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Monday, 31 March, 2008

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[]新しいお店は楽しい

 本日は、所用のため仕事を休み。午前中は激しく降っていた雨も、昼を境に急速に収束し、午後遅くにはすっかり晴れ上がった(写真)。よしよし。

 午後に雨がやんだので、妻と一緒に自転車に乗って、先日オープンしたばかりの「クイーンズ伊勢丹 世田谷砧店」へ行ってみる。新しくできたスーパーに行くのは、どんな店であれワクワクと楽しいものだ。

 このクイーンズ伊勢丹は、「ガーデニエール砧レジデンス」という、こちらも出来たばかりのけっこう高級な賃貸集合住宅の一角にある。要するに、住宅とお店を一緒に作って、需要も供給も満たしてしまおうということなのだろう。「ガーデニエール砧レジデンス」のほうも、中庭からちらりと見てみたが、かなりミニマルな雰囲気のようで私好みだな。

 建物の1階が「クイーンズ伊勢丹」になっているのだが、店内はなかなか広い。そして(当たり前だが)とてもキレイ。お目当てはオープン記念で相当安売りになっているワインだったのだが、お酒売り場がとても広い上に、その大部分がワイン売り場。かなり豊富な種類のワインが揃っていて、目移りしそう。お目当てのワインが売り場のどこにあるのかまで分かるという、なかんか使える検索システムも設置されていて、実に面白い。しかも、けっこう安いのが多い。あーだこーだと迷いながら、ワインを3本(例によって重そうな、しかし安い赤ワインばかり)選んで購入。

 さらに、他の食料品売り場も眺めて歩く。クイーンズ伊勢丹といえば「ちょっと高級なスーパー」というイメージがあるが、そのとおり日配品などは我々がよく行くスーパーなどより少々高い。それでも生鮮野菜や肉・魚は、ものによっては「これがこの値段!?」と驚くものもあって、うまく使えば意外とかなり安く買える店だなと実感。実際、美味しそうなアスパラガスブロッコリーがすごく安かったので購入したし、ちょっとお店のイメージとは違う(失礼)庶民的な雰囲気の販売員のおばさんが薦める、骨付き仔羊肉がすごく美味しそうだったので(しかもけっこう安く、試食も美味しかった)、今夜の夕食にと買ってしまった。なんだか久しぶりに、じっくりと食品の買い物を楽しんだ気分だ。

 さらに、建物の2階の大部分を無印良品のストアが占めており、こちらもちょっと拝見。とても広く、品揃えがものすごく多そうだ。三軒茶屋店や下北沢店なんて目じゃない広さ。二子玉川店よりも広いかもしれない。これは使える。こんな大きな無印良品が、自転車で行ける距離のところにできたのは嬉しいな。無印良品好きとしては、これから何かと重宝しそうで楽しみだ。

[]桜。

 買い物の後、自転車を桜の名所・砧公園へ走らせる。少し公園内を散策して、桜見物。

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 青空をバックに、桜の花がくっきりと映えて美しい。

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 見事な枝振りの桜の樹々がそこかしこに。

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 ほんの短い時間の散策だったが、今年も桜の花を見逃さずに済んでよかったよかった。

[]ビストロ風に

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 というわけで、今夜の夕食は、「クイーンズ伊勢丹」で買ってきたワインや食材を使って、ビストロ風に。

 まさにビストロ気分。充実した夕食であった。

  • Lumio Forlí IGT, Sangiovese di Romagna, 2000
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Sunday, 30 March, 2008

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[]展覧会巡り

寿限無 (声にだすことばえほん)マルガリータとかいぞく船 (すきっぷぶっくす)

 午後遅くに、妻と青山一丁目へ。雨が降りしきる花冷えの寒い中、今シーズンはもう着ないかと思っていた超ロング黒トレンチコートを2人で着込み、傘をさして青山通り界隈を歩く。寒いのはナンだが、雨の都会を歩くのは(荷物がなければ)けっこう嫌いじゃない。

 まずは、青山一丁目に程近いピガ画廊で開かれている、絵本作家イラストレーターの工藤ノリコさんの個展「ブーフのともだち展」を観に行く。工藤さんの描くキャラクターたちの、ちょっと人を喰ったようなワルそうな、少し変化球のかわいらしさが大好きな我々夫婦は、この個展も大いに楽しんだ。

 世界のさまざまな切手とイラストと手紙文を組み合わせた"Letters"のシリーズが、とてもかわいい&アイディアに満ちていて面白い。また、大好きなギャグまんが「ワンワンちゃん」や絵本の素晴らしい原画も展示されているのも楽しい(「ワンワンちゃん」の新刊はまだなのかな)。工藤さんのイラストを使って、夫君が制作したという動画「Hoppingムービー」がまたステキだ。小人が飛び跳ねると思ったら、美しい水辺の風景画が広がる。楽しかった〜。

 このピガ画廊は、地域の再開発に伴い、4月末で閉廊になってしまうらしい。ちょっと残念な思いがする。

新宿 1965‐97―娼婦、ヤクザ、オカマ、ヌード嬢…彼らが「流しの写真屋」の客だった (フォト・ミュゼ)

 続いて、外苑前近くのワタリウム美術館へ。ここで開催中の「流しの写真屋 渡辺克巳写真展1965-2005」のタダ券があったので観ておこうと思ったのだ。

 残念ながら渡辺克巳氏の名前は全然知らなかったのだが、一昨年に亡くなるまで"流しの写真屋"と称して新宿、特に夜の新宿に生きる人々を写し続けた写真家だそうだ。そうした人々のモノクロ写真が、ワタリウムの狭い3フロアに渡って所狭しと展示されている。

 が、私個人としてはイマイチだったな〜。確かに大きなものを遺した写真家だなとは思うし、これだけの人々(ほとんどが、いわゆる"裏街道"の人だ)のナマの姿を写し出し続けたのはすごい。だが、どうもグッと伝わってくるものがないんですよね。嗜好の問題かな。展示の問題かな。よく来ている割には、ワタリウム美術館と私は相性がよくないらしいので(笑)。

Cape Light

 さらに雨の中を歩いて、表参道へ。「ジャイル」GYREの中にある「ギャラリー ホワイトルーム トウキョウ」"Gallery White Room Tokyo"で、ジョエル・マイロウィッツJoel Meyerowitzという写真家の、"The Elements: Air/Water Part1"と題された個展を観る。飛び込み競技のプール、水面、飛び込む選手の肢体、のカラープリントが大きく引き伸ばされて展示されている。作品数こそ少ないが、大判の画面に映し出されたブルーの色彩が目に心地よく、作品の前で佇んでいるだけで穏やかな心持ちになってくる。私はこういうタイプの写真のほうが好きだな〜。

 マイロウィッツ氏は受賞暦も多い大御所の写真家だそうだが、常に新しいものを模索する姿勢は好感が持てます。別フロアでは映像作品も展示されていた。

(写真は、雨の青山通り

[][]ビストロめし

20080330

 夕食は、「ジャイル」GYREでとることにした。オープン当初から3軒ほど気になるレストランがあるのだが(2007年12月8日の日記参照)、今日の夕食は、フレンチビストロの店「ル・プレヴェール」"Le Pré Verre"でいただくことにした。

 この店はパリに本店があるらしい。カジュアルなパリのビストロ、といった趣きの店内。だが料理は意外(?)にも手の込んだ本格的な料理が多い。前菜+メイン+デザートでひとり4,500円なのだが、ワインを楽しみながら料理をつつきたいので、2人で前菜3とメイン1をシェアすることにした。どれもとても凝った料理が多く、非常に美味しい。特に、前菜のいろいろ野菜の蒸し煮と、メインでいただいた鴨肉のコンフィ(右の写真)は素晴らしく美味しかったな。

 この店はワインのセレクションにも力が入っているそうで、特に自然派ワインが多いらしい。本日飲んだワインは"Château Plaisance"というフランスワイン。しっかりとした、我々好みの味わいのワインで、満足でした。

