until count the NUMBER「04:Next to the last page」

というわけで長らくお待たせしました*1、最終回のレポです。

中途一回メモ帳に書いていながらぼ〜っと寝ぼけてて削除されるという果てしないアホを潜り抜けたりしてますがまあ、それはそれ。


というわけで決戦を2ヶ月後に控えたそんなある日の彼ら

香鳥悠馬(ファイター1・スカウト1・レジェンド9・サムライ1/17・♂)

まあ、やっぱり何だかんだ言ってカッコよかったです。カルペディエムとやり取りしてみたり、妹さんを色々演出してみたりするのは普通に楽しかったし。なんと言うかミドルのコメディタッチとクライマックスのシリアスタッチを高志と二人でイニシアティブ取ってくれた感じでとても楽しませてもらいました。
木下エナ(ファイター1・ヴァルキリー9・ソードマスター2/17?・♀)

さり気にラスボスのお供につけた同系機ヴァルキリーに対する台詞が良かったです。EDのひとり台詞なんかも。やはり基本はきっちり抑えてくれる演出な感じで見ていて安心できますでしょうか。もうちょっとこちらからもシチュなど色々手取り足取り用意してやった方が楽しめたのかな?というのはやや心残り。
紅野聖(Bマジシャ10・オーヴァーランダー1・アーティスト1/16・♂)

まあ独自の路線で自給自足に走ってくれるのはいつもの通りw 設定的には色々とはっちゃけて居ましたが今回は回りにそれとタメを張るようなのが居なかったおかげでいい意味でアクセントになったでしょうか?ラルヴァのことはちょっと残念でしたがプレイ時間を考えるとこれでよかったような気もしますw 
明神高志(ルーンナイト9・ファイター2・スカウト1/16・♂)

ある意味、今キャンペーン一番のスターにしてエースw ちょっと菜々香と絡ませてみたのは出来心だったのですがmugenクンがそれに乗って実に面白く悠馬を絡ませてくれたので見ていて楽しかったです。それで居て決めるところはきっちり決めてくれるあたりも実にいいキャラでしたね。
風飛留美(Wメイジ8・サイキック2・リターナー2/16・♀)

