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2016-09-26 リニア取消訴訟第一回審問 参加報告;遠野みどりさん(長野県大鹿村

リニア取消訴訟第一回審問 参加報告;遠野みどりさん(長野県大鹿村)


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9/23 リニア取消訴訟第一回審問に参加してきました。ふだん、東京へとなかなか出かけることはできないのだけど、今回、直前になって、行く機会を得た。やはり、原告としてもしっかりと向かい合いたいという思いがある。沿線各地から地裁前に集まった人たち200名以上、ストップ・リニアへの思い、その熱気が伝わってきた。傍聴抽選に外れても原告優先ということで、傍聴券も頂くことが出来て、弁護団原告団の力強い訴状陳述に立ち会うことができたことは、とてもよかったと思っている。

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が、現実に既成事実が先行していく現地での問題、つい、2日前も我が集落で、村、JR、自治会側との協議があったのだけど、いつも拭えぬモヤモヤ感、もはや、ソモソモ論無用、協力、信頼関係の中で工事を進めて行くと。。それは、黙って見てろって事ですか?と喰いついても、向こうは、スポンジ状態。リニアで各地で問題が生じながらも、地域ごとに分断されているといつも痛切に思うところだ。
国との対決の中で、様々な見地から、生活権、生存権の破壊、その違法性が炙り出されていくことを切に願っています。
一回目は、原告側の訴状陳述のみでしたが、今後の予定として2か月に1度の公判スケジュールが4月まで決まり、出来れば、今後も参加していきたいと思っています

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初のリニア差し止め訴訟始まる、原告「環境への影響深刻」
http://news.tbs.co.jp/sp/newseye/tbs_newseye2875705.htm
リニア新幹線認可取消訴訟開始
http://www.nhk.or.jp/shutoken-news/20160923/5693641.html


写真とも;Midori Tohnoさんより 
https://www.facebook.com/midori.tohno?fref=ts

2016-09-25 「意見陳述書」原告団長・川村晃生(9/23 ストップリニア第一回口頭

「意見陳述書」原告団長・川村晃生(9/23 ストップリニア第一回口頭弁論)東京地裁


意見陳述書
                   原告団団長  川村 晃生

2007年4月に、JR東海が自社費用でリニア中央新幹線を建設するとの構想を発表して以来、私たち沿線住民と一般市民は、まさかここまで事態がこじれるとは予想もしないことでした。そしていま思えば、それはひとえにJR東海という事業者とそれを監督、指導する所管官庁・国土交通省傲慢さと不誠実さによるものであったと指摘せざるを得ません。
私たちは、これから行われるリニア新幹線の工事によって、さまざまな被害を蒙ることになります。それはこの裁判の過程で明らかになるであろう、残土処理、水涸れ、騒音、日照、景観電磁波等、多岐にわたるものですが、問題は私たちにそうした実害を与えてもなお、リニア新幹線が必要なのだという合理的説明がなされていないことであり、一方的にリニア新幹線を造ることが前提となって事態が進行していることです。従って当然のことながら、私たちはそれに合意できようはずもなく、私たちの理解が得られないまま着工に至ったのでした。
さらに私たちは、この工事によって、それとは別に大事なものを失うことも強調しておかなければなりません。その最も象徴的なものは、南アルプストンネル掘削による自然破壊でしょう。神々しいまでに美しい威容を誇る南アルプスは、これまで先人たちが敬い、愛してきた大きな自然遺産です。そしてそうであるがゆえに、ユネスコエコパーク登録も可能になったのでしょう。自然と人間が共生可能な場として高く評価されたエコパーク南アルプスに、大きなトンネル穴を開けて、在来型新幹線の数倍ものエネルギーを消費して、時速500?で通過させようというのですから、リニア計画は自然に対する冒瀆以外の何ものでもないと言ってよいでしょう。そしてここでも問題は、それほどの犠牲を払ってまで、リニア新幹線が必要なのだという合理的説明がないことです。
以上の状況を日本国憲法に照らして言えば、私たちは憲法によって保障されている生存権人格権また幸福追求権を一方的に侵害されているということに他なりません。
いったい、なぜリニアが必要なのかと言えば、東海道新幹線の輸送力の限界とか老朽化といった、真実とは程遠い偽りの理由がいくつも数え上げられ、本音を吐かせれば東京大阪間を高速で結んで7000万人のメガロポリスを作るという、他愛もない欲得ずくの理由が透けて見えてきます。巨大都市を作って、国民をひたすら東奔西走させ、あくせく働かせることによって経済力を上げて、日本を、というよりも日本の一部の人間だけを豊かにする、ということが、リニア新幹線の真の目的のように思われます。もとより戦後の、さらに言えば明治以来の日本の近代化は、その路線を走り続けてきたと言えるでしょう。
しかし、問題は「それによって日本は、あるいは日本人は幸福になったのか」ということです。GDPにおいて日本よりもずっと低いブータンの国民が、幸福度においてなぜ日本よりはるかに高いのかを、私たちは真摯に考え直す必要があると思います。
こうした問題を考える時、私には思い起こされる一つの事件があります。それは1993年、和歌山市の万葉の故地・和歌浦の架橋問題をめぐる景観訴訟の最終弁論において、原告団副団長の多田道夫氏による「景観とは何か」という意見陳述です。彼は架橋推進側の「万葉では飯は食えん」という乱暴な議論に対してこう言うのです。
「(私がここで言う倫理とは)、再度「万葉では飯は食えん」の一言に関わって言えば、飯を食う以外の人生の意味のことです。もっと思い切って言えば、飯と引き換えにしても、少しも惜しくない人生の価値のことです。」
私たちはこの裁判で、多田氏が言う「飯を食う以外の人生の意味」を問いたいと思います。リニアでいえば、壊される平穏な暮らしや南アルプスの自然破壊がそれにあたります。そして日本人の幸福度が低いのも、こうした飯を食う以外の人生の意味をないがしろにしてきたためではないでしょうか。経済力だけを絶対善と頼む人たちに対して、私たちは飯を食う以外の人生の意味を強力な武器としてこの裁判の根底に据えたいと思います。
さて最後に裁判長にお願いがあります。
いずれ詳細に陳述したいと思いますが、これまで日本の行政訴訟は、自由裁量論によって、行政側が圧倒的に有利な立場に置かれてきました。しかし、法学者・松下圭一が説くように、わが国が国民主権を基本とする限り、権力の源泉は国民にあるのであり、行政は国民の信託に基づいてこれを執り行う機関にすぎません。とするならば、行政裁量権が真に権力の源泉たる国民の信託に基づいているかどうかという点についても、問うていく必要があると思います。その意味で、私は本訴訟を通じてあるべき行政訴訟のあり方を追求する機会にしたいと考えており、その点で裁判長のご理解を願うものです。
以上で陳述を終わります。
2016年9月23日