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Saturday, 29 March, 2008

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[]ランチバッグ

 妻が、私のお弁当箱用に、リネンの端切れを使ってランチバッグを作ってくれた(写真)。

 時々、仕事の昼休みにランチとしていただけるようにと、妻が前日の夕食の残りなどをお弁当箱に詰めて持たせてくれるのだが、そのときに活躍するのが、3年近く前に購入した無印良品の三段重ねのお弁当箱だ(2005年7月3日の日記参照、現在は販売されていません)。シンプルなデザインが気に入っているし、コンパクトな割にたくさん詰められ、また三段重ねなのでご飯・主菜・副菜と別々に詰められるのもいい。

 今回妻が作ってくれたのは、このお弁当箱がすっぽり入る、巾着型のランチバッグ。もちろん箸箱も入る。以前、妻が「フォグ リネンワーク」"Fog linen work"で買ったリネンの端切れセットでイヤホン入れを作ってくれたのだが(1月18日の日記参照)、その残りの端切れを2枚縫い合わせて作ったそうだ。一枚は細い白のストライプ模様が入ったナチュラルグレーの端切れで、もう一枚は真っ白い端切れ。いい組み合わせだ。

 写真で見るように、素朴だがとてもかわいらしいランチバッグが出来上がった。これから、ますますお弁当を持ってゆく楽しみが増えたな。

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Thursday, 27 March, 2008

studio_unicorn20080327

[]書店にて(物欲全開編)

幽霊狩人カーナッキの事件簿 (創元推理文庫)あなたの魂に安らぎあれ (ハヤカワ文庫JA)麦の海に沈む果実 (講談社文庫)

 ここしばらく書店でじっくり過ごす時間がなかったので、夕方仕事のあと書店へ行く。

 今日はなんだか調子がいいらしく、物欲モード全開(笑)。数日前の、何を見ても全然心が動かなかったウツ状態とは大違い。物欲があるというのは、健全な人間の証なんだな(笑)。こういう時は、書店にいるだけで楽しい気分になる上に、目にとまる本目にとまる本みんな欲しくなってしまい、片っ端からレジに持って行きたくなる。金銭的制約かつ(こちらのほうがより深刻)収納場所の制約により、なんとかその衝動を抑えるのに必死(?)だ。ドケチかつ物欲の権化という、非常にアンビヴァレントな性質を併せ持つ私だが、本とCDは例外だ。

 それでも、さすがに「どの本を買うかな〜」と、かなり真剣に悩む。悩んだ末に文庫本を3冊購入。「シャーロック・ホームズのライヴァルたち」ということで(ちょっと変わり種だが)、W・H・ホジスン「幽霊狩人カーナッキの事件簿」、そして先日一冊読了したばかりの恩田陸「麦の海に沈む果実」、さらに神林長平さんの本を読んでみたくなったので「あなたの魂に安らぎあれ」、の3冊。

Pen (ペン) 2008年 4/1号 [雑誌]

 さらに雑誌を2冊も購入。「Pen」の最新号が住宅特集だったので、建築・住宅・インテリア好きの私は我慢できず(笑)買ってしまった〜。あと「PHaT PHOTO(ファットフォト)」の増刊号「うまくいく写真展のヒント」も購入。私が作っている「作品」は厳密な意味での「写真」ではないが、まあ「写真展」のくくりでいけることが多いので、参考になることが多そうだ。

 今日はひとまず満足し、とりあえずこれで書店を出たが、明日もまた何か買ってしまいそうだ(笑)。

(写真は、本日の夕食に出てきた、豚挽き肉とかぼちゃカレー風味炒め)

winewine 2008/04/01 01:10 『あなたの魂に安らぎあれ』とは、随分また以前の作品を選びましたね。でも、この小説は神林長平の中で私も一番好きな本の一つです。火星三部作らしいので(他の二つは「膚の下」と「帝王の殻」)、これが気に入ったらぜひ他のも読んでみてください(私は未読ですが)

studio_unicornstudio_unicorn 2008/04/02 20:27 ええ、実は「膚の下」を読んでみようと思ったのですよ。そしたらこれが三部作の最後だということに気づき、「あなたの〜」から読んでみることにしたのでした。
神林作品は確か最初の作品集だったと記憶している「狐と踊れ」しか読んだことがないので(それもずいぶん前)、読むのを楽しみにしています。

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Wednesday, 26 March, 2008

studio_unicorn20080326

[]パラメトロン計算機って?

 今日もまた、Googleトップページのロゴが、レトロな機械のイラストをあしらった特別なロゴになっている。

 ロゴの上にカーソルを置くと「パラメトロン計算機 PC-1」との文字が。なんだそりゃ?と思って「パラメトロン計算機」でググってみると、「2008年3月26日(水)はパラメトロン計算機PC-1が完成して50年目です」の文字が目に飛び込んできた。ふーん。文系頭の私にはなんだかよく分からないが、コンピュータの歴史の中でのメルクマールとなった計算機のことらしい。そりゃコンピュータ環境の中で発展したGoogleが敬意を表するのは当然だろう。またひとつ勉強になったな。

 それにしても、ここのところGoogleの特別ロゴが多いような気がする。つい先日も見たばかりだし(3月20日の日記参照)。ちなみに今日のロゴは、英語版のトップページでは表示されていない。ということは日本語版だけの特別ロゴなのかな。想像するに、Googleの特別ロゴには万国共通のものと地域(または言語)限定のものがあるのかもしれない。見分けるカギは、ロゴをクリックすると検索結果が出てくるかどうか、かな。ちなみに今日のは出てこず、3月20日のは出てきた。といことは今日のは日本語版限定で、3月20日の"First Day of Spring"は万国共通版、ということか。

(写真は1月26日撮影)

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Tuesday, 25 March, 2008

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[]新しいピカレスクロマン

黄昏の百合の骨 (講談社文庫)

 恩田陸さんの小説「黄昏百合の骨」を、本日読了。

 いや〜、やっぱり恩田作品は面白いわ〜。引き込まれるようにして読んでしまいましたよ。とにかく小説技法というのか、読ませるテクニックがものすごいし、この作者ならではの不思議な魅力が詰まった小説だった。

 小説内では一度も地名を明記していないが、どう見ても長崎としか思えない海辺の町街が舞台。この「明らかに舞台は○○なのに、あえて地名を記さない」というのは、恩田さんが多くの作品で使っている手法で、これが作品の得体の知れなさを醸し出している一要素だったりするのだが。その街の、古い洋館の中で、現実なのか別世界なのか判然としにくい物語が展開する。

 佐々木丸美さんの「崖の館」を彷彿とさせる、無邪気かつ残酷で悪徳と背徳に満ちた物語世界だ。世間的な通念で善悪をはっきりと分けない、この物語ならではの"倫理観"のようなものを感じる。ある意味、新しい形のピカレスクロマンと呼んでもいいかもしれない。水樹和佳子さんの「イティハーサ」風に言えば、「威神」サイドの人間ドラマということだ(分かる人にしか分からない例えで恐縮だが)。

 例によって、すべてをすっきりと明らかにせず、曖昧なものを曖昧なまま多々残すラストも健在。独特の余韻。相当の小説的テクニックがある人でないと、こういう微妙で曖昧なところの多い小説を面白く書くのは至難の業だろうな、と恩田作品を読むたびに思う。

 さあ、また次の恩田作品を読むのが楽しみだな。

(写真は、湯布院・亀の井別荘にて。2月3日撮影)

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Monday, 24 March, 2008

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[]ひじきの煮物

おかずとご飯の本

 本日の夕食の副菜には、ひじきの煮物が登場(写真)。

 ひじきをメインに人参などが入った煮物は、妻がよく作る料理。なのだが、今日のはいつもと少々違った。

 最近妻がすっかり気に入っている料理本、高山なおみさんの「おかずとご飯の本」に載っていたレシピをアレンジして作ったらしい。通常のひじきと人参に加え、挽き肉が入っている。高山さんのレシピでは牛挽き肉となっていたが、豚肉が好きな我々なので、豚挽き肉を使用。さらに、レシピでは干し椎茸が入ることになっていたが、これも家にある乾燥ポルチーニ(昨年夏のヴェネツィア旅行で買ってきたもの)で代用。

