ツタンカーメン展で遭った待ち地獄

大阪市営地下鉄中央線大阪港駅


最悪だった。最悪のぼったくりだった。
整理券配布で館内の混雑解消をしてるつもりだろうが、
客にすれば事実上の4時間待ちで体力が持たず鑑賞する前にリタイア。

  1. 先ずローソンで前売り券を購入。この時点で返品がきかないので4時間待ち地獄の切符を買った事になる。
  2. 現地で整理券の案内があった。始発から並んで最短1時間待ち。昼や夕方から行けば最長で4時間待ちらしい。
  3. 整理券の指定時間に並ぶ。この時既に3時間待ち。
  4. 指定時間に列に並びそこから更に約1時間ほど並ぶ。
  5. ようやく館内に入るも入場口まで更に1時間待ち。
  6. やっとの思いで入場出来ていざ鑑賞。この時点で既に2時頃。

前もってローソンでチケット購入、始発で行き朝から行って整理券を貰ってここに来るまで約4時間、
これでは整理券の意味がないし最初から3時間待ちと予告される方がマシ。
しかも何度もしつこく繰り返される入場制限の行列で体力を使い果たし、
鑑賞する頃には心身共にグッタリしていた。
館内に僅かに設置された休憩椅子は取り合いだった。

チケット2.800円は世界規模のツタンカーメン展だから仕方ないと思ったが、
あれば人件費だろう。
それくらいにスタッフが所狭しと配置されていて人員整理に忙しそうにしていた。
肝心の中身はそれほど凄い代物でもなく精々1.000円程度。
あれなら話題の京都水族館の方が良かったかもしれない。

不況の御時世に大勢のスタッフを大量増員すれば人件費がかさんで当たり前、
それを補うには高い入場券しかない。

あれならば整理券で期待させるよりも最初から何時間待ちと覚悟する方が全然楽だった。
とかにく整理券の待ち時間やら集合後の待ち時間やら実際に鑑賞するまでの待ち時間で約4時間は非常識(ディズニーみたいに看板出して予告していれば覚悟出来るが)。