78年から高校生がパソコン製作

 テレビ東京アド街ック」の深谷プロデューサーと談笑。深谷くんはなんと78年に高校生の時にワンキーボードというタイプのパソコン製作をしていたというのです。バックトューザフィチャーか!
 78年、自分は何をしていたか?というと、荻窪、中野の古レコード屋でシングル盤を漁り、落語の評論を読み漁り、早稲田界隈の古本屋をさ迷っていました。パソコンなぞという発想はまったくなかったのです
 ビルゲイツもまた、小学校の頃からパソコンをいじっていたといいます。この手のものは早くスタートした人に歯が立ちません。
 今、アキバがオタクのメッカになり、自ら、「俺、オタクだから」と言い放つ人が目に付きます。
 「オタク宣言」って、決して、気恥ずかしく言ってないのがどころか、なんか「俺、すごい、困った奴だよね」と,自分を暗に肯定していうわけです。
 「わたしって、○○じゃないですか?」という僕の大嫌いなギャル語の自己愛表現と類似しています。
 「オタク」って、胸張ってほしくないです。他人から後ろ指さされてこそ、オタクの中のオタクです。深谷くんなんて、高校生の頃から鉱石ラジオを作るためとかにアキバに通っていたっていうのです。しかも、淡々と語る。まるで、新沼健二が家で伝書鳩飼っていたように(笑)こういう人を本物のオタクというのではないでしょうか?本人はそういわれるのが不愉快なのかもしれませんが(笑)
 とにかく、世の中、オタク宣言を多すぎます。オタク自己申告制度反対です