 おかげで、いつものひじきの煮物に比べて実に複雑な香りの、風味豊かな仕上がりになっている。味付けも濃い目でしっかりしているので、副菜といいながらご飯と一緒に食べられるし、日本酒などの肴としてもとても美味しい。

 もともとは「ひじき混ぜご飯」用のレシピで、ご飯なしで単独でも食べられるようにと工夫されているらしい。それならと、このひじきの煮物を少々ご飯に混ぜて食べてみた。実に美味しい。これだけで一食分成立しそうだ。

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Sunday, 23 March, 2008

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[]道草。

 春めいて暖かい日曜日。天気も上々。なのにまったく何もする気が起きず、どこに出かける気もしないウツ状態。こういう日は何もせずに自宅で過ごすのが一番なのだが、妻に誘われるようにして自転車に乗り、2人で半ばあてもなく出かける。とりあえず渋谷方面へ自転車を走らせる。

 妻が先日面白い個展を観たというので、その会場である梅ヶ丘の「世田谷ギャラリー/GALLERY GALA」へ寄り道してみた。

 「山本あまよかしむ」さんという染織造形家の方の個展「道草。」だったのだが、これが確かにとても面白い。草を編んで作られたお面(「おmen」と称するらしい)がたくさん飾られている。とてもユーモラスでコミカル、中にはちょっとホラーな顔のもあったりして面白い。右の写真も、会場の建物の入り口にかけられていた「おmen」。

 さらに、いぐさを編んだ細長いゴザのような道が、会場の床に縦横に敷かれ、さらにその"道"から綯われたいぐさの綱がたくさん伸びて、いぐさ縄のアーチで囲われた道が出来上がりつつあった。「つつあった」と書いたのは、この綱を綯う作業が進行中だから。3月1日の初日から、作家さんご本人を中心に大勢の人がいぐさを綯ってきて、ここまで出来上がったらしい。なんとも遊び心に溢れた体験型の個展だ。会場は草の香りが満ちていて、なんともいい匂いだ。

 あまよかしむさんともお話させていただき、さらにちょっといぐさで縄を綯うのを体験させていただいた。綯うのはけっこう難しそうで、慣れると意外と進む。何時間も無心でやっていると、いいストレス解消(笑)になりそうだ。こういう手仕事って、けっこう好きかも。自分がアナロギーなデジタル作家なのでアナログとデジタルに優劣をつける気はこれっぽっちもないけれど、手仕事から作られるモノの良さ、というのはあるなあ(いや、私にはデジタルなモノも"手仕事"だと思うのですが)。でもなにより、この自然素材を生かしたナチュラルな雰囲気が大好きだな〜。やっぱりBGMを選ぶなら「しおのみち」ですね〜。あまよかしむさま、どうもありがとうございました。

[][]Cibot

 梅丘を出た後、淡島通り沿い、代沢にあるカフェ「cibot」でランチする。

 以前から自転車淡島通りを通るたびに気になっていたカフェだが、実際に入るのは今日が初めて。白い壁と古いテーブルや椅子が置かれている、こぢんまりとしたお店。シンプルでミニマルな、とても落ち着ける雰囲気の内装だ(下の左の写真)。もちろん非常に私好み。

 メニューが出てきてちょっとびっくり。ワインのリストがとても充実しているのだ。てっきりお茶メインのカフェかと思っていたのだが、どうやらかなり本格的なダイニングカフェのようだ。

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 ランチは日替わりのようだ。今日のランチは、野菜のグリル、アラビアータスパゲティ、鶏肉の煮込みクスクス添えの3種類。妻とスパゲティを注文してみると、サラダとパンが付いてきた。パスタのランチにパンが付いてくるのは嬉しい(残ったソースをパンでさらえるから)。肝心のスパゲティも、奇をてらったところはないが非常に丁寧に作られていて、とても美味しい(上の右の写真)。このランチから窺えるに、かなり本格的な料理作りをしていらっしゃるようで、大変好感が持てる。

 ディナータイムには、ランチとはまた異なった創作料理を用意しているそうだ。ワインも充実しているようだし、次回はぜひディナーに来てみたいものだ。

Saturday, 22 March, 2008

studio_unicorn20080322

[]そして旅は続く

ミス・ポター (初回限定生産 特製パッケージ) [DVD]

 夕食後、映画「ミス・ポター」"Miss Potter"のDVDを妻と一緒に観る。この映画を観るのは二度目だ。

 2か月ほど前に下高井戸シネマで観てすごく気に入ったので(1月14日の日記参照)、DVDを購入しておいたのだった。なかなか凝ったパッケージが(初回盤のみらしいが)かわいらしくて素敵だ。

 二度目を観ても、やっぱり素晴らしい映画だ。心温まり、胸が熱くなる。そしてロンドンの、湖水地方の素晴らしい映像! DVDを買ってよかった。これからも繰り返し観そうな映画だ。

 人生を旅になぞらえて、幾たびの波乱を乗り越えて「そして私はここに辿り着いた」というミス・ポターの台詞が、今回はより心に残った。確かに人生は"旅"なのかもしれない。行き先の見えぬ旅。

(写真は英国湖水地方グラスミア近辺にて。2002年7月3日撮影)

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Friday, 21 March, 2008

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[]きょうも元気に猫村さん

きょうの猫村さん 3

 本日発売の、ほしよりこ著「きょうの猫村さん」最新第3巻を、書店にて購入。

 2月26日の日記に書いたように、前巻から1年10か月ぶりの発売だ。まあ、一日1コマなんだから仕方ない。

 じっくり読むつもりだったが(このまんがには「じっくり」は似合わないか?)、帰宅して何気なく読み出したら、結局最後まで読み干してしまった(笑)。

 一読して思ったのは、本当に絵が上手くなったな〜ということと、ずいぶんと猫村さんが"人間がましく"なったということ。まあ"猫"という記号を外してしまえば、見事にその辺の(かなりピュアな思考の)家政婦さんとなんら変わりないワケだけれど。"猫"であることで、猫村さん時代錯誤的とすらいえる無垢さ、ピュアさが厭味なく伝わり、この話のおかしみが醸し出されているのだろうな。

 それでも、時に哲学的とさえ思ってしまうやり取りを交えながら、猫村さんは己を取り巻く人間関係の現実(?)に戸惑い、何とか折り合いをつけようと四苦八苦するワケで。もしかしたら、この話は、猫村さんが"猫"から"人間"へと変貌してゆく物語だったりして!?

 ……もう何度か読み返してみよう。

(写真は、我が家の朝食の食卓。3月16日撮影)

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Thursday, 20 March, 2008

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[]First Day of Spring

 今日のGoogleトップページのロゴが、春らしい装いの特別ロゴになっている。ロゴをクリックすると、"first day of spring"での検索結果が出てきた。

 どうやら英語圏では、今日のことを"First Day of Spring"と呼ぶようだ。知らなかった〜。

 日本では今日は、言うまでもなく「春分の日」。昼の長さと夜の長さが同じ日だ。「春分」というと、なんとなく「春を分ける」=中間点みたいなイメージを感じてしまうが、英語圏の人々にとっては、昼と夜の長さが同じになってようやく「春の始まり」になるらしい。緯度や気候の違いがあるのだろうか。日本だと旧暦との絡みもあるしな。言葉のニュアンスの違いから、こういう文化的な差異を考えてみるのって、けっこう面白くて好きだ。ちなみに、「春分点」は英語で"Spring Equinox"と呼ぶらしい。

 まあ現実の気候感では英語圏のほうに近いわけで、日本でも3月はまだまだ三寒四温の真っ最中だ。今日などはさしずめ三寒四温の「三寒」のほうで、とても寒い。雨も降っているし。特に予定がないのをいいことに、今日は自宅でのんびりと過ごした。まだまだ寒い日は、こたつに入ってぬくぬくしたり暖かいお風呂に入って温まるのが、この上ない幸せだ。

