演劇×劇場×文化施設建築

2017-04-30

オケ公演、平日昼にシフト 背景に高齢化や働き方多様化

平日夜が定番だったオーケストラ公演の「平日昼シフト」が進む。有名曲を並べた従来の初心者向けとは違う「本格感」が特徴だ。耳の肥えたシニアが主な狙いだが、仕事を休んで訪れる現役世代もおり、ライフスタイルの変化に合わせた受け皿作りの側面もある。

4月14日金曜日の午後2時、すみだトリフォニーホール東京都墨田区)で新日本フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会が開演した。同じ演目で金曜と土曜の昼に開く「ルビー」シリーズ。2009年に始めた金・土昼の名曲演奏会「新・クラシックへの扉」を16年10月に衣替えし、本格的プログラムに変えた。

この日の有名曲ロドリーゴの「アランフェス協奏曲」だけ。ほかは当日の指揮者アルフテルの「グラン・カナリア島の鐘」とアルゼンチン作曲家ヒナステラバレエ音楽「エスタンシア」と、マニアックだ。

1801席の約6割を埋めた聴衆はほとんどがシニア世代千葉県船橋市の男性(68)は「平日日中なら電車に座れる。夜は帰宅ラッシュに逆らって出かけるのがつらい」と語る。少ないながら現役世代も。都内女性会社員(52)は「休日を選べる仕事で金曜は休みなので。昼公演は帰りの時間を気にせず済む」。

東京フィルハーモニー交響楽団も昨年7月、東京オペラシティコンサートホール東京都新宿区)で「平日の午後のコンサート」を始めた。月曜〜木曜を軸に開き演目名曲寄りだが、アンドレア・バッティストーニや佐渡裕など本格派指揮者が音作りの秘話も語るのが売り。1時間半と定期より短く、料金は5700〜2100円と半額以下。過去4回は完売した。

客層はシニア中心だが、「平均年齢が60歳を超える定期よりは若く、女性も目立つ」と松田亜有子・広報渉外部長。ホールが高層オフィスビルの一角にあるからか、「半休や仕事中抜けで4回とも聴かれた40代のお客様もいる」という。

オーケストラ演奏会、中でも…

http://www.asahi.com/articles/ASK4T5STFK4TUCVL00R.html

2017-04-28

シンフォニーホール復旧工事訴訟 川崎市がJVに5000万円

川崎市は、東日本大震災で天井が落下するなどしたミューザ川崎シンフォニーホール(幸区)の復旧工事を請け負ったJV(共同企業体)から追加変更工事代金約四億九千万円の支払いを求められた訴訟で、JV側に五千万円を支払う和解案の受け入れを決めた。二十七日の市議会まちづくり委員会で報告した。六月の市議会定例会に解決金支払いのための補正予算案などを提出する。

市によると、工事は、震災で発生したがれきを撤去し、損傷状況調査実施設計施工などを行うという内容。大手ゼネコンや市内建設会社のJVが落札し、二〇一一年から翌年にかけて工事が行われた。

市は「設計内容及び工事内容に変更や追加等が生じても増額に伴う変更契約は行わない」としていた。このためJV側から追加変更工事に伴う契約変更を求められたが応じず、一三年に提訴された。今年三月、裁判所から、市が解決金五千万円をJV側に支払う和解案が示され、双方が折り合った。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201704/CK2017042802000159.html

2017-04-27

垂井町文化会館空調改修を5月中旬発注

不破郡垂井町は、「文化会館」の空調設備改修を5月中旬に発注する。6月議会承認を受け7月に着工する予定だ。

工事概要は、大ホール(固定席685席、移動席18席の合計703席)と小ホール(移動席242席)の空調設備の取り換え。

http://www.kentsu.co.jp/webnews/html_top/170426300079.html

東京神田に大型の新複合ビルが誕生へ - 商業施設やホールを設置、20年3月に完成予定

東京都千代田区神田錦町二丁目に、大型の新複合ビルが誕生する。「(仮称)神田錦町二丁目計画」として2017年5月1日(月)より工事スタート、完成は2020年3月を予定している。

計画は、東京電機大学神田キャンパスおよび神田警察署の跡地であり、神田警察通りのほぼ中央に位置する約1ヘクタールの敷地に、地上21階・地下1階建のオフィスビルを開発するもの。

施設の低層部には飲食店舗を中心とした商業施設に加え、ライブコンサート可能多目的ホールを設置。まら屋外イベントに利用できる合計3,600平方メートルを超えるオープンスペースも設け、地域お祭りなどにも場所を提供することで、地域の賑わいを創出していく狙いだ。

計画を進める住友商事は、2015年にも神田に新複合ビル「テラススクエア」をオープンさせているほか、2018年には分譲マンション「クラッシィハウス神田錦町」の竣工も予定している。今回計画が発表された「(仮称)神田錦町二丁目計画」を核に、今後も同エリアの再開発活性化が進んでいきそうだ。

概要

「(仮称)神田錦町二丁目計画

完成予定:2020年3月

階数:地上21階、地下1階、塔屋2階

フロア構成:事務所(5〜21階)、飲食・物販店舗(1階)、集会*1自動車車庫(地下1階)

https://www.fashion-press.net/news/30585

那覇市民会館閉館へ 保存か解体検討 補修費試算31億円

城間幹子那覇市長は26日の記者会見で、施設老朽化で現在休館中の那覇市民会館を再開する見通しは「ない」と述べ、現在の市民会館を閉館する考えを示した。閉館時期や取り壊すかどうかについては、識者や市民で構成する検討委員会を年内にも立ち上げ、協議するとしている。

市民会館は施設老朽化大地震の際に崩壊の恐れがあるとして、2016年10月から休館している。市が実施した調査で、耐震補強工事や柱、梁などの改修だけで約31億円の費用が必要になるほか、補強や改修の完成まで少なくとも3年かかることも発表した。内装の改修が必要になった場合は、さらに費用がかかるという。耐震補強と改修工事で20〜30年は施設を維持できるとしている。

一方、耐震補強工事は、沖縄伝統建造物として評価が高い雨端(あまはじ)を複数の壁で固定する計画となっており、「外観を損ねる恐れがある」ともしている。

市は今後、検討委員会を開き、地域要望する真和志支所としての利用や、市立図書館と中央公民館などの複合施設の設置、建物の保存から取り壊しの有無を含めて幅広く議論し、判断する。

市は、市民会館機能久茂地小学校跡地に建設予定の「新文化芸術発信拠点施設」に移転し、21年に開館する計画を進めている。現市民会館の耐震補強や改修に3年以上かかるため、改修後に再び市民会館として利用するかどうかは「検討していない」としている。

城間市長市民会館の利活用について、「市民専門家の声を聞いて総合的に判断したい」と話した。

http://ryukyushimpo.jp/news/entry-485928.html

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20170407/1491524847

*1多目的ホール(2階)・貸会議室(3階

2017-04-26

町屋から文化発信へ 「大大阪芸術劇場」計画

大阪中央区の風情ある路地町屋から文化発信を行う「大大阪芸術劇場」計画が順調に進んでいる。規模としてはギャラリー以上で美術館未満(120平方メートルの吹き抜け二階建て)のスペースを生かして芸術にこだわらず演芸、演劇、博物展示など多様な文化発信を目指している。

同計画は、演芸作家で“大阪文化の師”秋田寛氏の実娘、藤田富美恵さん(児童文学作家)が「荒廃の時代に、大阪黄金時代であった『大大阪の時代』に思いをはせ、大阪文化復興を願う場所としての運営を目指したい」と命名。藤田さんのほか、藤田曜さん(放送作家)、藤川博正さん(芸術家)、伊原セイチさん(芸術家)、米口篤志さん(工務店経営)の5人で発足した。

藤田さんが所有する、谷町6丁目空掘り通り商店街横の居宅に隣接する町屋路地にある大大阪芸術劇場ギャラリー)などから文化発信を行う。

このほか活動場所は路地建物保全する工務店「MY DO建築工房」の事務所がある「森の子創造アトリエ」、展示や文化教室など気軽に使える町屋レンタルスペースで若手漫才師の練習場所にもなっている「ドリルドリル」(藤田さん主宰)、重度障害者のデーセンターいるか分室「くら」藤田家居宅跡の3棟の町屋の計4カ所で行われる。

藤田さんは「ここは幸いにも大阪空襲の戦災を免れた地域。風情ある路地は、150年前に建てられた蔵や、入り組んだ町屋に多くのたなこが住み、戦中戦後と苦楽を共にして暮らしてきた土地柄」と話し、待望の計画に注力する。

問い合わせは、大大阪芸術劇場計画準備室。

http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/170426/20170426029.html

見世興行はロームシアターで 京都・南座が休館中で…東西の人気歌舞伎役者が競演

大規模改修へ向けて休館している南座京都市東山区)は26日、東西の人気歌舞伎役者が競演する師走風物詩「吉例顔見世興行」を、今年はロームシアター京都メインホール(同市左京区)で開催すると発表した。

見世興行は江戸時代から続く伝統行事で、今年は八代目中村芝翫さんと息子3人の襲名披露に当たる。

ロームシアター京都は旧京都会館リニューアルし、平成28年1月にオープン。メインホールは1〜4階計約2千席で、南座の2倍。南座は「花道をどう設置するかや、演目によって席数は変わる」と説明している。

南座は昨年2月から休館しており、昨年の顔見世興行は先斗町歌舞練場(同市中京区)で開催した。南座の大規模改修は、計画を策定中で、夏ごろから耐震補強工事を始める予定という。

http://www.sankei.com/west/news/170426/wst1704260069-n1.html

神戸フルートコンクール存続へ 経済界が助け舟

神戸市などが主催し、エマニュエルパユさん(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席)ら多くの名手を輩出してきた「神戸国際フルートコンクール」の第9回大会が5月25日、同市内で開幕する。課題は運営費で、今回から市の補助金が廃止され、東京の篤志家からの寄付金などで開くが、次回以降は財源のめどが立っていない。そこで立ち上がったのが地元経済界コンサートパーティーを企画し、収益と協賛金計1千万円を市に寄付する計画だ。経営者らしい発想で、文化を支える新たなモデルとなるか。(松本寿美子)

神戸ブランドコンクール東京の人に委ねていたのでは恥ずかしい」。1月、神戸を中心とする16の企業・団体のトップが同コンクールの応援実行委員会を結成した席上、実行委員長を務めるオリバーソース神戸市中央区)の道満雅彦社長は強調した。

コンクールは4年ごとで、今回は総事業費約5800万円が必要だが、市は「市民認知度が低い」として補助金を廃止し、存続の危機に。その後、セレモア文化財団東京)の辻正司会長から約4200万円が寄せられ、開催が決まった。事業費の不足分は市民団体やふるさと納税を通じた寄付金などで賄う。

しかし、第10回以降の財源は白紙のままで、存続を願う地元企業、団体などのトップが結集。「華やかで市民に開かれた企画で資金集めをしよう」と、大会最終日の6月4日に入賞者が演奏を披露する「祝賀記念ガラ・コンサート」を拡充するなど催しを用意した。

会場を神戸文化ホール中ホール(904席)から、さらに広いポートピアホール(1702席)に変更。入賞者に加え、日本を代表するソプラノ歌手幸田浩子さん、ピアニスト久元祐子さん、兵庫県立芸術文化センタースーパーキッズ・オーケストラ、県立西宮高校生らも迎える。

終演後は隣接の神戸ポートピアホテルで700人規模のパーティーを開催。一般参加可能で、世界的な奏者によるクラシックジャズの生演奏を楽しめ、フレンチのコース料理を味わえる。協賛企業の商品を詰めた手土産袋も用意される。

「企業の接待として得意先の人を招待したり、広告に利用したり、企業が利点を感じられるようにした」と道満実行委員長。「今回を成功させ、今後も市民の応援機運を高めたい。そうすれば、主催する市も公費投入しやすくなる」

コンサートは6月4日午後1時半開演。3500円(学生1500円)。パーティーは2万円(コンサートや食事代など含む)で、1卓(10席)を購入すれば目録に名前が掲載される。コンクールコンサートともに神戸文化ホールプレイガイド

▽交流機会増やす改革

今回の神戸国際フルートコンクールでは、主催神戸市なども、出場者と市民との交流を増やす改革を実施する。

例えば、市民らが期間中に家庭で出場者を受け入れるホームステイ制度。出場者がコンクール敗退後にホテルの宿泊からホームステイに切り替えられるようにしたところ、日本人を含む19人の応募があった。実務を担う同市民文化振興財団が、受け入れに手を挙げた同市近郊の40家庭との組み合わせを進めている。

これにより、前回まで敗退後にすぐ帰国するなどしていた出場者が神戸にとどまりやすくなり、期間中の2日間、市内の小学校5校に出前演奏に出向くことが可能になった。

財団は「市民との交流機会が増え、コンクールが広く浸透すればうれしい。会場にも多くの市民に聴きに来てほしい」とする。

コンクールは公開され、チケットは各日一般千〜2千円、大学生以下500〜千円。全日程入場できるパスもある。

https://www.kobe-np.co.jp/news/bunka/201704/0010131465.shtml

規則で縛らない「図書館」に人が集まる――大和市複合施設シリウス

オープン5カ月弱で100万人、“市民の居場所”目指す

神奈川県大和市2016年11月に開設した施設「シリウス」は、図書館、芸術文化ホール、生涯学習センター、屋内こども広場などの複合体だ。各施設の融合・連携を図ろうと、運営には指定管理者制度を取り入れた。施設全体を一つの図書館空間とみなし、誰もが居場所を見つけられるようにした運営が好評だ。2017年3月半ばには、オープン135日で早くも来館者100万人を突破した。

大和市文化創造拠点「シリウス」は、小田急線相鉄本線大和駅近くの再開発ビル「YAMATO文化森」の大部分を占める神奈川県大和市複合施設だ。市の図書館、芸術文化ホール、生涯学習センター、屋内こども広場などを施設内に集めた。

様々な機能が集まっている施設ではあるが、第一印象は「図書館」だ。館内に入ると、3層吹き抜けのエントランスホールが広がり、新刊本の展示台を兼ねたワゴン式の書架や座面が広くゆったり座れるいすなどが点在する。一角にはスターバックスコーヒー(以降、スタバ)の店舗利用者はここで購入したコーヒーや持ち込んだ飲料を飲みながら、館内どこででも図書館の本を読むことができる。

2階に上がると、2時間ごとに100円を払って利用できる有料の座席「市民交流ラウンジ」もある。窓際にはコンセント付きのカウンター席がずらり。吹き抜けとの間にカラフルなソファ席も置かれている。スタバのコーヒー1杯分の値段で6時間、落ち着いて学習できる環境のためか、平日の夕方は多くの席が高校生大学生らしき若者で埋まる。利用者数は2017年3月末現在、累計1万5590人にのぼる。この「市民交流ラウンジ」と、無料で利用できる6階の「市民交流スペース ぷらっと大和」は、飲料だけでなく食べ物も持ち込み可となっている。

新しい図書館のスタイルを追求

シリウス」の運営は、市が選定した指定管理者「やまとみらい」が担う。図書館流通センター、サントリーパブリシティサービス、小学館集英社プロダクション、明日香ボーネルンド横浜ビルシステムの6社で構成する企業グループだ。各社は、図書館、芸術文化ホール、生涯学習センター、屋内こども広場(げんきっこ広場、ちびっこ広場、保育士が常駐する保育室、育児相談室など)の運営、ビルの維持管理を専門領域としている。

なお、1階エントランスと連続した空間に入居するスタバは、指定管理者「やまとみらい」が選定し、市と協議のうえで誘致を決めたもの。床の権利を持つ市からスターバックス コーヒー ジャパンがスペースを借りて営業している。大和市文化創造拠点「シリウス」とは別に外から出入りできる1・2階のスペースには、飲食店舗(酒類も提供するカフェ)やコンビニエンスストア歯科、以前からあった神社などが入居している。ここは市以外の地権者から床を借りている形だ。

施設の魅力は、誰もが居場所を見つけて気軽に利用できる点だ。

フロア構成上、図書館の主機能は3階の一部(こども図書館など)と4・5階に配置されているが、1・2階にも書架や閲覧席を並べ、図書館の本は施設内ならどこででも、貸し出し手続きを経ずに閲覧できる。

「図書館がまちづくりの核として機能するようになってきた中で、市民に求められる新しい図書館のスタイルを検討した結果、複合施設の全体を図書館と捉え、市民の居場所にしようという発想が生まれた。それを、フロアの造りや図書館の運営に反映させた」。大和市文化スポーツ文化創造拠点開設準備室係長(取材当時、現・文化スポーツ部図書・学び交流課)の柴田豊氏は説明する。

2階に置かれている有料の座席「市民交流ラウンジ」は、図書館として運営しているのではなく、6階に主要施設が配置されている生涯学習センターの一部だ。会議室などを有料で貸し出す6階の共同学習用のスペースに対して、個人学習用のスペースと位置付けられる。利用者自動販売機で購入したチケットのQRコードをゲートにかざし、出入りする。「電源コンセント付きの、しつらえのよい席であることから、受益者負担の考え方に基づき、利用料を徴収している」(柴田氏)。

シリウスでは、利用者公共施設にありがちな細かなルールで縛られることがない。「館内での飲み物、おしゃべり、写真撮影、これらは一部のエリアを除き、強く注意していない。施設を管理する側としてこれまでは細かなルールを課してきたが、ここを“居場所”とするなら、利用者の視点でそれらのルールがどうあるべきかを考える必要がある」。指定管理者の代表企業、図書館流通センター神奈川営業部部長を務める今村啓吾氏は話す。

読書も学習も、飲み物片手にどこででも――。利用者にとっては使い勝手のいい、運営者にとってはリスクも伴う施設は、どのように誕生したのか。建設プロジェクトの経緯から振り返っていこう。

保留床に文化ホールで2つの課題に対応

大和市文化創造拠点「シリウス」の整備経緯には、2つの流れがある。

一つは、「大和駅東側第4地区」と呼ばれていたこの地区の再開発だ。地元では1990年代から再開発に向けた検討が進み、2006年2月に都市計画決定、翌07年3月に再開発組合の設立認可に至った。地区内には市も土地権利を所有していたことから、再開発事業に地権者として参画。「分譲マンションを中心とする当初の計画では、市が再開発ビルの1フロアを取得し、市民交流センターに充てる予定だった。ところがその後、建設資材費の高騰やリーマンショックを引き金とする不動産市場の低迷から、再開発組合事業計画見直しを迫られることになった」と、柴田氏は振り返る。

もう一つは、芸術文化ホールの整備という行政課題である。「大和文化施設の整備水準が低く、(人口20万人以上の自治体が指定を受けられたかつての制度である)特例市の中では、市民1人当たりの面積や客席数は最低ランクだった。定員600人規模のホールを備えた旧生涯学習センターはあったが、開設が1972年と古く、老朽化が著しかった」(柴田氏)。こうした事情を背景に、市は2007年11月に「(仮称)やまと芸術文化ホール基本構想検討委員会」を設置。同委員会は翌08年10月、「大和市に望まれる芸術文化ホールについて」と題する提言書を市長に提出していた。

これらの流れの中で、再開発事業で新たに生み出される保留床を市が購入し、そこを公益施設に充てるスキームが提案された。再開発事業の成立と芸術文化ホールの整備という2つの課題を同時にクリアする提案だ。市がもともと持っていた土地権利を変換して取得できる権利床と合わせれば、市で保有する床面積再開発ビル全体のおよそ9割に達する。その提案を再開発組合が09年11月に正式に受け入れ、再開発計画は再び動き出し、再開発ビル「YAMATO文化森」が建設された。

一方、市は再開発ビル内に整備する公益施設の内容を検討し、12年2月に「大和駅東側第4地区公益施設基本計画」をまとめ、芸術文化ホールのほか、生涯学習センター、図書館、子育て支援施設の3施設も盛り込む考え方を打ち出した。柴田氏は「文化施設の充実が課題になっていたことから、駅から離れた場所に立地していた生涯学習センターや図書館をここに移転させ、子育て支援施設を新設することで、駅周辺に新たな文化創造の拠点を創出し、集客性や利便性の向上と質の高いサービス提供を目指した」と話す。

