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ストップ!ソーダストリーム 売らないで、買わないで、違法イスラエル製品 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2014年07月24日

ソーダ専門店「SodaStream in BC426」は開店中止?

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2014年7月27日(日)15:00〜 於・城南キリスト教会大阪鶴橋


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去る6月19日、イスラエルの代表的な入植地関連企業であるソーダストリーム社の日本法人、ソーダ・ストリーム株式会社(以下、ソーダストリーム社)は、8月1日から17日にかけて期間限定で表参道にソーダ専門店「SodaStream in BC426」をオープンすると発表しました。「BC426」というのは、店舗スペースを貸す予定であった「ベーカリーカフェ426表参道」の略称だと思われます。

ところが、当キャンペーンが、「ベーカリーカフェ426表参道」を経営する隅田商事株式会社に店舗を貸さないようにという要請をしたところ、何と驚いたことにソーダストリーム社に店舗を貸すという契約は成立していない」との返答。すでにオープン予定日の一週間前ということもあり、今から改めて契約ということもあり得ないとのことでした。どうやら、しっかりと契約内容について話を詰めてない間にソーダストリーム社が勇み足で宣伝を始めてしまったものの、結局折り合いが付かなくなってしまったということのようです。

今年4月にシナジートレーディング社から業務移管したばかりで経営陣のほとんどがイスラエル在住という脆弱な体制ゆえの失態とも言えますが、そもそも具体的には何が問題だったのでしょうか? 記者発表会を行った6月19日といえば、入植者3人の失踪事件を口実にイスラエル軍による西岸・ガザへの軍事行動が激しさを増していた時期です。おそらく、正式な契約を結ばない間にガザ情勢がどんどん悪化し、「ベーカリーカフェ426」のブランドイメージを傷つけるようなソーダストリームの宣伝事業に店を貸すのは得策ではないという判断をせざるを得なくなったのではないかと思われます。そうだとすれば、隅田商事は大変賢明な経営判断をしたと言えます。

なお、ソーダストリーム社は、「ベーカリーカフェ426表参道」に替わる店舗を今必死で探しているものと思われます。スペースが見つかったとしても、店名の「BC426」は変更しなければならないでしょうし、8月1日のオープンには間に合わないかもしれません。フェイスブックページでも「SodaStream in BC426 2014.8.1 OPEN!」と書かれたカバーデザインは7月24日、別のものに差し替えられました。7月8日以降、ガザでは700人以上のパレスチナ人が殺されています。万が一ソーダストリームにスペースを貸す会社が出てくるとすれば、イスラエルによる残虐非道な民族浄化政策に加担しているとの批判を免れ得ないでしょう。

すでに7月1日には、イギリスの大手百貨店ジョン・ルイスソーダストリーム販売を中止しています。違法入植地製品・占領加担製品に対する国際的批判は倫理的観点のみならず経営的観点からも無視できないものとなりつつあることに日本の企業も留意しなければならないでしょう。この間、日本とイスラエル経済交流を拡大しようとする動きが顕著ですが、今回のソーダストリーム社の失敗は、イスラエルの占領・戦争ビジネスに付随するリスクを如実に示したと言えます。

なお、ソーダストリーム社は、これまで占領下のパレスチナ人から奪った土地で操業している工場について、「共生への架け橋」などと美化してきましたが、イスラエル軍の侵攻が激しくなっていた7月2日には、そのような建前をかなぐり捨て、60名ものパレスチナ人従業員を一方的に解雇しました。この件については追ってお知らせします。

※この件について何か情報がありましたら、どんなことでも構いませんのでpalestine.forum[at]gmail.comまでお伝えください。個人情報は厳守します。


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【参考記事】
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何ができる?
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なぜソーダストリームを買ってはいけないのか? ―パレスチナ人にとっての入植地(その2)
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なぜソーダストリームを買ってはいけないのか?(エドワード・サイード編)