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2018-01-13 大鹿村リニア災害についての共同声明 提出報告

大鹿村リニア災害についての共同声明 提出報告


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大鹿村宗像です。
今年もよろしくお願いします。

昨日、記者会見にて、53団体による共同声明を公表し、
長野県に声明文を届けるとともに、質問状を提出してきました。
ご協力いただいた皆様、たいへんありがとうございました。
多くの皆様にご賛同いただき、驚くとともに望外の喜びでした。

今後、関連自治体とJR東海に同様のものを届けます。
また、声明文と信濃毎日の新聞記事については、
登山者の会のブログをお借りして声明文等を公表しております。

http://tozansyarinia.seesaa.net/article/456130315.html

期限には間に合わなかったものの、賛同を検討していただいている
団体がありましたので、随時追って公表する可能性があります。
また、個人での賛同を表明してくださっている方もあり、
今後、応援メッセージとして随時公表する機会を
持ちたいと思います。

JR東海は、崩落斜面の上部にクラックが走っていたのを
知って危険な発破をかけた、という疑惑があります。

ところが、県がJR東海に調査を委ねたことで、
県はJRに責任を押しつけ、
JR東海は施工業者に責任を押しつけ、
道路改修と引き換えにリニアを受け入れた村は、
住民に泣き寝入りと我慢を強いる、
よって工事の続行を可能にするという
無責任な幕引きのシナリオが進んでいます。

しかし、自然災害ではなく、犯人のいる事故です。
いったい、今回の事故の教訓を、どうやって続行中の
リニア工事に生かせるのでしょうか。

私たちは心ならずも、リニア災害被災民となりました。
心苦しいことですが、被災地住民として私たちが望む支援は
リニア工事の中止への働きかけです。
拡散等、そのために、今後もご協力よろしくお願いします。

===== ===== ===== =====
声明にご協力をいただく段階で、このような声明は「おおげさ」
伊那谷では受け入れられない」「村民の総意でない」
「崩落の起きた道路の改修は住民が望んでいたもの」
などの批判や質問を受けましたので、念のためお答えしておきます。

繰り返しますが、今回の事故に犯人はおり、
刑事事件(の可能性もあります)であれば何が真実かの実態解明
なされなければなりません。
記者会見で謝ったとことで、被害の程度に応じたペナルティーと
補償がなされなければならず、「おおげさ」という批判は、
せっかく声を挙げ適切な措置を求める住民の声をかき消し、
加害行為の免罪を促すものです。

声明で書いていることは、この村で生じた事実のほんの一端です。
住民の中でさほど損害を感じていない方もいるでしょうが、
私たちが問題にしているのは、損害を感じている方であり、
また、感じていない方でも、損害と指摘されて
そう感じる方もいます。
今回の事故後、私たちは住民に聞き取りをしましたが、
事故発生以前から、リニアによる被害や疎開は生じており、
事故によってそれらが顕在化したということを実感しました。

何かおかしなことが生じていることについて、
誰がなぜこの事態を引き起こしたかの究明を
被害者が求めることは不当でしょうか。

私たちはここで暮らしていくために
発言をせざるをえなかったのであり、
地域で受け入れてもらうためや、運動の利害のため、
また住民の総意を得るために声明を呼びかけたのではありません。
また、村外との道路の維持が必要なことと、
だからリニアの被害を我慢しろ、ということは
住民をバカにした態度ではないでしょうか。

