ストンリバーの日記

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2016-03-22

果し状

 伊藤果詰将棋50年作品集のタイトル名のことである。

週刊将棋3月23日号に大きくインタビュー記事が掲載されている。


 普通、詰将棋の本のタイトルに「果し状」などと挑戦的なネーミングはしないものである。自らの詰将棋作品の集大成として出版するなら、作者の作風を連想させるようなネーミングを考えるものである。記事を読むと、名付けたのは娘さんの伊藤明日香女流初段である。伊藤果という名前から考え出されたのは明白だが、これは娘さんが一本取ったというところだろう。


 創作歴50年の中で、新聞連載40年、週刊将棋で32年とあり、その他と合わせるとゆうに2万題は超えるという。ところが、作品集に収録した作品200題のうち、若き日に出版した「残影」100題が占めるという。

 私みたいに「残影」を所持している詰将棋マニアはそのような編集にしてほしくないと率直に思う。2万題も作り上げた実績の中から、あらたに渾身の200題を選んでほしかったし、作品集を出す詰将棋作家はそういった出版を心掛けるものである。あえて、「残影」を入れたということは、よほどその作品集に思い入れがありすぎたのであろう。確かに、力編の作品集ではあったのだが、残念な編集ではある。


 記事の最後に、「どんな読者の方に本書を読んでもらいたいですか」と問われて、「もちろん解いていただければありがたいですが、いつまでも傍に置いて飾ってもらえれば嬉しいですね。詰将棋は後世にまで残りますので将来も楽しめると思います。」とある。この答えはアマプロを問わず、作品集を出す詰将棋作家の共通の思いでもある。なんど読んでもその通りだと思う。


 出版は4月末で限定1000部の定価は5,184円とある。少し値が張るが私は買いたい。

将棋のプロとして、失礼ながら本業以上に詰将棋界に残した実績は大きい。

詰将棋マニアとして、その功績を素直にお祝いしたいのである。

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