男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

第二回「のろのろ、じたばた」「のび太のおよめさん」

の二本。

いやあ、第一回目にも勝って原作志向が色濃く反映されていて面白いです。当然のように爆笑ギャグ

「青森まで行ってきたよ」

も炸裂。

個人的には

「おならはたべるまえにする」

が、キチンとおなら付で表現されていたことと、そのときの微動だにしない白しずちゃんが高ポイントでした。

のみぐすりはどうもダメらしくて、コロンになっていたので

「くすりは嫌いだよ」→「コロンはきらいだ」

という変更はあるものの(おしゃれに気を使っているような感じ…)、かなり面白いといえるんじゃないでしょうか。

ただ、「のび太のおよめさん」では、ボクの大好きなポイントが二箇所とも外されていたので少し残念でした。

一つは、スネ夫の奥さんが振り向いたときの

↑これがなかったことです。

なんというか、この壮絶な爆笑さはやはり再現が困難なのでしょうか? 結構いいタイミングで行っていたと思っていただけに、素直にやってほしかったですねえ(もしかして人権的な配慮?)。しかし、それにしてもこののび太の表情! 死ぬほど笑える。左腕の位置とか、肩の入り方とかも凄まじい。

しかも、台詞

「すごい!」

て!

女性の容姿に対する反応としては、一切の誹謗を介さない分より純度の高い衝撃的な凄みがありますねえ。面白過ぎ。


とにかく、F先生のギャグの真髄というか根本を感じるタイプのアレなので。

もう一つはノビスケの極悪描写をもうちょっと徹底して欲しかったです(「宇宙人だ!」はオリジナル共々素晴らし過ぎる思考の飛躍がたまりませんが)。あの公衆トイレに追いすがってくる場面の、中に人が居て入れないというあまりにも地に足の着いた緊張感が凄まじい原作にはちょっと演出的に追いつかなかったという感じです。(個人的にはあのコマの端から意気揚々と迫ってくるノビスケが重要で、のび太ドラえもんの極限のパニックがおしっこ漏らしそうなほど面白いんです)

あの後のボオボコ描写も若干マイルド過ぎるかなあ(でも充分か)。


来週は「どくさいスイッチ」ですって!!!

↑期待大!


↑どこまで迫れるか。