基本計画ではこれら4施設の考え方のほか、公益施設全体としての考え方を整理し、施設間の事業連携や機能・ノウハウ融合の可能性を訴えた。公益施設の複合化による相乗効果を狙ったものだ。例えば、芸術文化ホールと図書館の間では図書展示コーナーの事業とホールでの催しとの連携が、芸術文化ホールと子育て支援施設の間では一時預かり事業を活用した文化芸術事業の実施が、それぞれ想定されていた。

こうした「連携」や「融合」を求める考え方は、公益施設全体を指定管理者による一体管理・運営という運営形態を選んだ理由の1つにもなっている。

一体運営と民間活用を狙い指定管理者

市は05年度以降、施設の管理・運営に指定管理者制度を積極的に活用してきた。そうした流れの中で、再開発ビル内に整備する公益施設全体に関しては13年1月、「大和駅東側第4地区公益施設管理運営基本計画」をまとめ、指定管理者制度の導入を改めて打ち出した。

そこではまず、文化創造への投資と持続可能な財政運営の両立を図るため、運営体制に関して、施設全体の一体的な運営と民間活力の積極活用という2つの方針を打ち立てた。そのうえで、これら2つの方針を満たすために指定管理者制度の導入を基本とするという考え方を明らかにしている。

「施設の設置目的を効果的に実現するという点に加え、文化創造拠点と位置付けた大型の複合施設を一体的に管理しなくてはならないこと、市民サービス向上のため開館日や開館時間を大幅に拡大することを考えても、指定管理者制度の導入が妥当であると判断した」。柴田氏はそう補足する。

市は14年10〜11月に指定管理者公募し、新しく立ち上げた文化創造拠点運営審議会での審査を経て、翌15年1月に指定管理者の候補を選定した。審査では運営審議会の委員6人があらかじめ示された評価基準に従って応募者の提案を600点満点で評価、その合計点を比較している。評価基準は、運営組織、各施設の利用者サービス維持管理管理経費などの9項目。このうち芸術文化ホールと図書館の利用者サービスという2つの項目は、配点がほかの項目に比べ際立って高く、各140点に設定されていた。

公募に応じた3つの企業グループの中から選ばれたのが「やまとみらい」だ。代表企業である図書館流通センターの今村氏は、公募に応じた理由をこう説明する。

「図書館専門企業として、指定管理者公募には積極的に応じている。ただ、経費削減が目的で指定管理料が極端に安かったり、業務仕様書の内容が厳密で民間ノウハウを生かせなかったりする場合は、公募に応じないことがある。大和市案件はこれらのマイナス要素がないうえ、新たな提案を求める公募でもあった」

「やまとみらい」の提案で高く評価されたのは、図書館の利用者サービスである。公募に応じたほかの2企業グループの評価点が840点満点中598点と672点だったのに対し、「やまとみらい」は739点。「健康都市」を掲げる市は、仕様書の中で「健康都市」を支える施設運営を求めていた。審査では、特に図書館での健康に関する具体的な提案が高く評価されたという。

選定された「やまとみらい」は15年3月、市議会での議決を経て正式に指定管理者に決まる。指定期間は16年11月から21年3月まで。指定管理料は開館初年度が3億6000万円、17年度以降が年額7億9800万円。市が公募時に示した指定管理料の上限いっぱいの金額である。

細かなルールなしでも利用者は良識をわきまえる

指定管理者が決まり、市との間で協議を進めていく中で、冒頭に紹介したような利用者を細かなルールで縛らない運営が固まっていった。話の発端は、図書館で計画されていた学習席の少なさにあったという。

図書館流通センターの今村氏はこう振り返る。「新しい図書館は旧図書館に比べ、学習席の割合が少なかった。学習席以外の場所で学習する利用者を注意すべきかという課題を検討する中で、むしろ館内どこででも学習できる運営にできないかと市に提案したところ、旧図書館での実態を踏まえて受け入れられた」。それをきっかけに指定管理者側では飲み物の持ち込みを可能にする運営も市に提案。それもまた受け入れられた。

開館後、それらの運営によるトラブルは生じていないのか――。

指定管理者「やまとみらい」の統括責任者を務める金守孝次氏によると、「(取材時点の)1月は受験シーズンということもあって平日の夕方や土日は学習利用者が多い。読書利用者から苦情を受けることはあるが、800席近い規模の大きさから対応できている」という。

今村氏も現在の運営に一定のリスクがある点は意識しながらも、「館内を巡回して注意を繰り返すというイタチごっこをせずに済む。どうしてもルールを厳しくする必要が生じたら、後からでも対処は可能」と構える。「館内どこででも読書を可能にしていることから、書架とは別の階に本が持ち出されたままになることを心配していたが、多くの利用者は元の書架に本を戻しているため、後片付けに手間がかかるという問題はほとんどない。飲み物による本の汚損事故もみられない。良識をわきまえて利用してもらっている」

目指すのは、細かなルールを課さなくてもそう散らからないショッピングモールだという。「例えば館内に紙コップが放置されていたら、清掃担当者に限らず、職員がそれをすぐに片付ける。そうした行動を徹底することによって、館内の環境が悪化していくことがないように努めていく」。今村氏は力強く言う。

「読書も学習も、飲み物片手にどこででも」という居心地の良さが評価されているためか、開館後の評判は上々だ。大和市柴田氏は「年間利用者100万人を目指していたところ、3月17日にその目標を突破した。このペースでいくと、年間利用者200万人は確実だ」と喜ぶ。

一体運営へ、融合事業などを話し合い

指定管理者制度の導入は市にとって、どのような意味を持つのか。

財政上の比較は容易でない。旧図書館と旧生涯学習センターの直営コスト計約3億5000万円に対し、大和市文化創造拠点「シリウス」の指定管理料はその倍以上に相当する。しかしそこには、図書館や生涯学習センターのほか、芸術文化ホールと屋内こども広場が置かれ、施設全体の規模もはるかに大きい。開館時間は最長で午後10時までと大幅に延長されているため、同じ土俵の上では比較できない。

ただそれを踏まえたうえで、柴田氏はこう言い切る。「運営コストが増えても構わないということでは決してないが、指定管理者制度を導入し始めた当初と違って、いまはコスト削減を必ずしも第一に期待しているケースばかりではない」。

市にとって、指定管理者の導入目的として重要なのはむしろ、「大和駅東側第4地区公益施設管理運営基本計画」で掲げていた施設全体の一体運営と民間活力の積極活用という2つの狙いの実現だ。細かなルール利用者を縛らない、開館時間を大幅に延長する、という利用者の視点に立った開館時の運営はまさに、民間活力の積極活用の成果といえる。今後は施設全体の一体運営をどこまで実現できるかという点が、一段と問われていく。

施設全体の一体運営は、指定管理者側も十分に意識している点だ。統括責任者の金守氏は、こう強調する。「縦割り意識を生まない一体運営は管理運営上の重要な柱。統一のテーマに基づく融合事業の企画や広報など具体の取り組みを通じてそうした運営を心掛けるとともに、各施設を運営する個別事業者間では館長会議や共同事業体(JV)会議などを定例で開き、日常的な情報共有や課題解決を図っている」。

図書館流通センターの今村氏も、「例えば芸術文化ホールで文楽の催しがあれば、こども図書館で落語講座を、生涯学習センターで歴史講座を開くなど、各施設の連動性を高めたい。事業面ではそうした融合事業を展開しながら、より多くの利用者に来てもらうことを一番に目指している」と意気込む。

指定管理者制度の導入を背景に、いまでは年間200万人もの利用者を見込む大和市文化創造拠点「シリウス」。これだけの集客力を持った施設の生み出す価値は周辺一帯にとっても極めて大きい。再開発事業や保留床取得への公共投資を踏まえれば、それを地域活性化に生かさない手はない。市の「次の一手」が待たれる。

http://www.nikkeibp.co.jp/atcl/tk/PPP/report/030600037/

2017-04-25

秋田県/県・市連携文化施設設計/最優秀に佐藤総合JV

秋田県は22日、県・秋田市連携文化施設設計者選定に伴う公募プロポーザルの公開ヒアリング実施した結果、提案書を提出した5者の中から佐藤総合計画・小畑設計事務所JVを最優秀提案者に特定した。次点は日建設計コスモス設計JVだった。近く契約する予定だ。履行期限は2018年1月25日。12月までに実施設計を完了させる。19年度に着工し、21年度の完成を目指す。 プロポーザルでは、▽景観との調和▽敷地利用と動線▽利用者への配慮芸術文化とにぎわい▽コストと工期−−の5つのテーマについての提案を求めていた。

佐藤総合計画JVは、建設地となっている千秋公園や周囲の堀などの景観との調和を図った「城址の森に呼応する−歴史的景観に溶け込み、まち・森・人と奏でるホール」をコンセプトに打ち出した。

メインとなる高機能型と舞台芸術型の2つのホールを並列して配置する。このうち、高機能型は来場者の“見やすさ”と“聞きやすさ”に配慮した2層式とし、客席の内装秋田杉の組み木細工で装飾するとした。

2つのホールへ導く動線は「秋田小路」とし、施設正面の1階にレストランやブックカフェ、練習室などを設置するほか、中央に設けるエスカレーターなどを備えた吹き抜け空間アートキューブ」などが来場者の高揚感を誘因する。

また、約3mある敷地の高低差を生かし、切土・盛土を少なくすることで、コスト縮減を図ることなどを提案した。

審査は勝又英明東京都市大工学部教授委員長)ら有識者7人が担当。佐藤総合計画JVの提案を「県と市の代替ホールが同列に並んでおり、バックヤードも含めて非常に使いやすく、バランスが良い配置だ。両ホールの間にある『秋田小路』が、にぎわいの創出を図る空間として期待できる」と高く評価した。

県民会館と秋田市文化会館の両施設老朽化が進行していることから、代替施設として県と市が共同整備する。

規模は文化施設がRCまたはSRC造地下1階地上2階建て延べ約2万1500?を想定。2つのホールはプロセニアム形式(可動式)高機能型が固定席2000席、同舞台芸術型は同800席としている。このほか、約2480?の付属駐車場S造平屋建て(自走式立体型)なども設ける。

予定工事費は文化施設が約180億円、駐車場外構などは約6億円と試算している。整備計画はシアターワークショップが担当した。建設地は秋田市千秋明徳町204の敷地約1.6ha。

https://www.kensetsunews.com/archives/49427

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20170423/1492916702

徳島市 新ホールの3候補地、建設費を試算 市街地で80億円超 /徳島

徳島市は24日、新ホール建設候補地を絞り込むための有識者による検討会議会長山中英生徳島大理工学部副学部長)で、3候補地に同規模で施設を建てた場合の目安の建設費用を示した。市街地の2カ所は、施設建設費用を80〜90億円と試算。土地の取得費などを含めた総事業費はさらに大きくなる。

市の概算は、最も敷地が狭い市立文化センター敷地(徳島町城内)に合わせて、大小のホール、研修室やスタジオなどを含め、延べ床面積を9000〜1万平方メートル仮定した。

直近のホール建設単価を参考にした市の試算では、文化センター敷地とJR徳島駅西側寺島本町西1)が施設の一部を地下化する必要があるため、建設費を80〜90億円とし、路線価を基にした土地の取得費は最低2〜6億円を想定。中心市街地から離れる市有地動物園跡地(中徳島町2)は土地取得費がかからず、建設費用も10億円程度安くなると見込んだ。

ホール建設を含む新町西再開発では、市のホール取得費が156億円とかさんだため、市が事業から撤退した経緯がある。検討会議は、5月11日の次回会合で三つの候補地を項目ごとに評価した意見書案をまとめ、17日に遠藤彰良市長へ提出する。

https://mainichi.jp/articles/20170425/ddl/k36/010/502000c

美里町文化会館 レコード再生機を無料開放

昔懐かしいレコードを持参して、心ゆくまで聴いて−。宮城県美里町文化会館は5月2〜4日、館内のレコード再生機器希望者に無料開放する。

開放するのは、40年ほど前のレコードプレーヤースピーカーなどのステレオセット。館内の約20畳の防音室で、お気に入りレコードを楽しんでもらう。

日時は5月2日午前11時、午後1時半、2時半、3日午前10時、11時、午後1時半、2時半、4日午前10時、11時、午後1時半で、1回につき最長40分間。申し込みは先着順で、個人でもグループでも利用できるが、貸し出し中も他の来館者が自由に入室できるようにする必要がある。

会館では1月、懐かしの歌謡曲レコード聴く会を開き、約240人が集まった。その際「レコードを持っているがプレーヤーがない」「自宅では大きな音を出せない」などの声が上がり、機器無料開放を初めて企画した。

会館の舞台担当職員鈴木正憲さん(69)は「40分でLPレコード1枚を聴くことができる。室内に10人ほど座れる席も用意するので、ぜひ多くの人に利用してほしい」と話している。

連絡先は町文化会館

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170424_15072.html

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20170418/1492563278

2017-04-24

恵那市 文化会館大ホールの天井を耐震

恵那恵那市は、文化会館大ホールの天井耐震化を計画しており、現況調査を含めた設計を7月に委託する。2017年度末までにまとめ、18年度に工事発注する。

http://www.kentsu.co.jp/webnews/html_top/170421300050.html

箕面市、新文化ホールの運営管理予定者22日まで提案

箕面市は、箕面市文化ホール運営管理予定事業者を募集する。提案書を5月22日まで受け付ける。5月24日〜6月1日に提案書の審査プレゼンテーション等を行い、6月9日に選定する。6月12日に協定の締結。参加資格は▽法人その他の団体複数の法人等で構成する共同事業体座席数1000席以上又は1000席未満の劇場演芸場、観覧場の3年以上の運営業務実績―など。

文化ホールは、グリーンホール(現箕面市市民会館)を20年度の開業予定の北大阪急行の延伸に伴い設置する(仮称箕面船場駅前移転建替し、大・小ホールを整備する。整備については、PFI手法を想定しており、はじめに運営管理予定事業者を選定し、その後、同運営管理予定事業者の意見も反映した設計建設、設備等に係る実施方針要求水準書等に基づき、整備等予定事業者を募集・選定することとしている。整備等予定事業者の選定後、運営管理予定事業者と整備等予定事業者が一体のSPCとなり、PFI事業者として、整備、運営管理に関する契約を一括して市と締結し、指定管理者として指定する。

整備等予定事業者と同じSPCの構成員となるまでの期間(6月〜18年1月)は▽整備事業に向けた要求水準書(案)作成に係る支援=新文化ホールの設計建設、設備等に係る要求水準書(案)の作成において、運営上のノウハウ技術能力を活かして支援▽整備等予定事業者とのSPC組成=整備等予定事業者と同じSPCの構成員となるため、整備等予定事業者とリスク分担等条件を協議。SPCは18年1月に市と整備・運営管理に関する契約を一括して締結する予定。SPCの構成員となった後の期間(18年2月〜36年3月31日)は▽SPCをPFI事業者として新文化ホールの指定管理者に指定する。その際、運営管理予定事業者はPFI事業者の業務のうち、運営維持管理他の業務を行う。

文化ホールは、グリーンホールが果たしてきた芸術鑑賞の機会を確保する役割を担う1000〜1400席の大ホールと、市民生涯学習活動の参加の場として活用する250席の小ホールなどで構成する。建設地は船場東3(箕面船場駅前土地区画整理事業地内)の敷地8100?(敷地内に図書館・文化交流施設を併設する予定)。延床面積は7700?を想定。21年4月1日の開館を予定。

http://www.ken-san.com/article/view/5150

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20170224/1488156400

老朽化で…大阪能楽会館が12月末、閉館へ

大阪能楽公演の拠点として親しまれている大阪能楽会館(大阪市北区)が、老朽化のため12月末で閉館することが、関係者の話で24日分かった。年内の公演は予定通り実施するという。

同会館は昭和34年、観世流シテ方の故大西信久さんが能楽専用ホールとして創設した。ヒノキ造りの本舞台に橋掛かりがある伝統的な様式で、1、2階の収容人員は計513人。JR大阪駅近くの繁華街にあり、公演や稽古などに利用されている。

大西さんの孫で観世流シテ方の礼久さん(49)によると、天井や空調設備などの補修が必要な上、借地契約更新負担増が見込まれたため、存続を断念。借地契約が終了する12月末での閉館を決めた。

礼久さんは「残念だが、どうしようもない。能舞台の移築先を探したい」と話している。

http://www.sankei.com/west/news/170424/wst1704240101-n1.html

音楽コンサート開催に注力へ 新「つま恋運営会社社長

ホテル運営会社「ホテルマネージメントインターナショナル」(HMIホテルグループ、東京)の比良竜虎社長は24日、ヤマハから譲渡を受け27日に全面開業する静岡県掛川市リゾート施設つま恋リゾート彩の郷」に関し、音楽コンサートの開催に力を入れていく方針を示した。

この施設歌手中島みゆきさんらを輩出した音楽コンテストや、野外コンサートの会場に使われ「フォークソング聖地」として親しまれてきた。比良氏は現地で記者会見し「日本文化の大きな誇りだ。音楽聖地の2世を目指す」と強調した。

施設ヤマハが1974年に「ヤマハリゾートつま恋」として開業した。

https://www.daily.co.jp/society/culture/2017/04/24/0010126447.shtml

2017-04-23

秋田新文化施設設計のJV決まる

秋田県秋田市が共同で同市千秋明徳町に整備する新文化施設設計者選定委員会委員長・勝又英明東京都市大教授)は22日、設計者に佐藤総合計画東北事務所(仙台市)、小畑設計事務所秋田市)の共同企業体(JV)を選んだ。

市役所で1次審査を通過した5JVが公開プレゼンテーションを行った後、選定委が非公開で最終審査をした。JVは県、市とともに2018年度までに具体的な設計を詰める。

プレゼンではホールと設備の配置をはじめ、秋田杉など県産材利用やにぎわい創出策、雪や周辺環境への配慮といった技術を各社が提案質疑応答をした。市民ら約200人が傍聴した。

選定委は建築環境専門家興行会社、県、市の担当部長ら7人で構成。審査後の記者会見で、勝又委員長は「使いやすい施設配置で、外観の意匠が敷地の景観に合っている」と選定理由を説明した。

新文化施設は、現県民会館跡地に21年の完成を目指す。市は周辺一帯を「芸術文化ゾーン」として、4月に始まった第2期中心市街地活性化基本計画の目玉事業位置付ける。市文化会館廃止する。

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170423_41032.html

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20170405/1491363500

来月21日、三越劇場90周年 演芸界の長老競演

ことし開場90周年を迎えた三越劇場東京都中央区)が来月21日、大御所2人を招き、創立記念の演芸会を開く。題して「90なんてまだ若い! 内海桂子桂米丸」。90歳を過ぎてなお現役であり続ける2人は、これまでテレビ番組や興行で顔を合わせることはあっても、名前を冠した舞台で競演するのはこれが初めて。2人合わせて186歳!! 演芸界の生けるレジェンドが歴史に新たな1ページを書き加える。

「九十周年ということで若い人では意味がない。九十という数字にこだわると二人しかいなかった」。企画当時、劇場支配人だった小林守さん(52)は明かす。漫才落語の違いこそあれ、ともに芸歴七十年を超える業界長老劇場より年長の二人に白羽の矢を立てた。

「九十周年がなければ思いつかなかった企画。二人にとって九十なんてまだ若い。今も日々進化する二人が同じ舞台に並ぶ姿を見たいと思った」と演芸プロデューサーの中村真規(まさき)さん(64)は話す。昨年秋に企画を打診すると、桂子さんは「いいわよ」と二つ返事で快諾。しかし、体調に不安があった米丸さんはいったん回答を留保した後、年末に「出演したい」と決意したという。

ところが、年明けに桂子さんはタクシーから降りようとして転倒、左足の付け根を骨折。周囲をハラハラさせたが、手術とリハビリを経て、今月上旬、浅草東洋館の定席で復活した。

♪命とは粋なものだよ 色恋忘れ 意地張りなくなりゃ 石になる〜

たくましく生きてきた自身の半生をなぞるように、十八番都々逸を歌う桂子さん。「皆さんの顔を見られただけで生きてたかいがあった」としみじみ語ったと思えば「百まで稼ぐよ!」と威勢のいい桂子節も全開だ。客席から「ウォーッ」と大歓声が上がった。

十二歳で舞台に立った。一九五〇年に故内海好江さんと結成した「桂子・好江」は半世紀近く、漫才界をけん引してきた。「浪曲は楽屋で師匠方の芸を見て覚えたの。三味線は働きながら習ったんだから」と振り返る。

