【EVOLVE】狩るか、狩られるのか。<最高の狩ゲー>その2

ではその2です。今回はハンターのクラス所謂職業についての紹介と考察を書いていきます。

ハンターのクラス
 ハンター4人にはそれぞれクラスが割り当てられる。それは「アサルト」「トラッパー」「サポート」「メディック」だ。これらのクラスは一人一つ必ず担当し、たとえばアサルト二人にトラッパー、メディックのようにどれかのクラスがないということはできない。と言うよりやればやるほど、どのクラスもいなくてはいけないと感じる。各クラスのキャラの数はDLC含め四人だ。大まかなそれぞれの役割を説明するとアサルトは敵にダメージを与え、トラッパーはモンスターの動きを封じ、サポートは攻守ともに味方の援護を、メディックが味方の回復だ。それぞれが自分の役割をこなさないとモンスターには勝てないだろう。ハンター側はとにかく連携が必須だ。このゲームの取説にも書いてあるとおり、ヴォイスチャットなどの使用を推奨しておく。
 ゲームをしていて「どのクラスが一番重要か」と感じたか、意見を述べるとトラッパーだと答える。それはなぜか?広いマップに解き放たれたモンスターはハンターをはるかに上回るスピードで移動できる。このモンスターにたいしてその膨大な体力を削りきることは不可能と言っても過言ではない。また動きを制限せず野放しにしておくとモンスターは進化してより強大になる。これでは勝てないのだ。何よりもまず見つけることから。だからモンスターを索敵してモンスターの行動範囲を制限できるトラッパーが重要だと考える。
 それでは各クラスについて詳しく話したい。
 
アサルト
 アサルトは攻撃の要だ。モンスターに対して一番ダメージを与えられる武器を持ち、相手の攻撃を一定時間無効化するPersonal shieldを装備している。基本的にこれを生かし前線に立たなければならない。Personal shieldは発動した瞬間から15秒間ダメージを受けなくなる。捕えられたり吹っ飛ばされることはあるので注意。使い方としてはできるだけモンスターを引き付けてから発動するといい。狙われた瞬間に発動させてもモンスターに攻撃対象を移されるだけだ。初心者はまずアサルトでゲームに慣れていくことをお勧めする。しかし、初心者でも役割をこなせる簡単な職業と言うわけではない。単純だからこそ奥が深い職業だと言える。
 アサルトを使っている中で思ったことはアサルトがいくら強くても正直言って勝てない。[A]モンスター側に立って言うとモンスターをやっていて一番狙う優先度が低くなるのがアサルトになる。それはアサルトがモンスターにダメージを与えることしか基本的にできないからだ。モンスターは体力を減らされるのは敗北条件に直結しているので一番避けねばならないがそれ故にこちらに攻撃をしていないハンターの方が厄介だと感じる。[B]アサルトは攻撃の要だがトラッパーやサポートの支援を受けないと十全に性能を発揮できない。この[A]と[B]がまるでウロボロスのようにアサルトの活躍を縛り付けている。

トラッパー
 トラッパーはモンスターの索敵、行動の制限が仕事だ。特にMobile arenaの成功が重要である。Mobile arenaとは一定の範囲を封鎖し中から外に出られなくなるエリアを展開するものである。このエリアにどれだけ早い段階で入れられるかが勝負の分け目と言っても過言ではない。各キャラによって索敵方法が異なっているのでそれぞれの性質を把握する必要がある。ゲームに慣れてきてハンター達を仕切りたい人はトラッパーがいい。
 個人的にはトラッパーがハンター側のチームで一番重要な役職だと考えている。ハンターたちはトラッパーがいないとモンスターを追跡する手段が非常に乏しくなりモンスターの進化を許してしまう。逆に優秀なトラッパーがいることで非常に円滑にモンスターを捕捉しMobile arenaで閉じ込めモンスターに致命傷を負わせることができるだろう。Mobile arenaを展開した後は自身のモンスターの行動を阻害できる武器をアサルトと連携しつつ使っていこう。

サポート
 サポートは状況に応じ攻守共に対応していく必要がある、ある意味上級者向けの職業である。裏を返せばやること、やれることがたくさんあり非常にやりがいのある職業ともいえる。アサルトに次ぐ火力を持ちキャラによっては索敵やハンターを守るシールドを張ることができる。やることはやる!、縁の下の力持ちタイプの人におすすめしよう。
 ハンター側としては何が何でも最後まで生き延びなければいけない職業でもある。なぜならサポートはCloaking fieldと言うものを使え、自身を中心に周囲にいるハンターを透明化させることができる。基本的にハンターは一人になるとこの透明化なしにはモンスターから逃げ切ることが難しい。だから最後まで生き延びて味方の復活までの時間を稼げるのはサポートしかいないのだ。そういう点でサポートが一番難しいと言われることが多いかもしれないが私はそうは思わなかった。いつでもやることが必ずあるぶんそれをこなしてさえいれば十分なのだ。「死んではいけない」、これさえ忘れなければ。だからこそモンスター側としては優先度の高いクラスなのだが…。

メディック
 メディックはチームの回復役である。基本的にハンターたちはメディックがいないと回復しない。逆に言えばメディックさえいれば体力は無尽蔵である。よって真っ先にモンスターに狙われやすい職業でもある。具体的な回復方法だが、Healing burstと言う自分含む周囲のハンターの体力を回復するアビリティを使う。またはそのキャラ固有の回復させるための装備だ。モンスターに対応するだけでなくハンターたちの面倒も見なくてはいけないので中々ハードなクラスだ。慣れていないとモンスターの対応に追われてるうちに味方がやられてしまうなんてことになりかねない。慣れてきて面倒見のいい人や後衛が好きなんて人にはうってつけのクラスだ。
 正直一番難しいクラスだと思われる。メディックはチーム全体、個人個人の体力管理を任されているのだ。体力が減ってる味方には即座に駆けつけ回復してあげなければならないし、いざ戦闘となれば真っ先に狙われるので時間を稼がなければいけない。最初のうちは逃げることに必死になって味方から逆に離れてしまいそのまま倒されてしまうことが多いだろう。このゲームは如何に味方と連携をとれるかがキーとなっているので味方の位置を把握し、たとえばアサルトが撒いている地雷原に逃げ込むだとかサポートの援護を受けられるような場所へ回避するだとかして逃げるのだ。

<あとがき>
 前回モンスターについても説明すると言ったな、あれは嘘だ!ってすいません、ハンターのことについて書いていたら結構長くなったので今回はここまでにしておきます。次回こそモンスターについて書きたいと思います。それではご精読ありがとうございました。