読書記録『内村鑑三 悲しみの使徒』(若松英輔)21-2018

内村鑑三とその周辺、みたいな内容だし、キリスト教をめぐる用語だろうか、その使い方がいまいち初学者には理解しがたい。すでに内村鑑三についてけっこう知っている人のための本だと思う。少なくとも自分のようにそれほどまだ知識や関心の薄い読者には響かないような感じ(完全に主観です)。そういう読者は想定していないのかもしれないが、それでもこの2018年にあえて内村鑑三の新書を出してくることの現代的な意義を期待したが、その期待には応えてはもらえなかった。一方的に、かつ勝手に期待しただけですが。