今もニュース時事問題には敏感に反応し、日々、ツイッターで思いを発信している。世相をつかんで、芸に生かそうという貪欲さは衰えない。

一方の米丸さんも負けていない。昨年、ロボットドローンに乗ってカレーライスを運ぶ近未来を描いた新作落語ドローン出前」を発表。「お客さまから時代に合った噺(はなし)で面白かったと言われ、勇気が湧きました」と喜ぶ。

二十一歳で入門し、創作噺にこだわってきた。これまで作ったのは約二百作。内風呂がない家庭が主流だった時代に爆笑を誘った「もらい風呂」、降雨時に家族が傘を持って駅まで迎えに行く光景を描いた「相合(あいあい)傘」…。世相を反映した噺に客席は大爆笑した。

七〇年代半ばのヒット映画にあやかった噺「ジョーズ」のように今も口演する一席もある。「顔見たら興ザメだぁ。サメザメ泣いた、なんてね」。柔らかな語り口は客を癒やす。「新ネタを発表する時は学生試験勉強と同じ、しゃにむに創る。疲れます」

流行アンテナを張り巡らす。「流行に早すぎても遅すぎてもだめ。新作は高座にかけているうちに育っていく」。ひと手間を惜しまず、工夫すれば「新作も古典のように、ずっと残る作品になる」。新作落語にこだわってきた七十一年の極意だという。

◆「ねえちゃん」に教わることばかり

<2人と旧知の落語家三遊亭金馬さん(88)の話> 桂子師匠戦後、地方巡業からのお付き合いで今も「ねえちゃん」と呼んでます。言葉は悪いけど、芸は盗むもの。ねえちゃんは若いときから、人の芸を見て自分のものにしてきた。教わることばかりでした。歌って踊って、芸達者じゃないと生き残れない。そんな厳しさを知っている根っからの芸人。ねえちゃんみたいな芸人はもう出ないね。

米丸さんとは、私が小金馬のころ、若手落語家6人で「創作落語会」を結成し、切磋琢磨(せっさたくま)した仲。ラジオで毎週、6人の作品放送していたが、行き詰まると米丸さんと連絡を取り合ってね。新作の勉強をさせてもらったよ。新作一本で71年というのはすごい。私は2人より若い。まだ負けずに寄席で頑張るよ。

三越劇場の歴史

三越劇場は一九二七(昭和二)年、東京日本橋三越本店内に「三越ホール」として開場した。当時、百貨店内の劇場世界でも珍しく、邦楽日本舞踊など伝統芸能を中心に、歌舞伎も上演。五三年には小説家劇作家の久保田万太郎(一八八九〜一九六三年)の発案により、日本初のホール落語会「三越落語会」が開催された。落語会は現在も続き、五月二十六日に五百九十七回目を数える。劇場九十周年記念の一環として同二十五日には、テレビプロデューサー演出家の石井ふく子さん(90)のトークショーが開かれる。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2017042302000137.html

2017-04-22

こけら落とし交流まつり」 稲城市立中央公民館 ホールの改修が完了

近隣では珍しく、市民団体無料で利用できることで親しまれてきた稲城市立中央公民館東長沼)のホールの音響や照明設備更新通路のバリアフリー化などの改修工事が完了した。リニューアルを祝い、22、23日に「中央公民館交流まつり」が開かれる。

市役所の隣にある公民館は一九七三年に建てられ、会議室や調理実習室なども入っている。約四百人収容のホールは、市が約五億五千万円をかけ昨夏に改修工事に着手。座席はすべて取り換え、収容は三百七十四人に減ったが、席の幅が五センチ広くなってゆったりと観覧できるように。楽屋やトイレも使いやすくなった。

公民館では、社会教育芸術分野の約百十の市民団体活動している。改修に当たって団体側から要望を聞いて、舞台下に演奏者用スペースを設けるため前席を可動式にしたり、ミュージカルなどの上演の際に背景をつるす棒(バトン)を増やしたりした。

「私たちの意見をだいぶ取り入れてもらえた」と話すのは、阿波おどりの「乙奴(おど)連」副連長の武田雅人さん(53)。稽古で頻繁にホールを利用しており、「無料で使えるのは助かる」という。

交流まつりは毎年九月に開いていたが、昨年は工事のため開催を見送り、今年は改修が終わるタイミングに合わせて新ホールのこけら落としとした。合唱や演舞のほか、ロビーなどでは作品展示や活動紹介がある。

利用団体でつくる実行委員会委員長を務める武田さんは「誰もが無料で利用できるのが公民館の本来の姿。せっかくの良い施設なので、生涯学習の拠点として市民が出会い、触れ合う場になれば」と積極的な利用を呼び掛けている。

まつりは午前九時半から。二十二日は午後四時半、二十三日は同三時半まで。問い合わせは同公民館へ。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201704/CK2017042202000123.html

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20160301/1456876995

市民会館 愛称は「紀文ホール」 館内、豪商にちなみ /和歌山

有田市は、公募していた新市民会館(建設中)内のホールの愛称を、有田みかんを世間に知らしめた豪商紀伊国屋文左衛門にちなむ「紀文ホール」にすると決めた。また、アルファベット頭文字の「A」をデザイン化した公式ロゴマークも発表。今後、パンフレットなどに使用していく。

市民会館は7月にオープン予定で、演奏会演劇が催せる市内唯一の中規模ホール(714席)を備える。

公募には市内外から210件が寄せられ、市内の女性(61)の案が採用された。他には「ミカンホール」「シトラス」などがあった。

市の担当者は「市内では最大の祭りとなる「『紀文まつり』もあり、紀文ホールの愛称は親しんでもらえるはず。最高の『きぶん』になってもらえれば」と話している。

https://mainichi.jp/articles/20170422/ddl/k30/040/444000c

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20161214/1481768069

文化センターで銃撃戦シーン、市長もビックリの迫力…大津舞台に本格アクション映画

大津市内などをロケ地として自主制作映画を完成させた同市のWEBデザイナー、夜西敏成さん(50)と主演の宇野ひと美さん(36)が越直美市長を表敬訪問した。

夜西さんは平成26年、幼い頃からの夢だった映画制作を決意。本業のかたわら、撮影から編集まで全て自身で手がけた映画サファイア−SAPPHIRE−」をつくった。

作品は先月に北海道夕張市で開かれた「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017」で上映され、米国ドイツの国際映画祭からも出品の依頼があったという。

同作は、母を殺した悪の組織と戦う女性主人公アクション映画大津市和邇高城の「和邇文化センター」などを銃撃戦シーンのロケ地として使用している。予告編を見た越市長は「市の施設がすごい迫力の映画になって驚いた。映画の素晴らしさとともに、大津の良さも伝えていただけたらうれしい」と話した。

夜西さんは「応援していただき光栄。大津ロケ地としてよい場所がたくさんあり、次回作でも使いたい」と話した。市内で同作の上映会を計画しているという。

http://www.sankei.com/west/news/170422/wst1704220035-n1.html

2017-04-21

文化複合施設整備基本計画策定支援公募プロポを再公告/参加表明書を5月8日まで受付/東大阪市

大阪府東大阪市は21日、「文化複合施設整備基本計画策定支援業務」の公募プロポーザルを再公告した。2016年6月に公告したが、参加者がおらず、中止になっていた。参加表明書を5月8日まで文化財課で持参または郵送によって受け付ける。第1次審査結果を5月9日に通知し、企画提案書を5月26日までに提出させる。5月30日のプレゼンテーションを経て、6月1日に委託事業者を通知する。

参加資格は02年度から16年度に図書館や博物館の新築、改築または改修に対する基本計画、基本設計実施設計のいずれかの元請けとしての実績などを求める。委託金額の上限は1500万円(税込み)。

15年度に改修整備した東部地域仮設庁舎を、四条図書館、郷土博物館埋蔵文化財センター、市史史料室が入る文化複合施設として大規模リニューアルする。東部地域仮設庁舎の規模は、RC造5階建て延べ5572平方叩所在地東大阪市南四条町の敷地約3890平方叩1971年に建築し、15年度に耐震補強した。委託期間は18年3月31日まで。

https://www.constnews.com/?p=33817

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20170123/1485171004

ミューザ改修で休館 社会

2019年1月15日から

幸区大宮町コンサートホール「ミューザ川崎シンフォニーホール」は、改修のため2019年1月15日から6月30日まで休館する。

市民交流室や企画展示室のある音楽工房、ホール併設のビルの飲食店は休館中も営業を継続。

改修工事では、舞台音響や照明などのうち、老朽化した設備や部品更新、修繕が行われる。

施設改修の問い合わせは、市市民文化局。施設利用の問い合わせは、同ホール。

http://www.townnews.co.jp/0206/2017/04/21/379157.html

西日暮里駅前地区再開発東京都板橋区)/総延べ最大16・2万平米に/準備組合

東京都荒川区のJR西日暮里駅の北東側再開発事業計画している「西日暮里駅前地区市街地再開発準備組合」は、再開発ビルの施設計画概要をまとめた。全体の延べ床面積は約15万4000〜16万2000平方メートル、最高高さは約170〜180メートルと想定。18年度の都市計画決定に向け、17年度中に計画を固める。19年度の本組合設立、20年度の権利変換計画の認可を経て、21年度の本体着工、25年度の完成を目指す。

計画地は西日暮里5の32〜38の一部(区域面積約2・3ヘクタール)。現在の容積率は400〜600%だが、空地や住宅などを整備して容積率の緩和措置を受け、今後900〜950%まで引き上げたい考え。

再開発総合コンサルタント業務協同組合都市設計連合が担当。専門コンサルタントとして設計業務を梓設計、環境アセス調査業務日本工営、測量業務日野都市計画関連業務上野計画事務所が担当している。事業協力者には野村不動産三菱地所レジデンスJVが参画している。

準備組合は昨夏に絞り込んだ再開発ビルのボリューム素案(延べ14・1万平方メートル規模の複合施設)を踏まえ、施設計画検討してきた。

計画地の北側住宅公益サービス業務サービスなどの機能が入る高層の建物を配置。南側の中層の建物には文化交流機能(大ホール1500席程度、イベントホール300〜400席程度、ギャラリーなど)と商業機能を入れる。地域交流の場となる広場も南北に2カ所(対象面積約1100平方メートル、約900平方メートル)整備し、緊急時には防災広場として活用する。

公共空間の整備も進める方針で、区域の南側交通広場を設けるほか、JRと日暮里・舎人ライナーの乗り場とのアクセスを向上させるペデストリアンデッキの整備も計画している。

http://www.decn.co.jp/?p=90962

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20160824/1472084006

「第2の森友問題」がくすぶっていた!? “夢の国”のおひざ元・浦安市の異常な土地取引

「結局、何が目的で選挙に出たんだ?」

夢の国東京ディズニーランドのおひざ元である千葉県浦安市市民の間で、しばしば話題になる選挙があった。その選挙とは3月に実施された千葉県知事選のこと。現職の森田健作氏が2位以下に3倍近い票差をつけて圧勝したこの選挙に、浦安市に所縁ある人物出馬していたのだ。それが浦安市長を5期18年間も務めた松崎秀樹氏だ。

「昨年11月に松崎氏が知事選への出馬を表明する以前から、森田氏の3選は確実と言われていた。松崎氏は出馬に際して『浦安だけがよくていいのか。県政を見たときに哀しい思いをした』と、その理由を語っていたが、浦安市長としての実績を加味しても、その挑戦は無謀としか言いようがなかった。森田氏の次点につけたとはいえ、票差を考えると“次の千葉県知事選”に繋がる結果だったとは言えません」(全国紙記者

実は、松崎氏は浦安市では知らぬ人のいない名物市長だった。18年間という長きにわたって市政を担う中で、浦安市人口は12万8000人から16万6000人に増加。一貫して国から普通地方交付税をもらわない“自立した自治体”を維持し、市長就任当初に473億円あった地方債残高を半分以下に減らしてきた。教育に力を注ぎ、一般会計の20%を教育予算に割いてきたことは「こんにちは市長室です〜浦安市松崎ひできの18年間のあゆみ〜」というサイトで「私にとっては自慢の一つです」と語られている。

『週刊東洋経済』が実施している「住みよさランキング」の「富裕度」部門において、浦安市は上位に名を連ねる常連メンバーである。それは、よく言われる「東京ディズニーランドがあるから」ではない。浦安市の税収に占める法人税の比率は12%程度。税収の半分近くを市民税が占めており、さらに30%以上を固定資産税が占めている。松崎市政のもと増えた市民の税金でもって、浦安市は全国屈指の“富裕度”を誇ってきたのだ。

「そんな豊富な実績があるだけに、6選も濃厚だったといえるでしょう。実際、前回(2014年)の市長選でも松崎氏は2位にダブルスコアの大差をつけて勝利していましたから」(同)

にもかかわらず、任期途中で市長職を辞職して県知事選にチャレンジしたのはなぜなのか……? そんな声が、浦安市民の間であがっているというのだ。

「一度、市政の人にもどって、自身の経歴をキレイにしたいと考えたのではないでしょうか?」

 こう語るのは、とある浦安市議。実はかねてより、松崎氏の周囲には“夢の国”からは想像もつかない、きな臭い疑惑が浮上していたという。同じく浦安市議の水野実氏が話す。

「さかのぼること15年前には、浦安市業務を請け負っている廃棄物処理業者から3000万円のお金松崎氏の親族企業に流れていた問題が浮上して、3度もの不信任案が提出されました。結局、その疑惑に関して何ら説明されないままうやむやにされてしまったのですが、その後も松崎氏を巡る疑惑がいくつも浮上したのです。その最たる例が、この4月オープンした浦安音楽ホールに関連した土地取引です。

ホールができた新浦安駅前の2000平方メートル土地(以下、〈新浦安〉)はもともと浦安市土地でした。この土地と、民間が所有する東西線浦安駅前の838平方メートル土地(以下、〈浦安〉)を、市長の専決処分で2014年等価交換したのです。市が依頼した不動産鑑定士の評価は、〈新浦安〉が6億6600万円で、〈浦安〉が5億7000万円でしたが、相続税路線価と比較すると〈新浦安〉が1.2倍、〈浦安〉は1.5倍と不当に高く見積もられていました。さらに、2010年に同じ〈新浦安〉を別の不動産鑑定士に評価してもらったことがあるのですが、そのときの評価は13億円。いくら震災による液状化現象が影響したといっても、4年で半値に下がるでしょうか? 〈新浦安〉を安く見積もり、〈浦安〉を高く見積もることで無理やり等価交換を成立させた疑いが濃厚なのです」

この浦安市議が怒りをあらわにする理由はまだある。等価交換により民間事業者が取得した〈新浦安〉は「孫の代までお金を生み続ける“カネのなる木”」(同)なのだ。

4月に〈新浦安〉にオープンした音楽ホールは、浦安市が30年間に渡って1日127万円もの賃貸・運営費を支払う契約となっています。30年間で138億円も支払う計算です。それも、30億円の建設費のうち20億円を市が負担している。民間事業者はたった10億円の負担で、向こう30年間で138億円ものお金を市からもらえるんです。当然、市が建設費の3分の2を負担しているので、30年経ったら契約打ち切り……とはいかないでしょう。市の予算で改善費用拠出して、さらに30年間の契約を結ぶ可能性が高い。

一方で、市が等価交換で取得した〈浦安〉はその周辺の土地取得交渉が進まず、放置されたまま。単なる自転車置き場と化しています。浦安市市民は何一つ、この土地取引恩恵を被っていないんです。こんな民間事業者ばかりが得する契約ってあるでしょうか? 正直、“森友学園問題”などよりもはるかに異常な土地取引です」(水野市議

実は、この土地の“不等価交換”は浦安市議会でもたびたび議論されてきた。2014年には「浦安市職員措置請求に係る監査」も実施されたが、その監査の結果はその不動産鑑定の経緯から鑑定評価額も含めて「妥当だった」と結論づけている。一度、決着したはずの問題が再び議論の的となっている背景には1つの理由がある。

「新たに市長に選出された内田悦嗣氏は、この土地取引に関して百条委員会を設置してもいいと話しているんです。このほかにも松崎氏の側近で市の委託で障害者の就業支援を行っている人物を巡る問題や、公民館等の改修工事松崎氏の息子が勤める会社がたびたび浮上している問題などもあります。内田市長のもとで、隠された浦安市の膿が明るみなる可能性は高いでしょう」(別の浦安市議)

余談だが、その“側近”は常々、松崎氏のことを「殿」と呼んでいたとか。殿さまから市井の人に戻った松崎氏は市議会の追及をいかに乗り切るのか……? ジェットコースター以上にスリリングな展開が予想される。

http://news.livedoor.com/article/detail/12966493/

2017-04-20

京都市中心部にホテル、図書館、ホールなどの複合施設…立誠小の跡地、既存校舎やグラウンド活用

京都市は、市中心部の繁華街にある元立誠小学校(同市中京区)の跡地活用で、ホテルなどを運営するヒューリック東京)を契約候補事業者に選んだ。市が年約2億3千万円で、60年間貸し付ける。同社はホテル文化施設が入る複合施設建設する予定で、近く基本協定書を締結し、地域住民との三者で事業化に向けた協議を行う。

同社は、跡地活用について「文化が集まり、出会いが生まれ、多様なにぎわいが地域に広がる複合施設を目指す」と設定。高瀬川からの景観配慮し、敷地東側既存校舎やグラウンドを活用しつつ、講堂や自転車置き場のある敷地西側に地上8階地下1階の建物を新築する。

文化事業スペース(立誠ホール)、図書館▽屋外オープンスペース(立誠ガーデン)▽宿泊施設(約200室)▽商業施設(京文化しん発見プラザ、立誠テラス)▽自治会活動スペース(立誠コミュニティスクエア)−などを整備する。

同小の跡地活用については、市が平成28年9月に有識者による選定委員会を設置。プロポーザル提案型入札)による契約候補事業者の選定に向け協議し、13事業者が応募した結果、ヒューリックが選定された。

同社の計画について、選定委員会は「地域シンボルである既存校舎やグラウンドをうまく活用した施設配置。自治会活動文化活動スペースを利用しやすい1階に集約するなど地域コミュニティー活性化にも資すると考えられる」などと講評している。

http://www.sankei.com/west/news/170420/wst1704200018-n1.html

2017年になっても終わらない 都内イベント会場不足“2016年問題

都内にある競技場やホールが、一斉に改修・建て直しを始めています。これは、2020年東京五輪に合わせた動きです。都内各所にあるホールやイベント会場の建て替え・閉鎖が相次いでいることから、都内イベント会場は一時的に不足状態に陥り、芸術団体音楽関係者たちは開催場所の確保に四苦八苦しているのです。会場の不足は、関係者たちの間で“2016年問題”と呼ばれて悩みの種になっていました。

会場の多寡イベント・公演の回数は、都市芸術文化を量るバロメーターでもあります。また、産業学術振興においても、関係者が一堂に介する会議場やホール、講堂は必要不可欠です。会場不足という事態を受け、都も問題解消に乗り出しています。

東京五輪開催決定から、相次ぐ施設の閉鎖・改修

東京都を中心とする首都圏には、たくさんのイベント会場があります。東京ドーム味の素スタジアムといったスポーツ施設でもコンサートフリーマーケットなど多種多様イベントが開催されます。毎日のようにイベントが催されている東京ですが、2020年東京五輪の開催が決定したあたりから、ホールや劇場、いわゆる“ハコモノ”の閉鎖・改修が相次ぐようになりました。

2008(平成20)年には新宿コマ劇場、2010(平成22)年には東京厚生年金会館が閉鎖されています。また、2015(平成27)年から渋谷公会堂の建て替え工事が始まり、2019年まで休館する予定になっています。そのほか、日本武道館国立代々木競技場第一体育館なども建て替えを理由に長期閉鎖を予定しています。

これらの閉鎖・改修は五輪を理由にしたものばかりではありませんが、2015年頃から一斉にイベント会場が使用できなくなりました。イベントが開催できなくなると、東京からはにぎわいが喪失し、文化産業の衰退を招きます。「イベント会場が不足することは、2015(平成27)年頃より文化芸術を振興する各団体からも指摘を受けていました。各団体から要請を受けて、舛添要一都知事(当時)は対応を急いでいました」と話すのは、都生活文化文化振興部事業計画課の担当者です。

