演劇×劇場×文化施設建築

2018-07-13

厚木文化会館 震度5弱で公演中止に

危機管理方針を作成

文化会館管理する厚木市文化振興財団平井理事長/恩名)は、大規模災害の際に、公演の中止などを定めた、「厚木市文化会館危機管理基本方針」と「災害発生時対応マニュアル」を作成。来年7月の運用開始に向け、施設利用者やホール予約団体などに周知を始めた。

厚木市文化会館は1978年に完成。以来、一流アーティストコンサート演劇歌舞伎などの公演を開催してきた。一方で、市内の文化団体や学校の練習、発表の場として、市民文化振興の拠点の役割果たしている。

今回の基本方針マニュアル作成の背景には、首都直下型地震などの災害に対するリスクの高まりと、文化会館老朽化懸念がある。そのため同財団では、より安全施設を利用、来場してもらえるようにと、管理体制を明文化。基本方針マニュアルの作成に至った。

安全確保に理解を」

今回のマニュアルの柱は主に2つ。1つ目は、震度5弱以上の地震が発生した場合、公演や催事は中止となる。震度判断基準は市が運用している全国瞬時警報システム(J-ALERT)を採用大地震によって施設の破損、余震による被害の拡大、舞台の吊り物の落下などが想定されるため、専門業者によって安全が確認されるまでは、施設は使用できない。公演が中止になった場合、施設利用料は主催者に全額還付される。

2つ目は、ホール利用の場合、4人以上の避難誘導員の配置が義務となる(大ホール2階客席を使用する場合は6人以上)。避難誘導員は、災害が発生した際、会館スタッフとともに、利用者や来場者の避難誘導を担当する。主催者には公演時の配置図の提出も義務化された。

https://www.townnews.co.jp/0404/2018/07/13/440516.html

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