ストンリバーの日記

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2017/01/02/

2017-02-15

王将戦・岡山対局

 第66期王将戦第4局が2月13日・14日に岡山県で開催された。

大阪市でも大盤解説会が開かれ(2月14日)、場所は北区茶屋町にあるMBSちゃやまちプラザ。

このプラザでは昨年来よりよく将棋のイベントが開かれるようになり、私が訪れるのは2回目である。

解説にあたるのは福崎文吾九段で、聞き手は長谷川優貴女流二段である。


 そもそも、この第4局に私が行動をおこす予定はなかった。

久保九段の郷田王将に対する戦前の成績は50局近く指して、郷田王将が若干リードしていた。

よって、今回のタイトル戦で久保九段がタイトル奪還するとしたら、第6,7局あたりまでもつれると予想していた(第6局の浜松市へ行くべく宿泊予約など済ませていたところであった)。

ところが、NHK杯、B1順位戦をはさんで王将戦3連勝とこれまでの借りを一気に返す勢いで正直びっくりしている。どうした風の吹き回しかといったら失礼かもしれないが、一方では郷田王将の不調ではないかとさえ思っている。このままでは浜松どころか、ストレートで終了してしまうかもしれないと思い、急遽大阪へやってきた次第である。


 さて、本戦の方は100手で郷田王将が一矢報いた。

これは解説会場で「次の一手」としても出題されたのだが久保九段の57手目53桂が勝負手でもあったらしいのだがこういった飛車先の重たい桂打ちは正直負けても打ちたくない手でもある。そうかといって代わりの38金、36歩、25桂などは先手にとってよくなる変化はなかったらしい。結果としてここらあたりは後手が指せる局面ということになるのだろう。福崎九段の解説・話術も面白く、一緒に考える振り飛車将棋はやはり楽しいものである。

 ところで、午後3時ごろ神吉七段が会場を訪れた。しばし、福崎九段との掛け合いの話しも漫才みたいで面白かった。神吉七段はこの日、毎日テレビの午後の看板番組「ちちんぷいぷい」にコメンテーターとして出演したそうである。内容は前日おこなわれた三浦九段の復帰戦に関連しての報道だったとのこと。

 次の第5局は佐渡で開催される。浜松対局までとなるとイヤな流れにもなりかねないので第5局ですっきり決めてほしいと久保フアンの私としてはそう思っている。

2017-01-25

王将戦・尼崎対局

 第66期王将戦第2局が1月23日・24日に尼崎市で開催された。

王将戦での尼崎市開催は2年連続となる。

昨年のカードは郷田王将vs羽生挑戦者で、羽生さんがめずらしく飛車を振っていたので急遽、二日目の大盤解説会へ出かけたものの定員120名のイス席が満員なので入場を断られた。せっかく九州から来ているので立見席でもよいからと食い下がってみたものの、つれなく断られたいきさつがあるので尼崎には正直、好い印象を持っていない。

 今回はひいきの久保九段の登場で満を持して、初日の解説会へ出かけた。

午後からの開演だったが、30人前後の入場者でこれが夕方の封じ手まで変わることなく、いささか拍子抜けとなった。

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 タイトル戦(二日制)の初日は手の進行が遅く中盤の入り口ぐらいで指し掛けとなることが多いものである。

私のように詰将棋を趣味とする者は指し将棋に対しては詰むや詰まざるやの迫力ある終盤を期待し且つ重視する傾向がある。ところが、今回、初日とはいえ思いがけないその内容の豊かさに驚いた。

先手、意表の78飛から、お互いに隙あらばポイントを挙げる手はないかと探りあいつつ、手を殺しあうような指し手。そういった一連の流れがあらためて好局・名局というものを対局者が創りあげていくものだと感じられた。

一例をあげれば、10手目に後手から77角成、同桂と角交換してから45角と打ったらどうなるのか、あるいは86歩、同歩、同飛と走られたら先手はどう対処するのだろうかなどと序盤からきめ細かな解説がなされた。

 解説にあたった<ごきげん中飛車だけは指すという>北浜八段の解説振りも私にとって分かり易かったことも功を奏したかも知れない。午後の半日、指し手がゆったり進んでもあまり退屈さは感じられなかったのである。

 午後3時過ぎには「よしもとのシャンプーハット」てつじさんが飛び入り登壇して解説会に花を添えてくれた。

45手目先手65桂で本格的な戦いとなった。そして49手目69飛が封じ手となった。

二日目はモバイル観戦となった。

71角、77角とお互いが角を打ち込んだあたりはそれぞれ我が道を行くという感じとなる。

と金付きの2枚飛車の攻めが身近に迫るなか、17玉の早逃げを交えて3枚の細かい攻めをつないでなんとか先手が押し切って113手で久保挑戦者が勝利した。

これで2連勝で望外のスタートとなり、このままストレートにいくとも思えない。

将棋内容も接戦であり、さらなる好局を期待したい。

 