イベントごとに求める施設が異なる

早急に都はイベント会場の調査実施。同調査から、都内には50席以上を有する会場が約1300カ所あることがわかりました。

「公演団体イベント主催者は機材搬入収容人員、照明・音響などの関係から、使い慣れた会場をずっと使い続ける傾向にあります。そのため、代替施設を探すノウハウがなく、いつも使っている施設が閉鎖されてしまうと公演をすることが困難になってしまうのです。一方、都内には想像以上の会場施設があり、これらの稼働率は決して高くありません。かなり余裕がある施設もあります。代替施設の情報を共有すれば、既存施設稼働率が上がり、有効活用にもつながります」(同)。

しかし、リストアップされた1300のイベント会場には、落語演芸場からクラシックバレエのホール、インディーズバンド活動場所とする地下のライブハウスなども含まれています。クラシックバレエミュージックバンドライブとでは、施設に求められる機能が異なります。数字上は多くのイベント施設があるからと言っても、それらを一緒くたにして語ることはできません。他方、各団体が求める施設すべてを都が建設することはできません。

施設新設ではなく、情報提供で対応

都は会場を新設せずに、既存施設を活用する方針を打ち出し、葛西臨海公園木場公園といった都有地公園11か所に仮設の野外会場を設置できる、という情報提供を始めたのです。

情報提供のほかにも、都は大学キャンパス内にある講堂・ホールや新国立劇場民間団体でも使用できるように、政府や文部科学省、関係団体に対して要望を出しました。そして、それらの要望は一部で実現しています。

「都は会場運営効率化をさらに向上させるため、2017(平成29)年度末公開を目指して、会場施設のデータベース化に取り組んでいます。データベース化の取り組みでは、会場の所在地座席数などの基本情報のほか、各施設の改修スケジュールなども盛り込む予定にしています」(同)。

データベース化によって各団体が公演場所を探しやすくなることは言うまでもありませんが、改修スケジュールが情報共有することで、施設間で改修スケジュールを調整することも可能になります。データベース化によって、イベント会場が一斉に建て替え・改修となって公演場所がないという事態を避けられるのです。

2016年問題”のピークは過ぎましたが、各団体イベント会場が不足しているという認識が依然として強くあるようです。また、コミックマーケットのように開催地となっている東京ビッグサイト聖地化しているケースもあり、代替地を示すことだけで解決できない場合もあります。

東京から文化芸術団体の公演や音楽ライブといったエンターテイメントが消失してしまえば、それは東京という都市の魅力を減少させることにもつながります。

都が抱える“2016年問題”は、2017年になっても収束していません。

https://news.nifty.com/article/domestic/society/12177-04204/

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20170413/1492042356

2017-04-19

耐震補強工事 中電ホールなど2カ所、一時休館 来年1月から /愛知

中部電力グループの中電不動産名古屋市中区)は、「中電ホール」(同市東区東新町座席444席)と、クラシック邦楽など室内楽専用の「ザ・コンサートホール」(同市中区栄、座席395席)について、来年1月からの耐震補強工事実施に伴い、それぞれ一時休館する。

休館期間は、中電ホールが来年12月末まで、ザ・コンサートホールは同8月末まで。

中電ホールは1964年完成で、89〜94年に大規模なリフレッシュ工事実施したが、今回はホール天井部分の耐震構造強化を行う。トイレなどの水回りや客席、床じゅうたんなども刷新する。館内照明はすべて省エネタイプのLED(発光ダイオード)となる。

ザ・コンサートホールは、86年完成の電気文化会館の地下2階にあり、天井部分の耐震強化を実施する。音楽家や団体などへの貸し出しによるホール稼働率は約9割という。

中電ホールで各種のイベント公演を開催している興行関係者は「使い勝手のいいホールが借りられないのは残念だが、耐震対策はやむをえない。リニューアルされた施設を楽しみにしたい」と話している。

https://mainichi.jp/articles/20170419/ddl/k23/020/158000c

村野藤吾米子市公会堂」。市民の力で閉鎖から一転、リニューアル

一時は耐震不足から解体検討も、総工費15億円の改修に方針転換

2017年3月、村野藤吾設計の「米子市公会堂」を見学する機会に恵まれた。以前の記事で紹介した、同じ村野の「八幡市民会館」存続を目指して、京都工芸繊維大学助教の笠原一人さんが発案し、大阪府高槻市の「Club Tap」が企画したフィールドセミナー村野藤吾のホール建築」の一環だ。笠原さんが自ら講師を務めた。

米子市公会堂は、八幡市民会館と同じ1958年に完成した。2009年実施された耐震診断の結果により、一度は使用停止が決まり、解体議論された。しかし、市民運動が成果を挙げて、議会が存続を採択。約15億円の費用をかけて改修工事が行われ、2014年3月にリニューアルオープンを果たした。建物が生き残るためには、何が必要なのだろうか。

昭和30年代に市民が発案、総工費の3分の1以上を募金寄付で賄って建設

米子市公会堂は、市民の願いと努力によって建てられた。発案したのは、1954年、当時結成されたばかりの自治体連合会だ。財政難の市に代わって建設費を補填するため、市民に広く「1円募金」を呼びかけた。「1世帯が毎日1円ずつ貯める」という運動だ。その成果に法人寄付を合わせた寄付総額は約5243万円に上る。意気に感じた村野は、自らも設計料を返上した。総工費は当時のお金で約1億7600万円。3分の1以上が寄付で賄われたことになる。

「今、この規模のホールを建てるとしたら、20億円ぐらいかかるでしょう。

その3分の1とすれば7億円近くになります。改めて考えるとすごいですよね」。そう語るのは、米子市クルマナオキ建築設計事務所主宰する来間直樹さん。公会堂存続運動リードした一人だ。「このとき募金運動に携わった方々がまだご存命で、“これは自分たちがつくった公会堂だ”と熱い思いを語ってくださったことも、存続の力になりました」という。

竣工22年後に村野自身が改修設計村野が“2度つくった”貴重な建物

米子市公会堂は、出雲街道山陰道が交わる角地に建つ。道路面はそれぞれ広場と駐車場で、ゆったりとした空地の奥に、外観の全容が一望できる。ホールのせり上がる客席の形状がそのまま外に表れたフォルムは、“グランドピアノ”をモチーフにしたと言われている。

コンクリートの梁と柱をむきだしにした力強い造形は、モダニズム建築の特徴といえます」と笠原さんは解説する。「一方で、この建物には、モダニズム否定した“イメージ”を喚起する力がありますよね。グランドピアノはもちろん、正面から見ると貝殻のようでもあるし、側面は、犬が座っているみたいにも見えます」

構造体に挟まれた外壁面は、それぞれゆるやかに湾曲しており、そのことも建物を有機的に見せている。表面に貼られた紫がかった褐色のタイルは、山陰特産石州瓦を特注で焼成させたもの。八幡市民会館が“鉄さび”なら、米子は瓦。地域風土に敬意を払い、デザインに採り入れる手法も、村野ならではだ。

竣工から22年後の1980年村野はこの公会堂の改修設計も手掛けている。増築を行いながらも外観は竣工時のイメージを保ち、一方で、ホール天井やホワイエの内装は大きく変えている。同じ設計者によって改修が行われた例は珍しく、この公会堂は“村野によって2度つくられた”建築ともいえる。村野作風における、新旧の変化を探る資料としても重要な作品だ。

市民アンケートは7.2ポイント差、市議会は1票差で存続を支持

米子市公会堂は地域社会への貢献が高く評価され、1998年には「公共建築100選」にも選ばれた。にもかかわらず、2006年に突如「設備更新に6億円、維持か閉鎖か」という報道が流れる。これを受け、市民は「米子市公会堂の充足を求める会」を発足。市長面談や公開質問、学識者を招いての講演会などを行っている。

しかし、耐震性不足が報告されて2010年9月末にホールと楽屋棟は使用停止に。他方で、存続を求める署名は約4万4000筆に上った。市議会が審議継続を繰り返すなか、市は市民アンケート実施する。結果は、存続45.4%、解体38.2%。僅差ながら存続が上回り、市長は存続の方針を表明した。

「それでも、市議会では財政負担心配しての存続慎重論が根強かった。われわれも各所への呼びかけを繰り返した結果、たった1票差で存続が決まったんです」と来間さん。2010年クリスマスイブのことだった。

それから改修、リニューアルオープンまで、「米子市公会堂市民会議」に改組した市民団体は、利用促進のための提言設計者との情報交換、市民イベントなど、絶えず関与を続けている。

かつての「1円募金」に倣い、1000万円超の募金も集めた。そのお金で、幕や譜面台、鏡などの什器類を寄贈している。

改修設計日建設計が手掛けた。公共建築に求められる耐震強度を確保しながらも、村野設計思想を受け継ぎ、市民が親しんできた姿を残すという至難の仕事だ。ホールの屋根全面的撤去して軽い材料で新設。カーブを描く複雑な形状の天井は、最新技術を駆使して正確に計測し、再現した。今はもう製造できない外壁の塩焼きタイルも、新たな製法による質感の再現成功している。

こけら落とし地元プロ・アマ音楽家によるコンサート「祝演」、リニューアル記念には市民が中心になって企画したバレエくるみ割り人形」の全幕公演が行われた。

市民の声が、公会堂を残した。廃止から存続へ、転換の契機となったのは市民アンケートだが「それは諸刃の剣でもあった」と来間さんは言う。「もしも、結果が逆転していたら…」。歴史を背負ってきた建築を、未来に手渡すかどうか。判断基準多数決に求めるのは、危険なことかもしれない。

http://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20170419/Homes_press_00636.html

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20140330/1396155355

2017-04-18

徳島市 新ホール民間有識者会議 建設候補地を検討 /徳島

徳島市の新ホール建設候補地を絞り込むための民間有識者でつくる検討会議会長山中英生徳島大理工学部副学部長)は17日、市内のホテルで第2回会合を開き、四国3県や他県のホール規模と建設費などと比較しながら、候補地3カ所の制約条件や交通環境議論した。24日の第3回会合では土地施設費用面から比較する。

候補地の一つ、市立動物園跡地(中徳島町2)は都市計画上、住居地域に指定されている。委員の一人は「国道までの周辺道路が狭く、催し後にすべての観客の車が出るまでに長時間かかる。住環境に影響する規制緩和は難しい」と指摘した。

他は、閉館した市立文化センターの敷地(徳島町城内)▽JR徳島駅西側屋外駐車場周辺(寺島本町西1)。27日には市内郊外大型商業施設が開店することを念頭に「中心市街地への建設理想」という声もあった。

https://mainichi.jp/articles/20170418/ddl/k36/010/522000c

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20170330/1490920777

来館目標、年60万人に 水戸の新市民会館、事業計画を策定

水戸市2021年4月の開館を目指す新市民会館の事業計画を策定した。計画では年間60万人の来館者数を目標として設定したほか、財団法人やNPO法人など指定管理者運営主体とする方針などを盛り込んだ。新市民会館の目指す方向性を示すことで、今後の事業展開を円滑に進めていきたい考えだ。

市民会館は11年3月の東日本大震災で被災した旧市民会館の移転建て替えのため、水戸市が完成を目指している。年60万人の来館目標は旧会館や全国の大規模ホール(2千席規模)の平均稼働率などを元に計算し、設定した。

新会館の管理運営については「指定管理者制度」を導入し、民間に委託することを明記した。自治体が直接運営する場合に比べ、経費の削減や市民サービス向上などの効果が得られると見込んでいる。具体的な運営主体は今後、選定していく。

新会館を巡ってはこれまで市民団体などから、300億円超の事業費が高額だとして批判が出ていた。これに対応するため、市は団体ヒアリング市民アンケートなどを行い、計画に反映する方針という。

http://www.nikkei.com/article/DGXLZO15409280X10C17A4L60000/

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20170125/1485318747

事業費は12億/設計5月一般入札/三島市市民文化会館改修

静岡県三島市は、市民文化会館改修基本計画を策定した。1991年4月に完成し設備などが老朽化した施設(RC・SRC一部S造地下1階地上4階建て延べ9558?)を、総事業費12億円程度で大規模改修する。

2017年度当初予算に大・小ホール吊り天井(特定天井)の補強工事実施設計委託費3000万円を計上。5月に実施設計一般競争入札する。

同館を文化創造拠点として整備するため、9月までに工法や工期、工程を決定。館内内装改修は19年4月以降に着工、工期は6カ月を予定している。

計画によると、大・小ホールの内装改修と舞台幕類の更新舞台音響・照明設備の更新トイレ改修、リハーサル室と事務室内装改修などを実施する。

改修基本計画作成業務空間創造研究所が担当した。

所在地は同市一番町20−5。

市の担当者によると、「リニューアルオープンの時期は未定。市民から工事中も会館を利用したいとの要望がある。工程は利用状況を踏まえ、可能なら休館しない方向で調整したい」という。

https://www.kensetsunews.com/archives/47278

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20160419/1461287615

基本設計提案競技/参加表明5月9日まで/世田谷区庁舎

東京都世田谷区は17日、「世田谷区庁舎等整備基本設計業務委託公募プロポーザル」を公告した。参加は単体か設計JVで、専門分野について協力事務所(業務の再委託先)を加えることもできる。参加表明書は5月9日まで受け付ける。2段階で審査し、6月6日まで受け付ける1次提案をもとに5者程度を選定、23日に公表する。8月18日まで2次提案を求め、21日から9月1日に提案書の展示・区民意見聴取を行ったうえで、18日の公開プレゼンテーションヒアリングを経て、最優秀者と次点者を選定。審査結果を27日に公表する。基本設計は10月中旬に契約する。

参加資格は、単体とJV代表東京電子自治体共同運営電子調達サービス建築設計格付け1−100位以内(4月1日か5月1日時点)など。配置技術者として、一定規模以上の実績を持つ管理技術者建築総合主任技術者に加え、構造電気設備、機械設備、ホール、音響ランドスケープコストの各担当主任技術者を1人ずつ求める。ホールと音響以外の兼務は認めない。

1次審査は、業務実施方針と、本庁舎等整備の重要項目や建築計画など3項目の提案要求。2次審査では、業務取組方針のほか、配置計画災害対策環境性能、工期短縮と事業抑制前川國男設計した現庁舎などの空間特質の継承など、6項目の提案を求めている。公開プレゼンテーションヒアリングに使う施設配置模型も提出する。2次審査の報償は1者当たり20万円。

審査は、審査委員会委員長・深尾精一首都大学東京名誉教授)が実施。深尾(建築)、青山にんべんに八と月●(行政関係)、岩村和夫(建築環境)、勝又英明(ホール計画)、出口敦(都市計画)、蓑茂壽太郎(ランドスケープ環境)、目黒公郎(防災)の委員7氏が採点して選定する。

業務内容は本庁舎総合支所、議場、区民会館、広場、駐車場を含む基本設計提案限度価格(基本設計業務委託費)は2億2537万円(税込み)。履行期間は2019年3月29日まで。実施設計工事監理業務随意契約する考え。

庁舎と、ホール機能(3100?)を持つ区民会館を合わせた規模は、総延べ約5万6100?を想定。20年度の着工を予定している。建設解体調査設計など概算事業費は約410億円(税込み)。

https://www.kensetsunews.com/archives/47216

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20170412/1491960402

棟方志功の版画、実はレプリカ 神奈川の県民ホール紛失

神奈川県は17日、県が所有し、県民ホール(横浜市中区)の指定管理者神奈川芸術文化財団」が保管している棟方志功作の版画、宇宙讃(神奈雅和の柵)=縦約50センチ、横約65センチ=を紛失したと発表した。カラーコピーレプリカと入れ替わっており、県は「信頼を損ね申し訳ない」とした。

文化財に指定されていないが、県は「晩年作品として貴重」として、窃盗容疑などでの被害届の提出を検討している。

県と財団によると、2014年に同県鎌倉市の県立近代美術館で展示。観覧者の指摘でコピーと判明した。その後、財団が捜索したが見つからなかったため、17日に県に報告した。

作品は県民ホールの緞帳(どんちょう)の原画として制作を依頼し1974年に300万円で購入、館長室に展示していた。コピーにすり替わった時期は分かっていない。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG17H9O_X10C17A4CN8000/

2017-04-17

静岡県三島市市民文化会館改修基本計画策定/天井補強の実施設計着手

静岡県三島市は、市民文化会館改修基本計画を策定した。劣化が進む施設内の内装改修、舞台照明などホールの各設備の更新など劣化に伴う改修を順次進めるとともに、新たな文化創造交流拠点としてふさわしい機能創出も視野に入れる。本年度は大小ホールのつり天井補強に向けた実施設計を行うため、当初予算に3000万円を計上している。

市民文化会館一番町20)は91年に完成。規模はRC・SRC一部S造地下1階地上4階建て延べ9558平方メートル。1202席の大ホールと355席の小ホールなどを備える。これまで外壁改修や屋上防水、設備の一部改修などを行ってきたが、舞台音響・照明設備は耐用年数を超えている。その他の設備や機能劣化が進み、ホールのつり天井改修も早急な課題となっている。

基本計画では、施設全体の内装改修、大小ホールのつり天井補強、舞台音響・照明設備や電気機械設備更新、照明のLED化、トイレ洋式化、リハーサル室などの防音機能強化、エレベーター更新、広場整備など幅広い内容を盛り込んだ。このうち、緊急性が高いホールつり天井補強工事を先行して進める。実施設計で改修工法工程、事業費、開館しながらの工事可能かなど詳細を検討し、9月までに決定する。18年度につり天井耐震補強工事を行うほか、ホールの音響・照明設備と館内内装改修の設計を進める予定。

https://www.decn.co.jp/onlineservice/News/detail/3201704171302

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20170418/1492478198

前橋市市民文化会館命名権 愛称昌賢学園まえばしホール」に

前橋市は、市民文化会館南町三)のネーミングライツ命名権)のスポンサー契約を、県内群馬医療福祉大学などを運営する学校法人「昌賢学園」(同市元総社町)と結んだ。耐震工事を終えてリニューアルオープンした今月から、市民文化会館愛称は「昌賢学園まえばしホール」となった。

愛称の使用期間は二〇二二年三月末までの五年間。市に入る命名権料は年間二百万円で、施設の安定運営に向けた財源にする。応募があったのは同法人のみだった。市有施設ネーミングライツ導入は三例目。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/list/201704/CK2017041702000161.html

ミニ統一選 3市長選は現職勝利

磐田市

磐田市長選は、無所属現職の渡部修氏(66)が、無所属新人で元市議県議柏木健氏(48)を破って三選を果たした。

渡部氏は、行財政改革や子育て支援の充実など実績を強調。堅実な行政運営の継続を約束し、「総合力ナンバーワンのまちづくりを目指す」などと訴え、幅広い世代から支持を集めた。柏木氏は「世代交代」を掲げ、市民文化会館移転見直しなど市政の問題点を訴えたが及ばなかった。

磐田市長選確定得票

当 47,121 渡部  修 無現 当選<3>

  31,680 柏木  健 無新 

渡部 修(わたなべ・おさむ) 66 無現 当選<3>

市長(元)市議・市副議長・田原小PTA会長神明中PTA会長沼津商西島

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20170417/CK2017041702000092.html

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20170415/1492300000

2017-04-16

どうなる守口市庁舎 見えぬ「青写真

大阪府守口市役所旧庁舎跡地の活用が市民の注目を集めている。市は昨年10月、国道1号線沿いの旧三洋電機本社ビルの土地建物の一部を購入し、整備費用などを含めて計約60億円をかけて移転。一方、築66年で老朽化が著しい200メートル北東の旧庁舎建物もそのままで、現在も跡地の活用方針が決まっていない状況だ。市は今後、旧庁舎を含む一帯の活用に関するグランドデザインを描く予定で、本年度中に大きな方針が固まることになる。

住民の関心が高く、新年度もしっかり取り組んでいきたい」。今年2月、西端勝樹市長は旧庁舎跡地について、2017年度当初予算発表の場で記者団に語った。1947年の創業以来、67年にわたって構えた大手家電メーカー本拠地庁舎を移し、市は2017年度、旧庁舎を核とする一帯の跡地活用の検討に民間への委託料として750万円を計上。旧庁舎解体実施設計にも約2300万円を盛り込んだ。

