸繊維大学助教の笠原一人さんが発案し、大阪府高槻市の「Club Tap」が企画したフィールドセミナー村野藤吾のホール建築」の一環だ。笠原さんが自ら講師を務めた。

米子市公会堂は、八幡市民会館と同じ1958年に完成した。2009年実施された耐震診断の結果により、一度は使用停止が決まり、解体議論された。しかし、市民運動が成果を挙げて、議会が存続を採択。約15億円の費用をかけて改修工事が行われ、2014年3月にリニューアルオープンを果たした。建物が生き残るためには、何が必要なのだろうか。

昭和30年代に市民が発案、総工費の3分の1以上を募金寄付で賄って建設

米子市公会堂は、市民の願いと努力によって建てられた。発案したのは、1954年、当時結成されたばかりの自治体連合会だ。財政難の市に代わって建設費を補填するため、市民に広く「1円募金」を呼びかけた。「1世帯が毎日1円ずつ貯める」という運動だ。その成果に法人寄付を合わせた寄付総額は約5243万円に上る。意気に感じた村野は、自らも設計料を返上した。総工費は当時のお金で約1億7600万円。3分の1以上が寄付で賄われたことになる。

「今、この規模のホールを建てるとしたら、20億円ぐらいかかるでしょう。

その3分の1とすれば7億円近くになります。改めて考えるとすごいですよね」。そう語るのは、米子市でクルマナオキ建築設計事務所主宰する来間直樹さん。公会堂存続運動リードした一人だ。「このとき募金運動に携わった方々がまだご存命で、“これは自分たちがつくった公会堂だ”と熱い思いを語ってくださったことも、存続の力になりました」という。

竣工22年後に村野自身が改修設計村野が“2度つくった”貴重な建物

米子市公会堂は、出雲街道山陰道が交わる角地に建つ。道路面はそれぞれ広場と駐車場で、ゆったりとした空地の奥に、外観の全容が一望できる。ホールのせり上がる客席の形状がそのまま外に表れたフォルムは、“グランドピアノ”をモチーフにしたと言われている。

コンクリートの梁と柱をむきだしにした力強い造形は、モダニズム建築の特徴といえます」と笠原さんは解説する。「一方で、この建物には、モダニズム否定した“イメージ”を喚起する力がありますよね。グランドピアノはもちろん、正面から見ると貝殻のようでもあるし、側面は、犬が座っているみたいにも見えます」

構造体に挟まれた外壁面は、それぞれゆるやかに湾曲しており、そのことも建物を有機的に見せている。表面に貼られた紫がかった褐色のタイルは、山陰特産石州瓦を特注で焼成させたもの。八幡市民会館が“鉄さび”なら、米子は瓦。地域風土に敬意を払い、デザインに採り入れる手法も、村野ならではだ。

竣工から22年後の1980年村野はこの公会堂の改修設計も手掛けている。増築を行いながらも外観は竣工時のイメージを保ち、一方で、ホール天井やホワイエの内装は大きく変えている。同じ設計者によって改修が行われた例は珍しく、この公会堂は“村野によって2度つくられた”建築ともいえる。村野作風における、新旧の変化を探る資料としても重要な作品だ。

市民アンケートは7.2ポイント差、市議会は1票差で存続を支持

米子市公会堂は地域社会への貢献が高く評価され、1998年には「公共建築100選」にも選ばれた。にもかかわらず、2006年に突如「設備更新に6億円、維持か閉鎖か」という報道が流れる。これを受け、市民は「米子市公会堂の充足を求める会」を発足。市長面談や公開質問、学識者を招いての講演会などを行っている。

しかし、耐震性不足が報告されて2010年9月末にホールと楽屋棟は使用停止に。他方で、存続を求める署名は約4万4000筆に上った。市議会が審議継続を繰り返すなか、市は市民アンケート実施する。結果は、存続45.4%、解体38.2%。僅差ながら存続が上回り、市長は存続の方針を表明した。

「それでも、市議会では財政負担心配しての存続慎重論が根強かった。われわれも各所への呼びかけを繰り返した結果、たった1票差で存続が決まったんです」と来間さん。2010年クリスマスイブのことだった。

それから改修、リニューアルオープンまで、「米子市公会堂市民会議」に改組した市民団体は、利用促進のための提言設計者との情報交換、市民イベントなど、絶えず関与を続けている。

かつての「1円募金」に倣い、1000万円超の募金も集めた。そのお金で、幕や譜面台、鏡などの什器類を寄贈している。

改修設計日建設計が手掛けた。公共建築に求められる耐震強度を確保しながらも、村野設計思想を受け継ぎ、市民が親しんできた姿を残すという至難の仕事だ。ホールの屋根全面的撤去して軽い材料で新設。カーブを描く複雑な形状の天井は、最新技術を駆使して正確に計測し、再現した。今はもう製造できない外壁の塩焼きタイルも、新たな製法による質感の再現成功している。

こけら落とし地元プロ・アマ音楽家によるコンサート「祝演」、リニューアル記念には市民が中心になって企画したバレエくるみ割り人形」の全幕公演が行われた。

市民の声が、公会堂を残した。廃止から存続へ、転換の契機となったのは市民アンケートだが「それは諸刃の剣でもあった」と来間さんは言う。「もしも、結果が逆転していたら…」。歴史を背負ってきた建築を、未来に手渡すかどうか。判断基準多数決に求めるのは、危険なことかもしれない。

http://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20170419/Homes_press_00636.html

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20140330/1396155355