2017-01-14

朝日杯熊本対局

 第10回朝日杯将棋オープン戦の公開対局はこれまで東京で開催されてきて、今回地方へやってきたのは初めてではなかろうか。

熊本地震復興祈念対局と銘打っての熊本への応援キャンペーンの一環とはいえ、これからはたまには地方で開催してほしいものである。

さて、14日・15日の対局に8名の棋士がベスト4入りをかけて熊本へやってきた。

ひいきはもちろん唯一の振り飛車党・戸辺誠七段である。彼はこの朝日杯では過去3度のベスト4入りを果たしていて、この棋戦とはきわめて相性がいい。

14日(土)午前10時、八代弥五段との一戦であり、持ち時間各40分、それを使い切ると秒読みとなる。

並んで対局があったのは佐藤天彦名人vs行方尚史八段戦であった。

テーブルでの椅子に座っての対局姿を5分間ほど、拝見して別室の大盤解説会場へ移動した。

豊川孝弘七段が同時進行する2局を解説するわけだが、戸辺・八代戦を和田あき女流初段、佐藤・行方戦を鈴木環那女流二段がそれぞれ聞き手役を務めることとなっていた。


 先手となった戸辺七段は得意戦法のひとつである石田流を採用した。

8筋で飛車交換となった後は先手の角の動きがやや窮屈となり、先手指しにくい展開となったようだ。

飛車交換に持ち込んで激しい戦いにせざるを得なかったのかどうかよくわからない。

将棋はポイントをすこし稼いだ後手がそのまま押し切った感じがした。

終了後、対局した二人が大盤解説会場へやってきて、勝負所などの感想を述べていた。


 戸辺さんが負けてしまったので、さっさと長崎へ帰ることにした。

帰路、お城や市役所の近くや上通り・下通りのアーケード商店街を歩いてみたが、あの地震の爪痕などあまり感じられなかった(かけあしの訪問で備に見ていないせいかもしれない)。

 落ち着きを取り戻した熊本へは今年、またゆっくり訪れてみたいものである。

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2017-01-10

第58回九州G例会

日時:平成29年1月9日(月)pm1〜5

場所:博多市民センター

参加者:石川、太田、倉掛、古森、坂田、酒井、千々岩、八尋(以上8名)


1 課題作「入玉形」は6作集まったが、この日出席していない作者と連絡調整をする必要があり、詰パラ用の選題は酒井氏に一任することにした。


2 詰将棋解答選手権について

 まず、会場は例年通り「春日クローバープラザ」を押さえることができたことを報告した。

次に、石川が今年より長崎会場を立ち上げることもあり、これまで福岡の運営責任者としてやってきた細かい注意点などの引き継ぎを出席者全員におこなった。


3 昨年からの将棋界のごたごたについて、いろんな意見・感想が述べられたが、ふと詰パラ1月号のデパート作品について話しが及んだ。

*現在はどうか知らないが、以前より他校よりストックが多いと思われるデパートなので「詰将棋サロン」あたりで話題提供という形に止めるべきではなかったのではないか。

*ネットの指し将棋の世界では時折、「ソフト指し」という不逞の輩が出没するが、某人がcom作品を自作のごとく、発表し続けたら、果たして発見できるのであろうか。

*年の始めというのは雑誌・報道などで「どうなる日本、世界の動き」というお題目で政治・経済などの予測がたてられるものである。近未来、AIはますます人類のいろんな分野に及んでくるであろう。囲碁将棋もその進化に影響を受け続けることだけは確かなようだと一種、あきらめの境地に達した?

佐藤天彦名人が今春、com「Ponanza」と対戦するが、お隣の囲碁界では井山裕太六冠が3月にワールドチャンピオンシップという世界戦に出場する。この大会は日中韓のトップ棋士とAIが総当たりをする。ここでAIがどういう成績を残すかが一つの注目の的であろう。これら囲碁将棋における対局が今後の展望を見極めるよすがになりそうである。


4 次回は8月20日(日)。

 課題はいろんなテーマが飛び交ったが、これも酒井さんに一任し、過去のテーマを確認しながら決めてもらうことにした。


5 二次会は八尋、古森の両名を除く6人でいつもの居酒屋に行った。

 例によって、よろず放談。私は途中、王将戦の経過が気になって仕方がなかった。その勝負も久保九段勝利してほっとした。本来なら掛川に行きたいところだったが、この例会と重複した。「詰将棋あっての指し将棋」という将棋観で博多へ来た。久保九段も昨年はいろいろあったが、より信頼される棋士を目指していただきたいものだ。今は「時間を制するものはタイトルを制する」という言葉を贈りたいくらいである。

 第2局の尼崎対局には行くことにしている。ついでに、創棋会の新年会にも参加しよう。

 おっと、その前に今週末の熊本市での朝日杯公開対局に出かけたい。お目当ては戸辺誠七段の振り飛車将棋である。今年は春からなんとなく忙しい。

2016-12-18

これでいいのか対局場所

 第42期棋王戦挑戦者決定二番勝負が12月16日に開催され、千田翔太五段が佐々木勇気五段に勝利してすんなり挑戦者となった。

 少々、驚くのはほどなく発表された5番勝負の日程である。

なんと、関西以西の対局場所がひとつもない。

あれだけ、関西所属の棋士が挑戦者の可能性を秘めながら、勝ち進んでいたというのに何らの配慮もないというのがなんとも解せないところである。

 もつれた場合の第5局の対局場所すら東京将棋会館となっているが、これをせめて関西の将棋会館にならないものだろうか。そうすれば、少しは気休めになりそうだ。

 とまれ、千田新六段のタイトル初挑戦という快挙で5月の森一門会の祝賀会は多分、開催の運びとなるであろう。

今から、むしろそちらの方を楽しみにしている。

    
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