私のゲームプログラミングの原点

悪い事言わないからゲームプログラミングは止めた方が良いです。
と、勧めるのはいかがなものでしょうか・・・と言われるかもしれませんが、最近は薄々そのように感じています。
ゲームソフトを作りたいからプログラミングするのは止めた方が良いです。と言う方が適切かもしれません。


かくいう私もゲームソフトを作りたいからプログラミングを始めたという口でその為にプログラミングに費やした時間、優に概算、最低でも5000時間超*1
5000時間とは1日に使える暇な時間を平均2時間と換算すると約7年なのです。


で、未だにまともなソフト一本作れないと言うのはいかがなものでしょうか・・・と言われるのも無理ありません。
私はゲームソフト作りよりもプログラミングに惹かれてしまったのです。本末転倒です。


プログラミングは確かにゲームソフト作りに自由な表現力を持たせてくれます。
ですが、それを覚える過程でプログラミングを覚える事に時間を取られてしまってはゲームソフトを作る時間を削がれてしまいます。
ましてや、ゲームソフト作りの情熱を冷まされてしまっては元も子もありません。*2


マルチメディアオーサリングツールが充実した今の時代、作りたいときにそれに見合ったツールで作る事をお奨めします。

ちょっと値がはりますが、その方が、ゲームソフトとして形を残すには合理的な方法だと今になって感じています。


さて、私のゲームプログラミングの原点は以下のURLで紹介されているKlik&Playというソフトです。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA018766/text/cnc.html
http://imasaraknp.hp.infoseek.co.jp/propaganda.html
Windows3.1や95で動くソフトです。
Windows9x系列でしか動かないと言う古すぎるソフトです。

これは素材が充実していてペタペタ配置してあとは細かい設定で動かす事ができると言うものでした。
今考えると、当時このソフトは画期的だったと思います。
手に入れた当時はまだマニュアルを読んでも意味がわからなくて使いこなせなかった覚えがあります。
このソフトやツクールと言うソフトを使用してゲームソフト制作をしていましたがTAKABO氏のスペースソルジャーを知ってからどうもこの手のコンストラクションツールの表現力に限界を感じ、プログラミングに手を染め、ゲームソフト制作の情熱はいつしかそっちの方にむけられることになるという経過を辿ってしまったわけです。

*1:参考:http://d.hatena.ne.jp/studiokingyo/20040614

*2:実際私は冷めてしまいました。