通算64回目

今週は課題的なものは特にないので水増し作業もなし。教室に行く前にブックファーストに寄って昨今の絵本事情などを調査してみる。したらめぐんさん(id:megun)いわく「商売に走ってる」森博嗣の「STAR EGG 星の玉子さま」があった。

STAR EGG 星の玉子さま

STAR EGG 星の玉子さま

それほどページ数もないので読んでみる。事前に得ていた情報によると「何だか哲学的っぽい」らしいのだが、実際は物理学っぽかった。引力の話とかをそれとなくほのめかしてる。最後に解説がついてるので、読んだ後で「なるほどこれはこういう意味だったのか」とわかる安心設計。理科好きな子供とかへのプレゼントにはいいかも。


あともう1冊気になったのがこれ。
アンジュール―ある犬の物語

アンジュール―ある犬の物語

犬が捨てられちゃう話。文字が全然ない分、シンプルな絵がストレートに伝わってくる感じ。ちょっとグッとくる。


作者のガブリエル・バンサンという人は知らなかったけど、amazonで検索してみると結構著作があった。そこ(この人のミニコーナーになってた)にはもう1冊「マリオネット(ISBN:4892388785)」という本も置かれたけど、こっちよりは犬の方が好き。


元はと言えば対象年齢と絵と文の比率の関係を調べにきたのにかなり脱線。というか本には特に対象年齢とか書いてないのな。あまり成果のないまま教室へ。


先生が回ってくる間、この前ちょっと思いついた河童の話をキャラクター作りをしながらもうちょっと詰めて考えてみる。眠い。アシスタントの方にも「眠そうだね」とか言われる。恥ずかしい。。


先生には先週宿題にされたどういう路線で進めていくかの話を。先生言うところの絵本は対象年齢が幼稚園以下のものを指すようで、僕が考えてた「ウルトラマンは嘘の話だとわかる年齢」だと絵本というより童話とか児童文学に入ってしまうので、そうなると絵本というより挿絵になってしまうということだった。だったら絵本的作品よりはイラスト的作品を描いていく方がよいらしい。とりあえず今河童を描いてるのだったらそれでイラストを描いてみなさいとのこと。別に河童好きというわけではなく話の都合上河童が必要だっただけなのだけど、せっかくなので河童で何か描いてみることにする。一応はてな妖怪クラブの人だし。