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2007年03月26日(Mon)

大トリ様漫遊記(5日目)

さてハワイ島2日目。どんよりと曇り、肌寒いほどだった前日とは打って変わり、朝からとても良い天気。部屋から望む海の眺めも明るい陽射しの中だとまったく違った印象。一気にテンションが上がる

前日買い込んだサンドイッチと牛乳、ジュースなどを冷蔵庫から出してラナイで朝食。風は若干あるがむしろ心地よい

相方は前日予約しておいたホテル内のスパ、「スパ・ウィズアウト・ウォールズ」でストーンセラピーに出かける。わしは海パンに着替え、ホテルのプライベートビーチへ。ざぶざぶと海の中へ入っていくと、数メートル進んだところから足元はかなりゴツゴツした岩場。遠浅に出来ているので、歩いてどんどん入り江の入り口近くまで行けるのだが、ここまで来ると波が高い。岩場に手をかけて写真撮影をしていたら波に飲まれてしまい、岩で足を数ヶ所切ってしまった

浜に上がって足をチェックすると皮がペロリと剥けているものの出血はほとんどなく一安心。次にここで泳ぐときはマリンシューズを履くことにする(いつの話だ?)

昼になり、本日のメインイベント「溶岩と星空ツアー」へ。ホテルからマイクロバスに乗り込み出発。京都弁のTさんの案内で車は一路山あいへ。全米でも有数の広さを誇る牧場「パーカーランチ」を横切るころにはコハラコーストの晴天から一転、どんより曇り空。ワイメアの街で一服の後、一気に東海岸へ抜けるころになると本格的な雨になった

今年3月に起きた地震の影響で途中ところどころ道路工事中。よほど大きな地震だったのかと思いきや、工事中の看板が出て、確かに交通は滞っているものの、現場の横を通りかかると大抵作業員は雑談の真っ最中。復旧への気概なんぞまるで感じられないところを見ると、地震の程度も推して知るべし。実際、Tさんによると「ハワイ人騒ぎすぎ」とのこと

1時間半ほどで車は最初の目的地「アカカの滝」へ。雨が降っているので全員黄色のレインコートに着替えて滝の見える場所まで徒歩で向かう。そのさまは実に怪しく、あたかも新興宗教団体のよう

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途中亜熱帯の植物の数々を見ながらアカカの滝が見渡せるポイントに到着。日本の観光地でも滝というと大抵「ガッカリポイント」だったりするものなので期待していなかったのだが、予想に反してアカカの滝はすごかった。日本で例えると華厳の滝。それだけっちゃそれだけなのだが、一見の価値はある

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アカカの滝を後にして、ハワイ島最大の街ヒロへ。Tさんによるとヒロの街はその昔日本移民をはじめとする人々によって製糖業で栄えたが、製糖業が廃れた後は主な産業が無く、雨の多い土地柄観光地としても不向きなため寂れる一方なんだとか。ヒロの街は全米でも最も降雨量が多いのだそうで、年間平均200日以上が雨。この日も当然のごとく雨で車窓から見える海の色も灰色

ヒロの街の目的地は「ビッグアイランドキャンディーズ」。「ここでしか買えない」*1ことが売りのお菓子屋さんだ。建物の中へ入るとものすごく日本語の流暢なオバちゃん*2が迎えてくれた。まずはクッキーを試食。コナコーヒーと一緒にいただくがアメリカの食べ物にしては甘みに抑制が効いていてなかなかうまい

カウンターの奥を見ると、そこには力士手形番付が飾ってある。手形は2枚あり、ひとつは小錦、曙、武蔵丸のもの。もうひとつは曙となぜかきんさん、ぎんさんのもの。なんで??

