MLで食事に誘う作法

えータイトルに書いた「MLで食事に誘う作法」なんてものは,普遍的なものがあれば私が是非聴きたいんだが,ないので,私が気を付けている,あるいはこれまでのところやってみて気付いた事をメモする.(全然新しい発見のない話になるような気がしますが、ご容赦下さい)


ピアノ愛好会の携帯MLは,私が強く推して作らせた.その意図は,もちろん携帯の時代になったんだから連絡を携帯ですべきだというのが第一だが,食事とかに気軽にみんなを誘えるだろうというのも大きな理由であった.しかし,最近その意図ではなかなか使われていない.無い事も無いぐらいには使われているが.

最低限の人員確保

一時期,いつ行ってもピアノ部屋に誰かいる時期というのがあった(いつかの夏休みだ).あの時は,数人がまず集まって「飯行こうか」となり,「せっかくだから他の人も呼ぼうか」ということでMLに流していた.ここでのポイントは,「呼んで,誰か着たらラッキー.来なくてもまあいいや」という気持ちで呼べたという事である.


しかし今(というか、普段)は、ピアノ部屋に行っても3人集まることはまれだし、居る人が皆食事に行ける確率となるともっと低くなる。となると、集まりを開くためには、もっと能動的になるしかない。


ここでは、「自分が誘って食事に来てくれてもおかしくない人、という条件で数人にまず声をかけてみて、確約が得られてからMLに回す」ということにする。気軽に呼べる状況を作り出すわけだ。


一般に、誰が来てくれるか全く分からない状態で、ただMLに投げて募集するのは、精神的にハイリスク過ぎる。気にしない人もいるのかもしれないが、私はそれで誰も集まらなかったら、「自分の人気の無さ」にウジウジ悩むと思う。実のところ、「話したことない人ともっと話そうよ」という趣旨なのだから、分け隔て無く募集したいのである。特定の人に声をかけるのは、気が引ける気もする。でも、その精神の防御のために、これはやらざるを得ない。できれば最小限にしたいのだが。だから、二人ぐらい捕まればもういいことにする。


「自分が誘って食事に来てくれてもおかしくない人」なんてそんなに居ないですって人も居るかもしれない。もし2人も集められないのであれば、…それは多分ML回す役としては荷が重いから止めた方が良い(笑)。逆に、そうでない人は、もうちょっと自分の立ち位置を考えて、積極性を持った方がみんなのためだ。

MLの文面

次に、MLの文面についてである。ポイントをまとめてみよう。

  1. 余計なことを書かない
  2. 出席連絡をさせる、させないの選択
  3. 確定済みの人員の告知、非告知の選択
  4. 行く店を指定する、しないの選択

「1.余計なことを書かない」
MLは全員が見るので、公共心が問われます。冗談を言うには非常にハードルの高い場です。また、一部の人にしか通じない話を書くと参加者を限定させます。


「2.出席連絡をさせる、させないの選択」
自分に馴染みのない人は、出席連絡無しだと、わずかに気楽な気がします。ただ、連絡してもらった方が幹事としては気楽です。また、メールを送ることで、決意が固まるようなこともあるような気がします。私は大抵「遅れる場合は連絡下さい」とか書きます。


「3.確定済みの人員の告知、非告知の選択」
「あの人が居るなら行く」といった人員増加のメリットがありますが…集団に偏りが感じられると、「自分の行く場じゃないかな」と思われる場合があります。私は告知しない方が多いのですが、意見を聞いてみたところやっぱり告知した方が合計人数としては集まるという意見が多いようです。今度からそうしてみますか。


「4.行く店を指定する、しないの選択」
明確な意図があれば指定しても良いでしょうが、普段はしなくても良いと思います。ただ、人を誘うわけですから、案自体は2,3考えておいた方が良いでしょうし、2,3考えたのならそれをMLに書いても良いような気がします。

集合後

この段階で、人がかなり少なかったら、何人か直で連絡してみるのもありでしょう。私が最初にML回した人だったとしたら、自分でまた連絡するのは嫌ですが…集まった人なら問題ないと思います。


集合から実際店に行くまでは結構時間がかかるかと思います。店に着いた段階で、「○○でやってます。」とかMLにもう一度流すと、もしかしたら少し人が増えるかもしれません。その際参加者を告知し直すのは…、ちょっとくどいかなーと個人的には思います。現在の人数を書く位が良いかもしれません。