2016-09-23 ストップリニア訴訟第一回口頭弁論 報告

ストップリニア訴訟の第一回口頭弁論期日が行われました。NHK報道と簡単報告です。


リニア新幹線認可取消訴訟開始
http://www.nhk.or.jp/shutoken-news/20160923/5693641.html
NHK首都圏 動画あり↑

<転載>

東京名古屋の間で11年後に開業する予定のリニア中央新幹線をめぐって、計画に反対する住民が国の認可の取り消しを求めている裁判が、東京地方裁判所で始まりました。
裁判にはJR東海も参加し、環境への影響や安全性などをめぐって争われることになりました。
JR東海のリニア中央新幹線は、11年後の2027年に東京品川駅名古屋駅の間で開業する予定で、沿線の住民など700人あまりは環境や安全性の問題などを理由に、国が行った計画の認可の取り消しを求める訴えを起こしています。
23日から東京地方裁判所で始まった裁判で、原告団長を務めている慶應大学の川村晃生名誉教授は「リニア中央新幹線が必要だという合理的な説明がなく、憲法で保障されている生存権人格権などを一方的に侵害されている」と訴えました。
一方、国は、訴えを退けるよう求め、今後の審理で具体的な主張を明らかにする考えを示しました。
また、国の申し立てに基づいて、JR東海が「補助参加人」として裁判に加わることも決まりました。
裁判のあと、原告弁護団は会見を開き「多くの区間トンネルで、地震が起きた時の安全の確保などさまざまな問題点があることを裁判を通じて明らかにしていきたい」と述べました。


<報告>
小雨の中、傍聴に集まったたくさんの市民の皆さんと、建物前の道路で説明を聞きました。報道カメラや法学を勉強する学生たちも来ていました。傍聴席は抽選になりました。

予定の時刻、裁判官が入廷して始まり、原告団長の川村晃生さんの陳述から始まりました。
「人々の暮らしを破壊し、南アルプスという類稀な自然景観環境破壊するリニア計画が、なぜここまで進んでしまったのか・・・。数々の疑問に答えずいる国とJR東海の怠慢というほかはない」。

最後の結びでは「結局やり方を見ていると推進する理由はリニアは<食える>というに過ぎない。しかし、<GDP1位>の日本が本当に幸福だったのか、食えていない<幸福度1位>の国はいったいどうして幸福なのか。<食えない>ことの中にある幸福を、私たちは取り逃がしているのではないか。<食う>以外の人生の価値を見出す裁判と捉えていきたい。」と語りかけました。

この後、弁護士原告原告代理の皆さんがそれぞれの立場から、法律違反の箇所、事故時の安全性、経済的観点からなどリニアの様々な問題点について陳述しました。中でも「リニアの環境影響調査は無効である」と訴える陳述は何度も頷く内容でした。

次回は12月9日 本日と同じく14:30〜103号法廷にて

詳しい報告は原告団サイトで追ってアップすると思います。
ストップ・リニア訴訟 原告団サイト  http://linearstop.wix.com/mysite

2016-09-17 9.23(金)ストップリニア訴訟第一回口頭弁論/報告集会

9.23(金)ストップリニア訴訟第一回口頭弁論期日、報告集会のご案内


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皆様、ストップリニア訴訟事務局天野です。
9月23日の訴訟報告集会の案内です。
皆様の参加、取材をお願いします。

天野捷一 <s-amano>

2016-09-04 公共事業チェック議員の会の山梨リニア関連視察(現地調査)報告

報告:公共事業チェック議員の会の山梨リニア関連視察(現地調査)8/31 


各位、リニア沿線ネット天野です。
8月31日に行われた公共事業チェック議員の会の山梨リニア関連視察(現地調
査)の様子をまとめましたので添付します。

天野捷一 <s-amano>

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