■お化けやしき

庁舎移転を巡っては15年4月、三洋の全社員約7千人が親会社のパナソニックへ転籍することなどが決まり、実質的な“消滅”に伴って計画された。市は、三洋から本社ビルと土地の一部を約48億円で取得し、庁舎設計耐震診断などで約11億円を上乗せ。その新庁舎は地上10階、地下1階の本館と、議場が入る2階建ての別館でなる。

一方、旧市役所本館は1951年に完成し、ほか別館4棟に分散。いずれも耐震性を満たしておらず、市民からは「お化けやしき」とやゆする声も上がる。

■将来ビジョン

市は2016年度、旧本館前の大阪市営地下鉄守口駅と、300メートル南にある京阪電鉄守口市駅を含む地域を中心とした半径500メートル一帯とその周辺を「守口都市核周辺における将来ビジョン」の対象エリアとして決定した。17年度は市場商業進出度合いを調査し、一帯の青写真を明確にする方針だ。

ビジョンでは、公共施設が集積するものの老朽化していることや、商店街がにぎわいを失っているなども加味し、「新しい都市イメージにつながる守口都市核づくり」をコンセプトに掲げる。回遊性を高めることでにぎわいと交流創造することなどを盛り込んでいる。

■一部は借地

一方、市財産活用課によると、旧別館のうちの一部は借地で、今後は地権者の合意も必要となってくるという。市民の男性(65)はこのことを例に跡地活用に疑問符を投げかけ、「市民会館もなくなり、憩いの場が減っている。跡地にコミュニティーセンターを設けることはできないのか」といぶかる。

また、市内に住む別の団体職員の女性(35)は「守口駅前は市民活動できるホールが少ないと聞く。イベントができる施設になれば」と期待する。

市民の注目を集める「跡地問題」。今後、市民への丁寧な説明が求められる。

http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/170416/20170416029.html

武蔵野文化会館 再開 改修ホールなどきょうお披露目 20日にオープン /東京

武蔵野市中町3の武蔵野市文化会館は20日、リニューアルオープンする。老朽化に伴う改修で昨年から休館していた。再開に先立つ16日、新しくなったホールなどを一般にお披露目。20日からはウィーンアカデミー管弦楽団を招き記念特別公演も予定している。

武蔵野市文化会館は1984年に開館。今回の改修は東日本大震災も踏まえた工事費用は約41億円。正面にある大階段の脇にエスカレーターを新設するなどバリアフリー化も進めた。大小二つのホールはすべてのシートを新装し、客席の幅も約2センチ広げた。

16日は正面エントランスでのミニコンサートや館内でのクイズラリーなどを予定。ウィーンアカデミー管弦楽団による記念特別公演「べートーベン交響曲全曲演奏会第1〜9番」は20〜23日。チケットに余裕があるのは21日午後7時と22日午後3時の開演分。問い合わせは武蔵野文化事業団。

https://mainichi.jp/articles/20170416/ddl/k13/040/052000c

ゆかり銀座に和の空間…観世能楽堂20日開場 外国人初心者にも優しく

2020(平成32)年の東京五輪パラリンピックを見据え、能楽最大流派である観世流の拠点「観世能楽堂」が20日、東京銀座に開場する。松坂屋銀座店跡地の複合商業施設「GINZA SIX(ギンザ シックス)」地下3階に、2年前に閉場した東京渋谷の旧能楽堂舞台を移築。二十六世観世宗家観世清和(57)は、「外国人や能の初心者にもよい能をお見せしたい。日本の伝統文化をここから発信する」と力を込めた。

能楽堂について、「ロビーから見所(けんしょ)まで、日本文化総合的に楽しめる空間を目指した」と語る清和。その言葉通り、能楽堂エレベーターホールに降り立った途端、旧能楽堂稽古舞台にあった鏡板に迎えられ、銀座の中心であることを忘れさせる“和”の空間が広がる。壁や天井も、木や和紙を使ったぬくもりのある装飾で統一されている。

延べ床面積は1630平方メートル現代人の体格に合わせ、ゆったりした座席を480席設置した。舞台左手前の目付柱は取り外し可能で、多目的ホールとしての利用も見込む。災害発生時には帰宅困難者約1千人の受け入れも可能だ。

能楽堂が特に力を入れたのが、バリアフリー対応。段差を一切無くし、多目的トイレ車椅子席も設けた。さらに外国人向けの多言語音声ガイドシステムも導入。当面は不定期運用だが、字幕表示導入も検討する。清和は「誰もが能を楽しめる空間にしたかった」とその心を話す。

また立地の良さを生かし、6月以降の平日夜、外国人仕事帰りの人が日本の伝統文化に触れられるプログラム銀座花鏡」も計画中。日本舞踊伝統音楽などを、気軽に楽しめる内容になりそうだ。通常は週末昼間に催す能公演だが、実験的に平日夜も開催し、安価学生席も設ける。

歴史的銀座は、観世流ゆかりの地。寛永10(1633)年、十世観世大夫重成(しげなり)が、3代将軍・徳川家光から現在の銀座1、2丁目に当たる土地約500坪(1650平方メートル)を拝領。明治維新で土地を返上するまでの230年以上、本拠地とした。それだけに清和は14日の内覧会で、「150年ぶりの銀座帰還。日本の伝統芸術底力を見せないといけない」と表情を引き締めていた。

東京五輪では選手村競技会場が、銀座に近い臨海副都心に設置され、銀座はその玄関口ともなる。歌舞伎座徒歩圏内で、清和は「よい形でネットワークを築き、銀座でお互い刺激となる催しをしたい」と新たな“攻めの姿勢”を見せていた。

http://www.sankei.com/life/news/170416/lif1704160009-n1.html

かつて「駅裏」アオッサが変えた 開業10年、曲折経て来館者増

2007年4月、福井市手寄1丁目に開業した官民複合ビル「アオッサ」。かつては「駅裏」と呼ばれていたJR福井駅東口活性化の拠点と位置付けられ、曲折を経ながらも10年の歩みを進めてきた。16年度は開業以来目標だった年間来館者200万人を初めて達成。西口のハピリン開業効果とみられ、東西の再開発ビルの連携が今後も期待される。

1〜3階の商業フロア開業当時、2階テナントオープンが間に合わず、その後も退店が相次ぎ空きスペースが埋まらない状況が続いた。地権者代表としてビルの運営主体となるアオッサ管理組合管理者を務めてきた牧野正武さん(74)は「それが一番の悩みだった」と振り返る。

フロア管理運営体制を変えながらテナントを受け入れ、現在のフロア面積に対する出店率は約9割。ファッション雑貨、飲食店のほかビジネススクールなどが入居している。4〜6階は桜木図書館などの市施設、7、8階は大学連携センター「Fスクエア」や福井県県民ホールなどの県施設で構成。公共施設の利用状況は順調に推移し、ビル全体の活性化をけん引してきた。

10年間の合計入館者数は1733万4千人。197万4千人が訪れた初年度以降は160万〜180万人台にとどまっていたが、16年度に209万2千人を記録した。市施設活用推進室は「昨年4月にハピリンが開業して人の流れが生まれた」とみている。

「右肩上がりで10年の節目を迎えることができてうれしい。最初の苦労を思うと感慨深い」と牧野さん。「『駅裏』と呼ばれていた時代から見れば、東口はアオッサのおかげで様変わりした。ハピリンとの相乗効果で人が人を呼べるように、連携を密にしていきたい」と語った。

http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/119353.html

2017-04-15

比治山公園平和の丘」に 広島市が今年度から整備 /広島

広島市は今年度から、南区比治山公園を「平和の丘」として整備する。平和大通りを望む展望施設、オバマ米前大統領ら世界為政者広島で残した「平和へのメッセージ」を記した碑、自然の中で遊べる広場などを作り、市民観光客が、「国際平和文化都市として復興した広島の今を実感できる拠点」を目指す。

比治山公園は、平和記念公園から約2キロ。陸軍墓地被爆建物の「頼山陽(らいさんよう)文徳殿」、被爆樹木などがある。緑豊かで、現代美術館やまんが図書館といった文化施設も並ぶが、観光客にはあまり知られていない。市は被爆70年の2015年に、被爆100年を見据えたまちづくりの先導事業として「平和の丘」構想を策定。今年3月に基本計画を決定した。

計画では、対象の約29ヘクタールを3期に分けて整備する。第1期(17〜18年度)は、陸軍墓地に訪れた人たちが平和を願って草花を植えられる空間や、まんが図書館前にイベントができる空間を確保。樹木の枝切りをし、既存展望台などからの眺望を改善する。

第2期(19〜21年度)は、平和大通り東端の延長上に、標高約47メートルから市街地を一望できる展望施設を新設。平和へのメッセージを記す碑を設置する。ランニングコースや、運動を楽しむ人たちが利用できるシャワーや更衣室、子供たちが遊べる「プレイパーク」なども作る。

第3期(放射線影響研究所移転後)は、放影研移転を前提に計画移転後の跡地を「平和芸術文化ゾーン」と名付け、音楽演奏演劇に利用できるステージや屋外彫刻を設置した広場にする。建築家前川国男氏が設計した放影研職員宿舎「比治山ホール」は、結婚披露宴もできるようなレストランにする。

https://mainichi.jp/articles/20170415/ddl/k34/010/627000c

選挙 ミニ統一選 あす投開票 各候補、懸命の訴え /静岡

任期満了に伴う磐田掛川伊豆の国の3市長選は16日に投開票を迎える。この3市に袋井を加えた4市議選と西伊豆町長・町議選も同時に実施される「ミニ統一地方選」は選挙戦最終盤を迎え、各候補とも最後の訴えに懸命になっている。

磐田市長選

磐田市長選は、無所属で新人の柏木健氏(48)と、3選を目指す現職で無所属渡部修氏(66)が一騎打ち

柏木氏は、市が進める市民文化会館移転防潮堤の整備などを挙げ、今の市政運営批判。「世代交代」を訴える。

渡部氏は、中学生以下の医療費無償化など2期8年の実績を強調。現職の強みを生かし、少子高齢化対策の推進もアピールする。

投票は市内45カ所で。開票は午後9時15分から、同市上新屋アミューズ豊田で。

https://mainichi.jp/articles/20170415/ddl/k22/010/041000c

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20170217/1487397377

音こだわり 駅前ホール 民間ビル内に浦安市が完成

浦安市が、JR新浦安駅南口に整備していた「浦安音楽ホール」が完成した。音響配慮した二つのホールのほか、五つのスタジオを備える。民間ビルの四〜七階を借り、指定管理者運営する。

浦安音楽ホールが入居するのは、同駅から徒歩一分の「新浦安TKビルディング」内。六〜七階のコンサートホールは三百三席で、ステージ上の照明は音が跳ね返るようにデザインされ、ホール壁面は残響音を計算したという。四階のハーモニーホールは可動式の二百一席で、客席は収納式のため講演会演劇など多目的に利用できる。五階ハーモニーホールの上部とロビー

市有地を民間に売却し、鉄骨造り八階建てのビルを民間が建設した。延べ約九千平方メートルのうち、音楽ホールとして約三千八百平方メートルを活用する。市は内装などの設備工事費に十九億八千七百万円をかけ、賃借料は月額約千五百万円。指定管理の期間は三十年とし、当初五年間の委託料は約十三億円。

二つのホールやスタジオでは土日を中心に、コンサートワークショップなどさまざまなプログラムが組まれている。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201704/CK2017041502000155.html

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20170406/1491524843

平日昼のワンコインコンサート 舞台上に客席 伊賀市文化会館

平日昼間の時間に余裕がある人を対象に、伊賀市文化都市協会(文都)が5月31日午前11時から同市西明寺の市文化会館で「映画を、聴こう」をテーマにしたワンコインコンサートを開く。チケット4月15日から同会館や市内のプレイガイドなどで販売している。

コンサートタイトルは「film3」。出演者関西圏活動する20代から30代の男女6人で、バイオリンなど弦楽器の奏者とピアノのグループ「ユニテット」が映画おくりびと」や「魔女の宅急便」、大河ドラマのテーマ曲などを演奏する。

入場料は500円で、定員100人。客席は舞台上に設ける。文都の担当者は「演奏者と距離が近く、生の音を味わってもらえたら」と話す。未就学児は入場不可。

問い合わせは文都)へ。

http://www.iga-younet.co.jp/news1/2017/04/post-495.html

2017-04-14

4月28日まで参加受付/玉名市民会館の建設

熊本県玉名市は、「玉名市民会館建設工事」の一般競争入札を公告した。参加申請書は28日まで受け付ける。5月19日に開札する。担当は契約検査課。

参加資格建築Aの2社JV。1社は市内に本店代表者建築の評点1600点以上。JV構成員のいずれかは1997年度以降に延べ床面積5000?以上の文化施設建築工事の実績を求める。

概要市民会館RC・SRC・S造3階建て延べ4687?。建築のほか電気機械設備エレベーター外構工事を行う。予定価格は29億6955万8280円(税込み)。設計は大建設計が担当。工期は2019年2月28日まで。建設地は岩崎88−5。

https://www.kensetsunews.com/archives/46250

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20170329/1490747853

愛知 大規模開発、影響は 豊川市八幡地区調査事業

昨年三月末で操業を終えた日立製作所の跡地と、来夏撤退する予定のスズキ豊川工場が立地する豊川市名鉄八幡駅周辺地区。合わせて約二十二ヘクタールと広大な敷地では、新文化会館の建設ショッピングモール進出計画が浮上している。市は大規模開発による住環境への影響を調査するため、二〇一七年度予算に二千百二十万円を計上。まちづくりの要となる跡地の利活用の行方に注目が集まる。

両社は一四年に相次いで撤退を表明。製造業への売却も模索したもようだが、日立は三月、跡地を市に売却することで市と基本合意した。スズキ豊川工場は一八年七月に生産を終了する予定。進出を目指すイオンモールが近く、店舗内容などを市側に示すとみられる。市も工業専用地域からの用途変更などで進出を後押しする。

スズキ豊川工場は約十四ヘクタール岡崎市浜松市イオンモールより敷地面積が広くなると予想され、地元商業者からは不安の声が上がる。ある商店主は「大型施設進出は一商店にとっては厳しい。パートの時給が上がったりすれば、売り上げだけでなく影響はさらに広がる」と憂う。一方、別の商店主は「中心街の中には、豊川市が将来、東三河全体の中でイニシアチブを取るチャンスになるのではという意見もある」と期待感を語るなど、さまざまな見方がある。

豊川商工会議所も一七年度、独自に地元商業への影響調査市民アンケートなどをする。小野喜明会頭は「商業だけでなく、あらゆる業種への影響を全方位的に調査する」と表明。調査結果をまとめ、十一月ごろに市に要望書を出す考えだ。

山脇実市長は市議会三月定例会の冒頭、跡地について「市の将来を左右する大変重要な課題」との認識を改めて示した。竹本幸夫副市長も「市内の食料品を中心としたスーパーへの影響が懸念される。(食料品の売り場面積の)内容によっては見直しも求めていきたい」と述べ、地元店への配慮を求めていく考えを明らかにした。今後、市内に渦巻く不安の声への対応が求められる。

http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20170414/CK2017041402000056.html

2017-04-13

一般入札を9月公告/文化会館大規模改修/四日市市

三重県四日市市は、文化会館大規模改修工事を9月にも一般競争入札する。

概要はホール吊り天井崩落対策、ホール棟トイレ洋式化、第1ホール客席更新、ホール棟外壁・防水工事など。工期は約21カ月。工事場所は安島2。

施設規模はRC一部SRC造4階建て延べ1万3863?。改修にはアセットマネジメントを取り入れ、吊り天井崩落対策(事業費13億1600万円)などを19年度まで段階的に実施する。

実施設計石本建築事務所が担当している

https://www.kensetsunews.com/archives/45795

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20170207/1486601946

大阪に官民で劇場」を発表 日本文化芸能発信

官民ファンドのクールジャパン機構と吉本興業在阪民放5社、電通など民間企業12社は13日、大阪市大阪城公園候補地に日本の文化芸能などを発信する劇場を新設すると正式発表した。歌舞伎落語など伝統芸能や、音と光、映像を駆使しての殺陣忍者などのショーを訪日客らに楽しんでもらう文化施設にする。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS13H5O_T10C17A4EE8000/

都、ライブ会場不足解消へ施設データベース

2020年東京五輪改修工事などの影響で、首都圏を中心に音楽ライブコンサートの会場不足問題業界関係者の頭を悩ませている。東京都は今年度、こうした問題に対応する対策に乗り出す。会場情報のデータベースを公開するほか、会場運営者と興行側を結び付けるフォーラムも開く。既存施設有効活用と、会場不足問題の解消の両立が狙いだ。

都内では20年五輪競技会場となる新国立競技場新宿区)や日本武道館千代田区)、国立代々木競技場第一体育館渋谷区)など大規模なスタジアムアリーナの建て替え・改修が相次ぐ。

座席数2000席程度の中規模の劇場・ホールも閉鎖・建て替えが続いており、10年に東京厚生年金会館新宿区)が閉館。15年にはゆうぽうとホール(品川区)も閉館した。渋谷公会堂も15年に閉館後、19年に再び開館する予定だ。

舛添要一前都知事は芸術団体から、建て替えや閉館に伴う施設不足への対応を要請された。都は16年度に劇場・ホール不足の現状を調査し、このほど調査結果がまとまった。首都圏劇場・ホールなど128施設のうち、稼働率90%以上の施設は全体の2割弱どまり。70%以上でも4割程度だった。一方、稼働率が50%未満の劇場・ホールの割合も4割弱に上ることがわかった。

都は稼働率が必ずしも高くない施設があることから「既存施設有効活用できる余地は大きい」(生活文化局)と判断。空いている会場を知ってもらう手掛かりを提供するため、年度内に都内の約1300の劇場・ホールの施設情報を網羅したデータベースを都ホームページで公開する。

会場の所在地や座席数などの基本的な情報のほか、改修スケジュールなどの施設情報を盛り込む方針劇場を利用する芸術団体が必要な情報を得られるようにする。

芸術団体などの興行側が今まで利用したことのない会場を知るきっかけとなる場づくりにも取り組む。都は今年度、劇場・ホールや芸術団体、国や首都圏の自治体などの関係者が一堂に集まるフォーラムを2回程度開く計画交流がなかった興行側と会場運営者が知り合う場を設けることで、会場として利用できる施設候補を広げてもらう考えだ。

http://www.nikkei.com/article/DGXLZO15223320S7A410C1L83000/

広島交響楽団 音楽総監督下野さん 16日、中区披露演奏会 /広島

広島交響楽団音楽総監督に今月、指揮者下野竜也さん(47)が就任し、16日に中区広島文化学園HBGホールで就任披露演奏会がある。

広響は、下野さんが師と仰ぐ指揮者秋山和慶さんが3月まで、19年間率いた。「リーダーが代わるとそれまでのものをすべて変えるのが世の常だが、私はどんな曲も丁寧に演奏する『秋山イズム』を継承していく」と話す。

曲目はブルックナーの大作「交響曲第8番(ハース版)」。ブルックナーを選んだのは「個々の技が光るというよりは、みんなで響きを作っていく醍醐味があるから。以前、広響で演奏して相性の良さを感じた」と説明する。

下野さんは1997〜99年、駆け出しの時期に大阪フィルハーモニー交響楽団で指揮研究員を務めた。大阪フィルを創設し、半世紀以上にわたって指揮した故・朝比奈隆ブルックナーを最も得意とした。「私が在籍したのは朝比奈先生晩年でしたが小細工をせず、すべての楽器をよく鳴らし、足し算で音楽を作っていた。『しっかり弾いて』が口癖のようだった」と懐かしむ。

だが大阪フィルのような大編成の楽団演奏法を中規模編成の広響でそのまま採ることはできないという。「先生の教えは胸にとどめつつ、今回は引き算で作る。違う印象の『8番』になるはず」と話す。

音楽総監督」という珍しい肩書下野希望という。「ただ指揮をするだけでなく、音楽運営総合的に考えたい」という意図がある。拠点とする広島市クラシック専用ホールがないことは、広響にとって長年の懸案になっている。「『ホールは必要』という声を高めるためにも、広島カープと同じくらい市民が親しみを感じ、誇らしく思うオーケストラを目指したい」と語った。