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いくらハワイの土産だからといってマカデミアナッツばかりではつまらん、と思っていたわしはここを土産ポイントと見定め大量購入。ダンボールギフトボックスいっぱいにクッキーやらブラウニーやらを詰め込み、大満足で店を後にした

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夕方になり、いよいよ「ボルケーノ」キラウエア火山へ。まずは溶岩が冷えて自然に出来た洞窟「ラバ・チューブ」へ向かう。雨の中またしても黄色いレインコートの怪しい集団はどんどん進む。(ここからのBGMは「ジュラシック・パークテーマ」で)

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「立ち止まるのは罪悪」とばかりの勢いであっという間にラバ・チューブ見学は終了

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その後は硫黄臭たちこめる火口などを見学し、車は一気にハワイ島南東部の海岸沿いへと向かう。そこは道が溶岩のために途中で寸断されているため、車で道の終わりまで行き、その先はすべて徒歩で行くのだと言う。溶岩を間近で見たい人は数時間かけて歩くのだそうだが、わしらは正味徒歩10分ほどのところから望遠鏡で観察するだけ。そんなに歩くのは初めから御免こうむりたいところだが、実際溶岩の上はかなり起伏があり、足に自信のある人でも何時間も歩くのはかなりキツそうだった

道のどんづまりについたわしらはそこで早めの夕食。カマボコや白いご飯が盛られた弁当は一見和風だが、おかずは肉中心なのでかなりヘビー。それでもしっかり完食。トイレ休憩を済ませ、夕暮れ迫る中溶岩観察に出発

海を右手に見ながらゴツゴツした溶岩の上を歩いていくと、遠くの岸壁に煙の立ち込める様子がはっきりと見えてくる。周りが徐々に暗くなるにしたがい、その煙の元にポツポツと赤い光が見えるようになってきた。Tさんがセッティングしてくれた望遠鏡を覗いてみるとトロトロの溶岩が海に流れ落ちていく様子がはっきりと見える。肉眼で見る分にはただの赤い点なのだが、それでも十分に迫力がある。さらに周りが暗さを増すと、赤い光の数が増えてくる。左手の山裾を見ると、そちらにもかなり広い範囲にわたって赤い光が広がっている。予想以上に大きく見えた溶岩にわしらは驚いていたが、いつも見ているTさんから見てもこの日の溶岩流は「普段より派手」だったらしい

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溶岩に夢中になるうちに日はとっぷりと暮れてしまった。危ないので懐中電灯で足元を照らしながら車へと戻る。この後は星空観測なのだが空はあいにく厚い雲が覆っている。とりあえず見えるかどうか電話で確認してみる、というTさん。あまり期待せずに車へ乗り込み、もと来た道を行く

途中トイレ休憩のため、キラウエア山中の「ボルケーノハウス」というホテルに寄る。そこには暖炉があり、この暖炉の火は130年も消えずに灯っているのだとか。本当かどうかはわかりまへん。わしは嘘の方に三千点

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車に戻るとTさんが「マウナケアの方へ行けば見えるかも」とのことで車を走らせる。やや疲労気味のわしらはウトウトと眠りにつく。その間もTさんはほとんどずっとしゃべりながら車を飛ばしていた(らしい)。すごい体力だ

星の見えるポイントを求めて走るうちに車は予定外のマウナケア、標高2000メートル以上のところまで行く。車の揺れで目を覚まし、窓の外を見上げるとものすごい星空が広がっている。思わず声を上げると車内のあちこちから同様の歓声が

車を停めて外へ出ると、雲一つ無く満天の星空。本当にこんな星見たことが無いというほどよく見える。プラネタリウムプログラムで肉眼で見える限界の六等星まで投影して見せることがあるが、今目の前に広がっている星空がまさにそれ。思わず息を飲む美しさ。(写真は露光が足りず撮れなかったのでイメージ

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じっと空を見つめていると、ときおり流星まで見える。わしらは懸命に人工衛星を探したのだが、残念ながらそれは見えず。相方は「あの星が動いている!」と指をさすのだが、それはスピカですので絶対に動きません

防寒具も何も無しで外へ出たのだが、あまりの美しさにしばし寒さを忘れて星に見入ってしまった

かくして本日のツアーは終了。深夜のホテル帰着だったが、疲れも忘れるほど大満足の内容だった

*1:と思ったらオフィシャルサイトで通販してた

*2:ってか日本人かも

少佐少佐 2007/03/27 01:44 スピカって連星だから2つの星がくるくる回ってて、地球からは1つの星に見えるんだよね。動いてるのが見えるなんて、電波望遠鏡クラスの良い目をしていますね

stonston 2007/03/27 07:58 いや、、、別にそれが見えたわけではないと思ふ

mashuumashuu 2007/03/28 10:57 溶岩流イイですな〜、見てみたいっ!

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