演劇×劇場×文化施設建築

2018-01-04

市民説明会 異論相次ぐ 淵野辺駅南口周辺再整備

淵野辺駅南口周辺の公共施設老朽化に伴う再整備の基本計画案がまとまったのを受け、市は市立図書館で昨年12月、市民約200人を集めて初めて説明会を開催した。会では計画案に対する異論が相次ぎ、収束することなく終了。市は、今後も説明会を開催する意向を明らかにした。

同駅南口周辺の再整備をめぐり、市は計画案の中で周辺地域にある市立図書館など複数公共施設を一つに集約し、複合施設鹿沼公園建設する案を提示。併せて、同公園都市公園としての魅力向上、民間活力を生かした賑わいのある町づくりをめざしている。現在、パブリックコメントを募集しており、その結果を生かしながら2017年度中に策定する見通しだ。

会では、計画内容について記された用紙をもとに、スライドを使い各担当者説明スケジュール案に至るまで示した。ほどなく質疑応答に移ると、計画に反対する地域住民から異論が噴出。各担当者は対応に追われた。反対意見では市の説明不足に対する指摘や更なる詳細な説明を求めるもの、計画そのものを不必要とするものに加え、再整備によって子どもの遊び場が失われることへの不安などが挙がった。一方で、公園整備について敷地内の野球場廃止するといった持論を展開したり、計画を推奨する参加者もいた。説明会を終え、市都市計画課の渡邉建太郎課長は「今回の計画は本市でも初の試みのため、市民の皆様に戸惑いや計画内容を十分伝えきれていない点があることがわかりました。説明会後にも『個別に直接説明を受けたい』との要望もありました。説明会で基本計画全体像はご理解頂けたと思いますので、今後は皆様の疑問について丁寧に説明し基本計画への理解を得たいと考えています」と話している。

https://www.townnews.co.jp/0301/2018/01/04/413962.html

同志社大文化地域文化創造、どうあるべきか 芸術祭含むイベント評価法など模索 共同研究開始

同志社大文化庁は昨年12月、共同で「文化芸術創造都市に係わる評価と今後の在り方に関する研究」を始めた。同月6日に同大今出川キャンパスで行われたキックオフシンポジウムでは、国内外の文化創造活動に詳しい識者らが集い、現状や今後の課題を話し合った。

文化庁が、政策研究機能の強化と文化政策に関わる研究者ネットワークの構築などを目的にした「大学・研究機関等との共同研究事業」の採用第1弾。

研究の背景にあるのは、地域特性文化芸術に生かし地域再生に取り組む自治体の増加だ。新潟県の「大地の芸術祭 越後妻有(つまり)アートトリエンナーレ」に代表される地方発の芸術祭は一例。また、文化庁は2007年度から長官表彰に「文化芸術創造都市部門」を創設。顕著な活動をしている地方自治体3〜4都市を毎年顕彰している。20年の東京五輪パラリンピックでは全国各地で「文化プログラム」も予定されており、さらなる活性化が期待されている。広がりは出てきた一方、差別化が難しく、補助金のばらまきになりかねない問題もはらむ。

創造都市を「市民創造的に働き、暮らし活動する都市」と定義し長年研究を続けている佐々木雅幸・同大特別客員教授は、「世界的にもネットワークが構築され、適切な評価の仕方を前向きに検討する時期にきている」と研究の意義を説明した。

もっとも、その「評価」の仕方が難しいからこその「研究」である。一般社団法人「芸術創造」の綿江彰禅代表理事は「取り組んだ結果の『状態』で評価されるべきなのに、現状は『何をやったか』で行われている」と話し、「お金の動きや動員数だけでなく、関わった人の満足度なども加えてほしい」と提案した。ニッセイ基礎研究所吉本光宏理事は「大事なのは評価をどう活用するか」と指摘。文化芸術の枠だけでなく、高齢化に対応した都市運営国際的評価の設定を提案した。

総合討議では、「文化芸術創造都市」のイベントを支える人件費が低すぎることも言及され、期待の高さと現場現実の“落差”も明らかに。吉本さんは今年本格化する研究について、「(東京五輪が終わる)20年度以降の社会を見据えてやってほしい」と期待を寄せた。文化庁の藤原章文化部長は「今後の文化政策を考えるうえで重要なテーマをもらった」と話した。

研究同大創造経済研究センターを拠点に20年まで続く。適宜、報告書シンポジウムで結果を発信する予定という。

https://mainichi.jp/articles/20180104/ddf/012/040/003000c

湯治場演劇まつりで活気を 2月、薩摩川内市高城温泉 

薩摩川内市湯田町川内高城(たき)温泉で、昭和の面影を残す公民館を活用したにぎわいづくりの取り組みが進んでいる。2月には大衆演劇の「演劇まつり」を開く計画で、関係者は「湯治場にかつての活気を戻すきっかけにしたい」と期待している。

温泉街の一角にある湯之元自治公民館は、木造モルタル2階建てで、延べ床面積は約220平方メートル劇場のように舞台と後方に2階席があるのが特徴で、1957(昭和32)年に旧高城村の青少年会館として建てられた。

2回目となる演劇まつりは2月3、4日の両日で、ともに午後1時開演。大衆演劇三河劇団が、西郷隆盛の芝居や歌などを披露する。入浴券付き税込み2000円。問い合わせは山桃花。

https://373news.com/_news/?storyid=89467