対してこちらは真っ当に脇役、という感じ。やっぱりここという時の台詞やら演出は良かったですし、燈子さんに色々弄られてる演出もやってて楽しかったですw さり気に凄くカッコいいラストになりましたからね、実はEDの中では特に気に入っています。
  • 前回8時延長という苦闘の果てに今回はもう適当に今までのNPCと絡む演出をして時間が着たらクライマックス、戦うだけというシンプル極まる構成。OPでクライマックスに入る直前を演出してそっから時間を戻すという伝説の「ブレイクアップ」方式で*2進めることにしました。3時になったらクライマックス開始、何があってもw これで戦闘にかかる時間さえミスってなければ円満に時間どおり終われると言う仕組み*3
  • 最終決戦2ヶ月前、まずはカルペディエムが自分の正体をぽつぽつと話すようなシーン。要約すると彼女は“エンブリオ”という神代のアーティファクト*4の一部で、人間の精神に封印されるという過程の中で人の感情や心に触れて影響を受けた部分がカルペディエムという人格として誕生したという感じ。よって“エンブリオ”の封印が解かれていってそれが外に現出を始めるのとシンクロしてはじめ悠馬の夢にしか出て来れなかったカルペディエムも現出を初めて行ったとかそういう感じの話。
  • で、本題はここからで彼女曰く、自分は現在“エンブリオ”本体とは分かたれたその一部であるがゆえに、今のうちに自分を殺しておけば発動しようとする“エンブリオ”の力をかなり削ぐことが出来るという話を持ちかける。参考までに具体的に加護の4分の1を削り、その選択肢を取ればはっきり言って楽勝、くらいのバランスの選択肢。削除される加護を聞いて“フォルセティが入っていたら考えたな”だの“その加護こっちにくれるって言うんだったら間違いなくやるな”などといい始める皆様は外道ですw さりとて、PCレベルの演出はきっちりと、シリアスにカルペディエムの申し出を拒絶するといういい感じの絵になるシーンでした。
  • で、GMからやる事終わり、後は適当にNPCと演出したら……とは言ってもなんだかいつもどおりなノリで日常?を謳歌するクエスターたち*5。無論、重大な戦いの予感を感じている演出はさらりとさりげなく挟みながらも、なんだか悲壮感はさっぱりなしw これはこれでキャンペーン通してきて変わらないPC達のノリって感じで見ていて非常に感慨深いものがありました。
  • それに締めるところは締めてくれる彼ら、クリスマス間近ということで色々、そーゆー感じのイベントを始めて絡む感じは非常に上手くカッコよく決めてくれてますし、本当に良い感じ。最後に、結局今までそーゆーことはしなかった、という事で決戦前日にレギュラーメンバーな皆で遊園地まで行って遊びに行くことに。なんだか“いつもどおり”と“決戦前”の境界って感じで実にいいシチュエーションでした。最後に空犀と親子な会話をする高志、美味しいシチュをありがとう、カッコよかったですw
  • というわけで、時間も来たしw とうとう解放される“エンブリオ”と顕現するヴァルキリー、それを阻止しようとするPC達という構図で最終戦スタート!
  • 今回のボスのコンセプトはオーソドックスなシーン攻撃かと思いきや、実はお供のヴァルキリーの攻撃力を頼みにしていて≪レイズⅡ≫を適度にかけて回るというある意味CRPGのラスボスのような奇妙な構成w バリアチェンジを駆使したり、軽めに作ったはずのボス本体のファーストアタックが*6やたら高いダメージ出したり*7と中々冷や冷やする上、きりきりに頭を使うような構成で戦闘でしたがやはりそーゆーのに慣れたPLを筆頭に上手く立ち回り*8、何とかギリギリでボスを倒すことに成功しました。
  • とは言っても実はギリギリ1発分ガイアが足りなくて*9エンブリオ”の完全消滅には至らなかった、という結末。力を失った“エンブリオ”はこうして再び悠馬の中に封印されることになったのでした…
  • そして。変わらないと思わせながらも少しずつ、少しだけ変化を見せていくクリスマスな彼らの日常をEDとして今回のキャンペーンも終了。特に“忘れてしまった使命とは別に、自分はここに護るべき絆を見つけた、これからもよろしくお願いします”って感じの留美と燈子さんとのやりとりはさりげなかったけど凄いいい感じでお気に入りです。他のPCも最後までキャラを立ててくれて大満足、ラストがやっぱりデートする高志と菜々香を見下ろしてこっそりと高志をいじめる悠馬、その隣に居るカルペディエムって構図w まるで今キャンペーンの縮図を表しているかのようで、ともあれPC達の護った聖夜の鳴り響くクリスマスの夜が映し出されてキャンペーン、エンドです。


というような感じ、実はアフタープレイまで含めると5時ギリギリでした、セーフ♪ 全体的な総括やら反省なんかはまた別の機会にしましょう。差し当たって時間が短くて出来なかった部分、欲求不満な部分などもありますがこのキャンペーンだけを見るならばなんだかPC達の人間関係、ノリなんかが独特で学園モノってやっぱり楽しいなあと思うと同時にいいPLさん達に恵まれた、と感謝の心で一杯です。ともあれ本当に楽しませていただきました。ガイアは今度はPLでキャンペーンやってみたいなぁ〜などと思いを馳せてみたりしつつw

*1:ホントに待ってる人居るのか?w

*2:ダブルクロスのブレイクアップのラストがそういうシナリオw

*3:仕組みというほど大層なものかとw

*4:というかレリクスなんだけど

*5:というか主に悠馬と高志

*6:初っ端は≪レイズⅡ≫も何も必要ないし

*7:5Dで28、理論最高値2歩手前w

*8:マリーシで戦闘不能のヴァルキリー2人を放り出して自分は次のセットアップで戻ってくるってcielx先輩の戦術はマジで想定外だった、これだからギリギリの戦闘は面白いw

*9:最後っぺのイーヴァルディで死人が出て