明るく生きる

明るく生きる、それは、明るい世界で生きること。明るい世界というのは、自分が明るくなるから周囲の世界が明るくなること。なぜ自分は暗いのか。それは過去の失敗と未来への不安にとらわれているから。この失敗と不安を消滅させれば今に生き、いつも楽しく明るく生きることができます。


人はなぜ失敗にとらわれ、未来に不安を抱くのでしょう。それはとりもなおさず、現時点においてそれにとらわれるに足る十分な理由があると信じているからです。ひどい言い方かもしれませんが、そのような不安感や挫折感を味わうことで、逆に安心しているのです。本当は、この世にとらわれることなど何一つとしてないのです。あるのは、将来に何をおき、過去に何をしたかだけ。そこには微塵の曇りも存在しません。


将来にこうすると決めたことは、必ず実現するものです。不安にとらわれそれに固執するからそうではないように感じるだけなのです。ですから、いつわざる気持ちを持って明るく生きてください。してはいけないことをたくさんすればするほど、偽りの心は増幅し、明るい日差しは遠のきます。したいことに正当な理由をもち、偽りの心から開放され、楽しく明るい現在を過ごしてください。


人が明るく生きるだけで、社会は根本から変わっていきます。皆さんが社会をそして当然自分を変えたいなら、明るく生きてください。こだわりを消滅させることが、明るく生きるコツです。何かにこだわっているのなら、それがそんなに重要なことか、自問してください。