午後3時開演。問い合わせは広響。

https://mainichi.jp/classic/articles/20170413/ddl/k34/040/513000c

庭園美術館東京芸術劇場など9施設で手荷物検査試行 

■都、五輪控えテロ対策強化

2020年東京五輪パラリンピックや19年ラグビーワールドカップ(W杯)を控え、テロ対策の強化に向けて、都生活文化局は12日、歴史文化関連の都の9施設で手荷物検査を試行すると発表した。手荷物検査施設運営に与える影響や利用客の反応を調べた上で、本格実施可能性を探っていく。

6月から12月にかけて、それぞれの施設で1日ずつ実施する。

フランスベルギーなど海外で、不特定多数が集まる「ソフトターゲット」を狙ったテロ事件が頻発する中、同局ではテロ対策として手荷物検査実施検討してきた。今年1月、国がテロ対策推進を地方自治体に通知したことを受け、試行を決めた。

同局は今年度、テロが発生した都市五輪開催都市でのテロ対策について調査。手荷物検査の試行結果もあわせて検証し、今後のテロ対策強化につなげていく。

手荷物検査が試行されるのは、都庭園美術館港区)▽都江戸東京博物館墨田区)▽江戸東京たてもの園小金井市)▽都写真美術館目黒区)▽トーキョーワンダーサイト本郷文京区)▽トーキョーワンダーサイト渋谷渋谷区)▽都美術館台東区)▽東京文化会館台東区)▽東京芸術劇場豊島区)。

http://www.sankei.com/region/news/170412/rgn1704120072-n1.html

2017-04-12

4月17日提案競技公告/5.6万?を想定、9月選定/世田谷区本庁舎設計

東京都世田谷区は、本庁舎等整備の設計者選定プロポーザルを、17日に公告する。参加は、単体か設計JV。6月21日の1次審査後、8月21日から2次提案書の展示・区民意見聴取を行い、9月18日の公開プレゼンテーションヒアリング、2次審査を経て、27日に最優秀者など審査結果を公表する。

本庁舎と、ホール機能(3100?)を持つ区民会館を合わせた規模は、総延べ約5万6100?を想定。約2000−2400?の広場機能と、地下に約1万2500?の自走式駐車場駐輪場整備を計画している。東西合わせた敷地面積は約2.1ha。

10月から基本設計に着手し、20年度の着工を予定している。

https://www.kensetsunews.com/archives/45139

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20170117/1484699830

栃木県総合文化センター 18年10月から1年半休館へ

県は、大規模改修工事のため県総合文化センター宇都宮市本町)を、二〇一八年十月十五日から二〇年三月三十一日までの約一年半、休館することを決めた。一九九一年十月の開館から二十五年以上が経過し、老朽化が進んでおり、改修する。大規模改修に伴う休館は初めて。

鉄筋鉄骨コンクリート造り、地上三階、地下二階建て。延べ床面積は約二万平方メートル。ホール棟にはメインホール(約千六百席)とサブホール(約五百八十席)があり、ギャラリー棟には複数ギャラリーや会議室、レストランなどがある。年間利用者は六十万〜七十万人という。

工事期間中はすべての施設が利用できない。メインホールの客席上部のつり天井などを改修するほか、床や壁などを修繕する。改修費は約三十八億五千万円。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/list/201704/CK2017041202000155.html

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20170404/1491363504

2017-04-11

奈良県平群町文化C・図書館建設基本実施設計プロポを実施

奈良県平群町は、(仮称平群町文化センター・図書館建設基本設計及び実施設計について、公募プロポーザル技術提案型)を実施する。参加表明書を21日まで、技術提案書を5月17日までに提出し、最優秀提案者を特定する。

参加資格一級建築士事務所の登録奈良県内又は近畿圏の隣接府県内大阪府京都府和歌山県)に有し、過去15年間において延2000?以上の教育文化施設に係る新築の建築設計又は設計・監理を元請として完了した実績―など。

整備方針は▽施設のコンセプト(文化交流拠点、情報発信、にぎわい創出)を踏まえた交流・にぎわいの拠点となる施設地球環境にやさしく、ライフサイクルコストの削減につながる施設機能性・効率性が高く、町民に開かれた親しみやすい施設▽恵まれた自然環境・地域性を活かした施設▽将来的に役場本庁舎の移設を前提とした複合施設としての整備設計公共施設総合管理計画との整合性

施設概要は、(仮称平群町文化センター・図書館、吉新3―1、敷地面積約1万?、用途は文化交流公益施設。S造一部SRC造2階建程度延約2550?、機能文化センター公民館・図書館・人権交流センター及び附属施設。市街化区域(近接商業地域)、20m高度地区施設の詳細としては、大ホール概ね500?(収容約400席)、図書館概ね700?(約8万冊)、会議室・多目的室概ね7室(研修室・中会議室・小会議室等)、和室、人権啓発室、調理室、トイレ事務室、倉庫、展示スペース屋上(憩いのカフェテラスのイメージ)、駐車場概ね100台程度、その他(エントランス)。建設工期は18年10月〜19年12月(予定)。工事費約15億円(概概算)。納期18年3月26日。業務量の目安7000万円(税込)を上限。

http://www.ken-san.com/article/view/5057

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20160720/1468973980

小田原市民ホール建設 市長「二段階提案品質確保」

事業計画が遅れている小田原市市民ホール建設問題で、市民団体芸術文化創造センターを考える会」は、加藤憲市長へ宛てた公開質問書に対する市長の回答を公表した。

東京五輪に伴う建設費高騰による入札不調で、市は昨年十一月、事業七十三億円の旧計画設計施工分離発注)の事業費を十億円減らす新計画設計施工一括発注)を発表。考える会は、新計画の三十近い疑問点を質問していた。

質問書で「新計画ゼネコンの都合で建設費増額や品質低下が予測される」と指摘。市長は「設計者を重視した二段階の事業提案方式で、デザインと品質を確保できる」と回答した。

市によると、二段階方式は一次審査設計面、二次審査価格を含め総合判断する。これに加え(1)要求水準書(2)プロジェクト全般を第三者専門家支援する方式採用−で質を担保するという。

計画建設費が超過する恐れの質問には「質を担保しつつ可能なら設計変更で対応することも視野に入れている」と回答した。

考える会は「六十三億円で大小のホールを建設する新計画は性能や品質確保が疑問。良いホールを造らなければ税金の無駄遣いになりかねない。大ホールに小ホール機能を持たせる旧計画修正なら、高い品質のホールが六十五億円で完成する」と主張。賛同署名は八千人に達したという。

加藤市長は十日の定例会見で「考える会の六十五億は根拠が薄い数字で採用できない。会の提案にも近づけるよう要求水準書をまとめたい」と語った。

市は六月ごろまでに要求水準書を作って七月に事業者を募り、八月から審査。一九年三月に工事契約し、二一年春の完成を見込む。

公開質問書への問い合わせは、考える会へ。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201704/CK2017041102000137.html

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20170214/1487032855

丸亀市長選/丸亀市議選 告示 市長選、現新の一騎打ち 市議選は32人立候補 /香川

任期満了に伴う丸亀市長選と市議選(定数25)が9日、告示された。市長選には、いずれも無所属で2選を目指す現職の梶正治氏(64)と、元丸亀市議で新人の高木新仁氏(71)=自民、公明推薦=の2人が届け出た。今回から定数が2削減された市議選には、現職21人▽元職1人▽新人10人−−の32人が立候補し、激戦となる。党派別では、自民10人▽公明2人▽共産3人▽社民2人▽諸派(幸福)1人▽無所属14人。投開票は16日。

梶氏は中学生までの医療費無料化や保育所の定員225人増など4年間の実績を強調する。一方、自民が全面支援する高木氏は「国や県とのつながりを取り戻す」と訴える。新市民会館の建設人口減少対策なども争点になる。

投票は16日午前7時〜午後8時(島しょ部は午前6時〜午後7時)に市内33カ所で受け付け、午後9時から市民体育館で即日開票される。

8日現在の選挙人名簿登録者数は9万2683人(男4万4536人、女4万8147人)。

立候補者第一声(届け出順)

市政発展、市民の力を 梶正治氏(64)=無現

4年間、市民一人一人が暮らしやすくなることを念頭活動してきた。2期目のスローガンは原点に戻って「豊かで暮らしやすい丸亀を」とした。市民人間らしく生き、普通の暮らしをする。それを保証するのが政治、行政であるべきだ。

その中にはテーマがある。子育てしやすい丸亀安心して暮らせる丸亀、元気で働ける丸亀健康で長生きできる丸亀。そして何より大事なのは、その丸亀市民全員の力でつくり上げることだ。

これからの4年間で市役所や市民会館の建設といった課題がある。しかし、建物を生かすのは一人一人の市民の力だ。それがなければ立派な建物もむなしいものになる。丸亀市政発展の道をともに歩んでほしい。

中西讃の雄、取り戻す 高木新仁氏(71)=無新

今のままでは丸亀は沈没してしまう。身を捨てるつもりで立候補した。26年間の議員経験の中で培った、県議、国会議員とのパイプがある。私個人では力が及ばない事案を実現し、活気ある丸亀をつくる。

今、丸亀に必要なのは保守の輪だ。市民会館を早期に建て、丸亀駅前を再開発する。子どもたちのために総合運動公園を整備する。農地利活用する方法や防災対策も考える。そして高齢者を大切にする政治を行う。

昨年12月20日に立候補を表明してから1日2万歩、丸亀を歩き、あいさつに回った。その中で市民からさまざまな意見をもらった。近隣の自治体とも連携してまちづくりを行い、中西讃の雄としての丸亀を取り戻す。

梶正治(かじ・まさはる) 64 無現(1)

市長[歴]県職員▽衆院議員秘書県議神戸

高木新仁(たかぎ・しんじ) 71 無新

会社役員▽自民県連常任顧問[歴]丸亀市議▽大阪経済大=[自][公]

https://mainichi.jp/articles/20170411/ddl/k37/010/464000c

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20170327/1490578407

2017-04-10

神奈川県青少年センターホール設備更新

神奈川県県民局は、2017年度に青少年センターでホールの設備整備などを予定している。舞台機構更新などを実施。単年度で完了する予定。

県民ホールでは、03〜05年度に大規模改修を実施した。

http://www.kentsu.co.jp/webnews/html_top/170410400026.html

西脇市、新庁舎市民交流施設整備基本設計プロポは昭和

西脇市は、新庁舎市民交流施設整備基本設計等について公募プロポーザルを行い、最優秀者に昭和設計を選定した。5者がプロポーザルに参加し、優秀者は梓設計

同市は、現在の市庁舎市民会館が整備から約50年が経過し、耐震診断の結果、震度6強の地震で倒壊するおそれがあることが判明したため、市民安全安心暮らしを支えるとともに、市民活動の拠点の維持という観点のもと、下戸田の「カナート跡地」に一体的に移転・新築整備する。業務庁舎市民会館の移転に伴い「行政機能」、「市民活動の拠点」といった機能の充実・進化とともに、「にぎわいを創出する新たな公共空間」づくりを進めるため、新庁舎及び市民交流施設の整備に係る基本設計を作成することを目的とする。

内容は?基本計画設計条件等の整理(「新庁舎市民交流施設整備基本構想」に基づき、諸室機能、設備機能の水準など様々な要求その他諸条件を整理)、建物配置計画空間計画構造計画及び耐震計画意匠計画環境計画ユニバーサルデザイン計画防災計画建物長寿命化の検討、概算工事費の検討?基本設計=基本計画に基づき設計条件を整理、法令上の諸条件の調整及び関係機関との打ち合わせ、基本設計方針の策定(実施計画書の作成、発注者への説明)、基本設計図書の作成、概算工事費の検討?市民参画等に係る業務支援市民説明会やパブリックコメント等の運営支援資料作成、意見集約?既存施設解体工事実施設計=旧カナート西脇(RC一部S造3階建塔屋2階延約4万1895?、旧浄化槽・受水槽・ポンプ庫含む)解体の現地調査、仮設計画・工程検討図面作成、工事内訳書の作成―など。履行期間10月31日(解体工事実施設計の成果品は7月中に提出)。委託金額は5200万円(税込)を上限。

建設予定地は、同市下戸田128―1の敷地面積2万2136?。想定規模は延約9600?で、新庁舎約7350?(市民協同・交流スペース500?含む)、市民交流施設集会所)約1750?、庁舎関係附属建物(倉庫・駐車場)、文化観光情報発信拠点約500?。概算事業費は58億8400万円で、内訳は新庁舎建設工事費(設計費含む)43億4400万円、外構工事費1億9000万円、カナート跡地用地費・店舗解体費6億8900万円、現庁舎解体費3億8000万円、引越・備品費等2億8100万円。

今後のスケジュールは、17年度に基本・実施設計、18年度から本体工事着手、20年度に新庁舎竣工、21年5月に新庁舎移転完了予定。

http://www.ken-san.com/article/view/5047

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20170407/1491524846

高石市、旧市民会館・旧図書館活用は今年度に耐震診断実施

高石市は、「旧市民会館・旧図書館」を未来を担う施設として有効活用を図るため、今年度に両施設耐震診断実施する。耐震2次診断業務は第1四半期に発注し、4か月程度で終える予定。現在はサウンディング調査を一時終了し、検討委員会での検討を進めている。

市民会館・図書館は、同市高師浜丁6―5の面積1万7531・96?に旧市民会館RC造3階建(73年7月建築)、旧図書館RC造2階建(81年3月建築)で整備されており、施設の活用を図るため、サウンディング型市場調査実施し、提案されたアイデアを元に旧市民会館・図書館の活用に係る検討委員会において活用の方針にまとめ、この方針に基づく事業を実現する民間事業者を募集する予定。

検討委員会では、「インバウンドの旅行者はFIT化しており、この場所だけの体験が出来るものにすべき」、「近隣の施設と一体でスポーツゾーンとしていくのもいい」、「市としての現時点の考え方に水路の活用が入っていないが入れるべき。施設が建てられた当時の考え方として、水路から閉じた施設となっているが、逆転の発想で水路に開いた施設としていくべき」、「リノベーションで使い続けていく意味を考えるべき」、「観光振興という観点だけでなく、地域住民の拠点となるような施設を考えるべき」、「増築を認めるべき。また、初期投資を回収するには長い契約期間が必要」などの意見が出されている。

サウンディング型市場調査における施設活用の考え方は▽高師浜線活性化アイデア募集する施設南海電気鉄道高師浜線の終着駅である高師浜駅が最寄りの駅となる。施設集客により、高師浜線乗客が増え、高師浜線沿線活性化につながるアイデア▽インバウンド需要の取込み=今後の人口減少を考えれば、産業の発展のためにはインバウンド需要の取り込みが不可欠と考える。同市は関西国際空港から大阪市内京都奈良などの主要観光地へ向かう途上という好立地にありながら、目立った観光資源がなく、インバウンド観光客にとって、通過地域となってしまっている。インバウンド観光客がわざわざ立ち寄るような魅力のある施設アイデア地域貢献=施設で行う事業収益をあげる施設となるだけではなく、地域住民やひいては市民にとってもメリットのあるような施設▽採算性=施設で行う事業は、民間の事業を想定。その施設で行う事業がどのような形で収益をあげるのかも併せて提案

http://www.ken-san.com/article/view/5051

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20170104/1483493615

TDRの劇場パフォーマー男性死亡 ワイヤから転落

10日午後0時15分ごろ、千葉県浦安市舞浜東京ディズニーリゾート(TDR)にある劇場舞浜アンフィシアター」から、「ワイヤでつるされていた人が転落した」と119番通報があった。転落したのは東京都世田谷区パフォーマー吉野和剛(かずたか)さん(38)で、搬送先の病院で約1時間後に死亡が確認された。

県警によると、吉野さんはワイヤにぶら下がって降りる際の速度を調整中に、約10メートル下の舞台に落ちたという。県警が関係者に事情を聴くなどして原因を調べている。TDRを運営するオリエンタルランドによると、劇場舞台コンサート向けの貸しホールで、10日は催しがなく客もいなかった。

吉野さんが代表取締役を務める会社のホームページによると、吉野さんは世界的なアーティスト集団シルク・ドゥ・ソレイユ」のメンバーだった。有名アーティストコンサートやテレビ番組に出演し、振り付けアシスタントとしても活躍していた。

この日、劇場を借りていた「博報堂DYミュージック&ピクチャーズ」の広報担当者は、「このようなことが起きたのは残念で、ご遺族にお悔やみを申し上げます」と話した。会場の使用目的や吉野さんがしていた作業の詳細については回答しなかった。

http://www.asahi.com/articles/ASK4B62THK4BUDCB012.html

2017-04-09

鶴岡市長選>皆川氏 出馬表明

任期満了(10月22日)に伴う山形県鶴岡市長選で、元農林水産省職員の皆川治氏(42)が8日、鶴岡市内で記者会見し、無所属立候補することを正式に表明した。

皆川氏は「(建設費の増額が相次いだ)新文化会館問題象徴される現在の市政は、先人が築き上げた鶴岡イメージを損なう。市民の多様な声に耳を傾け、地域課題に寄り添う姿勢に転換したい」と訴えた。

政党への推薦願いは出さず、同窓生らを中心とした選対を構築する。

皆川氏は鶴岡市出身宇都宮大卒。1997年に農水省に入り、内閣官房IT担当室、農水副大臣秘書官などを経て、2014年から今年3月末まで東北公益文科大特任講師を務めた。

市長選には、現職の榎本政規氏(67)が3選を目指して立候補する考えを明らかにしている。

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170409_51036.html

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20170405/1491363501

2017-04-08

芸文センター大改修完了 佐渡さん絶賛「画期的

兵庫県立芸術文化センター西宮市高松町)で、今年1月から続いていた大規模修繕工事が完了し、8日、世界指揮者佐渡裕さんらによるお披露コンサートが開かれた。約20億円かけて照明や音響機器などの機材を一新。約2千人の観客が大ホールに響く重厚な音色に聞き入った。

センターは2005年の開館以来、三つのホールの稼働率が平均95%超と屈指の稼働率を誇る。一方で、舞台装置音響機器などの傷みが深刻化。約3カ月間、ホール利用を休止にして修繕工事をしていた。

最新機器の導入で、明るさの調整などがより細やかにできるようになり、多彩な演出可能に。ノイズの原因にもなっていた大ホールの天井灯415個も発光ダイオード(LED)に変更した。

センター芸術監督でもある佐渡さんは舞台に立ち、「12年目にこんな大改修ができるのは画期的なこと。音の聞こえ方も変わってくるはず」と絶賛。タクトを握ると早速、クラシック曲など6曲を披露し、観客を魅了した。

https://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/201704/0010078929.shtml

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20160221/1456017270

奥山・仙台市長「震災復興に節目」 3選不出馬正式表明

仙台市の奥山恵美子市長(65)は8日、仙台市内で記者会見し「復興事業で節目を迎えた」などと述べ、任期満了に伴う7月の市長選挙に出馬しない考えを正式に表明した。

奥山市長プレハブ仮設住宅撤去など東日本大震災後の復興事業が順調に進み、節目を迎えたと説明した。「後進に道を委ね、仙台に新たな選択の可能性を与える意味は大きい」と話し、自身の年齢や家族介護なども含めて引退を決意したという。

現時点で後継指名の考えはなく、市長退任後の政治活動も行わないとした。不出馬表明の時期に関しては「予算を認めていただき、新年度を着実にスタートさせるのが第一義と考えていた。無事にスタートし、残された期間を考え、表明すべきだと考えた」と説明副市長など周辺には、今年度に入ってから不出馬意向を伝えたという。

2009年から2期務めた8年間について、東日本大震災からの復興事業や、市民協働の行政のあり方など「期間の中で一定の果たすべきことはできた」と振り返った。本庁舎建て替えや音楽ホール建設など大型事業を残しての引退については「いずれの方が市政を預かるにしても必要な施設説明してお認めいただいた。責任放棄とは考えていない」と語った。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFB08H1K_Y7A400C1000000/

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20170404/1491280111

2017-04-07

昭和設計に決まる/庁舎交流施設の基本設計/西脇市

兵庫県西脇市は、新庁舎市民交流施設整備基本設計業務委託公募プロポーザル昭和設計を優先交渉権者に決めた。次点は梓設計業務期間は10月31日まで。2018年度にも着工し、21年度中の供用開始を目指す。