 それにしても、木曜日の祝日というのは、なんか週の真ん中でのんびりできるのでいいよなあ。ハッピーマンデーが増えてしまったせいで、こういう週の半ばの祝日が、ホント少なくなってしまった。ハッピーマンデーにもいいところがないではないが、3連休にしたいなら月曜なり金曜なりを有休とかで自分で休みにしてしまえばいいわけだし、どちらかというと迷惑なことのほうが多い気がする。なんか「さあ出かけて金を使え」っていう狙いが見え見えだし(笑)。それより、こういう水曜や木曜の祝日のほうが、国民としては本当に意味での「休日」=休養日になっていいと思うのだがなあ。まったく「お上」の考えることというのは……。

(写真は、昼食にいただいた、美味しい美味し〜い「ほうとう」)

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Wednesday, 19 March, 2008

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[]ロンドン行きたい

 今年の9月30日から上野国立西洋美術館で開催が予定されているヴィルヘルム・ハンマースホイVilhelm Hammershøi(Vilhelm Hammershoi)の(もちろん日本初の)回顧展があることを知り、ハンマースホイが大好きな私は狂喜乱舞したのは2月19日の日記に書いたとおりだが、ひと足お先にロンドンのロイヤル・アカデミーRoyal Academy of Arts, Londonでもハンマースホイの回顧展が開催されるらしい。"Vilhelm Hammershøi: The Poetry of Silence"なんていうステキなタイトルがつけられている。

 これまたmixiハンマースホイコミュニティで知った情報なのだが、会期は6月28日から9月7日までの予定とのこと。国立西洋美術館のほうの会期が9月30日からだから、このロンドンの展覧会で展示された作品が上野に来る可能性はけっこう高いかも。ということは、まあ上野での展覧会に行けばよいのだろう。

(追記:Royal Academy of Artsの展覧会ページをよく読んだら、「これはRoyal Academy of Artsと東京国立西洋美術館(と日経新聞)の共催です」と書かれてあった。ということは、展示される作品はほとんど同じだろうな)

Vilhelm Hammershoi 1864-1916: Danish Painter of Solitude and Light (Guggenheim Museum Publications)Vilhelm Hammershoi: and Danish Art at the Turn of the Century

 が、ロンドンかあ……。魅力的だなあ。言うまでもなく英国フリークの私は、ロンドンはもちろん大好きだが、ハンマースホイの回顧展が観られるというおまけがつくのなら、いっそう行きたい気持ちが強まる。英国はもともと今年の夏の旅行の候補のひとつなのだが、これで一気に現実味を帯びるか〜?

 あ、もしロンドンで観たとしても、もちろん西洋美術館のほうも絶対行きますが。

(写真は3月16日、西洋美術館前庭にて撮影)

Tuesday, 18 March, 2008

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[]銀歯

 夕食後にお菓子を食べている最中に、10年くらい前に詰めた銀歯が取れてしまった。

 永久歯になってからというもの、私の歯は幸いにして妙に虫歯に強く、30年近くほとんど虫歯とは無縁なのだが、一度だけ、10年くらい前にすごい大虫歯になってしまったことがあった。歯と歯の隙間から侵食していたために検診でも全然発見されず、妙に痛みが沁みるので歯科医でレントゲンを撮ってもらってようやく発覚。その時には、歯の外側は完全に残っているのに、内部がほとんど空洞になっていしまっていた……。だから、処置後の銀歯も「詰めた」というよりは、歯がほとんどなくなってしまっていたので「銀製の歯をくっつけた」というのに近かった。

 それがいきなりポロリと取れてしまったのだから、大ビックリ。ひとつ歯が抜けてしまったのと同じ状態だから、ぽっかりと歯ひとつ分の隙間ができてしまった。神経は虫歯治療のときに抜いてしまったので痛みとかはないのだが、やたらと気になって仕方ない。衛生上の不安や虫歯もあるし再発なども怖いので、早く歯科医に行かねば……。

 それにしても、ネットで検索して初めて知ったのだが、銀歯って寿命があるのね。知らなかった……。

(写真は一昨日、上野公園にて撮影。早々と咲いている桜がありました。寒桜なのかな?)

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Sunday, 16 March, 2008

studio_unicorn20080316

[]女神降臨。

 昨日に引き続き、今日も天気が良く、暖かい一日。すっかり春の訪れを感じる日になった。

 そんな暖かな午後、妻とはるばる上野へ行き、国立西洋美術館を訪れる。世田谷から上野へ行くのはけっこうな距離があり、時間もかかるので、かなり気合い(?)を入れないとなかなか来る気になれないのが正直なところ。それでも今日は、がんばってはるばる(笑)やってきました。上野公園も、来週あたりから予想されるお花見シーズンの準備が整っている様子だ。

 お目当ては、国立西洋美術館で開催中の企画展「ウルビーノのヴィーナス 古代からルネサンス、美の女神の系譜」。ティツィアーノTiziano Vecellioの名画「ウルビーノのヴィーナス」が見たくて、わざわざ前売チケットを購入してあったのだ。

 この絵はフィレンツェFirenzeのウフィツィ美術館所蔵とのこと。が、ウフィツィには少なくとも3回は行ったことがあるのだが、この絵を観た記憶が全くない……(笑)。綺羅星の如く名作が溢れている(笑)ウフィツィでは埋もれてしまうのかな? あと、ウフィツィはフィレンツェにあるので、どうしてもフィレンツェトスカーナの画家たちのルネサンス作品(特に初期ルネサンス)を熱心に観てしまうあまり、ヴェネツィアの画家であるティツィアーノなどの作品の存在がやや軽くなってしまう(ある意味「外様」という感じか)、というのはあるかもしれない。

Titian's 'Venus of Urbino' (Masterpieces of Western Painting)なにも見ていない―名画をめぐる六つの冒険

 でも今回、じっくりと鑑賞してみると、やっぱり素晴らしい絵だ。非常に美しく、かつ非常に「やらしい」。かつて読んだ「なにも見ていない」(この作品を見た人は、この本は必読!)の中で、美術史家のダニエル・アラス氏はこの作品の論を始めるに当たって「秘部をさすりながらこちらを見ているピンナップ」という、あえて挑発的な表現を用いているが、言われずとも、そのまなざし・その手つきは、老若男女を問わず観る者に誘いかけている。ヴィーナス(なのか注文主の奥方か愛人なのか)のポーズそのものは師ジョルジョーネの名作「眠るヴィーナス」(だったっけ)からの転用(秘部に手を置くところまでも同じ)なのだろうが、こちらはルネサンスの裕福な家の室内に舞台を置き、背景に使用人までも描いてしまうことによって、なにか「聖と俗」を併せて表現しようとしたのではないかと思えてしまう。

 いずれにせよ、いつまでも観ていたい素晴らしい作品なのは間違いない。裸体の表現、室内の描き方、ヴェネツィアルネサンス絵画らしい濁りのない空間表現、どれもとてもいい。今度ウフィツィ美術館に行ったら、忘れずにこの作品を観るようにしよう。

 惜しむらくは、この作品の「お供」として展示された他の作品が、イマイチ魅力に欠けていたことだ。まあ、あくまで「ウルビーノのヴィーナス」の"おまけ"として貸し出されたものなのだろうから、止むを得ないか。それでも、単なる"おまけ"に終わらせず、古代からルネサンスにかけてのヴィーナス(アフロディーテ)の表現の変遷や、「アドニスの死」や「パリスの審判」などのヴィーナスに関連した主題の図像研究など、よくリサーチ・構成されており、西洋美術館の学芸員が、単に名作に寄りかかって手抜きをせずに、ひとつの展覧会として成立させようといい仕事をしているな、と感じさせる好印象の展覧会であった。

 さて、帰り際にインフォメーションデスクに寄って「9月からのハンマースホイ展のチケットはまだ売っていないんですか!?」と勢い込んで訊いたが、さすがにまだでした〜(笑)。まあ、次の「コロー展」のチケットでさえ売り出したばかりなのに、さらに次の、半年後の展覧会なんてさすがに早すぎるな。ホントに、ものすごく楽しみなんだけれどなハンマースホイVilhelm Hammershøi(2月19日の日記参照)。

