下北沢にて

studio_unicorn20070303

 私の実家に寄る用事があったので、そのついでに妻と近くの下北沢へ。天気が良く、暖かい日なので人出も多い。大勢の人がそぞろ歩く様子を見ていると、なんとなくこちらも幸せな気持ちになってくる。
 小さい頃〜大学生ぐらいまでは、まさに"わが家の庭"みたいなもんだった下北沢だが、同じ区内とはいえちょっと離れたところに住んでしまうと、何か用事がないとけっこうご無沙汰してしまう。大好きな街なのに、情けない限りだ。下北沢ほど「何の用もなくぶらぶら歩く」のが相応しく、またこの上なく楽しい街はないのだが。
 私が美容室で髪を切ってもらっている間、あちこちぶらぶらしていた妻が、「こんなのもらったよ」とあるパンフレットを、のちに合流したときに私に見せた。
20070303a
 「世田谷で今、何が起こっているか、ご存知ですか?」と大きく書かれたそのパンフレットは、「市民政策せたがや」という超党派の政策団体のパンフレットだった。政策パンフレットにしては、ずいぶんとシンプルでセンスがよいデザインだ。若い人にも手にとってもらえるように、という配慮だろうか。この辺の気遣い方が、まず行き届いてるなと感じる。
 「市民政策せたがや」の主張・政策についてはオフィシャルサイトを見ていただくとして、とりあえずひと言。
 明らかに巨大土木事業・巨大道路建設偏重で、弱者・福祉・保育園などを切り捨ててゆく利権体質な現区政に、市民本位の政策で待ったをかけられるのかどうか、今年は大きな岐路に立たされているような気がする。「市民政策せたがや」のように、市民レベルでものを考え、発言してゆく団体を、私は支持します。

(写真は、2点とも下北沢にて)

複合プリンタ

Canon PIXUS (ピクサス) MP600
 私の母親が使っているプリンタが壊れたようだというので、実家に行きプリンタの様子を見る。3、4年前くらいに私が母親に薦めて、(私が使っているプリンタと同じ)CANONPIXUS 850iを使っていたのだ。様子を見ると、どうも駆動部に異常があるようで、本格的に故障したらしい。修理しないと無理のようだ。
 それなら新しいのに買い換えようと母親が言い出し、「思い立ったら即行動」、すぐに近くのコジマ電機に行くと言う。仕方なく機種選びのため一緒に行くことに。
 どうせ買うならスキャナつきでコピーができるもの、かつホームユースで手頃なもの、ということで、さほど時間がかからずに、キヤノンCANONの「PIXUS MP600」に決定。即購入、持ち帰る。メカに疎い母親の代わりにセットアップをして、母親のパソコンで使えるようにしてやる。
 実を言うと私自身も複合機には興味があったので、これはいい機会だった。使い勝手などを拝見させてもらうとしよう。私自身は、スキャナの機能がもう一段いいものが欲しいのだが、手頃なものがラインアップにないので、次回の新製品の様子見をしているところ。設置場所の問題もある。でも私の使っている850iも、正直いって騙し騙し使っているような状態なので、そのうちに買い換えたいとは思っているのだが。

私の小さな北沢

20070303b
 本日の夕食は、妻と私の両親と下北沢の老舗フレンチ「マ・プチッツ・バレ・デュ・ノール」Ma Petite Valée Du Nordで。父の誕生日が2月22日で母の誕生日が3月5日なので、両方のお祝いを、ついでに先日父親が朝日新聞の夕刊1面に登場したので、それの記念(?)も兼ねて。
 このお店に来るのも2年ぶり、改装して今の店になってからは2度目だ。けっこういい値段のお店なので、年に一度か二度来るか来ないか、という程度なのだが、もう二十数年間もおつきあいさせていただいているご縁であるうえに、私たち夫婦にとっては、結婚したときに、この店で身内だけの会食をした(式も披露宴もしなかったので、事実上のミニ披露宴だった)という、たいへんにご縁の深いお店なのだ。考えてみれば、あの会食からも10年以上経ったわけだ。
 相変わらずオーソドックスながら素晴らしい料理の数々をいただく。このお店の料理の特徴は、和食のテイストを取り入れて、フレンチにしてはさっぱりとした味わいのものが多いこと。今ではそう珍しいことではないが、二十数年前には、日本ではまだ珍しかったように思う。ボルドーの素晴らしいワインもいただいて、大満足のひと時だった。

  • マ・プチッツ・バレ・デュ・ノール Ma Petite Valée Du Nord
    • 東京都世田谷区北沢2−27−10
    • Tel:03-3466-5218
    • 12:00〜15:00(L.O.14:00)、18:00〜23:00(L.O.21:00)
    • 火、水休
    • "Ma Petite Valée Du Nord"とは、フランス語で「私の小さな北の沢(谷)」の意。

(右の写真は、妻がメインにいただいた、牛ほほ肉のビール煮込み)

桃の子

 妻の三つ子の姉妹Akoちゃんが、本日未明、無事に女の子を出産した由。3月3日、桃の節句の女の子だ。
 メデ☆タイ!
(追記)
 命名は、平仮名で「もも」とのこと。3月(しかも3日)生まれに相応しい名前だ。まさに桃の節句に生まれた「桃の子」だ。
 ……と書いてふと思ったのだが、2月27日の日記で話題にした石井桃子さんの名前の由来も、やはり3月生まれ、というところから来ているのだろうか。