バラと折り紙と数学と(川崎 敏和) - レビュー
お勧め度★★★★★
カワサキローズってご存知ですか?
川崎敏和が考案して世界に広がったので、
「カワサキローズ」。
折り紙で一輪のバラを折るものです。
特に、やわらかな和紙で折ったときなど、
本物のバラとみまがうような美しさです。
カワサキローズの折り方は、
いつくかの本に載っているようです。
私は、
「バラと折り紙と数学と」と「折り紙夢WORLD 花と動物編」
の2冊で練習しました。
これができるようになったら、ちょっとした特技です。
「バラと折り紙と数学と」は、
バラの折り方だけでなく、
折り紙の背景にある幾何学の美しさについても解説しています。
数学って美しいんですよね。
私は数学は得意ではないんですが、
大学で代数学の授業をとっていた時、
教授が数学の美しさを毎回のように説いてくれました。
大学4年間で、一番印象的な講義でした。
数学って美しい。
万華鏡をのぞいたような美しさに、
しばしば陶酔したものでした。
「バラと折り紙と数学と」の著者、川崎敏和も、
数学の美しさの伝道師といえるかもしれません。
私の宝物の一冊です。
…が、今は母にねだられて実家にあります。
「赤毛のアンの手づくり絵本」と交換してしまった感じですね。
カワサキローズの折り方自体は、
「折り紙夢WORLD 花と動物編」の方が分かりやすいかもしれません。
とにかく、一回でうまく折れるものではないので、
最初は試行錯誤の連続です。
でも、折れるようになったら、とても楽しいですよ。
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