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Saturday, 15 March, 2008

studio_unicorn20080315

[]「はる*さき」展

 所用がてら妻と自転車祖師ヶ谷大蔵へ行き、「Orange County」というギャラリーカフェで、画家の友人・五位野健一さんのミニ個展「はる*さき」展を観る。

 作品のコンセプトとしては、昨年1月におこなわれた「ふゆ*きた」展の続編といったところか。あの時と同じように、筆数を極力減らした小さな作品が、カフェの壁面に整然と並んでいる。ただ前回のはブルーを基調とした冬景色だったのに対し、今回はタイトルに相応しくイエローと黄緑を基調にして、車窓からの春の原野の印象が綴られている。どれもかわいらしくて素敵な作品ばかり。楽しく拝見することができた。

 五位野さんとはすれ違ってしまい、今日はお会いできなかった。作品の感想を直接お伝えできず残念。またぜひ機会を作ってお会いしましょう>五位野さん。

 会場になった「Orange County」も、手作り感が満ち溢れた、小ぢんまりとナチュラルな雰囲気が素敵なカフェだ。1年ちょっと前にオープンしたとのこと。ギャラリーカフェクレープスタンドを併設しているので、クレープだけ買って帰ることもできるお店だ。展示スペースは店内の壁ひと面だけなのだが、これがけっこう広くて、アイディア次第では面白く展示できそう。カフェとしても展示スペースとしても、けっこう気に入った。私もこちらで展示させていただこうかな。

 「はる*さき」展は今月31日まで開催中です。

(写真は成城にて)

[]今日もワイン

 昨日は少々飲み足りなかった感があったので、今日の夕食もワインめし(笑)。

 昨夜はパスタがメインだったので、今晩は押し麦のリゾットをいただいてみた(下の写真)。実に美味しい。

20080315

 ワインは、初めて成城の酒店「笹屋酒店」で買ってみたワイン。ジンファンデルが安く売られていたので、さっそく買って飲んでみました。"Painter Bridge"というカリフォルニアワイン。ジンファンデルらしい甘味のある、とても美味しいワインだった。

 それにしても「笹屋酒店」、店主さんがソムリエだっただけに、ワインの品揃えがとても充実している。安いものも多いし、また買いに行ってみよう。

GoikenGoiken 2008/03/20 11:21 ご来場ありがとうございました。
せっかく来て頂いたのにすれ違いで残念・・またぜひお会いしましょう。

カフェですが、地元というお手軽さを差し引いても、おすすめです。
1ヶ月間無料で売上マージンなしの条件は、カフェとはいえ破格ですしね。

展示搬入の際はぜひお声かけてください(^_^)お手伝いします。

studio_unicornstudio_unicorn 2008/03/20 13:15 こちらこそ、素敵な展示を見せていただき、ありがとうございました。
確かに魅力的なカフェですよね……ちょっと思案中です。やる場合は、もちろんお声をかけさせていただきます(笑)。
近々ぜひお会いしましょう!

Friday, 14 March, 2008

studio_unicorn20080314

[]週末イタリアン

 本日の夕食は、嬉しい週末ライトイタリアンディナー。

 どれもこれもお酒が進む味で、けっこういいペースでワインを飲み干してしまった。最近はワインが余ってしまうことも多かったが、今日はむしろ足りないくらい(笑)。

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Thursday, 13 March, 2008

studio_unicorn20080313

[]手作りデザート

 夕食後に、妻が手作りしたデザートをいただく。

 今日の手作りデザートは、ココナッツミルクゼリー。

 ココナッツミルク寒天と牛乳を混ぜて作ったとのこと。所々やわらかくて所々固まっている、ヴァリエーションに飛んだ食感がなかなか面白い。

 よく冷やしておき、食べるときには、作り置きしてあるラムレーズンを載せ、メープルシロップをかけていただいた(写真)。ココナッツミルクのコクとラムレーズンやメープルシロップ甘味がよく相俟って、とても美味しい。

 これからの季節には、ひんやりデザートがいっそう美味しい。

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Wednesday, 12 March, 2008

studio_unicorn20080312

[]お引っ越し

 本日は所用で仕事を休み。

 午後の後半〜夜にかけて、昨日届いた新しいMacBook Proのセットアップと、今まで使っていたPowerBookからのデータなどのお引っ越し作業などをする。

 2台のノートパソコンをダイレクトに繋げて設定やデータを引き継ぐこともできるようだが、私はそれをせず、今までのPowerBookのデータと設定を一度外付けハードディスクバックアップしてから、そのハードディスクから新しいMacBook Proにデータや設定を移した。多少余計な手間はかかるが、なんとなくまっさらな状態のまま使い始めてみたかったのだ。

 Power PCを搭載したPowerBook(最終型)とCore2Duoを搭載したMacBook Pro(現時点での最新型)。アルミのミニマルな筐体のデザインが同じこともあって、一見したところ何も変わっていないように見える(筐体のサイズの微妙な違いなど、細部はけっこう異なる点も多いのだが)。だが、わくわくしながらMacBook Proを初めて起動してみると、実に快適に、ストレスフリーにさくさくと動作するのに感心。速い! さすがはIntel Mac。こうでなくては長いものに巻かれてIntelにした意味がないよなあ。終了動作も今までとは比べ物にならないほど速く、あっという間にシャットダウンする。やっぱり3年近くもたつと、長足の進歩が見られますなあ。ディスプレイの液晶も明るく見やすくなっているし、その他細かいところでいろいろ改善されているようだ。

 今日一日では、すべてのアプリケーションをセットアップできなかったので、今度の週末に持ち越し。一番の問題はAdobeCreative Suite。本当はIntel Macに完全対応したCS3が欲しいところだが、(アップグレード版でも)高価なのでおいそれと気軽に買えない。とりあえず手持ちのCS1を入れておくとするか。でも、いずれはCS3を手に入れないとなあ。

(写真はMacBook Proのうっす〜い外箱)

あだあだ 2008/04/06 00:58 はじめまして。
たまたま調べ物をしていたら、オっ!!と思い書き込みさせていただきました。

実は私もPowerBook最終からMacBookProへの乗り換えを考えています。
でも、Cs3は高くて手が出せないです。。。
Cs1を持っているのですが、非対応だから固まったり、色々不具合があると聞きました。

Core2Duo搭載MacBook ProでのCs1の使用感はどうですか?
感想、助言をよろしくお願い致します。

現在私は、os9単独、イラレ8,フォトショップ6を使用しています。

studio_unicornstudio_unicorn 2008/04/06 19:08 あださま、いらっしゃいませ。コメントありがとうございます。よろしければ、また覗いてみてくださいませ。
私は、本文にあるとおり、とりあえずCS1を入れて使っています。まだあんまり頻繁に使っていないのですが、Photoshopは前のPowerBook最終形とそれほど変わらないようです(むしろちょっと早く感じます)。逆にイラレはかなり重く感じます(まあ、前のでも相当重かったですが……)。幸いにしてフリーズの憂き目に遭ったりはしていませんので、とりあえず問題はないのかな、と思っています。
しかし、Adobe製品以外のすべてにおいて、格段に早く快適なのは間違いないです(特に起動と終了)。それだけでも機種変の価値はあるような気がします。
もう少し使ってみて気づいたことがあったら、また書いてみますね。

あだあだ 2008/04/07 01:58 情報ありがとうございます!

Photoshopは特には問題ないようですね。イラレが重いということですか。。

今月中にはニューマシンをゲットしないと今のマシンが壊れそうなので、ギリギリまで色々検討します!

