日本の芸能界って闇を感じますなぁ。

2010年3月10日分から、試験的に書いています。
本家(2009年1月5日〜)は、こちらです。
http://stsimon.seesaa.net/


清水富美加さんが、カルトな「幸福の科学」に走った是非には触れません(笑)。
それより問題なのは、芸能事務所とタレントとの契約内容です。
どうも、複数の証言からは初期の頃は、どんなに仕事をしても月給5万円で確定。


どう考えても異常だよね。
芸能事務所は、実際の出演料から手数料取るだけでいいじゃないか。
手数料の割合については、それこそ契約の問題ですが、どんだけ搾取するんだよ。
そんな、奴隷みたいな契約は異常です。
その点、我が声優業界は良心的に・・・見えます(笑)。


それから、清水富美加さんの所属事務所には、能年玲奈さんもいました。
そして、事務所を離れてから芸能活動に本名を使えない状態です。
既に大きな知名度がある本名を、本人が意図的に使わない理由はありません。
事務所側が、契約をタテに使わせない、というのが一般的な見方です。
凄いよね、本名使えないなんて、21世紀の奴隷制ですよ。
その点を指摘する芸能マスコミも皆無。つくづく異常な業界です。
能年さん側は、「使ったら法的に云々」と恫喝されているんでしょうが、そんな契約は
無効です。そんなクズみたいな契約より、人権は上位にあります。
裁判になったとしても絶対に勝つでしょう。まぁ、芸名の場合は微妙かも知れませんが。
能年さん側には、法律に詳しいブレーンがいない印象です。ちょっと残念です。


さて、清水富美加さんの話に戻ります(笑)。
精神的に追い詰められていたのは、確かなように思えます。
ツイッターの中で「すり減って行く心」という部分が衝撃でした。
テレビで最近、松本隆×斉藤由貴の対談がありました。
かつてのアイドル、斉藤さんの発言に注目です。
アイドル時代について
「入れるだけ仕事を入れるのが常識だった」
「朝の2時から表紙の撮影」
そして
「心がすり減っていったのは確かです」とも。
全く文脈の異なる番組でも、清水さんと同じ言葉ですからね。
清水さんの発言には、とても真実味を感じました。


清水さんのインタビュー(暴露)本が出たようです。
そのキャッチコピーに「死にたかった7年、死ななかった7年」とあるとの事。
つまり、あやひーと舞台で共演した時も、そんな状態だったのでしょうか。
でも、清水さんの「相手が高垣彩陽さんで本当に良かった」という言葉を忘れません。
清水さんにとって、少しでも癒しの時間になったと思えるし、思いたい。


私は、芸能界に入らないで、本当に良かったと思う今日この頃(妄言)。