昭和設計提案は、施設機能別ゾーニングが明確で、それぞれが融合する交流ゾーンの計画が効果的・効率的な内容であったことや中心市街地とのつながりを考慮した動線設定、建設コスト縮減策などが高い評価を受けた。

市役所庁舎市民会館や生涯学習まちづくりセンター健康づくりセンターといった市民交流機能を複合化した新施設建設の基本設計を行う。想定規模は、新庁舎が延べ7350?(市民協働交流スペース500?含む)、市民交流施設集会所)1750?。

業務内容は基本計画、基本設計市民参画支援既存施設解体工事実施設計

建設地は同市下戸田の2万2316?。

庁舎建設と併せて敷地内での民間開発を目指しており、実施設計施工の一括発注(デザインビルド・DB)方式の導入を検討している。想定する民間施設機能は、喫茶などの交流機能地域資源プロモーション機能観光案内などゲートウェー機能を有する「文化観光情報発信拠点(仮称)」など。

事業手法は17年度上期に固める。その後補正によって予算を確保し、DB導入の場合はアドバイザリー業務、従来方式の場合は実施設計を同年度内に発注したい考えだ。

https://www.kensetsunews.com/archives/43338

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20170203/1486081755

愛知県尾張旭市文化会館改修実施設計アール・アイ・エーに

愛知県尾張旭市は、東大道町山の内にある市文化会館つり天井対策内装・設備の更新を中心とした改修工事に18年度着手する。実施設計を4532万円でアール・アイ・エーに委託した。

文化会館は1981年の完成。RC・S造4階建て延べ5857平方メートル。大ホール(客室数1000席)、小ホール(293席)、練習室、展示室などを備える。築35年が経過し、老朽化つり天井対策などが課題となっていた。

18年5月から改修工事に入り、19年3月完了を目指す。

https://www.decn.co.jp/onlineservice/News/detail/3201704070909

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20170208/1486601949

長野県岡谷市/17年度予算/普通建設費40・6%減、文化会館改修へ

長野県岡谷市の17年度当初予算は一般会計が197億10百万円(前年度比6・8%減)となった。普通建設事業費は14億15百万円(40・6%減)。

文化会館改修事業=40百万円

https://www.decn.co.jp/onlineservice/News/detail/3201704070512

世田谷パブリックシアター20周年、野村萬斎現代演劇刷新」 2017/4/7 18:20配信

4月6日東京世田谷区公共劇場世田谷パブリックシアターの開場20周年記念発表会が行われ、公益財団法人せたがや文化財団理事長で同館長の永井多惠子と、芸術監督野村萬斎が会見を行なった。

永井館長は「野村さんは、狂言師という伝統芸能を継ぐ方でありながらイギリス留学されたご経験もあり、現代演劇にも精通している」とコメント。萬斎は「われわれ伝統芸能に携わる者が、現代演劇刷新する力になれると思っております」と語り、20周年記念プログラムを紹介した。

6月には、1998年に同劇場のオープニング・シリーズとして上演された勅使川原三郎ダンス作品ABSOLUTE ZERO 絶対零度2017』が待望の再演を迎える。野村は「世田谷で生まれた作品世界各国を周り、18年ぶりに帰ってくることを誇らしく思っております」と期待を寄せる。

7月には、平家物語に題材を取った木下順二の不朽の名作『子午線の祀り』が野村萬斎自身演出・主演で上演される。1979年に初演され、自身1999年2004年に出演を重ねてきた本作について「新キャスト演出で、戯曲解体し、再構築した新たなものをお見せしたい」と意気込みを見せた。

12月には、兵庫県立芸術文化センターとの共同制作で、日韓文化交流企画となる『ペール・ギュント』が控える。演出のヤン・ジョンウンは、平昌冬季オリンピック開・閉会式演出も担当する気鋭の韓国人演出家だ。「浦井健治さん他、オーディションで選ばれた日韓俳優たちによる新たな作品誕生を、楽しみにしています」。

世田谷パブリックシアター存在意義について、萬斎は3つの特徴を挙げた。「ひとつ目は地域性です。世田谷区を中心とした同心円上に、東京があり日本がありアジアがある。時代をかいくぐる本質的芸術は多くの観客に響いていくでしょう。ふたつ目は伝統芸能現代演劇切磋琢磨。数百年かけて洗練されてきた伝統芸能のあり方は、新しい才能を持った作家たちにも刺激を与えてくれるはずです。3つ目は、レパートリー創造公共劇場として、国内だけでなく海外でも共有される作品をつくる使命を感じています」。

また、当劇場世田谷区民を中心とする地域の人々に開かれたワークショッププログラムが充実していることでも知られる。「開場当初から、演劇を使った表現の仕方を区民にお伝えするワークショップを意欲的におこなってきました。地域の人々が集う場としての劇場でありたい」。

会見の後に萬斎は「世田谷区には野球チームもサッカーチームもないが、世田谷パブリックシアターがある。そのことを地域の方が誇りに思ってくださっていることが大変嬉しい」と茶目っ気を交えて語ってくれた。

開場20周年記念プログラム4月から2018年3月まで開催。

http://ticket-news.pia.jp/pia/news.do?newsCd=201704070000

休館中の那覇市民会館、「ドコモジャパン」メンバーらが視察へ 保存視野方向性探る

那覇近代建築研究や保存に取り組む国際組織ドコモジャパン」のメンバーらが6月、老朽化で休館している那覇市民会館を視察することが6日、分かった。コンクリート専門家も同行し、建物の保存を視野に入れた調査方向性を探るため、那覇市に視察を申し入れた。

http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/92112

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20161014/1476404928

2017-04-06

駅前音楽ホール 303席、音響こだわる 浦安市が8日開設

浦安市が整備した「浦安音楽ホール」があす8日、同市入船のJR京葉線浦安駅前オープンする。音響配慮した設備が充実し、トップレベルの音楽家を招いたコンサートが頻繁に開催される予定。

https://www.chibanippo.co.jp/news/local/399499

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20150420/1429666956

2017-04-05

夢の小劇場舞台監督オープン 京都

京都市内の公共ホールで長年、裏方として舞台公演を支えてきた吉田宇留(うる)さん(65)=京都府宇治市=が、夢だった小劇場京都市右京区太秦オープンさせ、4月から活動に本腰を入れている。同市内では京都の演劇界を支えてきた小劇場の閉館が相次ぐが、吉田さんは「幅広い世代やジャンルの表現者、観客が集う新たな場所にしたい」と意気込む。

吉田さんは約30年間にわたり、京都府立文化芸術会館府民ホールアルティ=いずれも上京区=で舞台監督などを務めてきた。若い時には人形劇に打ち込んだ経験もあり、自分劇場を持つことは念願だった。

吉田さんの名前にちなんだ小劇場「シアターウル」は、京福電鉄常盤駅の西約250メートルのビル2階にある。ホール(幅5・1メートル、奥行き10・6メートル)は最大約50人を収容。裏方の経験を生かして分解可能な敷舞台(幅4・5メートル、奥行き2・7メートル)を自作し、内装や防音工事も自ら手掛けた。暗幕や照明の一部は、市内で閉鎖されたホールから無償で譲り受けた。畳敷きの広い楽屋も自慢だ。「自分の夢が詰まった小屋。本当に感無量です」と喜ぶ。

昨年7月にプレオープンし、吉田さんが3月末で現職を退くのを機に、4月から活動を本格化させた。

幕開けを飾る「京都・うずまさ人形劇フェス」(4月1、2、8、9日)には、京都大阪奈良活動するプロ、アマの人形劇団約20組が出演。6月末から7月初めには、京都の人気劇団「ニットキャップシアター」の公演も決まっており、落語会や音楽の発表会などの用途も想定する。

市内の小劇場はスペース・イサン=東山区=が昨年末に幕を下ろし、シンボル的な存在だったアトリエ劇研=左京区=も8月末で閉館する。吉田さんは「オープンの時期が、閉館の動きと重なったのは偶然」としながら、「単なる貸しスペースではなく、使う人たちと一緒に成長し、地域に欠かせない『劇場』として完成させたい」と思い描く。

人形劇フェスの詳細、利用方法の問い合わせは「シアターウル」のホームページ、または携帯電話へ。

http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20170405000096

阿久比町・旧庁舎多目的ホールと食堂完成 8日の祝賀行事山車、餅まき /愛知

阿久比町が、町役場南の旧庁舎跡地に建設していた多目的ホール棟と食堂棟が完成し8日、町民らと記念行事を開く。昨年12月にオープンした役場新庁舎とともに、約47億3000万円をかけた整備が終了する。

多目的ホール棟は鉄筋コンクリート一部鉄骨造り2階建てで、延べ床面積は約1615平方メートル。ホールには可動席270、折り畳み席130の計400席があり、コンサートにも使える。愛称公募で「アグピアホール」に決めた。15日から一般に供用を開始する。

食堂棟は鉄筋コンクリート造り平屋建てで、延べ床面積は約230平方メートル。円形をしており、北側の役場庁舎との間に芝生広場を配し、景観配慮した。一般の人も利用でき、「Cafe&Restaurant 桜坂」の店名で3日から営業を始めた。

8日の祝賀行事では、午前10時半に5台の山車が集結してからくりなどを披露する。餅つきの後、午後0時45分から餅まきを行う。またホールのこけら落としとして、午後6時から地元阿久比高校卒業生ケイコ・リーさんによるジャズコンサートがある(入場券配布終了)。

当日は役場庁舎4階ロビー一般に開放し、山車の入場や町の風景などの展望を楽しめる。

https://mainichi.jp/articles/20170405/ddl/k23/040/216000c

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20170331/1490920776

秋田市長選 公約点検:新文化施設

県と市は、1961年完成の県民会館と80年完成の市文化会館統合して新文化施設を整備する。2千席と800席の2ホールや立体駐車場を設け、2021年度にも完成させる方針。総事業費は220億〜225億円だが、国の交付金や交付税措置のある地方債を活用することで実質の負担は県約55億円、市約46億円(市文化会館解体費を含む)になるとしている。

穂積候補(60)は「地方でも豊かな文化を感じられるようにしたい」と話し、有名アーティストの公演を誘致しやすい2千人規模のホールを備えた施設必要性を訴える。エリアなかいちの県立美術館を含む一帯を芸術文化ゾーンとし、大規模な芸術文化イベントを企画し、にぎわいにつなげていく考えだ。

丸の内くるみ候補(72)は市文化会館の継続使用を公約に掲げる。設備更新耐震強化をすれば、あと二十数年は使用できると主張。「老朽化した県民会館を建て替える必要があることは分かるが、補助金が出るからといってまだ使える文化会館を壊すのは時代錯誤」との考えだ。

http://www.sakigake.jp/news/article/20170405AK0017/

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20170404/1491280112

鶴岡市長選 新人・皆川氏が出馬へ 新文化会館が争点か /山形

任期満了(10月22日)に伴う鶴岡市長選で、新人の元農林水産省職員、皆川治氏(42)=同市森片=が立候補する意思を固めたことが分かった。3選を目指す現職の榎本政規氏(67)が既に出馬表明をしており、前々回以来の選挙戦となる見通し。同市では新文化会館の総事業費が倍増したことが問題化しており、選挙戦の争点となりそうだ。【長南里香】

皆川氏は毎日新聞の取材に「17年間の行政経験を市政に生かしたい」と出馬動機説明。さらに「市民議会、隣接する自治体などとの対話大事にした市政運営が必要」などと語った。8日に同市内で記者会見を開き、正式立候補を表明するという。

皆川氏は同市出身宇都宮農学部卒業後、1997年に農林水産省に入省した。内閣官房IT担当室主査、副大臣秘書官などを務め、2014年に退官。同年に東北公益文科大に講師として勤務し、今年3月31日付で退職した。

選挙戦に掲げる政策として、皆川氏は農業や漁業などの第1次産業の基盤強化、子育て環境の充実、自治区制度などを活用した旧町村との共生などを列挙。「地域の宝である子供たちからお年寄りまでが安心して暮らせるまちにしたい」と話している。

同市では、新文化会館(18年3月完成予定)の総業費が当初計画の倍を超える96億7600万円に膨張。市議会3月定例会で増額分を含んだ新年度一般会計予算案が提出され、賛成多数で可決された。

しかし、与党系会派「新政クラブ」はコスト圧縮などを求める異例の付帯決議をし、増額を不服とする一部の議員が反対に回るなど、与党系会派の足並みが乱れている。

https://mainichi.jp/articles/20170405/ddl/k06/010/011000c

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20170326/1490508055

新宿文化センターで「避難訓練コンサート」 東京消防庁新宿署が協力

新宿区新宿文化センター新宿区新宿6)大ホールで4月8日、「避難訓練コンサート」が開催される。主催公益財団法人新宿未来創造財団、出演は東京消防庁音楽隊カラーガーズ隊。

会場内から安全な場所へ、多人数での避難訓練

コンサートの最中に災害が発生した場合を想定して避難訓練を行う。東日本大震災をきっかけに企画された同コンサートは4回目。今年は東京消防庁新宿署も協力する。

「閉鎖された空間演奏に集中しているときに災害が起きた場合、とっさに何もできない可能性がある。いざというときに素早く身を守れるように、コンサート中の災害を想定した避難訓練実施する」と同財団の霜越さん。

会場は最大1802席になるため、同財団職員は多人数の誘導練習も兼ねて全員参加する。車いすに乗った障がい者誘導も行う。「避難訓練を開催しているコンサート会場は都内でも少ないため、参加する来場者や職員から毎年好評を博している。人混みや他の公共施設での災害時にも、いざというときに役立つのでは。防災意識を高めるためにもぜひ参加していただけたら」と霜越さん。

開催時間は13時30〜15時30分。入場無料。訓練終了後は再びコンサートを楽しめる。

https://shinjuku.keizai.biz/headline/2464/

2017-04-04

立地選定評価軸に2視点/上期、検討組織を設置/仙台市音楽ホール調査2

仙台市は、政策技術研究所委託していた音楽ホール整備検討調査その2の結果をまとめた。施設のあり方として5つのパターンを示すとともに、立地エリア選定のための評価軸として「文化政策」「まちづくり」の2つの視点を挙げた。市は、2017年度上期に有識者で構成する検討組織を設置し、これらの調査結果を基に、施設機能や規模、建設地などについて議論していく予定だ。

15年度に政策技術研究所委託した同調査その1は、メインホールを最大2000席程度とし、ホール形式別と多機能化した場合など9パターンの規模と事業費をそれぞれ算出して模擬的に検証した。

その結果、メインにオペラ劇場的大ホールと中・小ホールを設ける最大規模の場合は、延べ床面積が約3万6000?(建築面積1ha)、建設事業費は約337億円。最小のコンサートホールのみの場合は、延べ床面積が約1万8350?(同0.5ha)、建設費は約150億円と試算している。

追加調査となる今回のその2では、その1の結果を基に、宮城県と市が所有する既存施設の現状調査施設役割から望まれる施設のあり方、都市ホール施設建設地決定の経緯、音楽業界関係者らに実施した機能や立地条件についてヒアリングなどを行った。このうち、望まれる施設のあり方では、規模とジャンルの2軸から▽大型音楽専用ホール▽舞台芸術専用ホール▽大型多機能ホール▽能楽堂ライブエンターテインメント大型ホール−−の5つのパターンを挙げた。

これらを整備するための立地エリア選定では、「文化政策」「まちづくり」の2つの観点から総合的に評価していく必要があるとした。

このうち、「まちづくり」の評価ポイントでは、ホールがまちづくりの核となることから、他のスポットと連携し、回遊性の向上に寄与する立地などとしている。

ヒアリングでは、「クラシック音楽オペラバレエジャズも出来る多機能なホールは建築的に可能であり、必要だ」「使う側の視点から、バックヤード空間が広いほうがいい」「駅と直結し、地下でつながっていると良い」などの意見が挙げられた。

https://www.kensetsunews.com/archives/41417

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20170401/1491020377

栃木県総合文化センターの休館、2018年10月から1年半 大規模改修

県は3日、2018年10月から大規模改修する県総合文化センターを同年10月15日から20年3月31日まで1年半休館すると発表した。ギャラリー棟は軽微な改修のみのため工事期間の短縮も見込まれており、先行オープン検討するという。県県民文化課の担当者は「利用者に不便を掛けてしまうが、利便性を向上させて皆さんに気持ちよく使ってもらえる施設にしていきたい」と話している。

同課によると、同センターは1991年10月に開館した。鉄筋鉄骨コンクリート造り地上3階地下2階建てで、延べ床面積は約2万1千平方メートル。1604人収容のメインホールと584人収容のサブホールからなるホール棟と、複数ギャラリー会議室を備えたギャラリー棟がある。

開館から25年が経過し老朽化していることなどから大規模改修することにした。2011年の東日本大震災で建築基準法が改正されたため、メインホールの客席上部の釣り天井などを改修する。また老朽化している舞台設備や会議室なども修繕する。さらにホールの客席を改善するほか、混雑緩和のため女子トイレ増設するなどし、快適に芸術に親しむ環境を整える。総改修費は38億5千万円。

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20170404/2650388

秋田市長選>候補者の横顔と訴え

2日に告示された秋田市長選は、ともに無所属で、3選を目指す現職の穂積志氏(60)=自民・公明・社民支持=、新人で元秋田県議の丸の内くるみ氏(72)の2人が立候補し、9日の投票日に向けて舌戦を繰り広げている。2候補の訴えと横顔を紹介する。

穂積志氏(60)=無現(自・公・社支)/新文化施設整備を推進

2期8年間は雇用創出を図るとともに、第2子以降の保育料無償化や高齢者に優しいまちづくりに力を入れてきた。「社会状況の変化や新たな課題に対応し、スピード感を持って施策を講じた」と振り返る。

秋田県政との距離の近さをアピールする。中心市街地活性化の目玉として、県民会館跡地に県と連携して新文化施設の整備計画を進める。「有名アーティストの公演や大規模な会議を誘致することで、交流人口が拡大できる」と青写真を描く。

ごみ有料化除雪の進め方などで市民から批判を受けたことも。「物事を進めてきたが故に反対が起こるのは世の常だ」と気持ちを切り替える。

日課は朝の体操ラジオ体操ストレッチで1日45分間ほど体をほぐす。秋田市内の自宅で妻と暮らす。

丸の内くるみ氏(72)=無新/民間の力生かし活性化

市が秋田県とともに進める新文化施設の整備に反対する。「説明が不十分で、市民のためにならない」。同施設の完成に伴い解体される予定の市文化会館の使用継続と、新文化施設の県単独での整備を求める。

郊外外旭川地区に民間が建設を予定する大型商業施設計画には「観光客を呼び込み、秋田の魅力を伝える場所になる」と賛同する。民間の力を市の活性化につなげたい考えだ。

市職員時代現場の声を聞く大切さを知った。保育園設立した経験から、空き教室を活用した学童保育の充実や送迎付きの病児保育など、保護者にとって使い勝手のいい子育て支援策を掲げる。

市長選への立候補は2001年、09年に続き3度目。「政治生命を懸けた戦い」と意気込む。秋田市内の自宅で1人暮らし

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170404_41007.html

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20170330/1490857659

巨匠村野藤吾故郷に遺した名建築八幡市民会館」が存亡の岐路に

村野の色彩感覚を育んだ“製鉄の街・八幡”を象徴する“鉄さび色”の建築

20世紀日本代表する建築家のひとり、村野藤吾。初期の代表作「宇部市渡辺翁記念会館」(山口県宇部市1937年)や「世界平和記念聖堂」(広島市1954年)は国の重要文化財に指定され、1974(昭和49)年には迎賓館2009年国宝指定)の大改修を監修した。ほか、東京では日比谷日生劇場1963年)、大阪では難波にあった新歌舞伎座1958年解体)が印象に残っている人も多いのではないか。

その業績は、昭和の歴史とほぼ重なる。独立し、自らの事務所を設立したのが1929(昭和4)年。それから、バブル前夜の1984昭和59年)年まで仕事を続けた。リタイアしたのは、命が尽きたからだ。享年93歳。亡くなる3時間前まで事務所で働いていたという。 

福岡県北九州市にある「八幡(やはた)市民会館」は、その村野作品年譜と昭和史の、ちょうど中頃にあたる、1958(昭和33)年に竣工した。東京タワーと“同い年”と考えれば、時代の空気イメージできるだろうか。現在の北九州市ができる前、旧八幡市の市政40周記念事業の一環として計画されたものだ。

1891(明治4)年に佐賀県唐津市で生まれた村野藤吾は、12歳頃から八幡に移り住んでいる。建築家を志す前、しばらく「八幡製鉄所」に勤めた経歴の持ち主だ。八幡市民会館の設計を託されたのも、地元出身ゆえだと本人が語っている。

後年、村野は、自らの「感覚的な面」には八幡の影響が「かなり強かったようです」と述懐している。

「私の作品シルバー・グレイというか、ちょっとブライトではない色調。これは八幡の煙の多い空、それから鉄、あの感じです」(昭和40年12月 美術出版社『建築年鑑』所収「わたくしの建築観」)

八幡市民会館の特徴のひとつは、その鉄さびを思わせる、赤みがかった外壁タイルの色合いにある。

重いものが軽く見え、モダンなのに古典的。その“両義性”が村野

JR八幡駅前から南にまっすぐ伸びる、幅員50mもの大通り八幡市民会館は、その終点の環状交差点に面して建っている。ホールを内包した窓のない建物は遠目にも量感があるが、わずかに膨らみを感じる独特のフォルムと、折り紙の笠を被せたような薄い屋根によって、どこか愛嬌のようなものを感じさせる。

大阪市立大学教授建築家宮本佳明(かつひろ)氏は、この建物模型制作を通して、造形の不思議に気付いたという。「正面の壁は、上端中央が張り出すと同時に、少し手前に倒れている。なのに、下端は水平。一方で、側面の壁は手前が傾いているのに、奥の端は垂直なんです」。建設時、この三次元に変化する壁面に隙間なくタイルを貼るのは、さぞかし困難だったことだろう。

この茶褐色の塊は、下部に連なるガラス窓によって、まるで宙に浮いているかに見える。台座は、それ自体ステージのような打ち放しコンクリートバルコニーだ。シャープな水平線が際立つバルコニーは、古代ギリシャの神殿を思わせる列柱に支えられている。全体が三層になった構成も、古典の様式に見られるものだ。

京都工芸繊維大学助教の笠原一人氏は「この建築には村野作品の特徴が端的に表れています」と語る。「重いはずの塊を軽く見せる。モダンでありながら古典的でもある。相反する要素の両立、その“両義性”こそ、村野真骨頂なのです」

機能を奪われ、工事現場に取り残された建物の存続は実現するか?