また覗かせていただきますので、またよろしくお願いします。

studio_unicornstudio_unicorn 2008/04/07 02:30 大してお役に立てない情報で申し訳ありません、
やっぱり大きい買い物だと思うので、十分に納得して購入されるのが一番だと思います(すべて望みどおり、とは行かないでしょうが)。よき買い物をされますように。
またいらしてくださいませ。こちらこそよろしくお願いいたします。

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Tuesday, 11 March, 2008

studio_unicorn20080311

[]MacBook Pro届く

 アップルストアApple Storeで注文していた新しいMacBook Proが、本日届く。

 私がアップルノートパソコンを手に入れるのはこれで4台目だが、Apple StoreMac本体を購入するのはこれが初めてだったりする。せっかくApple Storeを利用するので、ちょっとだけカスタマイズした注文をした。が、カスタマイズだと発送が海外からになってしまって、届くのにけっこう日数がかかってしまった。まあ、仕方ないか。私にとって初めてのIntel Macである。

 今回購入したMacBook Proのシステム構成は以下の通り。

 外箱がとても薄いのにびっくり。PowerBookのときの箱の半分くらいしかない。やればできるじゃんアップルも。

 今日は帰宅が夜遅かったので、とりあえず箱を開けて眺めるだけでおしまい。セットアップは明日やるとしよう。

(写真は有楽町フォーラム近辺にて。3月8日撮影)

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Monday, 10 March, 2008

studio_unicorn20080310

[]新しい炊飯器

 週末に無印良品有楽町店で購入した炊飯器が、本日我が家に届いた(写真)。送料無料サービス期間中だったのでラッキーだ。

 結婚以来12年近く使い続けてきた炊飯器が、さすがに長期の使用でガタが来てしまい、新しい炊飯器を購入する必要があったのだ。家電量販店にも行っていろいろ見たのだが、結局ご飯がちゃんと炊ければそれ以上の機能は炊飯器には求めないことを確認。そうなると決め手は我が家のインテリアに合うデザイン、ということになる。当然、余計な色がなく白一色のシンプルで優れたデザインの無印良品炊飯器(1リットル炊き)に軍配が上がったという次第。

 というわけで、新しい炊飯器でさっそく妻がご飯を炊いてみた。普通に美味しく炊けているようだ。今日の夕食は野菜がたくさん入ったキーマカレーだったのだが、もちろん美味しくいただけた。よかったよかった。

 今まで使っていた炊飯器には、ほんとうに「ごくろうさま」だ。あちこち故障しながら12年近くも、よくがんばってくれたなあ。感慨&感謝。

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Sunday, 09 March, 2008

studio_unicorn20080309

[][]Cafe Lotta

 昼過ぎに、所用で妻と自転車に乗って松陰神社駅前へ。

 さっさと所用を済ませ、さてお昼をいただこうと、駅前のちょっとレトロでちょっと鄙びた雰囲気の商店街を歩く。

 本当は前に一度行ったカレー店「マシバシイネツルカモ」にもう一度行きたかったのだが、残念ながら今日は定休の第2日曜日。それでは……と、「カフェ・ロッタ」Cafe Lottaに入る。

 このカフェに入るのはずいぶんと久しぶり。古い民家を改装した、ナチュラル系の内装のかわいいカフェだ。今日は昼ご飯目的なので、飲み物は頼まずに特製のカレーライスだけを注文。日替わりの丼ものも気になったのだが、今日はカレーにした。

 このカフェらしくかわいく盛られたカレーライス(写真)。よく煮込まれた野菜が大きなカタマリでごろごろ入っているのが楽しい。カレーの味も美味しく、見た目よりボリュームたっぷりで満足。

[][]Balboa Caffe

 夜は、妻と私の両親と下北沢へ。

 一昨年4人でフランスを旅行したときにパリでお会いした、父の知り合いでフランス人の方と結婚してパリに住んでいるMamikoさんが日本に一時帰国しているので、お会いして夕食を共にすることになっていたのだ。

 会食に妻が選んだ店は「バルボアカフェ」Balboa Caffe。下北沢南口の通りをひたすら歩き、茶沢通り沿いにあるイタリア料理店だ。イタリアというよりはパリの古いビストロを彷彿とさせる、レトロな店内の雰囲気が素晴らしい(写真が撮れないほど薄暗いのが玉に瑕だが)。もちろん出される料理もワインも、どれもとびきり美味しいものばかり。特にパスタ料理は5人で4皿食べたが、すべて本当に美味しかった。たらふくいただいても値段はリーズナブル。なかなかのお店だ。

 2年近くぶりくらいにお会いしたMamikoさんとは、パリの話・東京の話などなど、四方山話に花が咲く。楽しいひとときでした。また日本に帰国の際には、ぜひお会いしましょう>Mamikoさま。こちらからもまたパリにお伺いできるといいのですが……。

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Saturday, 08 March, 2008

studio_unicorn20080308

[]黄金の羅針盤

Golden Compass (Score) - O.S.T.

 晴天好日。銀座に来ると、温暖な気候に誘われてか"銀ブラ"を楽しむ大勢の人でごった返していた。

 妻と一緒に、有楽町マリオンの丸の内ピカデリーで「ライラの冒険 黄金の羅針盤」"The Golden Compass"を観る。

 大好きな小説などの映画化ものには裏切られることが多いので(笑)、原作ファンの私としてはあまり期待しすぎないようにしていた(2006年8月18日の日記2008年2月25日の日記参照)のだが、それがよかったのか(?)、けっこう面白く観ることができた。よかったよかった、せっかくお金を払って観る映画がつまらなくなくて。偏狭で頑迷な米国を別にすればこの映画は大ヒットだそうだし、日本でも好調な出だしのようだ。

 なんといってもこの物語世界の最大のポイントは、守護精霊にして魂の一部でもある、動物の姿をしたダイモンの存在なのだが、その見せ方はそこそこ上手く行っていたと思う。ライラのダイモン「パンタライモン」がかわいい〜。よろいグマのイオレク・バーニソンも恐ろしく強いけれど、やっぱりかわいい〜。動物の姿をしたダイモンたちやよろいグマが多数登場するために、まるで「動物ファンタジー映画」の様相を呈していたりもする(笑)。

 また、映画に登場する飛行船や乗り物の優美な造形(宮崎駿アニメに登場しそうな、ちょっとレトロな雰囲気の機械ものが多い)、現実世界と微妙に異なる都市の造形などがいい感じに作りこまれているのもよい。まあ全編に満ち溢れるブリティッシュ・イングリッシュを聴くだけでも満足だったりするが。

黄金の羅針盤 (ライラの冒険シリーズ (1))

 それにしても、映画のラストをここで切るか〜、と原作既読の身としてはちょっとびっくり。原作1巻のラストまでたどり着かぬうちに、映画のほうは終了するのだ。ふーん。でも、私としては、ちゃんと1巻のラストまで入れて終わらせたほうが、世界全体の謎に踏み込んだクライマックスになったと思うな。そこが惜しかった、かな。

 もうひとつびっくりしたのは、エンド・クレジットで流れる映画の主題歌をケイト・ブッシュKate Bushが歌っていること。しかも歌詞の内容がライラに呼びかけるような、直接映画の中身につながったものだったので、余計にびっくり。あまりそういう、明らかにキャンペーン的な活動はしない人だと思っていたので、かなり意外だった。歌そのものは非常に美しいものだったけれど。

 さてさて、第2部「神秘の短剣」は、果たして映画化されるのだろうか。ひとつ観てしまうと、続きもやっぱり気になってしまうのが人情だ(といっても原作はすべて既読なので、大体の話は知ってしまっているのだが)。

 映画を観たあとで、近くの三越銀座店で開催していた「ライラの冒険の世界展」を観てみた。映画の中でダコタ・ブルー・リチャーズDakota Blue Richardsやニコール・キッドマンNicole Kidmanダニエル・クレイグDaniel Craigなどが着用した衣装や、黄金の羅針盤などの映画で実際に使われた小道具などが展示されていた(写真)。映画を観た直後だったので、なかなか興味深かったな。ベアブリックのライラとイオレクが欲しくなって買ってしまった。満足。

[][]久しぶりに「しがらき」

 夕食は、桜新町駅近くのダイニングバー「しがらき」で。夜遅くなっても美味しくいただきたいときには、大変重宝するお店だ。それでも、この店を訪れるのは久しぶりだ。

20080308

 シェフオススメのワインを飲みながら、上の写真のようなおいしいパスタをいただく(ちなみに、これは豚肉のトマトソーススパゲッティ)。至福のミッドナイトめしだ。

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Friday, 07 March, 2008

[]またECMばっかり

Music for FilmsRomaria (Ocrd)Sym 39/45/Chamber Sym 1

 HMVオンラインで注文してあったCDが、本日届く。3枚購入したのだが、現在HMV輸入盤を3枚以上買うと25%ディスカウントしてくれるうえに、今回はたまっていたHMVのポイントを使って買い物したために、支払い金額はゼロ。まあ、それだけ今までHMVで買い物をしてきたということなんだけれどね。買うのはポイント3倍の日だけ、とか工夫はしていたのだけれど。