仮復旧の現状は、とても安心できる状況ではありません。
ぜひ現地を見にきて下さい。

以上述べてお答えとしておきます。(宗像
===== ===== ===== =====

大鹿村リニア災害の徹底した原因究明と
リニア関連工事の即時中止を求める共同声明

 2017年12月15日、長野県大鹿村と村外とを結ぶ主要道路、県道59号線(松川インター大鹿線)の滝沢トンネル出口付近で、JR東海が崩落事故を起こしました。現場はリニア工事に伴う新トンネル(仮称・四徳渡トンネル)の入り口真上です。崩落した300立方メートルの土砂に車1台が突っ込みました。工事事業者のJR東海は、12月19日の記者会見で、トンネル掘削時の発破等による振動が繰り返し作用したことが崩落の原因であったとしています。
 県道59号線は全面通行止めとなり、大鹿村民1000人、村外の通勤者、観光客など来村者、それに事業者が、代替道路として峠越えの県道22号線を急きょ利用せざるを得なくなりました。事故後に開通させた新トンネルを利用しての、片側交互通行の仮復旧(12月29日)後の、県道59号線の全面復旧の詳細はいまだ示されていません。住民生活への影響は継続します。代替道路の県道22号線は狭く曲がりくねった道で、大型車の通行時間が決まっているため、利用者は峠越えの道に連なって入るダンプとのすれ違いに緊張を強いられました。仕事での往来、通勤・通学、通院、買い物の足を妨げられ、余計な時間と燃料を費やしました。観光客のキャンセルで宿泊施設の売上は減少しました。高齢者自家用車運転で村外に出ることを断念し、村外の親類との往来が困難になっています。村内ではタンクローリーが入らないため燃料不足が生じました。まさに「リニア災害」です。
 新トンネルを掘削しようとした道路では、落石や土砂崩壊が度々起きてきました。もともと斜面崩壊の可能性がある場所で、出口付近で発破をかけて生じた不注意による事故です。しかしながら事故の検証は事故を起こしたJRがし、その調査結果が公開されるかどうかも不明です。仮復旧案は崩壊した斜面の下での通行へと移行する予定ですが、利用者の不安はぬぐえません。
 JR東海は、21日の大鹿村リニア連絡協議会で謝罪したものの、住民対象の説明会も、お詫びの文書配布もなく、翌22日には南アルプストンネル除山非常口で掘削のための発破作業を開始しています。飲酒運転の加害者が、被害者を放置して別の場所だからとそのまま車を乗り回しているようなものです。もちろん工事の続行による工事車両の通行は、狭い道での往来でいっそう住民に負担をかけます。本来すべきは免許停止です。そもそも工事によって生じた大量の残土を運ぶ工事車両の往来から、住民の安全と利便性を確保するための道路改修で、安全と利便性を損なっておきながら、工事を続ける理由がありません。
 すでにリニア事業全体が談合疑惑で公益性を問われています。柘植康英JR東海社長は、疑惑の表面化後も工事の続行を表明しました。しかし、儲け至上主義、スケジュール優先の姿勢が事故を招いたことが否定できないなら、沿線各地で進むすべての工事現場で、住民はリスクと直面します。
 私たちはすべてのリニア工事の即時中止を求めます。今回の事故の第三者による徹底究明と再発防止策の提示、住民への説明とその納得がないままの工事続行は容認できません。

賛同団体(以下あいうえお順)愛知県保険医協会公害環境対策部、いつでも送っていいよ大作戦in大鹿、いもむしクラブ、大鹿の十年先を変える会、外環道検討委員会外環道検討委員会・杉並、外環ネット(外環道7区市ネットワーク)、ガウスネット、春日井リニアを問う会事務局、株式会社ヤマテン、かけこみ亭、渓流9条の会、月曜定例会原発イヤだ!府中静岡県勤労者山岳連盟静岡県9条連、十万年生きるゆかいな仲間(さる)たち、STOPリニアプロジェクトGJ、砂川秋まつり実行委員会、スローアグリカルチャー研究会、瀬戸リニアを考える会、戦争への道は歩かない!声をあげよう女の会、再稼働NO!うえだ金曜行動、三番瀬ラムサール条約に登録する会、立川自衛隊監視テント村脱原発の日実行委員会、東濃リニアを考える会、とめよう外環の2ねりまの会、電気代一時不払いプロジェクト、電磁波問題市民研究会、中村・リニアを考える会、ナマケモノ倶楽部、西区リニア問題を考える会、日本科学者会議愛知支部交通問題研究委員会、野川べりの会、反五輪の会
NO OLYMPICS 2020、反天皇制運動連絡会、撫順の奇蹟を受け継ぐ会神奈川支部、日野・市民自治の町をめざす会、ふちう読書苦楽部、府中平和まつり、府中萬歩記、平和・人権・環境を守る岐阜県市民の声、南アルプスリニア新幹線を考える市民ネットワーク静岡、ゆんたく井の頭、リニア市民ネット・東京、リニア市民ネット・山梨リニア中央新幹線研究会、リニア中央新幹線を考える町田の会、リニア新幹線を考える麻生多摩連絡会、リニア新幹線を考える相模原連絡会、リニア新幹線を考える登山者の会、リニア新幹線を考える守山の会、リニアを考える愛知県連絡会、リニアを問う愛知市民ネット、rage
Football collective(以上56団体)1/17現在

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