男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

『ファンボーイズ』★★1/2

サム・ハンティントン¥ 3,135 (21% OFF)
あなたのスターウォーズ愛がためされている!?
SWファンなら必見!
泣けるよ
コメディ:99位 (2010.09.28)
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「ダニエルさん」

ファントム・メナス』公開半年前の1998年秋。四人のスターウォーズファンが、末期癌の友達のためにスカイウォーカーランチに忍び込んで、完成前の『ファントム・メナス』を観ようと企む。

実に魅力的なプロットで作られた作品で、スターウォーズに限らず映画に夢中になっている人なら共感できること請け合いのドリーミーな秀作。スターウォーズネタが満載なのにも関わらず、なぜか『スター・トレック』が観たくなるという魅力もある。ははは。

観たい映画を心待ちにするのも含めて「映画体験」だと思っているので、この四人には大変感情移入できました。とにかく早く観たいんですよね。子供のころは「駄作だったらどうする?」ってのはあまり思わなかったので、それぐらいまっさらな気持ちで臨んでいたのかも知れませんね。

しかし、ウイリアム・シャトナーの老けっぷりに度肝抜かれましたよ。面影がほとんどないもんなあ。


一番笑ったのは、実はスターウォーズネタではなく、ラスベガスで女をナンパしようとしたときに、オタク話をしようとしたウインドウに釘を刺すときの「ダニエルサン」(早口で)。なんで、そこで『ベスト・キッド』やねんと思いつつ、ほんとアメリカ人は自分たちとは違う誰かに教えられて強くなるって話が好きなんだろうなあと痛感しましたよ。ヨーダとミヤギは同じ扱いなんですね。


こういう熱狂的なファンを描いた青春映画と言えば、ボクはロバート・ゼメキスのデビュー作『抱きしめたい』を思い出します。あれってDVDにならないなあ。権利の問題でもあるのかしら。

おもろい
青春もの:510位 (2010.09.28)
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