戦後復興から高度経済成長への転換期に建てられた八幡市民会館は、築後60年を前にして、存亡の岐路に立たされている。

2012年頃に持ち上がった市立病院整備計画のため、北九州市八幡市民会館近傍の敷地を指定。その範囲には、同じく村野設計八幡図書館(1955年)も含まれていた。市は、老朽化した2つの建物の維持には多額の財政負担を要するとして利用停止を決めた。

八幡図書館は2016年に取り壊されてすでにない。八幡市民会館は2016年3月に閉鎖、今は工事の仮囲いの奥にひっそりと建っている。笠原氏が「戦後民主主義の公共建築の特徴」とする前面の広場は、建設中の新病院駐車場に充てられる予定だ。

建物の取り扱いは、それこそ宙に浮いている。北九州市は「自ら活用する考えはない」とし、当面は民間の提案を待つ構えだ。地元企業や団体が構成する「八幡市民会館リボーン委員会」は、建物外観の保存を目指してコンバージョン用途変更改修)案を検討中。一方で、ホールとしての存続を望む「八幡市民会館の活用を求める連絡会(以下、連絡会)」も運動を続けている。

市民会館周辺の象徴的なロータリーや広幅員道路は、「戦災復興都市計画」によってつくられたものだ。旧八幡市空襲既存市街地の6割以上を焼失し、その痛みから立ち直るために、地形を変えるほどの区画整理を行った経緯がある。市民会館向かいの小伊藤山公園は、空襲で約300人もの命が失われた防空壕の跡地だ。その山を削った土で焼け跡を埋め立て、現在の街並みができあがった。図書館や市民会館の建設には、平和文化的なまちづくりの願いが込められている。

八幡市民会館の竣工から5年後の1963(昭和38)年、五市の対等合併によって北九州市が生まれ、「八幡市」の名は消えた。市全体でみれば、八幡市民会館の存続問題に対する関心は高いとはいえない。減少する人口に比して多すぎる公共施設の整理が、市政の重い課題になっていることも事実だ。

2017年3月22日、連絡会は市長と市議会議長あてに存続を求める陳情書を提出した。リボーン委員会も、まもなく提案書を出す予定だ。今度の行方を見守りたい。

http://www.homes.co.jp/cont/press/buy/buy_00628/

2017-04-03

伊東豊雄】「台中国家歌劇院」で村野藤吾賞! 2度目の栄冠は同賞で初めて

村野藤吾記念会(古谷誠章代表)は、第30回村野藤吾賞の受賞者を伊東豊雄氏(伊東豊雄建築設計事務所)の「台中国家歌劇院」に決めた。伊東氏は1989年に「サッポロビール北海道工場」で受賞しており、同賞として2度目の受賞は初めて。授賞式は5月15日東京都港区国際文化会館で開く。

受賞作品2016年9月に台湾台中市竣工した劇場を中心とする複合施設で、3次元曲面壁が立体的に連続した構造形式が大きな特徴。コンペから着工までに約4年、着工から竣工まで約7年の長期プロジェクトとなった。

選考委員古谷誠章、新居千秋、篠原聡子、田中隆吉、三井所清典の5氏が務めた。

https://www.kensetsunews.com/web-kan/41300

ホールもまた〈楽器〉―音響設計巨匠豊田泰久が手掛けた最新作はハンブルグのエルプフィルハーモニー

音響設計巨匠豊田泰久氏 〜最新作はハンブルクのエルプフィルハーモニー

ホールもまた、「楽器」である。どんなに素晴らしいソリストオーケストラが懸命に演奏しても、まったく響かなかったり、あるいは響き過ぎて分離の明瞭度を欠いたり、舞台と客席の一体感が乏しかったり…と、音響問題を抱えるホールは多い。アメの包装を解く際に生じるノイズ携帯電話やバッグ、財布につけた鈴? の音など、本人はこっそり取り計らっているつもりでも、意外なほど広範囲の聴衆からにらみつけられるのは、客席を含めたホールの空間全体が1個の楽器として機能しているからである。音響家(アクースティシャン)は建築家と綿密に打ち合わせながら、原寸の10分の1とかの模型やコンピュータ・シミュレーションなどを使ってホール内の響を整えていくプロフェッショナルだ。

ある世界ピアニスト専属調律師(ピアノチューナー)とつねに行動をともにし、公演会場に入ると2人して、音響を徹底的にチェックする。何をどう工夫しても響きが改善されなかった場合、どんな大都市の有名ホールであっても、2度と訪れないことで知られている。ある日、ピアニストは私に対し、こんなことを漏らした。「舞台下の空間弦楽器の胴体と同じで、空洞以外にありえない。あのホール、最初から全然響かないと思っていたら何と、独自の音響理論に基づき、せっかくの空間コンクリートを充填していると聞かされ、仰天した。本番中もずうっと気持ちが悪く『もう、ここへは絶対に来ない』と決めた」。自他ともに厳しいことで知られるヴィルトゥオーゾなりの見識だが、この人が音の問題に関し、全幅の信頼を寄せる音響家が世界に1人だけいる。

豊田泰久氏。永田音響設計に所属し、ロサンゼルスパリの事務所を切り盛りする。1952年昭和27年)、広島県福山市の生まれで父は尺八、母は琴を趣味にしていたが、息子は高校生時代からオーボエを吹いた。72年、音響設計他3つのヴィジュアルデザイン系の学科計4学科しかないユニーク国立大学として発足したばかりの九州芸術工科大学(現在は九州大学合併)に入って音響を専門に学びながら、大学のオーケストラでもオーボエを続けた。77年に永田穂氏が設立した事務所へ就職し、86年完成のサントリーホール音響設計の主担当者を勤めたころから、徐々に頭角を現した。同ホールの開場時点から演奏を続け、音響を極めて高く評価テクノロジーへの興味も並外れて強いポーランドの名ピアニスト、クリスティアン・ツィメルマンは自ら豊田氏を探し当て、コンタクトをとってきた。

豊田氏を中心に世界に広がる「友だちの輪」

2014年3月末で32年間の生放送に終止符を打ったタモリの名番組「森田一義アワー 笑っていいとも!」(フジ系列)の中に、「テレホンショッキング」というコーナーがあったのを、ご記憶だろうか? トークゲスト著名人が次のゲストを指名してその自宅や仕事先に電話をかけ、翌日の出演を承諾させる際に「いいとも!」のフレーズが飛び交い、「友だちの輪」を広げていった。ツィメルマンからの電話はまさに、豊田氏が全世界アーティストの「友だちの輪」をつくり、日本はもとよりヨーロッパアメリカアジア中近東など、おびただしい数の都市でホール、劇場音響設計にかかわる人生への扉を開いたのだった。豊田氏と話していると、しばしば国際電話が入る。相手は指揮者ワレリー・ゲルギエフ、マリス・ヤンソンス、ズービン・メータ、サイモン・ラトル建築家のフランク・ゲイリー、磯崎新ら、キラ星のような顔ぶれである。ロサンゼ ルスのウォルト・ディズニーコンサートホールオー プン直後に、初めてラトルベルリンフィルが来た時だった。豊田氏のアメリカ就労ビザが失効寸前となったにもかかわらず、なかなか更新されず困っていたら、ゲイリーがロサンゼルス郡スーパーバイザー日本の県知事に相当)に電話を入れ、事なきを得たという。

2016年秋に来日したヤンソンスは、主席指揮者を務めるバイエルン放送交響楽団にとって悲願だった新しい本拠地フランチャイズ)のホール建設を最優先するため、ラトル退任後のベルリン・フィルハーモニー芸術監督ポストを辞退したと明かした。「初めて日本を訪れた40年前から、各地のホールの素晴らしさに魅了されてきた」と語るマエストロは「中でも理想的なホール」としてサントリーホール愛知県芸術劇場コンサートホール札幌コンサートホールKitara、ミューザ川崎シンフォニーホールの4ヶ所を挙げた。愛知県芸術劇場コンサートホールを除く3カ所は、豊田氏の「作品」である。これに対しゲルギエフパシフィックミュージックフェスティバル(PMF)の芸術監督をたびたび務めてきた縁、「サンクトペテルブルク気候が似ている」との理由で、Kitara日本のベストと考える。

発想の基本はあくまで音楽とことんアナログ感性を大切に

最近は音響設計におけるコンピュータの性能が一段と上がり、「医者にすれば、サントリーホールのころはレントゲンだったのが、CT、さらにMRIと日増しに検査精度を高めてきた感じ」(豊田氏)だが、豊田氏の発想の基本はあくまで音楽、とことんアナログ感性を大切にする。たとえば、1997年に完成したKitara。「1960年代末に札幌交響楽団指揮者に招かれたペーター・シュヴァルツが達成した奇跡のバランス、フランスリヨン国立管弦楽団から75年に帰国移籍したトランペットの杉木峯夫が与えた音の輝きなど、自分記憶にある札響の素晴らしい演奏の再現を念頭設計した」と明かす。

ロサンゼルスではウォルト・ディズニー夫人が用地を市に寄贈、ロサンゼルスフィルハーモニックの新しいフランチャイズとなるホールの建設が決まりはしたものの、財政難や度重なる計画の変更で長く、地下駐車場だけの状態が続いていた。今は亡き伝説オーケストラマネージャー、アーネスト・フライシュマンは1992年首席指揮者エサ・ペッカ・サロネンの獲得に成功し、楽団に新たな活気が生まれたタイミングをとらえてホール実現のアクセルを踏み、ゲイリーに設計を依頼する一方、ツィメルマンから話を聞いていた豊田氏に音響設計で白羽の矢を立てた。2003年のホール完成と前後して、今度はゲルギエフが接近してきた。06年11月に完成する予定のペテルブルクのマリンスキー劇場併設の新しいコンサートホール音響設計を頼むのが第一の目的だった。開場記念公演にはロシアのプーチン大統領も訪れ、ご満悦だったという。

北ドイツ放送エルプフィルハーモニー管弦楽団の新たな本拠地も1月にオープン!

快進撃は続く。11年8月末はフィンランド首都に新設された「ヘルシンキ音楽センター」。国民的建築家アルヴァ・アールトの代表作の1つでありながら、音響的にはデッドでイマイチだったフィンランディア・ターロ(ホール)に代わるヘルシンキフィルハーモニー管弦楽団の新たな本拠である。13年5月はイスラエルイスラエルフィルハーモニックの本拠であるテルアビブのマン・オーディトリアム1950年代建物音楽監督のメータによれば「乾いた音響だった」。そこで「豊田さんに『何とかしてほしい』とお願いした」。メータはもちろん、全面改修の結果に「満足している」。

同じ時期には弦の名器を制作したアントニオストラディヴァリらが活躍したイタリア北部の街、クレモナに完成したヴァイオリン博物館と併設のホール(450席)も完成した。14年9月は中国上海1879年に発足したアジア最古のオーケストラ上海交響楽団の新たな本拠地が開場。磯崎新氏が設計し、豊田氏が音響を担当した。翌月はいよいよ「世界豊田」の仕掛け人ツィメルマン母国、カトヴィツェにポーランド国立放送ホールが誕生。さらに11月にかけてはパリルイ・ヴィトン財団美術館オーディトリアムフランス国立放送局ラジオフランスオーディトリアム、翌年にはパリ管弦楽団の新しい本拠フィルハーモニー・ド・パリ」を矢継ぎ早に完成させている。

最新作はドイツ北部の大都市ハンブルクで今年1月にオープンした「エルプフィルハーモニーハンブルク」である。北ドイツ放送交響楽団の新たな本拠。完成に先立ち、楽団名も北ドイツ放送エルプフィルハーモニー管弦楽団に改称した。港町象徴する赤レンガ倉庫の上に26階建てのガラス張りの建物を建て、12〜23階の空間をホールに充てた。大ホールは2100席で、舞台を客席が360度囲むワインヤード型を採用。1月11日の記念演奏会にはガウク大統領、メルケル首相もそろって出席するなど、ドイツ全体の注目を集めた。続いて3月、首都ベルリンでは州立歌劇場終身音楽総監督ダニエル・バレンボイム豊田氏に依頼した新しいコンサートホールの完成が控えている。

明治維新の文明開化西洋音楽を本格的に導入する際、日本政府は主にドイツ語圏から指導者を招いた。150年近く経った今、「世界一コンサートホール大国」(ヤンソンス)を実現した音響マエストロドイツから招かれ、21世紀演奏会建設に大きな力を発揮する。日本人クラシック音楽から授かった僥倖の恩返し。その先頭に、豊田氏は立っている。

豊田泰久(Yasuhisa Toyota)[1952-]

音響設計家。広島県福山市生まれ。広島大学附属福山高等学校卒業後、1972年九州芸術工科大学音響設計学科入学し、コンサートホール音響設計技術を学ぶ。1977年永田音響設計入社。同社ロサンゼルス事務所とパリ事務所の代表を務めている。

http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/13642

2017-04-02

下関市民会館 耐震補強でリニューアル 記念式典、ミニコンサートに市民ら350人 /山口

下関市民会館の耐震改修工事が完成し、記念式典が1日、開かれた。

市内の文化関係者ら約100人がロビーに集まり、前田晋太郎市長が「芸術文化の振興により一層力を入れていく」などとあいさつした。また、橋元才平翁記念文化財団(橋元照機理事長、1日付で下関市民会館協力会から改称)がスタインウェイ社製のグランドピアノを寄贈した。式典後に「下関音楽人の会」がミニコンサートを開き、市民ら約350人が演奏に聴き入った。

市民会館は1977年の開館。今回の改修工事耐震補強のため、2015年秋から進められ、耐震壁や鉄骨を増設し、機械設備電気設備を更新した。また、1〜3階と楽屋棟のトイレ洋式化し、ベビーベッドを新設した他、開館時から使用していた大ホールの舞台照明設備を更新し、最新式の設備を導入した。総工事費は12億4852万円。7〜9日はこけら落とし公演として、坂東玉三郎下関特別舞踊がある。

http://mainichi.jp/articles/20170402/ddl/k35/040/332000c

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20141211/1418277364

2017-04-01

仙台同友会震災復興提言、「21年に音楽ホール開業を」

仙台経済同友会は東日本大震災からの復興に向けて6回目となる提言宮城県仙台市に出した。2021年仙台市音楽ホールを開業することや、東北各県が一体となって訪日外国人(インバウンド)誘致に取り組むことなどが骨子。震災後に取り組んできた復興提言としては今回を最後とする。

大山健太郎氏と一力雅彦氏の両代表幹事が仙台市の奥山恵美子市長提言書を手渡した。これまで求めてきた音楽ホールの建設では竣工の時期を21年と初めて明記。さらに震災後10年を象徴するこけら落とし公演を開催することを「強く望む」と表現し、強力に要請する姿勢を示した。

インバウンド対策では「東北観光復興対策交付金」を、数値目標を明確に定めて効果が測定できるプロジェクトに活用すべきだと提言した。

長年の課題である仙台駅仙台空港からの二次交通については、外国人や個人旅行客に多言語で発信できる仕組みが必要になると指摘した。

今回を最後の震災復興提言とすることについて大山代表幹事は「仙台市災害公営住宅が完成し、仮設住宅撤去されるまでは震災復興について提言しようと考えてきた。今後は地域創生や労働問題などに軸足を移していきたい」と述べた。

一力代表幹事は「復興は道半ばではあるが、これからは復興人口減という2つの大きな課題を克服しなければならない。復興から創造へギアチェンジし、具体的な提言をしたい」と語った。

http://www.nikkei.com/article/DGXLZO14775040R30C17A3L01000/

http://d.hatena.ne.jp/stnet/20160909/1473380830

宮城市町村予算>半島の拠点整備 重点

宮城県内市町村の2017年度当初予算が出そろった。東日本大震災から6年。被災自治体の中では、復興が一段落した自治体と、より一層の復興加速化を図る自治体とで、予算配分の判断が分かれる。地方創生が叫ばれる中、地域活性化策も知恵の見せどころだ。各市町村の予算を点検する。

石巻市(2)

一般会計は前年度当初比14.6%減の1891億1000万円。災害公営住宅の整備など大規模工事が落ち着きつつあり、2年連続の減額で、2012年度以降で最少となった。

東日本大震災関係は全体の63.9%に当たる1207億8046万円。前年度当初比22.2%減だが、半島地域再生拠点エリア整備事業など遅れている地域や分野に重点配分した。

ハード面では被災した文化センター市民会館を合わせた複合文化施設整備事業に2億6675万円、このほど南浜地区で着工した復興祈念公園整備事業費に7億520万円を計上。蛇田支所と蛇田公民館複合施設建設事業費、旧北上川河口の防災マリーナ整備費なども盛り込んだ。

地方創生では地域おこし協力隊事業を新たに始め、6人の委嘱を予定。子育て環境を充実させるため、震災直後から愛媛県今治市民間企業支援を受けて実施してきた新生児へのベビーグッズセット贈呈を市の予算に組み込んだ。

歳入は市税が0.7%増の171億1000万円。市債は災害公営住宅の着工戸数の減少などに伴い、32.6%減の81億7400万円を見込む。

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170402_11026.html

48年の歴史に幕 丸亀市民会館で閉館式典 「城のある町」合唱、名残惜しむ

市民会館、ありがとう―。中讃地域文化芸術活動の拠点として親しまれてきた丸亀市大手町市民会館が31日、48年近くの歴史に幕を閉じた。夕方から閉館記念式典が開かれ、市民ら約700人がテノール歌手秋川雅史さんのコンサートなどを堪能。最後にシンガー・ソングライターさだまさしさんが作詞作曲した市のイメージソング「城のある町」を全員で合唱し、「文化殿堂」に別れを告げた。

式典では、梶市長や市文化協会の岩崎会長らのあいさつに続き、市少年少女合唱団丸亀シティフィルハーモニックオーケストラMCO)がそれぞれ歌と演奏を響かせた。秋川さんは代表曲の「千の風になって」などを…

http://www.47news.jp/localnews/hotnews/2017/04/post-20170401104604.html