 今回も購入したのはECMのCDばっかり。そのうち2枚はクラシックラインの"ECM NEW SERIES"のもの。残りのエレニ・カラインドルーEleni Karaindrouの"Music For Films"にしたって、ほとんどクラシックというべき内容だが。

 ECMのCDは、中身ももちろんだが、ジャケットの写真がどれも素晴らしい。ええ、半分ジャケ買いですもの(笑)。

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Thursday, 06 March, 2008

[]APP縛り

StereotomyTurn of a Friendly CardVULTURE CULTURE

 夜、仕事から帰宅すると、リヴィングではアラン・パーソンズ・プロジェクトThe Alan Parsons Project(APP)のアルバム"Vulture Culture"が流れている。

 おや、最近聴いてなかったなと思っていると、妻が「春が近づくと、なんかアラン・パーソンズ聴きたくなるんだよね」と。げに、その通り。私も春に聴くのに相応しいアーティストを挙げるとしたら、まずはやっぱりAPPだなあ。あのメロディアスで優しいサウンドが、春の穏やかな雰囲気に合っているのかな。春なら、あとエイジアAsiaだな。

PyramidI RobotEYE IN THE SKY

 というわけで、なんか気分が乗ったので、春を待つ季節に相応しく"APP縛り"してみた。妻とこたつにもぐりこんで「おうち居酒屋」をしながら、"Vulture Culture"、"The Turn Of A Friendly Card"、"Stereotomy"、"Eye In The Sky"、"I Robot"そして"Pyramid"と、アルバム6枚をたて続けに聴いた。

 APPのことは何度かこの日記でも話題にしたが(2007年1月15日の日記など)、やっぱりいつ聴いてもいいねえ。70〜80年代の懐かしさを感じさせつつも、今聴いても斬新な部分がたくさんあって、ちっとも古さを感じさせない。かつポップでメロディアス、ドライかつロマンティック。また、低音の再現力がいいBoseのCompanion 3(リヴィングではこれで聴く)で聴くと、いかにAPPのアルバムの音が良いかがよく分かる。さすが"音楽職人"の集団だ。

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Wednesday, 05 March, 2008

studio_unicorn20080305

[]ピリ辛肉じゃが

野菜だより

 本日の夕食には、「ピリ辛肉じゃが」というものが出てきた(写真)。

 私が無類のじゃが芋好きなので、肉じゃがはよく妻が作る料理のひとつ。だが、今日出てきたのはいつもと違って、ピリ辛な味つけだ。

 妻が愛用している高山なおみさんの2冊のレシピ本のうち、「野菜だより」のほうに収録されていたレシピをアレンジして作ったそうだ。

 レシピでは辛みは一味唐辛子を使うのだが、我が家には一味唐辛子がないので、代わりに、私の両親が昨年東欧に旅行した時の土産にもらったパプリカパウダー<辛口>なるものを入れてみたとのこと。そのためか、マイルドな辛みなので食べやすく、とても美味しい。ご飯もお酒も進む味つけで、すっかりお腹いっぱいになった。

 レシピ通り一味唐辛子を使ったら、もっと激辛な味になるのかな。

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Tuesday, 04 March, 2008

studio_unicorn20080304

[]ベル博士

 昨日のGoogleのトップページのロゴが、ベル博士のイラストをあしらった特別なロゴになっていた。

 電話の発明で有名なアレクザンダー・グラハム・ベル博士Alexander Graham Bellは、1847年の3月3日生まれだったらしく、彼の誕生日にちなんだ特別ロゴのようだ。

 毎年恒例のホリデーロゴや、ヴァレンタインオリンピックなどの「定番もの」はまあ特別ロゴが出ることが予想されるのだが、今回のこのロゴや先日のレゴブロック50周年のときのロゴ(1月28日の日記参照)などのような、思いがけないときに偶然目にするロゴは、なんだか「見ることができたのが嬉しい」気分になって、ちょっと得したような感じになるな。

 これだけ携帯電話が一般化して、しかも日本では電話以外の使い方のほうが主になっている人も多い現代の様子を、もしベル博士が目にすることがあったとしたら、自分が発明したものの「成れの果て」(?)に対して、どんな感想を抱くのだろうか。

ワトソン君、ちょっと来てくれたまえ!」と興奮するのかな。

(写真は、一昨日皇居のお堀近くで撮影)

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Monday, 03 March, 2008

studio_unicorn20080303

[]春を待つ季節

 今日は桃の節句雛祭り

 右の写真のお雛様は、先日湯布院を旅行した際に、旅館「亀の井別荘」のショップ「鍵屋」で購入したもの。なんとも素朴で愛らしい表情と、2人寄り添った雰囲気がとても気に入っている(この写真自体は、2月9日に撮影)。

 3月に入るのを待っていたかのように、寒さが緩み始めて気候が少し穏やかになったような気がするし、空気が少し湿気を含んで暖かくなってきたようにも感じる。梅や沈丁花など、花の香りが少しずつ空気の中に混じってきている。

 春の到来を予感させるような、ここ数日だ。

 寒い冬も好きなのだが、この少しずつ空気が緩んで春へと向かってゆく季節も、何か新しい始まりを迎える前のような、ちょっとワクワクさせるような気分になってきて、これはこれでとても好きだ(幸い花粉症とはまだ縁がないし)。

 春を待つ季節、である。

[]雛祭りの食卓

 雛祭りの、食卓のしつらい。

20080303a

 食卓も、リネンのテーブルクロスの上にリネンのマットを敷いて、ちょっと改まった装いで。

 「しつらい」はもともと「室礼」と書く(当て字という説もある)。室内での礼儀、でもあるのだ。季節の節目でもある「節句」には、改まった気持ちの礼儀を示し、襟を正す。季節の移ろいを形に表す、日本の文化ならではの「作法」のようなもの。

おかずとご飯の本20080303b

 本日の夕食のメインは「あなごのちらし寿司」。高山なおみさんの「おかずとご飯の本」に載っていた、うなぎちらしの作り方を妻がアレンジ。

 スーパーで安かったとのことで、うなぎの代わりにあなごを使用。寿司飯に「ゆかり」がまぶしてあるのがポイントで、紫蘇の香りがかぐわしい。さらに実山椒の佃煮も混ぜてあるので、山椒の香りや味が、全体のいいアクセントになっており、飽きずに食べられる。とても美味しくて、いくらでもいただけそうなちらし寿司だ。

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 ちらし寿司に添えられたお吸い物は、鰹と昆布の出汁。さらにクレソンが入っているので、非常に複雑かつ奥深い香りが素晴らしい。

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 食後には、番茶と甘味「柚子煉り」を少々。心穏やかな、食後のひととき。

 このあと、残っていた妻の手作りティラミスも、もちろんいただきました。

sakura464sakura464 2008/03/05 09:30 ひなまつりのしつらいも、Unicornさんのお宅だととっても大人っぽい感じですね!素敵です。あなごのちらしがとっても美味しそう〜!

studio_unicornstudio_unicorn 2008/03/05 12:46 おお、sakura464さま、お久しぶりです。しばらく前から日記を再開されていらしたのですよね。コメントを書き込もうとしたのですが、なぜかできませんでした。これからもよろしくお願いいたします。
たまにはこうして襟を正して改まる、というのも、生活にメリハリがつしたような気がしていいものです。sakura464さまのお宅ではいかがでしたか?

