本・花・鳥(ほん・か・どり)

本とか植物とか野鳥とか音楽とか

鶴岡八幡宮の寒牡丹

一週間ほど前、江ノ電のフリー切符を利用して鎌倉と江ノ島を駆け足観光してきた。

鶴岡八幡宮の神泉ぼたん苑では寒牡丹が展示されていたが、萎れて落ちている花もあったので、そろそろ終わっているかもしれない。この牡丹は寒咲きではなく、加温して春と勘違いさせて咲かせたものだろうと思う。やや不自然な気もするが、寒い季節に目を楽しませることになるのだろう。五月になると自然開花の牡丹がこの庭園を彩るらしい。


歩道際植栽の紅梅。


こちらも路傍の桜。早咲きの玉縄桜だろうか(玉縄桜は染井吉野の突然変異)。



2017年2月19日の独り言

寒い朝かと思ったがさほどでもなく、自然観察会へ。チョウゲンボウオオタカ、カンムリカイツブリなどが見られた。そしてカシラダカを初見して祝福を受ける(笑)。

散会後の食事でも窓外のトビのバトル(カラスも参戦)に熱中する人々である(笑)。


朝方、ゴトンという物音で目が覚めた。老母が転倒しているのでは気になって見に行ったら、昨日買ってきた青首大根が棚から転がり落ちていて安心。


ツリスドリの雛がオオハシに咥えられたシーンにホラーなBGMを付けるのはどうなの@ダーウィンが来た!。オオハシとて子育てをするために栄養を蓄えなければならぬのだろうし。「命を頂く」という情緒的な物言いは好きではないが、まぁ、それが普通のことである。

そもそもニワトリから卵をかすめ取っている人間がオオハシを批判できるのだろうか(笑)。ただ、オオハシの丸い目が妙に無表情で不気味ではある。


さわやか自然百景で、死亡したオオハクチョウが海に流れていくシーンに「またなにかの栄養となる」と言うようなナレーションが付けられていた。そう考えると死後に墓など作らずガンジスに流れていくのも理に適っているのかもしれない。