WOWOWですこし・ふしぎ
http://www.wowow.co.jp/drama/fujikof/
有料チャンネルなのになあ……
いや、初っ端からぼやいているわけではないんですが、藤子・F・不二雄先生の異色短編に関してはとにかく凄まじい傑作が多数あってですね。今回のラインナップを観る限りでは、まだまだ「逃げ」を感じるんですよねえ。
ハッキリいうと、要するにパーフェクト短編集とかを読んだ後に強烈に印象に残る作品が一本も選ばれてないだろうってことなんですよ。だったら映像化することなんて意味無いんじゃないかと思うんですね。
『カンビュセスの籤』
『ミノタウロスの皿』
『絶滅の島』
『コロリころげた木の根っこ』
『箱舟はいっぱい』
『どことなくなんとなく』
まあ、こういう衝撃作の中から一編ぐらい選んで欲しかった。
衝撃作じゃなくっても
『未来ドロボウ』
なんて超絶感動作なんか全然予算要らないのになあ……
選ばれた作品も勿論どれも面白いんですけどね。折角有料チャンネルだし地上波では放送できない作品を作れるチャンスなんだからねえ。
『流血鬼』
なんてマジで映像化されたら絶対にF先生の新たなムーブメントが生まれると思うんですけどねえ。
藤子・F・不二雄SF短編集
- 作者: 藤子・F・不二雄
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2000/07/25
- メディア: 単行本
- クリック: 99回
- この商品を含むブログ (37件) を見る