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Sunday, 02 March, 2008

studio_unicorn20080302

[]わたしいまめまいしたわ

 妻と都心へ。休日に皇居周辺へ出るのは、本当に久しぶり。天気もそこそこ良く、行き交う人も少なめでのんびりした雰囲気が漂い、とても気持ちがよい。

 東京国立近代美術館で開催中の企画展「わたしいまめまいしたわ 現代美術にみる自己と他者」を観る。

 この美術館に来るのは本当に久しぶりだ。もしかしたら大学生の頃以来、15年ぶりくらい来ていないかもしれない。大学生の頃はこの美術館も、さまざまなメジャーで大規模な企画展をよくやっていたので、カンディンスキーマグリットやルドンなどの展覧会に来たものだった。が、近年は方針が変わったのか、そうした企画展はあまり催されてこなかったように思う。というわけで久々の来訪だ。しかも、今日は嬉しい無料観覧日。まあ、もともとの観覧料も安いのだが、せっかく無料で見られるのだから利用しない手はない。

 「わたし」と「社会」、「自己」と「他者」の認識の変化や"ゆらぎ"のようなものを、国内の3つの国立美術館の収蔵品からテーマに沿って選んで展示するという企画である。なんだか久しぶりにこういう、企画意図というか「テーマ」のようなものを前面に押し出した展覧会を観たような気がする。「わたしいまめまいしたわ」なんていう人目を引きそうなタイトル付けや、記号を多用したピクトグラムの多用、さらに考え抜かれたあとが伺える展示方法など、関わった学芸員の力の入れようが伝わってくるような、観ていてなかなか楽しい展覧会だった。絵画、写真、彫刻、インスタレーション、ヴィデオなど多様な作品が並ぶ。

 近代の巨匠たちの自画像群の展示から始まり、いきなり"変身アーティスト"澤田知子さんの、大量の変装証明写真がずらずら〜ちまちま〜と並んでいて圧倒される。また若くして亡くなった写真家牛腸茂雄さんの「SELF AND OTHERS」シリーズ全60点が一堂に展示されていたのも見応えがあった。ラスト近くの、高嶺格さんの人を食ったようなヴィデオ作品もへんちくりんで面白かったな。

 企画展をけっこう時間をかけて観たので残り時間があまりなくなってしまい、常設展は駆け足でざっと観る程度になってしまってちょっと残念。常設展も、3フロアに渡って充実した展示がなされており、こちらもまた機会があったらじっくり観たいものだ。最近、けっこう常設展が好きな私であった。

(写真は北の丸公園外のお堀端にて)

[][]手作りティラミス

 昨日の夕食でいたいた妻の手作りティラミス。本日の夕食後にもいただいた。

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 こうしてココアパウダーをかけて皿に盛ってみると、本当にこのままレストランに出してもおかしくないくらいの出来だな。味も素晴らしいし。

VanilleVanille 2008/03/05 22:57 いつもいつも本当に美味しそうな物ばかり登場しますねえ。まるで「トラットリアUnicorn」という感じです。
ところで近代美術館の企画展、おもしろそうですね。タイトルの「わたしいまめまいしたわ」って上から読んでも下から読んでも同じなんですね。よく考えてますよね。無料観覧日はもう終わってしまったけれど、私も今週末出掛けてみようかしら?

studio_unicornstudio_unicorn 2008/03/06 12:34 我がトラットリアにぜひぜひおいでませ(笑)。お待ちしておりますよ。
近代美術館の企画展、無料でなくても420円と安いので、気軽に観に行ってくださいませ。面白いですよ〜。今度の週末までですので、お見逃しなく!

milk-coffeemilk-coffee 2008/03/06 22:37 こんばんは。偶然私も先日近代美術館出かけました。私は地味な工芸館が目的でこちらの企画展は早足でしたが。「花と人形」日本の伝統工芸が美しくて素晴しかったですよー。

studio_unicornstudio_unicorn 2008/03/07 01:32 おお東京にいらしてたんですね! 楽しまれましたか?
工芸館、行こうと思ってなかなか行けない、というよりそこまで「手が回らない」んですよね。どうにも美術館で力尽きてしまうのですよ……。

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Saturday, 01 March, 2008

studio_unicorn20080301

[]焼きパッケリ

 本日の夕食は、久々に焼きパッケリをメインにしたライトイタリアンディナー。ワインを飲みながらゆっくりといただいて深夜に及び、これまた久しぶりのミッドナイトめしだった。

  • パン2種(レトロバゲット、パン・オ・ヴァン)、塩ケーキ
  • チーズ2種(サンタンドレ、ブルサンペッパー)、ドライトマトのオイル漬け
  • きのこ(椎茸としめじ)のガーリックソテー
  • サーモンのカルパッチョ サラダ仕立て
  • 焼きパッケリ・リガーテ(写真)
    • ラザニアを作る要領でミートソースを作り、ゆでた大きなショートパスタのパッケリ・リガーテPaccheri Rigatiを並べた上に、そのミートソースとチーズをかけてオーブン焼きにする。久しぶりにいただくなあ(2007年9月14日の日記参照。そのあとも昨年は一回くらい妻が作ってくれたような気がする)。とにかくミートソースの味付け具合が絶妙ですんごく美味しい! チーズの香ばしい焼き具合もパッケリのぷりっとしたゆで加減も素晴らしく、言うことなしの一品。
    • 今日はパッケリを16個使用したのでたいへんに量が多く、ひとり4個ずつ食べたところですっかりお腹いっぱいになった。ということで残りは明日の夕食でいただくことに。明日もこの美味しい料理がいただけるなんて幸せだ。バッサーノ土産のパッケリ・リガーテはあと少し残っているので、もう一回くらいはこの美味しい焼きパッケリがいただけるかな。
  • ティラミス、コーヒー
    • こちらも妻が久々に手作りしてくれた。崩れずにふんわりと形よく仕上がっており、今までの中で一番いい出来のティラミスだ。大きい器を使ったのと、卵とマスカルポーネチーズをハンドミキサーでしっかりと十分にミックスしたのが勝因だろう。ココアパウダーをかけると、まるでレストランで出てくるティラミスのような仕上がりだ。甘さ加減もとてもよく、ふわふわして本当に美味しい。これもたくさん出来たので、明日以降のデザートにも楽しめそうだ。
  • Château Montrabech Pitt 2005, Corbières

[]眼鏡っ子スカヨハ

映画「タロットカード殺人事件」オリジナル・サウンドトラックタロットカード殺人事件 [DVD]

 昼間は、午後に妻と下高井戸シネマに行き、映画「タロットカード殺人事件」を観る。

 原題は"Scoop"。それが「タロットカード殺人事件」になってしまうとは、実にセンスのかけらもない邦題だな……(笑)。2007年4月12日の日記で取り上げてからほぼ11か月たって、ロードショー公開もすっ飛ばしてようやく下高井戸シネマで観ることができた。というか、正直言って「この映画は無理して恵比寿とかでロードショー観なくても、ちょっと待てば下高井戸シネマで観られるんじゃないの?」と「敢えて」静観してしまう映画が、自分の中で増えてきてしまったのは否めない(苦笑)。いやもちろん、ちゃんとロードショーで観た映画が、あとで下高井戸シネマにかかった例ももちろん多いのだが(「鉄コン筋クリート」とか「プロヴァンスの贈りもの」とか。近い将来では「転々」がレイトショーでかかる予定)。

 「マッチポイント」"Match Point"(2007年1月14日の日記参照)に続き、ウディ・アレンWoody Allenがロンドンを舞台に作った映画の第2弾、ということになる。ウディ・アレンがすっかり惚れ込んだスカーレット・ヨハンソンScarlett Johanssonが出演というのも前作と同じ、今回は主演だ。登場シーンのほとんどで眼鏡をかけて、今までにない(?)「眼鏡っ子スカヨハ」の魅力全開だ(笑)。役柄はかなりおっちょこちょい、かつ勢いで突っ走る主人公だったけれど、やっぱりこの人は演技うまいよ。共演はヒュー・ジャックマンHugh Jackman、そしてウディ・アレン本人。この3人の演技達者ぶりが、前作とうって変わってコミカルな物語を盛り上げてゆく。実にコミカルで軽妙な映画で、楽しく観ることができた。特にスカヨハウディ・アレンの、マシンガントーク同士のやり取りは、ほとんど掛け合い漫才みたいで可笑しかった〜。

 それにしても、この映画でも、ロンドンそして英国に田舎の風景がふんだんに出てきて(舞台なのだから当たり前だが)、英国好きな我々夫婦の目を楽しませてくれ、満足させてくれる。う〜ん英国行きたいぞ。

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